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2008年6月

2008年6月29日 (日)

Liddell The Teaching DogⅧ

20080622_p6220837 トゥリッド・ルーガスの「犬語の世界へようこそ」(すみませんsweat01前にアップしたのと違ってました・・・こちらが正しいですcoldsweats01)という本の中に、犬は狼と同じように対立をさけるためのスキルを持っている書いてあります

(画像はLiddellの退屈しのぎrainですからねぇ。後ろに見える段ボールの補修は、ずいぶん前にLiddellが壊しちゃったんですsweat01ガラスをとめるサンを外してガラスが入りません。ここから犬たちが出入りするんで閉じました)

この意見には賛否両論があって、「もはや犬はオオカミではないから対立をさけるシグナルの能力はない」と、言っている行動学の先生もいますが・・・。これはどちらかが正しいとは、今のところ答えは出ていません。

「犬の行動学は、科学です」・・・何かのセミナーのときに、そうお話した先生はいましたけど。

うむthink・・・。科学は日進月歩の世界・・・昨日のことを覆すこともしばしばあって、「えっ、じゃぁ、こないだのはちがうの?なやむなぁ~~think」なんてことも数々ありますね。

トゥリッドは、オオカミの出すシグナルはイエイヌの出すシグナルより、はっきりとしていて大げさだと自分の本の中でかたっています。

それはなぜかとうと、ひろ~~い草原で暮らしていたオオカミは、日常的な危険にさらされて、お隣さんや仲間とも「どなり合う」ほどのサインでないとだめだったいうわけです。それに比べ、イエイヌの出すシグナルはより微妙であって見逃してしまうこともあるようです。トゥリッドは、文字でたとえるなら「小文字で表記された」もの・・・私たちの知っている犬たちの言葉は・・・「小声」でおしゃべりをしているらしいですよ。

だから、自分の犬や他の犬をよく見てみることが、大切なんですね。

で、Liddellはどちらかというと、トゥリッド的に表現するなら大文字で話します。このよくわかるシグナルのため、一部分の犬たちは、Liddellのシグナルが理解できずに怯えるのです。Liddellは、こういう犬の場合だと、自分の出すシグナルに間違いがあったと思い、より一層の大げさなシグナルを相手に送ることになるのです。

微妙な犬のシグナルしか知らない犬の飼い主さんは、(それさえも見逃す方も多いようですよ)Liddellのような大げさなシグナルを出す犬たちにど肝を抜かれてます。まぁ、そこんところは仕方がないですけどcoldsweats01

この大げさなシグナルを、少し抑え気味で表現できるように、今、シェーピングしているんですね。

最近、咬みつく犬のことで相談を受けているのですが、咬む前の犬側からのシグナルを、人側が見逃しているか、シグナル自体を犬の反抗だとかん違いして、より強い罰を与えるからじゃないかと思うのです。微小な犬のシグナルを見逃さなければ、犬との対立を避けてあげられるし、犬にも「これでいいんだ、咬まなくてもこれで分かってもらえたんだ」と、自信がつくように思いますけど。

それでは、犬に負けていると思う方は、体罰でも無理やり抑え込むでも、何でもすればいいと思いますよ。

積極的な服従のボディランゲージを「私が好きだから、私に服従しているから」と、理解することは間違いではないけれど、そこには怯えるといった、ストレスも加算されていて、それが転じて、触れたとたんに咬みつく子もいますからね・・・。

へちまこは、ごく自然に犬たち暮らしていきたい。怯えともとれる人への過剰までの服従や反応を、へちまこは見ていたくない・・・と、思うんです。心が痛むのでweep

犬がhappyか、どうか・・・いつもhappy02な、犬でいてほしいなぁ。

そうそうhappy0120080623_p6230845_2 しばらくぶりにメグたんに会えました。う~~~ん、クールビューティーになりそうな予感が的中heart02

へちまこ好みの、美人さんに育ってました。脚も長くて、かっこいい犬ですよgood

ブラックタンの入り方も、特に眼の上のタンが斜めに入っているので、キリリとした印象を与えていますが・・・その真実の姿は、たぶんオメガですね。

20080623_p6230843 そして、Liddellとはいきなりの喜びの再会の抱擁ですcoldsweats01

upの画像のメグたんのおつむがテカテカしているのは、この抱擁のあとでしたから、Liddellのよだれで汚れていますねsmile

このあと、メグたんのご近所のチャコちゃんという子が通りすがり、メグたんはチャコちゃんにご挨拶をと思ってそばに行ったんですが、チャコちゃんは犬が苦手ということで、メグたんを一括・・・メグたんはチャコちゃんのシグナルを読みとり、それ以上は近づきませんでしたが・・・Liddellが「なぁん~~~で、そんなにおこるのぉ~~」と、バウの連続。それをみて、メグたんもLiddellをまねて一緒にチャコちゃんの周りで、バウ、バウ、バウ。チャコちゃん、最後はのせられてちゃって、メグたんと遊んでました。ね、オメガでしょhappy02

