ラフプレー
本日は、我が家の王子、ワンダーの趣味ドッグダンスのレッスン日。ドッグダンスの下地となる「fun task」のレクチャーの日。先生は,獣医なんだけど、どうしたわけか犬の問題行動やいろいろなトレーニングのトレーナーやインストラクターになってしまったとおっしゃっている。また先生は、liddellの“teaching dog”へのアドバイスもしてくれている。(写真の奥が王子)
「liddell・・・。この前よりラフプレーが多いから気をつけて。相手の気持ちが読めるようにしないと、弱い者にも強く出るようになるからね」確かに、近頃、liddellはちょづいているかも。気をつけなくては、このままじゃただの乱暴者に格下げだ。(写真はねこの友だち)
“teachinng dog”の一つの素質に、アルファーの要素が大きく関わってくるという。ベータにしろ、オメガにしろ少なからずアルファーの気質に左右されるらしい。アルファーの気質のある犬は、一般に飼いにくいとされている。アルファーというとかの有名なアルファーシンドロームを思い浮かべる方が多いと思うけど、ここでのアルファーは全くの別。
packと呼ばれる群れの意思決定者は、大概がメスで冷静で堂々としていて、他の犬とはめったに遊ばず、必要に応じてベータのアシストをするらしい。ベータの持ち帰った情報を解析し、群れへの影響度を考えるようだ。真のアルファーは、とても貴重な存在で、それこそ持って生まれた素質がなくてはならないという。シートン動物記の「狼王ロボ」の件にもあるように、「狼王ロボでも、妻ブランカには頭が上がらなかった」・・・。うむ、女の力は偉大なのかもしれない。
アンジェラがいうには、liddellにはアルファーの気質も備わっているという。他の犬にかます、ボディブロックや相手の犬をコントロールする時のボディの使い方がアルファーなのだそうだ。一口に言うとアルファーは紙一重。一歩間違えば、相手に必ず致命的なダメージを与えるという。怯えないぶん、冷静なぶん、必ずのヒットを繰り出すのだろう。
このアルファーを、生かすためにベータの存在、オメガの存在が大きくかかわってくるらしい。アルファー犬は、生後10日ほどでその素質が現れるようだが、オメガは5週ほどかかるらしい。ただ、アンジェラは日本の飼い主やトレーナー、インストラクターにはもっと犬を目で見てほしいと訴えていた。いくら素質のある犬を見出しても、それを生かすことができなければ、teaching dogは育たないのだろうから・・・。
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