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2009年12月 3日 (木)

Liddell The Teaching Dog 93 自分と仲間を守るために。

20091105_pb0525861 ロージーがいた20日間。

少し追記をしておきます。

20日間のLiddellとロージーのやり取りの中で、『なるほどねっ』と、思わずうなったことがありました。

犬には遊戯本能という本能がって、その遊びの中で相手の優位性やこれから生きていく仲間との関係を構築していくと言われてます。

その遊びの中で、社会的信号といわれる犬語のすりこみが行われるそうです(この辺は、スタンレー・コレンやそのほかの行動学の本読んでみてね)

似たもの同士のLiddellとロージーの遊びは、初めのころ、Liddellは、ロージーの強さを、抑えるということでコントロールしようとしているようでした。

しかし、ロージーは、Liddellよりも強いタイプの犬のようで、それは容易なことではなく、また、少々犬に強くあたるロージーに『仲間を強く噛むな』という、教育的指導は難しそうでした(不思議なことに人間にはあまりやらないし、痛いというとやめもするのです)

以前、保護したmixのメグは、同じ明朗活発でも相手の優位性をすぐに受け入れるタイプでした。

センターのシロも、仲間に対する咬みつきは加減がなかったのですが、シロは強いタイプではなく、どちらかというと臆病さと同族との社会化不足からくる咬みつきでした。

しかし、ロージーは、強いんですね。人には従順で忠誠心もあるのですけど・・・。

Liddellがロージーの強さを、どうやってコントロールしていくのか…。

Liddellは、ロージーに遊びをとおして、咬みの抑制を学ばせるわけですが、ロージーは、遊びに夢中になると、相手を際限なく噛むということがなかなかやめられませんでした。

そのつど、Liddellはロージーを抑え込むのですが・・・。

特に、相手が下になるようなものなら喜々とするようなとこもありました。このようすはロージーが親元にいるとき、他の兄弟との遊び方を見ていてもわかっていたことでした。

このままでは、ただのモンスターになりかねません。原産国のオーストラリアで羊を追うためには、押しの強さも必要だとは思いますが、ここは日本なのです。

しばらくすると、Liddellのロージーとのフリープレイに変化が現れました。

Liddellが下になる率が高くなり出したのです。

Liddellは、大人犬との遊びでは下になるということはありません。子犬との遊びであれば、自ら下でに出て、わざと寝ころんで相手をすることもあります。寝ころんでも子犬のジャレ咬みには足や口を使って応戦します。

しかし、ロージーが上になって、だんだん興奮してその咬みつきがひどくなると、Liddellは下になったまま動きを止めて首をさらけ出し、顔を背け目を合わせないようにするのです。

さも、もっと咬めばいい、と、言いたげに…。

ロージーは、自分の3倍はあろうかという犬が、自分の下でおとなしくなるのをいいことにさらに噛みつこうとしました。

すると、とたんにLiddellの唸り声が大きく響き、Liddellのものすごい反撃にあうのでした。

そんなことが幾度か繰り返されていくうちに、ロージーは、『相手が下なって、動かなくなったら攻撃を止める』という、自制が働くようになりました。また、自分からLiddellの上からどくようにもなりました。

そう、Liddellがロージーに教えたかったこと、それは、『降参した相手をさらに攻撃するな』だったのです。

Liddellがロージーに提示し続けた社会的シグナルは『無抵抗の服従』と、呼ばれるシグナルでした。

Liddellは、ロージーの強さを認め、その強さを抑え込むよりは、同族を際限なく咬めば自分の身も危険だということを教えるために、『無抵抗の服従』を使ったのかもしれません。

『無抵抗の服従』のシグナルの意味がわからないまま育ってしまったら、ロージーは人との暮らしにも適応できないのではと案じましたが、このシグナルの意味することを習ったロージーなら、もう、ここにいなくても大丈夫だろうと思いました。

そして、ロージーを手放すことにしたのです。

ロージーの持って生まれた強さを変えるのは容易くないことですが、その強さを認めながら、暴君にならないように育てることはできそうだと思いました。

幸いにもゆずちゃんというボーダーは、相手の挑戦をかわすのがうまく、また、対立的なシグナルもロージーには使いませんでした(大人なんですね)