人間でいえば、「もうもう、そんなカリカリしないで気楽にいこうsign01」か、チャコちゃんの他犬に対する緊張をとらえて、その緊張をほぐそうとしているか、自分に対する威嚇をやわらげようかとしているのだと思いますよ。チャコちゃんも、ふたりにコントロールされてしまったようですし・・・Liddellもメグたんに救われています。メグたんの持つ、天然なおおらかさが、Teachingで疲れているLiddellの心をほぐしてくれるようです。

オメガの部分でのTeachingは、見ているへちまこも楽しいです。

で、こちらの対立は、いつもへちまが勝ちますsmile

20080622_p6220841_2

へ「なんだっ、なに見てんだぁ~annoy

 20080622_p6220842

へ「こう見えても、おれは視界が広いぞdanger

へ「おれの背後に、立つなsign03

20080622_p6220840

へ「おれは、短気だぞpunchそこを退けsign03

20080622_p6220838

へ「よし、それでいい、でかい顔ででかい面すんなよsign01

2008年6月22日 (日)

Liddell The Teaching Dog Ⅶ

20080618_p6180825_2 さて、worker holidayが必要ですと・・・いわれてしまったLiddellのために考えて、画像のようなトレーニング(これはF先生から)と、アンジェラからのアドバイスの他犬を一秒以上見つめないとごほうび・・・こちらは「ワンちゃんよ」で、Liddellが犬を確認してすぐにへちまこの方に視線が戻ればgoodgirlsign01を始めています。

どれもLiddellには、これがトレーニングではなく自分で自分をコントロールしていると思わせなくてはならなので、とょっとしたコツがあります(企業秘密です悪しからずcoldsweats01)遠目、散見のLiddellに、遠くをみさせないで仕事をさせようというものです。なぜかというと、Liddellの感情は今のところ、外へ行く→犬をeyesign01Teachingという連鎖ができあがっていて、これが働き過ぎsweat01ということになります。

20080618_p6180827 もともと、ベルジアンはガードドッグとしての役割を担う犬種で、優秀なガードドッグならどうしてもそこの状況に対して監視する責任を負う・・・というか働かなくてはならないと思うようです。Liddellがシリアスであればあるほど、誰のためでもなく働こうとするわけです。

本当は、Liddellをコントロールできる犬の存在が必要なのだけれど、その犬が望めないなら、Liddell自身に自分をコントロールさせてるしかないのです。こちらとしても、「いいじゃん、そんなこと気にしなくて、ほかのことしようよhappy01」と、liddellを安心させて別の楽しみを与えるということをしていきます。ここの部分が人間によって選択されたものと、犬に思わせてはならないというわけです。

さて、Liddellは6月1日と8日に、アンジェラ先生のアセスメントとセッションを受けたのですが、それを少しまとめてみました。Liddellという犬だけではなく、他の犬たちにも当てはめて考えてみてもいいかもしれませんよ。

アンジェラ先生の話では、犬の感情の変化を知るということはとてもたいせつで、一ぴき一匹の感情の動きをみることが犬のオーナーには重要なことになるようです。一頭の犬の既成概念的なことよりも、今日の犬のコンディションによってトレーニングを変える必要があるようです。

犬の行動自体を抑制したり、コントロールするトレーニングはできても、犬の気持ち(感情)までは、人はコントロールできないので、~しなさい、~はいけませんというトレーニングでは、犬がどう感じるかまではトレーニングできないとのことです。

だから、犬が本当は何を感じてその場にいるか、これが重要なことなんですね。

20080619_p6190831 たとえば、自分の犬が仲良くドッグランで遊んでいるとオーナーが思っていても、必ずしも犬は飼い主と同じ気持ちではないということなんです。だから、純粋な遊び仲間を一過性のランでの出会いで求めるのは、非常に危険が伴うということなんですね。(へちまこ家の犬たちは数えるほどしかランに行ってませんsweat02

