Liddell The Teaching Dog 19
Liddellは、へちまこ一家の大切な家族の一員です。ワンダーもアリスもインコのへちまも、種は違えど、やはり大切な家族です。
ただ、LiddellにはTeaching Dogとしての仕事ができるので、へちまこの仕事のパートナーとして働いてもらうことがあります。
で、本日は、センターに他自治体からの受け入れの子犬のTeachingの依頼があり、センターへ行ってまいりましたよ。
さて、今回の子犬たちですが、すべて親犬が違うし、月齢もさまざま・・・。
子「ちぇんちぇーだ。リデルちぇんちぇーだよォ」
り「はいはい、みなさん、いい子になってください。犬らしくね」
目が明いて、子犬が見る世界に人が認知できる環境にいる子なら心配はないんですが、何頭かは捕獲された状態のまま、人に対するトラウマがあるので、人を恐れ、怯え、本当の姿を表現できずにいる子がいるんですよ。
おとなしくて控え目な子だと思って、そのような子犬を望む人に譲渡したらとんでもないやんちゃ坊主だったとか、怯えて、心を閉ざしたままの子だとか、人に無関心すぎる子だとか・・・みなさんの知っているかわいらしい子犬じゃない子もいるのが事実なんです。
人が介入しない犬語の表現がその子の真実を語ってくれる・・・そのためにLiddellの存在が必要なんです。
ようこそ、LiddellのNurseryへ
同じように観える子犬たちですね。どの子も元気いっぱいに遊んでいるように見えますが・・・。
全部で5頭いますよ。
でも、口におもちゃをくわえている子は、一番人に怯えてしまいます。
体の大きな白い子は、すぐに背すじの毛が立ちやすく、月齢にしては良く吠える子です。Liddellに初めて会ったときに、吠えかかり威嚇してきました。
クチクロ「ちぇんちぇーっ。おもちゃであそぼーよ」
黒い子と白い子の後ろにいる子は、人に適応でいている子ですので、心配はありませんが・・・。
Liddellは、ちょっと子犬のようすをみているようです。
り「あなたは少しみんなと遊ばないとね」
もう一匹は、この子ですね。Liddellにバウのごあいさつです。
この子も、人に適応しています。
クチクロは人にすぐに怯えてしまうのですが、Liddellがランに入った途端にテンションがました。
職員さんが臆病と表現するのは仮の姿だと思います。確かに、周囲の音に対しては敏感に反応しますが、Liddellに見せる姿は陽気で遊び上手な子ではないかと・・・。
ほらっ、上手にLiddellに遊んでほしいとアピッているでしょう。
ただ、人が恐いので人にはなかなか真実の姿を見せてくれません。
アングルが悪すぎですが、犬との遊び方は一番上手です。
「他犬のものを勝手に取らないのっ」
犬語の世界のルールです。
「ごっごめんなさい」上手にカーミングしてますね。クチクロ・・。
でも、すぐにLiddellに遊んでほしいと伝えていますね。
この子の親犬は、生粋の野良犬なのかもしれません。十分な社会化ができる忍耐強い人が飼い主さんに向いていると思いますよ。
人を恐れないで、怯えないで自分を表現してほしい子です。犬には素直に表現できるんだから・・・。
さて、白い子はどうでしょう。見た目は、人気ナンバーワンなのですが、人にはあまり適応していないので、人のそばまで来ても触らせるのは嫌いなごようす。
威嚇も多く、小さい子がいるお宅には不向きな感じですね。
大人の犬に向かって吠えたてるので、Liddellに2度ほど教育的指導を受けました。そのあとの画像がこれ。少し態度が良くなったところ
Liddellは、クチクロとはまた別の意味で白が気になるようで・・・。
子犬同士のケンカはわりと静観し、許容します。
子「ちぇんちぇー、くろちんもなかまにいれてー」
子「ちぇんちぇー、このことは将来にひつようですかぁ」
り「犬として犬並みに必要ですよ」
子「わーった。」くんくんくんくん
LiddellにTeachingの能力があるとアンジェラ先生に教えられてから、もうすぐ1年になろうとしている。試行錯誤の日々だったけど、へちまこが一番成長したんじゃないかと思う。
人は犬を管理しなくてはならないけど、それは犬の言論の自由を奪うことではないんだよねっLiddell。
さぁ、Liddell、あと少し子犬たちのことをよろしく。
へちまの新しいおともだち
ぽっぽっぽっぽっぽーぽー
ぽっぽっぽっぽっぽーぽーぽーぽーぽー
いきなり歌いだしましたよ。
ぽっ
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