Liddell、今日はTeachingお休みです!
26日は、新しくできた公園の開園式に出席してきました。画像は、偉い人たちのテープカットのようす。黒い人の中に、ひときわ目立つ赤いステキな人紅一点とはこのこと。あとの方々は、偉すぎてわかりません。
これはくす玉が割れたところですね。うまく割れて、偉いオジサンたちが大はしゃぎです。へちまこは、一番手前にいる、男の人が気になってました。だって、微動出せず周囲を警戒しているので、SPかと思いました。なんだかやけに作り笑いをする人でしたヨ。
TVのSPの岡田くんのようだったらよかったのになあ~~。
Liddellです。一生懸命、偉い人の話を聞いています。この公園は、基幹的防災拠点基地にもなりますので、防災のお話に興味しんしんのようす。なんて、防災意識の高い犬でしょう
我が家の防災もしっかりやってくれることでしょう・・・しかし
、
「はぁ~~。ねぇ、リーちゃん、もうやだな・・・おじさんばかりで~~~」と。このあと、いきなりへちまこに飛びつきました。せっかくこの日のために買った、コムサ・デのお洋服が泥だらけに・・・ Liddellには、おじさんの小難しい話は必要ありませんね。だって、Liddellは犬なのですから。いけない、いけない擬人化しそうでした。ということで、公園散策に出かけました。
ワンダー王子とホワイトテリアの、ファーストコンタクトの様子です。ワンダー王子の犬語の挨拶、上手ですね。ホワイトの子も少しずつ歩みより、横からのアプローチです。このボディランゲージのあと、バウのポーズで遊びに誘ったり、カーミング・シグナルで、よりお互いを知ろうとします。Liddellは、ちょっと心配げな様子ですね。王子に何かあれば、即座に割って入りますが、たまに王子に「よけいなことすなっ」と、叱られたりします。
大好きなボルゾイのシーちゃんに会えました。すぐにバトルです。Liddellとシーちゃんは、本当の幼馴染。二人が遊んでいる姿は、怪獣の戦いのようです。この二人が遊びだすと、オーディンがすぐに取り囲みます。なんていったって、迫力が違いますから・・・小さな犬たちとは。方や、オオカミ狩りの犬と、方や、オオカミに近いというタービュレン。でも、友だちです。
犬同士の遊びに関して、勘違いしている方はまだまだ多いようですね。先日もゴールデンを連れている人に「うちの子は遊びを知らなくてこまるわ~~」という方に会いました。その子はメスのゴルでしたが、きちんと気の合うことそうでない子とを、自分で分けて考えているようでしたよ。この子の気の合わない子のタイプは、多分、押しが強い子のようで、ちょっと口の端をあげて鼻にしわを寄せるのだけど「あなた、ちょっと気に入らない」と言っているだけなんですね。この最初のサインをわからない犬が、その子のパーソナルの中まで踏み込むから「がぁっ」って、されてしまうわけです。そうするとやられた方の飼い主さんが、「ただ近づいただけで噛みつかれそうになった」などと言ってしまうのことが多いようです。こうして、あの犬は攻撃的だ
なんてことになるようです。しかし、ここでお互いがカーミング・シグナルで会話ができれば「おちついて、そんなつもりじゃないよ。君が気になるけど少し待つよ」と、サインが送れるんですが・・・。読めなくなった犬が多くなって、話せない犬も多くなって・・・犬への擬人化の果てにはいったい何があるんでしょうか?もしかしたら、Liddellのような犬は、ごくごく少数派になりつつあるのかもしれませんね。Liddellは、上述のゴルの子のような場合だと、乱暴なふるまいの犬をボディブロックしてあげることがあります。
ドッグランの名称「わんわん広場」で、災害救助犬のデモが行われました。大きなレオンベルガーくんも隊員。災害時には、ウィスキー樽を首に下げて活躍するのでしょうか?大きな熊のようで、Liddellが一番気にしていました。Liddellは自分よりも大きな犬を見ると「おっおっ、ぜったい、あいさつしちゃる
」と、張り切ります。
真っ白なJスピッツも隊員さんです。う~~ん、白くてきれいなので汚れ仕事には向いてないようですが、ハンドラーさんとの息はぴったりでした。
オレンジ色のベストがお似合いですね。アイコンタクトもバッチリ!こういう姿を見ると、健気で、犬ってやっぱりいいなぁ~~~と、感激です。
このあと、倒壊した家屋の模型での捜索訓練のデモがあったのですが、見とれていて写真撮り忘れました。条件的には間近で和太鼓などが披露されていて犬たちも緊張気味でした。そして、その隊員の中になんと見つけましたオメガの犬を・・・。この緊張感を打破しようと遁走する彼の雄姿はまぎれもなくオメガの犬なのですが、ハンドラーさんはコマンドに従わせようと四苦八苦です。模型の中の人の捜索なんてそっちのけで、緊張している他の隊員さんに向かって走りより「ねぇー、どうしたのよー、なんでそんななの~~」と、ばかりにバウの連発です。生真面目そうな黒ラブに「ウルセー仕事しろっ
」と、どなり返される始末。へちまこは、このゴールデンの動きに見とれて写真を撮り忘れたのです。
後でふれあいの時間があったのでこの子のそばに行くとハンドラーさんが「まったく、まいっちゃうよ、落ち着きがなくて」なんて言われてました。本当は、そうじゃないんだよね。君は、いたたまれないんだよね。他の隊員の緊張を読みとって、そのストレスを軽減したかったし、みんなをリラックスさせたかったんだよね。
このゴールデンの動きを追う、Liddellの眼は、てました。違う場所で出会えてたら、きっと良い犬友になれたよね、と・・・呟いているようでした。
Liddellはこの日、災害救助犬にしないかとお誘いを受けましたが、Liddellには違う場所が似合っているので、お断りしました。
人とともに、人のために働く犬はけっこういるけど、犬のために犬側に立って働く犬がいてもいいですよね。Liddellや隊員のゴルちゃんのように、犬たちに何かを伝える・・・そんなTeaching Dogたちです。
画像は、シーちゃんとバトルLiddell。この公園のランで、Liddellを見かけたら、どうぞ、声をかけてあげてください。
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