近ごろは、ランで遊べない子、犬と遊べない子が悪いようにとらわれてしまいますが、そんなことよりも、自分の犬の感情の動きを知って、適切な介入ができる飼い主の方が、犬のストレスを軽減できるのです。適切な介入は自分の犬からの信用を得るチャンスでもあるわけですから、そのために犬語を知ることは重要なことだと思うのです。

(すみません、オフリードですがすぐにつないだので、どうぞご勘弁を・・・coldsweats01

Liddelllの場合も、楽しく遊んでいそうなんですが、本当は順位争いで結局はTeachingさせてしまっていたcoldsweats02経験がありますので・・・。

そして、へちまこはアンジェラ先生のお話から、セルフコントロールの大切さ、奥の深さを改めて認識しました。自信がない犬は、自分をコントロールできないので、自分自身を不安に思う。犬の不安を取りのぞくために人ができることは、環境を整える(コントロール)ことしかできなくて、その中で犬が自分で考えることができれば、犬は自分でその感情をコントロールできるようになるようですよ。自分で自分の感情をコントロールできるようになれば犬にも自信がつく・・・なるほどですねgood

ここ2週間ぐらい、このセルフコントロールのトレーニングでLiddellは冷静さを取り戻しつつあります。2週間ぶりにTeachingの必要な子に会ったのですが、良い行動、よくない行動をよく見きり、適切なサインでTeachingしてました。つどつどへちまこが行うシェーピングにも良い反応が帰ったきました。うん、うんhappy01この調子だね。20080621_p6210834

そして、LiddellにTeachingさせる決断は、オーナーであるへちまこがするべきと、アンジェラ先生はそう言い残して、airplaneされました。

また来年4月に、来るそうです・・・。

2008年6月18日 (水)

皆さんの教室のこと。

今期の「愛犬のしつけと飼い主のマナー教室」が、終了しました。今期の教室は、雨にたたられることが多くて、皆さんにはとてもご迷惑をおかけして申し訳なかったですねぇcoldsweats01

それでも、ほとんどの方が皆勤賞ものでした。教室が始まったのが、平成11年の秋からでしたから今年で9年目になりました。いろいろなことがあって教室を維持するのが大変かなと、思うこともあったのですが、周囲の方のご協力が支えになって、今日まで継続できたことに深く感謝いたしております。

また、この教室を、自己の勉強の場としてにアシスタントに来てくれた、トレーナーやインストラクターの卵の皆さんも、独り立ちし、それぞれ活躍の様子が伝えられてきて、嬉しい限りです。

今後も、よろしくお願いしますねhappy01今年も、かわさき市民祭り、参加しますよsign03

20080615_p6150818 教室最後の日は、川崎駅前にみんなでお出かけします。ただ単に、歩くだけではなく、人ごみのなかを飼い主さんもわんこも冷静に歩けるかをみます。また、犬ですからたまには粗相もあるのですが、その対処や処理グッズを飼い主が携帯しているかをチェックします。必要以上に、わんこが道行く人に興味をもって、飛びついたり、吠えたりしないかもチェックします。理想としては、そこに犬がいると周囲の人がわからないほど歩けるとgood

上の画像はM・ダックスのフクちゃん。今期で卒業を飼い主さんが決めました。当初のフクちゃんは、吠えることが多くてお母さんもめげそうでしたが、ここへきてグッとお母さんに自信がついてきました。フクちゃんも、徐々に適応し、吠える回数も減ってきました。

ほんとうに、がんばったね、フクちゃん、お母さんsign03おめでとうhappy01ございます。フクちゃんの吠える声がないとさびしいので、市民祭りには来てねsign01

20080615_p6150819 ここはコーギーズですね。左からシングル、ダブル、奥にジンくんかな。ダブルのお母さんに「ダブルを犬らしくして下さい!」なんて、依頼されたときには楽しそうな人だなぁ~~と、思ったら、やはり楽しくてかわいらしい人でした。わんこのお洋服づくりが趣味で、今年のチネのわんわんハロウィーンのファッションショーに意気込みを見せてますpunchダブルの表情もシングルと暮らすようになってから、生き生きとしてきましたね。

20080615_p6150820 いたいた、コーギーのジンくんです。ジンくんは、一回卒業したのですが、また通ってきてくれました。超まじめなお母さんと常にマイペースなジンくん。いいコンビです。

