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2009年3月10日 (火)

liddell the teaching dog 53 センターの職員さんたち。

20081112_pb121295 昨日は、愛護センターへ行ってきました。あらかじめ、指定しておいた日程とは違う日だったんですが、収容期限が切れたメスの柴犬を、職員のAさんが引き取ってくれることになって、その子が体に触れようとすると咬んでくるというのです。

(画像の柴犬おなじみボン子ですよ)

センターの職員さんのお家には制約がない限り、犬やねこ、フェレットなどの動物が飼われています。その動物たちのほとんどが、保護期限が切れた子や放棄された子たちです。

保護犬やねこたちで、その子の性格や病気、しつけの程度によっては、譲渡待ちの方々に一声かけて、引き取っていただくこともこの市では進めてきています。

しかし、どんなに姿形がかわいくても、その行動に人の社会では不適切ものがあれば譲渡は見送られることになります。

特に犬の場合は、人に牙を向けるということが一番問題になる行為です。

すでに大人犬になった場合での保護は、その子の履歴がまったくわからないので、どんな癖あるのかどんな性質か、何か問題があって捨てられたか、その子に実際に会ってみないとわからないのです。

で、センターに着くと、実際にこれから家族になる職員のAさんと柴犬が出迎えてくれました。

見た目、「かわいいねぇ。どうして元飼い主は迎えに来ないのかしら・・・」と、思える小さな柴犬の♀の子です。年齢は3~5歳ぐらいだそうです。

確かに頭や脇腹、腰に触れようとすると、パックと歯をあててきます。リードに対しても過剰に反応したり、リードによる抑制も嫌います。

そこで、Liddellにお願いです。この子にどのくらいの犬語ができるのか、同じイヌ属の代表にお願いするのが一番ですからね。

Liddellが柴わん子に近づくと、柴わん子は犬語の挨拶ができますし、相手に上手に自分の気持ちも伝えることもできています。

気に入らないことに関しても、すぐに噛んでくるということもありません。適切な犬語で、段階を踏んで相手に警告を与えることもできています。

歯を、あてることはあっても相手にダメージを与えるような子ではないと、これで推測できます。

もし、本噛みする子であれば、すでにLiddellは咬まれているでしょうし、相手のシグナルによってはLiddellも緊張するでしょう。

でも、おたがいのボディからは、緊張もストレスも感じられませんでした。そればかりか、Liddellとセンターの外を肩を並べて歩き出しました。遅れると、いそいそと後を追ってもきます。

Aさんが散歩に連れ出すと、突然すわりこみをするそうですが、安全で安心な仲間と認知してくれればどこまでも歩いてくれそうです。

Teaching Dogは、犬語を犬に教えるばかりではなく、人にもその子の真実の姿を教えてくれることもあるんです。

この子も人が無理やり触ろうとすればするほど、その歯を使うことになるでしょう。しかし、こうして犬同士のコミュニケーションのとりあいをみていると、何が何でも無理やりの場面は非常に少ない気がしました。

「とりあえず、わたしはあなたの敵になるつもりはないのよ」と、Liddellは、伝えているようでした。

ただ、この子にとってこれまで会ってきた人、とりわけ元飼い主の犬に対する扱いの悪さが、この子に過剰反応をさせているようでした。

触らせてもらえないのは、触られ慣れてないのかぞんざいな扱いで人の手が嫌いになったのかもしれません。

職員の中にはまだ犬のリーダー論に取りつかれている人もいて、オペラント条件付けや陽性強化に不信感を持つ人もいるのですが、人に不信感のある犬に強制的な手法のトレーニングで自分がリーダーだと威張ったところで何の意味もありません。

それよりも、自分がいかに安全で安心なガイドかを、犬にわかってもらう方がいいのです。犬の敵にならないこと。これさえできれば、いずれこの柴わん子も人を信用してくれると思います。

Aさんの奥さんは、犬が苦手どころか、フォビアに等しいくらいなんですが、Aさんの仕事を理解してくれたのか、娘さんのために犬を家族として迎えることを承諾したそうです。