今後は、ゆずちゃんの穏やかな教育的指導に期待するところです。

あの負けず嫌いのLiddellが、自ら下になり『無抵抗の服従』のシグナルをするなんてことは、私にも考え及ばないことでした(本気になって反撃すればロージーはひとたまりもないのですが…)

人の社会では、無抵抗の人間をいじめ、死に至らしめるてしまう子どもたちの報道をよく耳にします。犬たちには無抵抗な相手には攻撃しないというシステム(同種殺傷防止機能)があるのに、人はあまりにも速い文明の速度がそれを奪ったといいます。

人だけが、潔く負けを認める相手を認められないのかもしれませんね。

今後、ロージーは、Liddellよりも強い相手に出会うことがあるかもしれません。その時に『無抵抗の服従』のシグナルを使うことがあるかもしれませんし、それを人にも使うときがあるかもしれません。

このブログを読んでくださる方々に、どうか、お願いがあります。

Liddellのロージーの、ほかの犬たちの『無抵抗の服従』のシグナルを、私たち人が目のあたりにしたとき、削除しないようにしてほしいのです。

犬たちは人の隷属ではないはずですから。

あなたは、白旗をあげるものに制裁ができるのですか?たとえそれが人ではなくても。

では。

20091201_pc012659 ルークママさん、これね。

中から、サラやオーパスが出てくるたびちょっと?な、リデルは。

クレート=子犬ちゃんのリデルは、オーパスがだてきたら「あんたなの?お呼びじゃない」っていう感じでしたね。

では、(o・ω・)ノ))

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コメント

こんにちは!
リデルちゃんとロージーちゃん、ウチのけりぃ(マリノア)と先に来たケルピー(Deko)の関係とよく似ています。

Dekoも人にはとても素直で従順なコだったのですが、家族犬にはとても強気な態度。来てすぐに、けりに洗礼を受けましたが、懲りずにエスカレート。
けりは、後に来たMプー(ZUZU)には、とても優しい態度で子守りしてくれたので、今回も頼りにしていたのですが、Dekoの態度が大胆すぎて、しかも同じ雌だったせいかZUZUに対する接し方とは大きく違っていました。

へちまこさんのように、私がけりを信じて任せていたら、リデルちゃんのようにワンコのルールを教えて同じような事をしてくれたのかもしれませんが、けりに牙を剥けさせたくなかったのと、最悪の事を考えてしまい私が介入してしまいました。

Dekoを迎えてから6ヵ月後に同胎のPipinを迎える事になり、DとPは先住犬3ワンたちとはちょっと距離をおかせる形で生活しています。
仲良く暮らしてほしいので、時間に余裕のある時には一緒にさせることもありあすが、けりが私の気持ちを察してしまい遠慮気味になってしまっています。

Pipinは全くタイプの違うコでDekoととても仲良くしていますが、他のワンとの付き合い方は苦手です。Dekoは家族以外のワンコとの接し方は上手で相手を見ながら対応し、よく遊びたがるコです。

ごめんなさい。長文になってしまいました。
しかも説明不足で意味がわかりますでしょうか?

かりんちゃん元気に過ごしているといいですね

遅くなりましたが、ウチのブログでよければリンクお願いします。こちらにも貼らせて頂いてよろしいですか?
よろしくお願いします。

ZUZUままさんnoteご訪問ありがとうございます。

ケルパピのことでは大変お世話になり、また快くブログリンクの件、ご了承いただきありがとうございます。

かりん(ロゼッタ改め)の母親は、4頭の子育てをひとりでしていたのですが、ひとりの子育てには、4頭は少々きついものがあると思い、いちばん教育しがいのありそうな、かりんを預かりました。案の定、いつも自信があって、特に犬には強気に出る(ただし、ケンカを売るとかチンピラではありません)タイプの犬でしたcoldsweats01
でも、人には従順で制止されるとよくわかるところは、本当にかしこい犬種でこのまま飼いたいなぁ~~とも、思っちゃったりしました。


