Liddell The Teaching dog 21
LiddellのNurseryへその3
と、言ってはみたものの、デジカメの充電を忘れていて、今回はろくな画像がありませんが、観てってくれる人は見てってくれぃ
さて、この子はクチクロ・・・。
一週間ぶりですけど、だいぶ自分に自信がついてきたのか、へちまこを見ると積極的によってきてくれましたよ。
よかったぁなぁ~~。だって、この子たちはこれから人の社会で暮らしていかなくちゃならないのに人に怯えて暮らすんじゃ、なんにもならないものねぇ。フェンスを越えて手を差しだしても前回のようにすごく嫌がるという感じもありませんでしたよ。フェンス越し症候群って知ってます?クチクロやシロのように、人がフェンスの外にいる時には寄ってこれるのに、フェンスがないと怯えて人によれない犬のことで、ここではそう呼びます。
フェンスが安全で安心な結界なようなものなんです。
人の社会と自分の知っている社会を隔てているフェンスが唯一、この子たちの安全を保証しているなんて、少し哀しいですね。
このフェンスを取り除くために(実在するフェンスと犬の感情のフェンス)様ざまなボランティアの手やTeaching Dogが必要になってくるんです。
犬たちが初めから人が好きで信頼しているなんて、ここでは通用しないことが多いんですよ。
本日は、この子たちが初めてセンターの外にへ散歩に行くというので、そのサポートにl来てます。もちろん、Liddellも一緒です。
Teaching Dogなぁんてきくと、みなさん、Liddellのことを優しい先生のように思うかもしれませんが、そんなことはありませんよ。
叱るときには叱る大人犬に対する態度が悪いときには悪いと教えていきますし、このぐらいの子犬たちは犬の社会では教育的指導を受ける時期なんですから。
クチクロ「リデルちぇんちぇーが来たよ。ねぇ、あそんでよー」
「あれぇ~、どうしてすぐにはいってくれないのぉ~~。クチクロ、い子になったよ。人間がやさしいこともわかってきたよ」
母性だけのTeachingでは、子犬のほうが大人犬をコントロールしてしまうことがあるんですが、ごまかしの甘えはβDogのLiddellには通用しませんよ。
βDogな部分が強いLiddellは、自分の順位にこだわるし、βDogはパックの監視と管理が仕事。
よく遊んでくれるし遊びに誘うけどその反面、負けず嫌いな面も見受けられるような気が・・・特にLiddellにはあるように思いますよ
(これはこれでこまったちゃんっす( ̄Д ̄;;)
Liddellをランの中に入れると、子犬たちが我先とよってくるんですが、ちゃんと犬語の挨拶ができてないと、一喝されてしまいした。特に、肩などに足をかけるなんてことは大人犬にしてはならない行為。遊んでほしいなら、ちゃんと挨拶しようねっ。
さて、この子は花ちゃん。う~~ん。センター内にいる時には、こんなそぶり全然なかったのに・・・。もうもうヒィー(((゚Д゚)))ガタガタですね。
子犬にはハーネスをお勧めしますよ。特に、ちょっと臆病さんにはハーネスがいいと思います。
首をつかまれることと、肩を後ろから抑えられること、皆さんはどちらを選ぶ?犬だから、首でももいいのかしら?それとも肩?
花、あなたは何が恐いのかしら・・・?鼻先をなめているね。そのカーミングは何に対してなのかしら?
へちまこは、人が犬に向って発する言葉で「大丈夫」という言葉が、犬に対してすごく曖昧な言葉だと思ってますよ。
センターの職員さんも、「だから大丈夫っ」なんて言うけど、花にとってはすべてが未知のもの。人の尺度で考えないでほしいなぁ~~
。
いいんだよ、花の尺度で・・・。Liddellだって、初めて車を見た時は暴れのようだったんだから
うしろのマントヒヒ君も見守っているようだよ
Liddellも見ていてくれてるよ。
自分の中で怖くないっていう気持ちになれるまで、待ってもらうように新しい家族の人に伝えておくからね。
怖いものは怖いし、いやなものは嫌でいいんだからね。無理やり人の手で克服するんじゃなくて、花の中で昇華できて納得できるように、その環境を作ってくださいっていうよ。セルフコントロールができる環境を作ってくれなきゃならないのが人のほうなんだからね。
Liddellもセルフコントロールはずいぶんしてきたし、これからも続けていこうと思っているよ。
でも、よかった。花は、人を頼りにしてくれるから助かるよ。
人は忘れちゃう時があるんだよ。君たちのことが好きだっていうことを・・・。
君たちが人を好きなわけじゃなく、その反対だってこと。
そのことに気づくと、すこぉ~し、悲しい気持ちになるね。
もし、この地球上に人以外の動物が一匹もいなかったら・・・どんない恐ろしいことだろうね。来週、君たちはここからいなくなるけど、犬並みの幸せを願っているからね。
もう一回だけ、逢いにくるよ、Liddellと。
Liddell・・・お疲れさま。
Teachingって疲れるんだよね。
明日は、のんびりしようね。
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