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2008年5月31日 (土)

Liddell The Teaching Dog Ⅲ

20080525_p5250749 さて、明日はアンジェラ先生に会える日です。

昨日、先生は早寝をしたそうです。長旅でお疲れのようですね。メグたんは、残念ながらワクチンが終わってないので、おうちでお留守番になりました。

メグたんは、日々、そのパワーをアップしてきてます。明日は、子守役のLiddellがいないので、ダンナが見ることになります

一抹の不安があるのですが・・・仲良くやってくれるでしょうと、期待してます。

20080529_p5290779 我が家は、ダンナが公言するとおり、犬小屋の中に人が住んでいるといっても過言ではありませんまぁ、威張って言うほどのことではありませんね。ちょっと目をはなすと、ご覧のありさまです

こういう悪戯は、Liddellも率先してしてしまいます。ほんと~~~に、楽しそうに二人で破壊活動をしてます。このあと始末は、いつもダンナのお仕事のようです。

この破壊活動は、捉えた獲物を引き裂き、食べるという捕食の部分からきてますね。犬は生まれながらのハンターですから・・・こういった遊びは子犬のストレス解消にもなるので、へちまこのうちでは思う存分やらせますが、してはいけないものはきちんと犬語で「ダメ」をして、教えます。Liddellを、見ていてへちまこが学ぶことは、やはり犬は何回も繰り返し教えることで、その行動が身につくということですね。Liddellも、メグの好ましくない行動や行為は、毎日繰り返して教えていますし、人間のように「あーっまたやってる。何でわからないのっ」なんて、愚痴りません。見習わなければですね。

オメガですから、なだめ役

20080529_p5290776 さて、こちらの画像、圧縮を溶かして下さいね。じっくりとください。Liddellは、アリスの怒りを抑えようとカーミング・シグナルを発しています。この数秒前、アリスの安眠を妨げたものがいます。

その犯人はメグたん。メグたんは、眠っていたアアリスにちょっかいを出して、起こしてしまいました。アリスの支配的な威嚇、レベル①です。

Liddellは、すぐに駆けつけ「あの、あの、まだ子犬ちゃんだから許して下さい。私が、どうにかしますから~~」と、言っているようですね。それなのに、メグたん・・・

20080529_p5290777 また、ちょっかいをだしました。

アリスの支配的な威嚇、レベル②です。おーこわっ

この時点で、メグたんは「やばっ」と、逃げていきました。

20080529_p5290778 Liddellの、アリスに対する積極的な服従のボディランゲージです。アリスの気持ちを和らげて、それ以上の威嚇や挑戦を避けようとするサインです。

それでも、Liddellは不安なので、私に助けを求めています。

「どうにかしてくださいよ~~~リーちゃん、いやだな。へいわがいちばんですよぉ」

メグたんに、Liddellの努力がわかるのか、どうか・・・がんがれっLiddell。

20080529_p5290780 さて、これは、Liddellのメグたんに対する「気に入らないっ」という、サインです。メグたんは、さっさと自分のご飯を食べて、ほかのメンバーの分を狙っています。少し前まで、メグたんが一緒になって、Liddellのご飯を食べていてもLiddellは許して、気にしなかったのですが、今は、グッワッと叱られます。これもTeachingですね。

人間から見ると、生後2ヶ月はまだまだ子犬と思いがちですが、犬語の世界では、教育的指導を受け始める時期のようです。自分の食べ物を守らせると、人間が手を出した時に威嚇するのではと、思いがちですが、そんなことは我が家ではありませんでした。どうやら我が家の犬たちは、犬と人とを分けて考えているようで、人は自分たちのなくてはならないもの、いると世の中がうまくいくと思っているようです。それじゃぁ~~犬が服従しないと思ってますか?でも、いろいろな犬と巡り会ってきて思うことは、やはり犬らしい犬はステキだなと思っています。

明日のアセスメント、まだ余裕がありますからご覧になりたい方は、コメントくださいね。

あと2名ほどですが・・・。では

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コメント

こんばんは。 このメグの話も面白いですね。
しかも座卓には近寄らせないというリデルの教育振りに驚きました。 だって座卓って、犬の食事が載っている訳でもないから、犬社会に無関係なものですよね?(笑)

ちなみに我が家では、クリスマスに座卓からフライドチキンとお寿司が消え、テーブルからはアジの開きが消え、車内ではレトルトパックの味付きラム肉が完食され(袋の中身だけ上手に消えた!)、同じく車内にあった梅おにぎりの半分が消え(食い掛けで半分転がっていた! 中途半端に勿体無い!爆)などなど。
これらは6歳で室内飼い転向後の8年間で、油断して留守した際のタローの犯行経歴です。(笑)
これまた、お皿のラップも上手に外すんですよ~

飼い主の目を盗んで食べる所を想像すると、いたずらっ子みたいで笑っちゃうんですけどね。
誘惑に魅せられて・・・ これもまた犬らしさかと。

アルファ、ベータ、オメガ・・・ 面白いですね。
これらの役どころは、どの群れでも見られる訳ではないですよね? 僕が仕事で世話してきた幾つものグループの記憶を辿った限りでは、これらの関係が成り立つ群れはなかったです。 構成される群れの年齢層や経験値などがバランスよく組み合わさらないと見つけにくいのかな?