20080615_p6150821 コーギーレオン君ですね。レオンには、ジャスミンという妹がいます。レオンはジャスミンに圧され気味。まぁ、世は常に女は強しcoldsweats01のようで・・・。

レオン家は継続組です。この教室は、去る者は追わず、来るものは拒まずですから、何クールでも通ってください。そのうちわかることが多くなってきますからねsign01応援してます。

20080615_p6150822 太助sign01どうしちゃったのと心配するぐらい、成長しました。Liddellと並んでならず者街道まっしっぐらかと思いきや・・・ジェントルメンに・・・。

なんだか、淋しい気もしますよdespair。チネでは、きれいなお姉さんにナデナデされてたし・・・太助母も父も、進歩してます。こらからもよろしくgood

20080615_p6150823 チワワのまろですね。まろは、一番の成長株です。まろ、教室の初日、怯えきっていてトリーツは食べられなかったし、犬の吠え声にビビり歩くこともできず、人間もあまり信用してなかったね。

そんなまろがここまでセルフコントロールできるようになって、いろいろなことにチャレンジして、Liddellにどつかれても、すぐに立ち直れるようになり自分なりに考えて行動できるようになったのは、まろママやパパさんのおかげだよ。これからも、まろの成長を楽しませてもらいますねhappy01

20080615_p6150824 これは福丸君ですね。福丸も陽気で素直な柴犬に育ってます。柴犬のオスだと、わりと早めに社会化期のシャッターが下りてしまい、なかなか周囲の犬や人と仲良くなれなかったりするけど、福丸は今のところこのまま育ちそうですね。

福丸の飼い主は、きれいなお姉さんです。福丸の育て方を見ていると、人間の子育ても上手くできそうですよ。福丸も継続組ですね。よろしくgood

今期はご夫婦で参加されるご家族が多くて、とてもほほ笑ましかったです。ワンたちのことを大切な家族の一員として位置づけされていることがよくわかりました。そして、この日に参加できなかったワンたち、みんな頑張っていたね。日程がずれてしまい、本当にごめんなさいsweat01

さて、しつけというとなんだか緊張してしまいますが、そんこんところは深く考えずに、犬たちを人の社会で少ないストレスで暮らさせてあげることと、捉えていただくとうれしい気がします。人の子どもも自分のやりたいことに我を押しとうそうとすれば、周囲の人と摩擦が起きて思うとおりにならなくなって、それがストレスとなり、過剰反応となるようです。犬の場合の、過剰反応は攻撃的な行動にでたり、自傷行為などが起きるようですよ。

みなさんが望む、犬を自由にさせたい・・・と、こう思う前に、できれば自分の大切なわんこには、だれが自分の安全地帯かを認識させてくれたらいいなッぁ~~と思っています。

しつけとは・・・犬とのコミュニケーションですよ。コミュニケーションの基本は意思疎通ですからね。一方的なおしつけにはしないでほしいなぁと思っています。

では、来期の新規生徒の募集要項です。

募集人数は10組

川崎市在住またはその周辺にお住まいの犬を家族の一員として暮らしている人。

開講予定は9月下旬(詳しい日時は未定です)

費用:この教室は、かわさき犬・ねこ愛護ボランティア、川崎区主催で、非営利です。若干の実費がかかります。(通信費、会場整備、資料代、教室維持費)でも、とってもリーズナブルです。

現行の生徒さんのご紹介を最優先しますので、よろしくお願いします。

詳細のお尋ねは、コメント欄にてお願いします。

秋の教室は、イベントたくさん。皆さんでもりupてください。20080523_p5230702

ではpaperみなさん、ありがとうapple

2008年6月14日 (土)

Liddell The Teaching Dog Ⅵ

20080306_p3060389 先日、少し前に教室へ通ってくれていたAさんが柴犬(♀)のちびちゃんを伴い、へちまこたちの午後の散歩コースで待っていてくれました。ちびちゃんの父さんのお話では、ちびちゃんが犬に出会うと威嚇して困るし、先日はとうとう咬みついてしまい、気が強くて困っているとのことでした。確かにちびちゃんは、他犬が苦手でしたが、咬みつくまでのアクションをする子には見えなかったんだけど・・・despair

