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2008年6月 5日 (木)

Liddell The Teaching Dog Ⅳ

 20080527_p5270763_3          メグがこの家から、いなくなりました。5月の17日に出会い、6月3日には新しいご家族にお届けしました。メグは、出会ったころより体重も増え体も育って健康そうで、自分自身に自信のある犬になりました。出会ったときは、人を怖がり怯えていたメグですが、愛されているという記憶はこのまま継続され、少々つらい目にあっても乗りこえていけると思います。

20080527_p5270764 飼う人、暮らす人がちがっても、人間は安心で安全な生き物で仲間という認識は、メグが学んだことです。同じような愛情をかけてくれる人間に出会えば、また人間からの愛を信じていけるものだと、へちまこは思っています。

         メグは、20080527_p5270765 あのままホームレスさんといたら、心は曲がり、人は怖いものとなっていたかもしれません。だけど、食べ物をもらうためには、そばにいなくてはならない。DVに怯えて暮らす人のようになっていたかもしれません。人に怯えないでいてほしい、それがへちまこの願いです。

20080602_p6020784 愛されている記憶は、メグの脳裏に永遠の記憶として残るなら、ここで暮らさなくてもメグは幸せになるに違いないと思っています。

(画像は最後の夜、私の膝で眠るメグ)

20080602_p6020786 20080602_p6020788 自分を自由に表現できること、それは、たとえ犬であっても、とても大切なことだと気づくまで、私もずいぶん遠回りしたように思います。もちろん、人の社会で暮らすには、人の社会のルールを学ぶのは必要だと思っています。私たち人間は、犬が人の社会で迷わないように、ガイド的な役割をしてあげることが、犬からの信頼を得られるように思います。

「犬のこころ、子どものこころ」というの中に、認知を修正するトレーニングをくり返すことより、生き方が柔軟になれるという、くだりがあります。それは、自分自身のことが好きでなければできないと書かれています。ステキな本なのでお勧めです。

メグは、この先も自分という存在が、異種である人という動物に愛されている記憶を導として、生きていけるでしょう・・・だから「さよならだよ。メグ

20080602_p6020789_2 そしてLiddellのことを、気にかけてくださっている人たちから、Liddellがあんなにもメグの世話を焼くので、メグがいなくなったらその淋しさで、うつ病やなるのではと、ご心配いただいていましたが・・・。

へちまこも、もしかしたら、うつにならずとも落ち込むのではと・・・心配でしたが・・・どうやらそれはとりこし苦労ようでしたよ。

Liddellの遺伝子の中の母性は、子犬をTeachingするときに発動します。

メグを母性の部分でとらえていたら、いきなりいなくなったメグを探すはずなのですが、「ふん、いないわねぇ?」ぐらいでした。特別悲しむわけではなく、こちらが拍子抜けしました

20080603_p6030790_2 Liddellにとって、犬をTeachingするということは、どうやら仕事としてとらえている割合が大きく、母性は働くが割合は少ないようです。子犬を扱うLiddellを見ていると、このパックに入ってきた新メンバーとしてとらえ、率先してパックのルールを教え、パックの維持に必要な社会的サインを、メグにTeachingしてきたのだと思うのです。

1日のアセスメントの日には「Liddellはworker holidayが必要よ」と、アンジェラ先生に言われてしまいました。アンジェラ先生には、愛護センターでのアンジーとLiddellの話もしました。「FantasticLiddell」との、おほめの言葉をいただいたのですが、Liddellは今、仕事をしたくて(Teaching)それがストレスになっているらしいのです

20080603_p6030791

犬に会わせないようにすればいいというのではなく、Liddell自身に「今は、自分の仕事ではない」と、理解させなくてはならないようです。

自分で自分をセーブする。セルフコントロールのことです。

アンジェラ先生のスタンリーという犬は、Liddellのような犬で、先生も「いまは、Teachingをしなくていいのよ」を、理解させるのがとても難しかったそうです。

20080603_p6030792 「Liddellがよく遊ぶ犬で、Liddellをコントロールできる犬はいないの?」と、アンジェラ先生・・・。

「いませんねぇ」と、へちまこ。

「Liddellには、私のノースが必要だわ。」

20080603_p6030794

βドッグの部分が働くとき、Liddellは使命感に燃えるのだろうか?

Liddellを手放すつもりはないかと、アンジェラ先生に言われたとき、冗談だとわかっていても、複雑な思いがした。

Teachingをさせなければフラストレーションになり、させすぎるとストレスになる。Liddellに仕事としてTeachingする時間を与えることは、先生も必要だという。

しかし、そのさじ加減は、どうやら私にあるようだ。今週の8日、先生は帰国前、もう一度Liddellのセッションを希望してくれた。

20080603_p6030795Liddellを気にかけてくださる、先生の優しさがうれしい・・・。

その想いに、応えられるのだろうか?

20080603_p6030796_2 メグたん、オキニのかえるくん。すっかり疲れてます。

これは、メグたんがいたという記憶として、ここに残すよ。

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コメント

先日はメグちゃん、Liddellちゃんに会えて嬉しかったです。
とっても可愛らしいメグちゃん、きっとたくさんの愛情もらえますね♪
お疲れ様でした(〃⌒ー⌒〃)
のちほど、この間の写真少しですが送ります♪

みゆさん、ありがとございます。メグもすんなりあちらの生活に慣れて、今ではご夫婦の真ん中で寝ているとの、ご報告を受けました。おたがい、ふだんは意識しない間柄だけど、これからもよろしくです。写真楽しみにしてますね。

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