ベータなオメガだからかな?
「犬と遊べないのですが、遊べないといけないのですか?」
いいえ、そんなことはないと思います。。ご安心ください。遊べなくても十分楽しく暮らしている犬は、ごまんといますから。おうち限定アルファのワンダー王子は、まったくと言っていいほど他犬と遊ばないですが、それでも彼の犬生には何の支障もありませんから・・・。成犬になると、遊ばなくなることも多々ありますから。
他犬と遊ばない代わりに人と遊ぶ楽しさは、たくさん知っているのでLiddellとは全く違うキャラの犬ですね。ただ、犬という生き物も自分が暮らす環境に必ずいて、無害なものだと理解できていれば、もうそれはそれで犬に対する社会性ができていることではないのでしょうか。無理に遊ばせる必要はないと思うのです。だれだって苦手なものはありますからね。
ただ、犬と遊べる犬は、自分がどんな生き物でどちらに属するかということをよく知っているとは思いますが・・・。そこのところを、よく知る犬は人との関係もあまりトラブルなく、過ごしているように思うのです。これは人慣れしてなくてもいいという意味ではなく、人社会も犬の社会も、またその環境にも十分適応しているという意味です。遊べないからいけないのではなく、犬に過剰に反応し怯えることがその犬にとってストレスになっているなら、飼い主が少しづつ馴らしてあげることは、必要かもしれませんね。その子にとってどんな犬の行動に怯えるのかがわかってくると、飼い主も対応しやすくなるでしょうから。犬を見ることができないほどの怯えを見せる犬を、無理して近づけるなんてことは、しないほうがいいとは思います。そして、自分の犬にあった出会いができる犬を探すといいのではと思うのですが。
でLiddellはというと、やたらおとなしい犬には逃げられてしまいます。
さて、Liddellですが近頃、ソラに対してあたりが強くなりだしました。ソラはもう、子犬の範疇から外されだしたのかもしれません。Liddellのソラの行動を抑止することが目立ち始めてきました。少し前まで、わりと優しくコントロールしていましたが、自分が好んで下になるということをしなくなり、代わりにソラを組みふせたりします。
「だめ、じっとして」ソラが動くと、Liddellが首をくわえます。優位性を示しているところです。
ソラがおなかを見せるまでは、手加減しません。なぜこんなことをするのかというと、柴のフクちゃんにソラがやりすぎるからで、Liddellはそれをソラに教えたいようです。柴のフクちゃんはLiddellにとったら、まだまだ子犬なんでしょうかね。それと、どうもオス犬に対するあたりも強くなった気がします。メス犬にはそんなに強く出ることはないのですが、オス犬にはベータな部分が働くのかもしれません。
でも、遊ばせることも抜かりなくやります。遊びを通しての順位決めゲームは、犬の本能的な部分が必要だそうです。順位決めゲームは群れの調和維持に必要で、危害を加えず順位を確認し、咬みつきの抑制を学び、群れのメンバー同士のきずなを強めるとセミナーでは言ってました。
はたして、それが人と暮らす犬に必要かといえば、どうなんでしょうねぇ~~~。必要ではないかもしれませんが、咬みつきの抑制を学べることができるのは確かです。ソラも自分より新参者のフクちゃんには強く出ますが、フクちゃんが“キャン”なんていうと、“あっ痛かったかな?”という感じで、あわててますから、人もよくこの手を使いますよね。子犬のじゃれ咬みを直すときなどに・・・。有効な手ですね。
バーニーのシンジ君です。シンジ君もLiddellとよく遊びます。Liddellより2か月ぐらい下です。体はliddellよりも2回りほど大きいのですがLiddellのほうに優位性があります。
「ほら、くわえてみなさいよ!」と、ちょっと挑戦的なLiddellの態度にタジタジのシンジ君です。シンジ君も、Liddellが強くあたるひとりです。
ベータな部分が強いのか、強くなったのか・・・今は、観察中です。
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