ちびちゃんが他犬に咬みついた時の状況は、お父さんとちびちゃんの大好きな土手沿いを散歩していると、見かけたことのないハスキーが正面から駆け寄り、ちびちゃんに飛びついたそうです。ちびちゃんは、ハスキーの下敷きになりながらも首に食らいつきなかなか放さず、ハスキーの飼い主がちびちゃんを締め上げてやっと放させたそうです。そして、ハスキーの飼い主に「うちの犬は遊びたがっているだけなのに、咬むとはどういうしつけをしているんじゃっangrysign03」と、叱られたそうです。相手にそんなに言われちゃったちびちゃんのお父さんは心配になり、へちまこに話に来たとのことでした。

20080417_p4170532 ちびちゃんに眼をやると、他犬との接近にナーバスになっていることがわかりました。視界に入る犬の行動すべてに神経を張り巡らしています。いつ、また自分が襲われるかもしれないという、ストレスに苛まれているようでした。お父さんもちびちゃんが、へちまこの犬たちに危害を加えるかもしれないと思っているのか、リードを極端に短くしています。(画像の柴わんこはぼん子です。今回の話とは何の関係もございませんよ)

その緊張したリードの先で、ちびちゃんは、唸りながら怯えているのです。

犬語を勉強していると、今までの自分のかん違いや体裁のために、犬たちにつらい思いをさせてきたかが、へちまこは近ごろ理解できるようになりました。犬の世界はけっこう厳しく、その厳しさがお互いを傷つけづにいるもののような気がします。

先日も、Liddellが自分の水入れで水を飲んでいると、若いオス犬が近づき、いきなり水入れに口を入れました。そのとたん、グァゥガァsign03とLiddellの威嚇があり若いオス犬を退けています。Liddellはこの行動の前に、ちゃんと若♂に警告のシグナルを出しているんですが・・・。この最初の警告を読みとれない犬が実に多いのです。

この若♂の飼い主は、「あら、けちねぇ~。水も飲んでダメなの~~」なあんて、言います。そうこの飼い主の勘違いが、犬語のわからない犬にしてしまっていると思うのです。犬語にこだわるLiddellにとったら、「礼儀知らずな失礼なやつsign01」、この一言です。今までこの若♂君、他の犬にこんなことされなかったのか、それまでの勢いがなくなり小さくなってしまいました。LiddellにTeachingされる前は、けっこうな傍若無人ぶりでした。飼い主さんは、自分のかわいい犬の落胆ぶりがかわいそうなのか、ちょっとお冠でしたけどhappy01

その人は、きっと、へちまこが自分の犬を叱らないダメな飼い主と思っていると思いますよ・・・。人間の仲良く遊ぶ理想は、犬の社会には当てはまらない・・・このことをわかってあげられると、犬も自分を自由に表現できるのではないかと思いますが・・・。いかがなもんでしょうね。

犬が犬語の世界をよく理解していると、人への攻撃が軽減されることを理解している方は、案外少ないように思います。

犬が、人は犬と違う生き物で、人の皮膚は傷つきやすく強く噛んではだめとか、人は犬のように食べ物を横取りしないとか、人と遊ぶときには人と遊ぶルールがあるとか、人は安心で安全なものとかが、わかってくれば、犬は人をガイドとして雇ってくれる気がしますよ。それまでは、犬に「わけのわからない人だなぁshock」なんて、思われないようにしたいものです。

さて、ちびちゃんですが、ちびちゃんの咬みつきは正当防衛であったこと。ちびちゃんは気が強いわけではなく、他犬が怖くて威嚇していること。狭い道ですれちがうより、お父さんがちびちゃんを連れて退却、またはどうしてもすれちがうときには、ちびちゃんのあいだに入って他犬をボディブロックしてあげること、本当に強い犬はガウガウ喚き散らさないので、ちびちゃんは当てはまらないから、お父さんがガイドをしてあげてほしいこと。そして、ちびちゃんの気持ちを無視して、他犬に近づけさせないことをアドバイスしました。

今回のハスキーは、ちびちゃんと遊びたかったかもしれません。しかし、ちびちゃんは、襲われたとしか思えなかったのです。ハスキーの礼儀知らずな行動は、飼い主ともどもたしなめられても仕方がないことなのですがね。それに公道でおお威張りのオフリードなんですから・・・(へちまこでもできませんよannoyそんなこと)

20080610_p6100811 ちびちゃんの父さんとお話をしている間に、ちびちゃんの緊張もだいぶ良くなったので、柴フェチのアリスを挨拶に行かせると、ごく普通に犬の挨拶ができる子でしたよ。アリスは我が家では女帝ですが、その穏やかさは夏の午後の気だるさのようです。そして、次に女の子大好きのワンダーを挨拶に行かせると、やはり挨拶してくれました。

