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2008年11月20日 (木)

Liddell The Teaching Dog 25

20081119_pb191327 先日の「LOVE ANIMALS展」で、へちまこが書き下ろしたTeaching Dogへのメッセージにどんなことが書かれてんのぉ~~と、ありましたのでブログにアップしておきますね。

おかげさまで、佐藤あかねさんを中心とした「LOVE ANIMALS展」は、4日間で800人以上の方にご来場いただけました。ありがとうございましたhappy01

(画像は、ちびテンにいいよられるLiddell)

( ´;ω;`)ブワッ。*((艸д・。`*)゜*。と、した方が続出してました。

では、以下からがメッセージになります。

(ちょっと長かったので、前ふりはカットしました)

今回、この写真展をとおして、あまり知られないセンターでの譲渡業務のなかから、親のいない子犬や人に怯える子犬の社会化のため、人の社会への橋渡しとして働く“Teaching Dog”とよばれる犬を主軸とした、子犬の認知修正方法をお伝えしたいと思います。

Teaching Dogとは・・・

一言でお伝えするなら、犬語の先生になります。

犬にも犬語によるコミュニケーションの方法があり、人のように同族でそれを楽しんでいるといわれています。

犬は、高度な群れ社会を形成する動物で、それが人との暮らしを可能にしているともいわれています。

人の子どもが、社会性や道徳的な学習が必要なように、群れで暮らす犬たちも群れの秩序のため、犬の社会を学習する必要性があるわけです。

それは、どうしてなのでしょう?

犬の原種である野生の犬科の動物たちは、群れで狩りをしなくては自分の命さえ継続できなくなります。

いつも争い事が絶えない群れでは連係プレーができず、狩りは失敗に終わるでしょう。

そう、彼らは狩りの失敗を回避するために常に群れの平和を維持しようとし、そのため仲間同士の無駄な争いを極力避けなくてはならなかったのです。

そして、仲間同士の対立の解消のための、シグナルを発達させていったといわれています。それが、犬のボディランゲージやカーミング・シグナルといわれる犬語なのです。

犬語は、親や仲間同士からの刷り込みという形で受けつながれますが、早くに離乳させられた子犬、犬の親に育てられなかった子犬、十分な社会化の期間が与えられなかった子犬の中には犬語が理解できず、それが原因でひととのくらしにも支障をきたす行動を、起こす犬に育つことが近年報告され始めました。

人との暮らしに犬語は必要ないように思われますが、犬は、人に完全になれないはずですし、人もまた、犬の言葉をすべて理解できないはずです。

人は、擬人化というくくりの中で、犬という異種の動物を当てはめようとしていくうちに、犬本来が持つ、対立解消のシグナルを無効にしてしまいました。

活用されるべき対立回避シグナルは、なにも犬同士ばかりでつかわれるものではなく、犬たちは人にもそのシグナルを送っているといわれています。

センターに保護される子犬のうち、その何割かは、人手によって捕獲された子犬たちです。

子犬の目の前で親が捕獲されたかもしれません。

その光景が子犬たちの脳裏に深く残っているかもしれません。

子犬たちの思いとは別に親から引き離されるということは、子犬たちの中にどのようなこととして捉えられているのでしょうか?

人に怯え、人を威嚇し、逃避する・・・または、過剰に卑屈なほど人に媚びる。

私たちがペットショップで目にする、人懐こい子犬や自分の生を謳歌している喜びを臆せず表現できる子犬らしい子犬ばかりでない、事実がここにはあるのです。

こうしたトラウマや人への不信感を抱いた子犬たちの認知修正を、Teaching Dogの能力に託すのです。

子犬たちは、Teaching Dogの犬語をとおして「人は怖いものではない、人は安心で安全だ」ということを、学んでいきます。

それは、力や強制的な言葉を使う人にはできないことなのです。

また、子犬たちにもTeaching Dogを模倣することで、より無理なく速く人社会への適応を可能にしていきます。

Teaching Dogは、その素質によりアルファ、ベータ、オメガと分類されます。(ここでは、専門的な説明は控えさせていただきます)

Teaching Dogは、人がトレーニングや訓練といったことで作れる犬ではなく、また、人が教えるものでもなく、持って生まれた能力です。

私たちは、Teaching Dogが見せてくれる犬のコミュニケーションの真実を知り、犬が私たち人間に伝えたいことを、学ぶべきではないのでしょうか?

そして、愛護センターで活動するTeaching Dogは、私の犬です。

彼女は、ベルジアン・シェパードドッグ・タービュレンという種類です。

彼女と子犬たちの、人が介入しない犬語の世界をのぞいてみてください。

そのむかし、人の植民地時代、他国を征服し、言葉を奪い、その文化を奪ってきた人が、犬の言葉を完全に奪ってしまうまえに、犬語の世界の素晴らしさと、どんな動物でも何かを伝えあう同族の意思伝達能力があるということを知ってほしいと願っています。

参考文献:スタンレー・コレン「犬語の話し方」 トウリッド・ルーガス「犬語の世界へようこそ!」

ご満足、いただけたら幸いです。ブログのアーカイブ3月、9月、10月にセンターでのTeachingのようすが見られますよ。

20081118_pb181320 秋も深くなりましたね。

へちまこ犬王国の犬たちは、寒さと共に元気いっぱいです。

では、また。

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