けりちゃん、ブログで拝見すると優しそうな目をしてるので、きっと良い犬の教育係をしてくれるんでしょうね。
犬と犬との関係に人が介入するって、タイミングもあって難しいですよね。
リデルは子犬には忍耐強く教育してくれますが、大人犬には要注意な部分もありますよ。
ベルジアンって、飼い主の心を読み取ってくれるのが上手な子が多いと思いませんか?
なんだか、それが健気で~~泣かせます(ノ_≦。)
5頭の犬育て、私から見るともうもうリスペクトの範疇ですよ。
それにいろんなことにアクティブで…そんな、ZUZUママさんにエールを送りま~~すo(*^▽^*)o今後ともよろしくです。

リデルちゃんすごいですね~。
無抵抗の服従をすれば、襲わないという本能が備わっている訳ではなく、これも教えられて覚えていくんですねぇ~。
犬語の勉強になります。

てんままさんへ♪

今日は、残念でした。
リデルもよく指示をきいてくれるようになったし、私も自分の頭で少しは考えて動けるようになったと思っていますcoldsweats01


無抵抗の服従は、私も本能的に備わっているものと思っていましたが、リデルのTeachingのようすから、どうもそうじゃない犬もいるようだと思うようになりました。
教えないとわからない犬もいるんですね。
これは、人が教えることのできない犬語の領域じゃないでしょうか。
人のよく行う、ボディコントロールや仰向けに犬を抑えるは、人がやらせるもので犬が自らできなければ、本当は意味を成さないことが多いのではと感じました。


リデルがどこで、ロージーへの方針を変えようと思ったのか…犬って、奥が深いですね。

今回のことで、『柔能剛を制す』っていうことわざ、思い出しましたよ。

すごいお話ですね。リデルちゃんの度量の深さには感動します。リデルちゃんには犬語を教える天性の才能があるんでしょうね。
同じ犬でどうしてこうも違うんでしょう。うちのシャアときたら。。。相変わらずよその犬を襲ってばっかりです。呼びかければ犬から目線を外して私を見ることがかなり出来るようになってきたんですが、オヤツを持って行くのを忘れた日はもう、ほとんど私の呼び掛けに振り向かず吠えまくりました。私もイライラしてしまって「一度売った喧嘩で噛まれてしまえ!」と思ってしまいます(;つД`)
リデルちゃんにガツンと噛んで教えてもらった方がよさげです。
人間にはとってもいい子なんです。気は強いタイプのようで、先住犬の1歳上のみれいをよく攻撃して遊んでいます。みれいは嫌がって無視してますけど。。。犬同士で遊ばないから、犬慣れしないのはわかってるんですが、シャアはみれい以外の犬とは遊ぼうとしないんですよねぇ。。。攻撃はするけど。
 もう3歳にもなっちゃってるし、リデルちゃんに教育してもらったとしても無理でしょうか。たった1度ではどうにもならないとわかっていても、一度はシャアをリデルちゃんに教育してほしいです。
そうやって、人間が「仲良くすればいいのに」というか、他の犬に攻撃しなければ私もシャアも落ち着いて散歩できるのに、と思うのは私のエゴでシャアには必要のないことなのでしょうか。。。犬側でないから、そう思うのかな。。。

夏見さん。
ようこそいらっしゃいましたhappy01

リデルに代わって、リデルへのおほめ、ありがとうございます。彼女も人語がわかれば、きっと夏見さんにお礼を述べたと思いますよ。

さて、シャアくんのことですが、その状況に実際立ち会ってはいないので、あれこれアドバイスは誤解しやすいので控えさせていただきます、が、オヤツ作戦は効をなしていると思いますよ。そのまま続けると、犬を見ただけで夏見さんに視線を移すようにだんだんなると思います。そのころには、オヤツも必要なくなると思います。現在は、まだ時間が必要だということですね。
それから、気の強い犬は先制攻撃、威嚇行動はして来ないと思います。だから、シャアくんは、気は強くないんですね。
じゃあなぜかというと、犬が恐いんですよ。怯えを攻撃行動という形で表していると思います。だから、こういった子に犬に慣れろというのはとても過酷なことだと思いますよ。すれ違いであまりにも相手との距離が詰まってるなら、迂回する、Uターンする、といった対処とシャアくんが冷静でいられる相手との距離を保ってあげるといいかもしれませんね。

リデルは、シャアくんのように怯えの威嚇をする子には、無視をすると思いますよ。なぜなら、それが怯える子にとって一番安心できるからです。

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