Liddellは、ここ数日、アンジェラのアドバイスどおりにセルフコントロールのトレーニングをしています。ちびちゃんが近づいてきたとき、ちょっと目つきが怪しかったのですが、もう一度私を確認させて冷静になるように指示し、他犬にに近づく間も、つどつど視線を私に戻すようにシェーピングしました。これからLiddellがどんなカーミング・シグナルやボディ・ランゲージを選択してくれるか・・・ちびちゃんの不安や怯えに間違った優位性を示すようでは、Teaching Dogとしてはダメ出しされます。

20080516_p51606231 ちびちゃんは、大きな犬の接近に緊張し始めました。リードを張らないようにお父さんに注意して、少し成り行きを見ることにしました。ちびちゃんが、グウ、ガァウと威嚇した瞬間、Liddellは、小さなバウのポーズをし、ひと声「ワォオンsign01」と、吠えました。すると、ちびちゃんの眼がLiddellから外れ、緊張も解けたようでした。「あれ、そうなの?そういうことなのね」と、ちびちゃんのサインが見られました。その後は、何事もなかったようにお互いに軽い挨拶をかわしたあとは、知らん顔してました。

ちびちゃんのように犬が苦手な子けっこういますね。犬と仲良くなることが重要ではなくて、今回のちびちゃんのお父さんやハスキーの飼い主のかん違いから、犬が何を人に伝えたがっているか、犬が犬に何を伝えようとしているかを知ることが、犬のストレスを軽減できるように思う出来事でした。ちびちゃんは、他犬とは仲良くできなくても、小さなお孫さんと暮らす犬らしく子どもには寛容な柴犬です。そのほうが、人の社会で暮らすにはとても大切なことだと思うのです。

(画像は、話とは関係ありませんがあまりにも面白いんで・・・)

Liddellのちびちゃんへのサインは、へちまこでも量り知れません。

悔しいですねぇ~~。いったい二人で、何を感じとったのか?

私には、またまた理解できない犬語の世界でした。

(あっ、いけないっ。またTeachingさせてしまいました。反省っcoldsweats01

20080517_p51706542

へちまと、お友だちになれるといいねぇ~~Liddellheart02.

2008年6月 9日 (月)

Liddell The Teaching Dog Ⅴ

痛ましい事件がまた起きましたね。無差別殺人です。日曜日のアキバでの事件です。どうして人は、人を殺すのか・・・このテーマって人が生きている限り、論ぜられるのでしょうか?

少し昔、東大の弥生講堂で「怒りと暴力」という、講演会を聴講したことがある。動物福祉のシンポジウムでこなわれた講演会での内容を、このアキバの事件で思い出した。動物たちの遺伝子の中には「同種殺傷防止機構?能?(どちらか・・・)」があって、普通は同種は殺しあうまでの争いはさけるように、遺伝子の中に組み込まれているという。しかし、人間はあまりにも早い進化の過程で武器を手にいれてしまい、この遺伝子が組み込まれずに文明を手にいれ、簡単に他者の命を自分の利益のために奪うようになったという仮説だ。そして、人は子殺しも行う。子殺しを行う動物は、自然界ではハーレムを形成する動物によく見られ、多様な遺伝子をこのすためには必要なシステムだといわれている。

それじゃぁ~同種殺傷防止機構が働かない人は、殺しあうのはしょうがないのか。いや・・・とこの話はまだ続く。人の脳の中、大脳に想い出を残すことで人はむやみに他のもの(人以外の動物含む)殺さなくなるという。その想い出はみっつ。

言葉で説明できる記憶:知識。漢字や歴史、地理や数学、規則のように学校の勉強。

そして想い出:誰にあった、何をした、何を感じたというもの。この中には、家族や友だち、動物、自然とのつき合いが含まれる。

それから、言葉で説明できない記憶は、やり方:自転車、水泳、キャッチボールなど、これらは、すぐにできないけど、努力すればある程度達成できること・・・つまり練習すればできるようになること。

20080603_p6030799 この三つのことは、社会性や教訓として生かされ、共感する心を育てるという。そしてこれが愛が生まれるためには必要だという・・・上手くいかないストレスの恐怖を愛情や愛着が薄めてくれて、むやみに虐待や命を奪う人間にならないという・・・。この脳内ホルモンが愛着ホルモンと呼ばれる、パゾプレッシンだそうだ。パゾプレッシン、たくさんほしいなぁ。