Aさんの奥さんとそのお嬢さんは、すでにあずきという名前まで決めていました。

家族みんなでショップに行って、あずきのために¥4000以上もする首輪を選んだんだと、うれしそうにAさんが話してくれました。

3時間のごほうびトレーニングであずきは、自発的におすわりができるようになりました。しばらくすると、Aさんには少しづつ体をなでさせるようになってきました。

おすわりトレーニングをくりかえして、自発的にあずきがAさんの傍らですわったときのAさんの笑顔はとてもすてきでした。

あずきのことを本当にわかってあげたいんだという、Aさんの思いがあずきにも伝わった瞬間なんですから。

へちまこは、トレーニングの仕方を教えましたが直接手を貸したわけではありません。

Aさんがご家族とあずきのためにどんなにがんばってくれているか、へちまこは知っています。

Aさんのあずきを見る目は、限りなく優しく、穏やかです。

こうした何気ない日常の中でへちまこが思うことは、センターの職員さんたちは、誰一人として動物の命を奪うことを善しとは思っていないんだということです。

自分たちのできる範囲で救おうとするセンター職員さん・・・こうして、一匹でも救いたいと願う心は、時にはその命をうばはなくてはならない人の方が、強いのではないかと思う出来事でした。

では。(プライバシー保護のため、関係画像はなしですよ)

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コメント

留守番頼まれて実家から・・・です・・・
センターの職員さんの暖かさ、とってもうれしいですね。
でも、その手で命を奪わなければならない辛さを思うと本当に言葉が出ません。
Aさんに感謝のぽちっをしていきます^^

きちんとカットされてるシュナウザーの子・・・
どう見ても迷子だと思うのだけれどまだお迎えこないのかな?

そうでしたか。。。
本当にセンターの職員の方々に頭が下がります。
想像を超えた心の痛みを日々耐えなくてはならないのですもの・・   o(_ _)oペコッ

万が一のことがあったにせよ、止む終えずの事態でない限り、ペットたちを放棄してしまう人のほうが不道徳であり、悪いのにangry

みゆさん。ご愛読?(._.)アリガトゴザイマス。
センターにかかわるようになってから、また一つ成長したような。。。ヾ(´ε`*)ゝ
今度センターにtulipを植えに行く計画を立ててます。
だって、男所帯で殺風景なんですよ、みゆさんもいかが?お忙しいか。

シュナウザーの子にも会ってきました。
お洋服も着てたし、保護された日はrainだったんでレインコートも着てたんですが…。
なぜかお迎えに来てません。
犬舎の中で吠え狂ってましたよweep
探し方がわからないのかな?
とにかく早く迎えにきてっpunch

qoomamaさん、ご訪問ありがとうございます。
誰だって誰だって、本当はしたくないはずなんですよね。
でも…その心情を思うと、私の少しばかりの愛護精神など霞のようなものですよ。

職員さんのたまの憎まれ口ぐらい、ゆるしてあげちゃおうかなぁ~~とhappy01

初めまして、千葉県は富津市で細々と保護活動をしています(笑)。
どうして人間は犬語(動物語)が解らないんでしょうね?、子供の頃はしっかり出しているのに?大人になってしまうと解らなくなってしまうのでしょうか?(私もその一人でした).....

センターはどこも変わらないんですね、何故これほどまでにわんこにゃんこが毎日収容されるのか、飼い主の無責任さと、ペット産業界の身勝手さが酷すぎる!。

早く是正される世の中になって欲しいですね!。

リンクさせていただいて宜しいでしょうか?。

ぶんたさん。
はじめまして、こちらこそご訪問ありがとうございます。私も、たまにぶんたさんのブログを読ませていただいてました。昨年、こちらのセンターで千葉のセンターから子犬を受け入れて譲渡会を開きました。
その子たちが収容されていたという千葉のセンターが気になって、ぶんたさんのブログを拝見したのです。

本当にどこも変わらないセンターのようすにため息が出ますね。
あっ、でも、あの時の子犬たちは今は幸せに暮らしていますよ。

同じココログ仲間、これからもどうぞよろしくお願いします。
私も、リンクさせていただきますね。
あと、ぽちっともhappy01

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