太助とliddell
太助が遊びに来てくれました。付き添いのお父さん、お母さんも一緒です。太助は、PUPSのセミナーにも協力してくれました。
体格は、ほぼliddellと同じです。市の愛護センターから譲渡ですが、とてもおぼっちゃまな暮らしをしています。Ⅰ家のアイドルです。ボランティアで、開催している「しつけ方教室」の生徒さんです。
PUPSのセミナーでオメガタイプと言われて、お母さんは「オメガって何!」と、とても不安にしていましたが、オメガのことがだんだん理解できるようになってきて、今は、太助のことももっとよく知りたいと(犬のこと)思うようなったと言ってくれました。
liddellが、Teachingしたがる犬の中に、太助のような若いオス犬も含まれます。それから、あまりにもオビトレが入りすぎた犬にもかかわろうとします。オビトレ犬は、いつも何かに緊張しているのかもしれませんね。liddellは、そのストレスをリラックスさせたいのかもしれません。
若いオスだと、遊びの中にも自分の優位性を試すために、よくマウントしようとします。太助もliddellにマウントしようとして、叱られまます。
オメガなliddellであってもベータ気質もあるので、マウントする相手にはかなりきつく叱ります。太助はたじたじになりますが、こうして少しづつ、ジェントルマンな犬に育っていきます。若いオスで、よくメス犬に嫌われる犬がいますが、あれは礼儀知らずだと思いますね。我が家には、ワンダー王子がいますが、これがとてもフェミニスト。メスにもてます。訳は、ジェントルだから・・・。彼、王子は、絶対無理強いはしないし、メスの気持ちを解きほぐすテクニックも兼ね備えています。だから、いきなりマウントして嫌われるなんてヘマはしません。
☚ワンダー王子です。liddellでも、頭が上がりません。我が家の犬の群れの中の、本当のアルファです。10kg足らずの犬ですが、いつも堂々としています。怖いものなしの生活を送り続けています。liddellをひと唸りで退けてしまいます。私の進言も、却下されることもあります。えらいのです、彼は。
さて、犬同士の遊びを、快く思わない方がけっこういますが、犬には犬の社会があるということを、わかってほしと思っています。確かに、犬とばかり遊んでいると、人のと関係が希薄になるかもしれません。でも、それは人が犬に教えるべきことを、教えずにきたにすぎないとのではと思うのです。なぜなら、liddellは毎日犬との遊びに興じてますが、私やトレーナーの藤村さんのコマンドは理解して、従ってくれます。呼べばリコールできますし、ダメだと言えば、我慢もします。競技会で得点の高いジャンピングヒールなんてことも、軽々やってのけます。
すべてが、その飼い主の考え方だと思うのです。フセや、マテ、スワレ等ができるから、頭がいいと思いたい方は、思えばいいということです。人の指示に、的確に従うことで犬の頭の良し悪しは、測れないと私は思っています。もし、本当に頭がいいなら、人に頼らず生きていけるはずですからね。
太助とliddellは、今日、たくさん遊んだあと、歩きました。太助はliddellのことを、横目で確認しながら遅れないように、すたすた歩きまます。それは、群れの一員として機能したいと思っているように感じました。セミナーで犬には群れが必要と、説明していましたが、私たち人は、家族であって群れではないそうです。群れ社会を構成する犬は、人の家族を群れに例える・・・今まではこの理論がとおっていましたが、果たしてその真相はどうなんでしょうか?太助は、数時間liddellと群れで移動するという、体験をしました。太助はliddellと歩いていても、けっしてliddellの前には出ようとしなかったように思います。
「初めてのところを歩くときはびくびくするのですが、いつもより、びくびくしてないようです」と、Ⅰさんは言いました。liddellが太助の、心の友になってくれたのかも知れませんね。また、あそぼっ!太助!(かぶり物はliddellです)
さて、写真ですが横浜のパシフィコでJKCの、イベントがあり、liddellのブリーダーさんが出陳しているので行ってきました。左は、liddellと父親が同じの一年違いの子。
よく似ていますね~~~。右は、CHのゴット、立派です。オスの子で、左の子と胴胎の子がいたのですが、これがliddellと姿形ばかりか、性質や動き、やることなすこと全くの同じだったのが驚き!。血脈とは、恐ろしいものですね。このオスも、いつでも遊びオーケーのやたらオメガ資質です。こんど、ショーチャレンジの予定だそうです。動きが速すぎて、彼の写真は撮れませんでした。
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