Liddellとメグたん、あんたたちはパゾプレッシン、たくさんだねhappy01

前置きが長くなりましたね。お話をLiddellたち、犬たちのことに戻します。

1日、8日とアンジェラ先生のセッションで、先生がLiddellのことで気にかけてくれているのが、Liddellのストレスのこと。Teachingしたいという気持ちが強く、どんな犬に出会ってもTeachingしなければということが、Liddellのストレスになっているらしいのです。

ストレスは過剰反応を呼ぶのでそれを軽減させなくては、本当に必要なときに仕事ができなくなります。Teaching Dogに求められるもののひとつ、ωでもαでもβでも、冷静さが必要でストレスがある状態では、仕事をさせてはいけません。どんなに相手が興奮しようとも、それに怯えず、冷静に判断させ、適正な犬語を提示させるかが必要だそうです。その犬語の話し手に間違いがあれば、聞き手が間違った犬語で返してしまう恐れがあって、それが攻撃的な行動につながるらしいですよ。間違ったことをいう先生じゃ、困りますものねcoldsweats01

だから、Liddellには自制する(セルフコントロール)トレーニングするわけなのですが、Liddellにこれがトレーニングだと理解されずに、シェーピングしなければならないのです。Liddelllは、傍から見るととてもお気楽な犬に見えますが、その実はとてもシリアスな犬で、自分の仕事を遂行することに関しては、とても真面目に考えているそうですよ(ほんとかいなsign02

人は、とかく犬をコントロールしたがる・・・アンジェラ先生もここの部分をよく嘆きます。

我が家の王子ワンダーは、オビトレが入ってない犬です。オビトレ専門のトレーナーが見たら、なんていう生意気な犬だと映るかもしれません。しかし、彼が、習得したダンスで使うトリックは、彼が考え選択した動きです。へちまこが指示したりすると、「うるさいなぁ~~、ぼくは今、回りたいの」と却下されたりします。王子ですから・・・crown当然こちらが合わせるものと、彼は思っています。だから彼のダンスは、人が動くだけで指示なしで、回り、バックしたりします。究極のオビトレといわれるドッグダンスから外れる彼のダンスですが、人のコントロールがない分、滑らかでいかにも楽しげに動いてくれます。

コントロールされないこと、コントロールされていると気づかせずに、犬にこちらが望む行動をさせること・・・これが犬のストレスを軽減できるらしいです。

オビトレで犬に何かを我慢させることがどんなに犬にストレスを与えているか・・・。突然切れる人間がいるように、犬も突然切れると思うのです、へちまこは。

犬のことを無視しろと、オビトレでLiddellに教えることは可能ですが、それは我慢しろと教えているだけで、ストレスの軽減にはならないのです。そこのところがいかに重要か、今後のLiddellとへちまこの課題です。

新しいお友だち・・・小柴のこゆきちゃん。

本当は、犬に会わせてはいけない期間ですが、どうしても会っちゃったら仕方がないのでcoldsweats01ご紹介です。

20080609_p6090801 豆柴、6ヶ月のこゆきです。

Liddell、やっぱり、Teachingしちゃってます。本当は、「2ヶ月間はさせないほうがいいのよ」と、アンジェラ先生にいわれてますが・・・happy01

ここは犬に会う率低いはずが来てしまったものは無下にできませんし、すぐに退散するのもおかしいですからねぇ~~~遊びましたよnote

20080609_p6090808

ハンティング・ゲームに誘ってます。「ほら、追いかけてごらん」

20080609_p6090803 「むむっ、ちょこざいな!」

20080609_p6090804 「走りっこね。追いかけるわよ!」

遊んでそうに見えても、どこかでTeachingしてしまうようなので、短めでやめるようにしてますけど・・・。

でも、ほんとうにLiddellのやりたいことなんだね。

2008年6月 5日 (木)

Liddell The Teaching Dog Ⅳ

 20080527_p5270763_3          メグがこの家から、いなくなりました。5月の17日に出会い、6月3日には新しいご家族にお届けしました。メグは、出会ったころより体重も増え体も育って健康そうで、自分自身に自信のある犬になりました。出会ったときは、人を怖がり怯えていたメグですが、愛されているという記憶はこのまま継続され、少々つらい目にあっても乗りこえていけると思います。