ある大型犬20頭弱の群れでは、アルファ気質のピレニーズ(メス)が居ました。 このメスは、他のメスを一切寄せ付けなかったのですが、オスにはとても人気がありました。 でも、近寄るオスも威嚇で散らしていました。(笑)
しかし、近寄っても怒らないオスが2頭だけいました。 それはピレニーズとハスキーです。
他のオスとの違いは、成熟度です。 近付いて威嚇されるオスは1~2歳の若い犬。 ハスキーも年頃は同じでしたが、いつも落ち着いていました。

犬の群れにおいても、狼同様にオス社会とメス社会が別々にあることが見てとれました。 メスのいざこざにはオスは干渉しないし、オスのいざこざにはメスは干渉しないといったところです。

群れの在り方は構成により千差万別ですが、へちまこさんが見てきた群れにおいては、オスとメスの関係はどんな具合だったでしょうか?(^^)


うふふタロー主さんのコメントって楽しくてはまりますよね。

我が家では、ハーディング犬種がどうしても好みでついついハーディング犬種を迎え入れてしまうんです。生真面目なやつがけっこういるのも、ハーディング種の特徴かもしれませんが、一番はじめに迎え入れた犬をコントロール出来れば、そのあとはその犬があとから来た犬を監視してくれます。座卓の上の食べ物は、主のものであって守らなければと思うようです。
今まで預かりの犬でさえも、座卓から食べ物を奪えたことがなかったように記憶してます。
とても、便利です(笑)


オオカミの群れで確認できたことで、どうもメスのほうがオスよりも実権を握っているそうですよ。
オオカミ王ロボも奥さんのブランカには頭が上がらなかったそうですし…女は強いということでしょうかね。人の世界も、犬の世界も…。私が見てきた群れもメスが仕切るのが多かったと思いますが、体の大きさではないようにも思いました。

本当のαは実に堂々としています。そして静かですし、あとの方に控えているのもαです。けっしてイケイケドンドンではありません。目でものを言うという感じがしますよ。小さなころから犬と遊ぶようなことはあまりなく、子犬の皮をかぶった大人の犬のようだといわれます。そのαの目の動きでβが動きます。新しい犬や状況にすぐに反応し見に行くのがβが多いですね。この動きでオスとわかるぐらいですから、リデルはよくオスに間違われます。ωは、自信のあるピエロといった感じです。群れにおいてはその場の緊張をほぐすのでものすごく重要な役割です。
これらα、β、ωに共通する特徴が、相手やその場をコントロールしようとする動きです。また状況判断が上手です。
後付けされるものではなく、持って生まれた役割だといわれてます。
でも、そういったことって、人と暮らすにはいらないものだったり、じゃまだったりするので削除されちゃうことが多いそうです。
人がリーダーになろうとすれば、犬のαはいらないでしょうから…。でも、その犬の見せるコミュニケーションの真実をよく見なさいと、アンジェラ先生はいってました。それがその子の本当の姿なら、それを認めつつよい方向にガイドしてあげられるといいのかもしれませんね。

では

へちまこさん♪ おはようございます。
いやいや、僕のほうこそヘチマコさんのお話しには、思わずヨダレが・・・( ̄▽ ̄)
あっ、でも座卓の食事には手を出しませんので御安心を!(爆)

そして今回も大変有益なコメントをありがとうございます 
なるほど~ お話しを伺うと、アルファの存在よりも、ベータとオメガの働きが興味深いですね。
とくにオメガの働きに見られる「なだめ行動」だけを見たら、単に下位の個体が上位に行っているようにしか見えなさそうですが、自分の事ではなくメグが怒られるのをかばう行動などが「場のコントロール」ということなのですね。 奥が深くて面白いです。(^^) 

ベータでオメガ・・・ 相反する2つの役割をこなせる資質を備えているという意味では、リデルは凄いというか貴重な存在に思えます。 

ちまたの犬の話で、夫婦喧嘩をしていると割って入る犬がいたりしますが、「もうやめてよ~」と下手に出て飼い主をなだめるのはオメガ要素があるのかな?
それとも喧嘩の様子が不安で堪らなくて、そんな自分を落ち着かせる為になだめ行動を取るのか?
または吠えながら強気の姿勢で仲裁に入る個体はベータ要素なのか?
ここで「アルファ、ベータ、オメガ」という役割の存在を知れたことで、犬の性格を観るうえで今まで以上に深く考察できることは面白いです。

でも、そうした資質は排除されてきたのが今日の犬であれば、それもまた犬なのでしょうね。
現代の犬は人と暮らすのが自然な在り方で、犬の群れだけで暮らす環境は少ないですからね。
 
平和主義という観点から和犬を個体として観ると、「他犬に干渉しない。喧嘩を売らない。」といった感じで、その代わりに「来る者拒まず受けて立つ」という風に白黒ハッキリしている傾向にあります。
手の込んだ気質改良を行っていない和犬だけの群れを作って観察した場合に、ベータやオメガのような潜在資質を持った犬がどれほど見られるのかは個人的に興味があると同時に、何か珍発見がありそうな気がします。(笑)

最近では犬語(カーミングシグナル)についての情報を知り得る機会(書籍、ブログ等)がありますが、「犬の群れ」というテーマに関しては、現実の姿を知り得る機会が少ない中で、ヘチマコさんのブログは大変参考になります。〈^●(∀)●^〉

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