犬とねこの空間。
犬に考える時間をあたえるなっ
これは、へちまこがうん十年前に家族として迎え入れたときに出会ったトレーナーさんのお言葉。
余計なことを考えさせるから、犬は、命令に従わなくなり、ひいては、人の上に立つようになると教えられました。
今、思えば、あぁ、なんて、犬に失礼だったんだろうと・・・。
犬に考えさせて、犬に答えを出させる・・・こちらのほうが断然楽しいと、へちまこは思っています。
そして、複雑なtaskができるようになるのも、この犬自身に答えを出させるやり方が適しているそうですよ。
(画像は、近所の子が捕まえてきたセミを観察するliddell。手前の柴わん子は、子どものおうちの子です。犬とこのくらいの子どもの精神構造は、ほぼおんなじのようですね犬を怖がらない子どもに育てるのも大人の役割だと思いますよ。だから、人の子も犬の子もいろいろな社会化はとても重要ですよね。このあと、liddellはセミにぱくついてしまい、この子に叱られてました。人( ̄ω ̄;) スマヌセミ、迷わず成仏してくれぃ~~
)
さて、このブログにたびたび登場するねこたちですが、たまにそこどこですか?と、訊かれるのですが、あまり大っぴらに公開はしたくないのが心情です。
(だって、捨てに来る人がいるんですから凸(`、´X))
ここのねこのルーツはここに住んでいたホームレスさんのねこたちです。
いちおうは、保健センターへこうしてねこの世話をしていることはお話してあります。
前もお話したように、へちまこは関わりたくなかったんですよ。
でも、ねこが病気になったり、こうして毎日、雨の日でも寒い早朝でもごはんをあげに来る方を見ていたら、何もしないわけも行かないし、一番は、我が家の犬とも仲良しだということがネックです。(この方はホームレスではございませんよ。へちまこは医療担当です)
ちょうど、午後のご飯の時間です。
犬がそばまできても、平気でごはんを食べるミィちゃん。(避妊済み)
ワンダー王子の向こう側にもご飯をもらっている子がいます。
以前いた、シロは行方不明、赤べえは病死、そして先日もコロコロが行方不明に・・・ここボスだったジャックもどこかへ行ったのか、死んだのかわかりません。比較的人慣れしてた子がいなくなったりします
交通事故に遭ってしまい、前右脚が不自由ですが、ねことして生きていくには支障がありません。
病院へ連れてったのですが、脚の平の骨が砕けていて、修復できませんでした
とら子は、人にまったく馴れなかったのですが、この事故の後に人を頼るようになりました。
これがこのねこの最大パーソナルディスタンスです。
他のねこと比べると、この子が犬を信用してないのが、わかりますね。
liddellもこれ以上は、無理して近づきません。
liddellも犬ですから、この距離でいきなり走りだされたら、追ってしまいます。
liddellは、この子の匂いをまだじっくりかんだことがないので、気になっています。
以前は、すぐに逃避したコジャックですが、近ごろ、走らなければ追われないと学習し始めました。
後片付けをしないで、ねこの餌をおいて回る無責任な人にはならないようにするのが、マナーですよね。
liddellは、極力、ねこと目を合わせないようにするようですよ。
犬のシグナルがねこにも有効だとは思いませんが、目を合わせないで敵意がないことを伝えるのは共通しているようですね。
ミィちゃんからは、liddellがこうして見えているんですね。
ミィちゃんがliddellを見ている時には、liddellが視線を外しているのがよくわかりますね。
ちょびベロ、かわいいですね。
ここのねこたちは、恵まれていると思います。
でも、それは、こうしてお世話をする人がいることと、その数を増やさない努力があるからなんですよ。
先日も、小学生が子ねこをここで飼ってくれって連れてきたけど、ここでは飼いネコにはならないことと、自分たちで新たな飼い主を探せるようにアドバイスして、どうにかめでたく飼いネコになったようです
へちまことしては、こうして種族を超えた、ごく自然な付きあいができる空間や時間があちこちにできるといいなぁと思っています。
では。
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