20080527_p5270764 飼う人、暮らす人がちがっても、人間は安心で安全な生き物で仲間という認識は、メグが学んだことです。同じような愛情をかけてくれる人間に出会えば、また人間からの愛を信じていけるものだと、へちまこは思っています。

         メグは、20080527_p5270765 あのままホームレスさんといたら、心は曲がり、人は怖いものとなっていたかもしれません。だけど、食べ物をもらうためには、そばにいなくてはならない。DVに怯えて暮らす人のようになっていたかもしれません。人に怯えないでいてほしい、それがへちまこの願いです。

20080602_p6020784 愛されている記憶は、メグの脳裏に永遠の記憶として残るなら、ここで暮らさなくてもメグは幸せになるに違いないと思っています。

(画像は最後の夜、私の膝で眠るメグ)

20080602_p6020786 20080602_p6020788 自分を自由に表現できること、それは、たとえ犬であっても、とても大切なことだと気づくまで、私もずいぶん遠回りしたように思います。もちろん、人の社会で暮らすには、人の社会のルールを学ぶのは必要だと思っています。私たち人間は、犬が人の社会で迷わないように、ガイド的な役割をしてあげることが、犬からの信頼を得られるように思います。

「犬のこころ、子どものこころ」というbookの中に、認知を修正するトレーニングをくり返すことより、生き方が柔軟になれるという、くだりがあります。それは、自分自身のことが好きでなければできないと書かれています。ステキな本なのでお勧めです。

メグは、この先も自分という存在が、異種である人という動物に愛されている記憶を導として、生きていけるでしょう・・・だから「さよならだよ。メグweep

20080602_p6020789_2 そしてLiddellのことを、気にかけてくださっている人たちから、Liddellがあんなにもメグの世話を焼くので、メグがいなくなったらその淋しさで、うつ病やなるのではと、ご心配いただいていましたが・・・。

へちまこも、もしかしたら、うつにならずとも落ち込むのではと・・・心配でしたが・・・どうやらそれはとりこし苦労ようでしたよ。

Liddellの遺伝子の中の母性は、子犬をTeachingするときに発動します。

メグを母性の部分でとらえていたら、いきなりいなくなったメグを探すはずなのですが、「ふん、いないわねぇ?」ぐらいでした。特別悲しむわけではなく、こちらが拍子抜けしましたhappy01

20080603_p6030790_2 Liddellにとって、犬をTeachingするということは、どうやら仕事としてとらえている割合が大きく、母性は働くが割合は少ないようです。子犬を扱うLiddellを見ていると、このパックに入ってきた新メンバーとしてとらえ、率先してパックのルールを教え、パックの維持に必要な社会的サインを、メグにTeachingしてきたのだと思うのです。

1日のアセスメントの日には「Liddellはworker holidayが必要よsign01」と、アンジェラ先生に言われてしまいました。アンジェラ先生には、愛護センターでのアンジーとLiddellの話もしました。「Fantasticsign03Liddell」との、おほめの言葉をいただいたのですが、Liddellは今、仕事をしたくて(Teaching)それがストレスになっているらしいのですsweat01

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犬に会わせないようにすればいいというのではなく、Liddell自身に「今は、自分の仕事ではない」と、理解させなくてはならないようです。

自分で自分をセーブする。セルフコントロールのことです。

アンジェラ先生のスタンリーという犬は、Liddellのような犬で、先生も「いまは、Teachingをしなくていいのよ」を、理解させるのがとても難しかったそうです。

20080603_p6030792 「Liddellがよく遊ぶ犬で、Liddellをコントロールできる犬はいないの?」と、アンジェラ先生・・・。

「いませんねぇdespair」と、へちまこ。

「Liddellには、私のノースが必要だわ。」

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βドッグの部分が働くとき、Liddellは使命感に燃えるのだろうか?

Liddellを手放すつもりはないかと、アンジェラ先生に言われたとき、冗談だとわかっていても、複雑な思いがした。

Teachingをさせなければフラストレーションになり、させすぎるとストレスになる。Liddellに仕事としてTeachingする時間を与えることは、先生も必要だという。

しかし、そのさじ加減は、どうやら私にあるようだ。今週の8日、先生は帰国前、もう一度Liddellのセッションを希望してくれた。

20080603_p6030795Liddellを気にかけてくださる、先生の優しさがうれしい・・・。

その想いに、応えられるのだろうか?

20080603_p6030796_2 メグたん、オキニのかえるくん。すっかり疲れてます。

これは、メグたんがいたという記憶として、ここに残すよ。

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