Liddellの新しいお仕事(Task)
画像の四種類の物は、Liddellが覚えなくてはならないもので、人に指示されたものを持ってくるという、taskです。
クマさんとボールは以前から、Liddellがよく知っているのもで、そこに新たなものが投入されました。
実は、Liddellだけtaskが決まってませんでした。
いちおう、シェパードですので鼻を使ったトリックでサーチをしてもらおうかと思ったのですが、サーチに使用するアロマがお気に召さないようでした。
で、いろいろと先生と相談して、指示されたものを確実に持ってこさせるというtaskに挑戦することになりました。
10月には、老人介護施設へ慰問活動もあるので、ご老人が日常的に使うものがよいだろうと思い、メガネケース、ペットボトルを選びました。この先、携帯電話、テッシュケース、薬、ステッキなどを予定してます。
スタンレーコレンの「犬語の話し方」の中で、350種類の言葉を聞き分けた犬が実際にいたと記されています。
ボールやクマさんは、Liddellにとってよくなじんだ言葉ですし、ボールは誰かが投げてくれる遊び道具、クマさんはその感触お気に入りのものですからから、改めて認知させる必要はありませんが、メガネケースやペットボトルはLiddellにとって何の意味も持たないただのものです。
これらの物を犬に分かってもらうためには、やはり、食べ物の力は欠かせませんね。
ちなみにワンダーがするトリックは、人の指示をワンダーが眼で読みとり答えを出すということになりますが(犬が時刻を理解するわけじゃないってこと、わずかな体の動き、傾け方、足の出し方を犬が読み取りますよ)Liddellは、人の目を欺くトリックではなく、人の指示をきちんと聞きわけて、人の言葉と一致するものをもってくるというミッションをこなすということになります。
冷静に物の形を覚え、その名前を覚え、認知する…Liddellという犬がどこまで人の言葉とその物を認知してくれるのか考えるとわくわくしてきます。
「メガネ」で、ランダムに置かれたものの中から選択しているところです。
「これね」
一致しているようですね。
大好きなボールはひっかけです。
ボールで遊びたい、くわえたいという気持ちを抑えて、ミッションを優先しています。
犬は、すぐに物の形とその名前を覚えることはできません。
へちまこの場合、一週間ほどかけて教えていきますが、新しいものを確実にひとつづつ覚えさせるためには、人の方にものすごく根気と忍耐が課せられますね
叱ったり、できないことをなじるようなことは絶対できません。
funtaskですからね、とうぜんですよ
叱りはしませんが、テストは必要です。テストで、どのくらいできてきたのかがわかります。
「うふこれはかんたん」と、Liddellは思っているのか、すぐに持ってきます。
それでも、目の前にあるものにとらわれやすい生き物犬ですから、いったんくわえたミッションを口から放し、ボールをくわえてしまうこともしばしばありました。
「りーちゃん、こっちがいいなぁ~~」と、思うんでしょうね。
ボールは最後です。
すべてのミッションが完了すれば、最後にボールの指示が出ます。
これが、最高のごほうびになりますよ
長い名前の場合は、一文字づつ区切るとわかりやすいようですよ。
たぶん、音で聞き分けているのではと思います。
実は、このペットボトル、少し難関でした。
どうも重いものがお好きではないようで(そういえば、ダンベルをくわえるのも最初は( ´・ω・`)でしたね)
ミッションを、確実に成し遂げた感があふれてる目ですね。
「わたしに、まちがいはございませんから」と、言っているようですね。
今、4つの物を70%ぐらいに聞き分けることができてきました。
ちょっと、迷った時には、へちまこのそばに戻って、聞きなおすこともします。
Liddellの頭の中にがたくさんつきますように・・・。
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