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2009年12月20日 (日)

ある犬の5年間。

暮れが近づくと、必ずと言っていいほど犬がセンターへ持ち込まれる。

いわゆる飼育放棄犬。

飼育放棄犬は、即日処分が決まっている。午前中ならその日、午後なら、よくて翌日だ。

厄介ものを始末して、新しい年を迎えるつもりなのか、経済的に犬を養える状況で無くなったのか…盆暮れ、3月4月は犬が放棄されることが多い事実は、案外、市民にも知られないことだ。

先日、5歳のボーダーを持ち込みたいという飼い主から話を聞いてくれとセンター経由で連絡があった。

理由は、咬み。

5年もしてからどうして放棄するのか?

飼い主は5年間も我慢したという。その我慢も限界なのだという。この5年で数え切れないほど家族を咬んだという。

どこかでトレーニングを受けなかったのかと聞いたら、ああゆうことは思った以上にお金がかかり無理だという。

たった一度、どこかの無料しつけ方教室に出て、そこでそのボーダーのこと話したら、そのトレーナーがアルファシンドロームだといったという。

だから、犬が唸るたびに厳しくしつけたという。

なぜ、アルファシンドロームなのかと聞くと、リードを強く引くと唸り咬みつく、制止しようとすると向かってくる、家の子どもたちが小さい頃、金切り声をあげると噛みついて今でもその傷が残っているほどだという。

この飼い主は今まで3頭の犬を飼ってきたが、お金を出して買ったボーダーが一番問題行動をするのだと…。

家族団欒の時間、うろうろと家の中を徘徊し、自らクレートには入るがクレートのそばによると威嚇するということ。

来客に唸り、触らせないという。

犬が人を支配しようとしているからだと、言われたという(それも多くの人から)

悲劇だ。

こうして、初めから何の問題のない犬が問題のある犬として扱われ始め、咬み犬のレッテルを張られ、過激な強制訓練と、叱責、体罰が犬の過剰反応を煽ってしまうのだから。

そして、このボーダーは、11月の初めに飼い主を咬み、それが放棄への決定打となってしまった(それもリードショックによる過剰反応が理由なのに)

命を奪うのは忍びないが、我慢の限界だという。

もし、今でも少しでも愛情というかけらをこのボーダーに感ずるなら、今までのやり方ではないやりかたで、犬との関係を再構築してみないかと伝えると「家族で考えてみます」と、飼い主は電話を切った。

水際での攻防が、また始まる。

ノンキルもゼロキルもあり得ない理想だけど、それでも一頭でも減らしたいとセンターは願っているのだから。

ボーダーの5年間を思うと、この家族の犬との5年間を思うと、切ない。

20091211_pc112682

ねぇ、Liddell

ニンゲンほど 身勝手な生き物はいないよね。

へちまこもニンゲンだから、たまにLiddellたちのことで腹の立つこと、イライラすることはあるけど、犬たちはニンゲンほどではないよね。

犬たちに感謝だよ。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

犬は飼い主の姿を映す鏡?と聞いたことがあります。
犬がダメなのではなく飼い主がダメなのに、いつも犬の責任にされてしまいますね
5年間の飼い主の愛情が今のボーダーの姿なのに。
合わないトレーナーや犬のしつけ本に振り回され、大切な愛情をかけてあげることすら見失ってしまう!
犬は大切な家族のはずなのに。どうしていつの間にか叩く事や脅かすこと自由を奪ってしまうような事になってしまうのでしょうか?
年末にかけて処分を希望する者が増えると思うと、怒りがこみ上げてきます

まりりんさんへ。

この方にね、「ストレスがかかってるみたいですね」って、お話したら「もう、この犬のために毎日がストレスです」っていうんですね。
そこで「いや、この子にですよ。あなたの犬にですよ」って、伝えたら「はぁ~~(・_・)エッ.」って。

同じ屋根の下にいても安らげない毎日を送ってきたこの子のことを考えるとね、切ない。

野に放たれてもここへ帰ってくるんですよね。
犬って、そういう生き物だから。
そのことをよくよく考えないとならないんですがね。
物心ついた時から、ズッーと暮らしてきて、帰るところはここしかないのに、もっと優しくなれ、人間

5年間、切ないですね。この子にとって長すぎた5年ですね。飼い主さん、へちまこさんに会って考えが変わるでしょうか?変わってほしいです。
人間は言葉なんか使うから、犬を見れないんだってやっぱり思いました。犬はずっと人間をみてるのに。
その後も気になります。。。

ぐさっときますね、この話。

以前、散歩中に、ボーダーを連れた人から声を掛けられました。
『頭が良いって言うから飼ったのに、すぐに刃向かうんだよ、コイツは。どぉ、その子はやっぱり頭、良い?やっぱブリーダーから買わないとダメだったのかなぁ。ほらウロウロするんじゃねーよ。』と言ってガツンとショックが。

いたたまれませんでしたよ。

私はボーダーが大好きです。素晴らしい能力と可能性を秘めた犬だと思います。
でも決して飼いやすい犬ではないと思う。
頭が良いというのも知能指数が高いというのも運動能力が高いというのも、実はとてもやっかいなことかも知れない。

もし私に広~い敷地とたくさんのお金があれば今日にでもその子を引き取りたい。

夏見さんへ。

コメント、(._.)アリガト。

この子にとって、ちゃんと人間を愛せる時があったのかなと、考えてしまいます。

この話を読んでも、まだ犬が悪いと思う人がいたら、その人が犬と暮らしてないことを願っています。


>人間は言葉なんか使うから、犬を見れないんだってやっぱり思いました。犬はずっと人間をみてるのに。


ことばを持つ人間だけが、無駄な争いの種をまくのかもしれませんね。


ルークママさんへ。

この家族もの情報から、賢い犬という理由だけでボーダーを購入したそうです。

賢いんじゃないんですかね。
一度で、自分に危害を加えた人間を覚えるているんですから。

頭がいい、知能指数が高いというと、人の言うことをよく聞く犬という、勘違いの多さでどれだけの犬種が悲劇に見舞われるのか。
頭の回転が良すぎて、人がそれについていけないだけなんですよね。
「四方や犬がそんなことまで考えますまい」と、侮るから、そのしっぺ返しにあってしまう。
すると、それを犬の反抗とか支配性とかもっともらしい人の都合のいい考え方で、人には暴力的なことをしない、できない人までが、犬には平気で過剰なまでの体罰ができる…、ああ、なんて恐ろしいことなんでしょうかね?
誰もが、自分の選んだ犬種を心から愛して、勉強してほしいですよね。

>もし私に広~い敷地とたくさんのお金があれば今日にでもその子を引き取りたい。

ありがとうございます。
私もそうしたいです。


犬は飼い主しか見ていないんですよね。
飼い主が全て。

うちの息子達は我が家に来て良かったのだろうか??
とても不安です。

何せうちは犬と生活するのは初めてですから。

でも、愛情はあります。
たくさんの。

それだけです。

母へ。

母の息子たちは幸せですよ。
母や父のもとで、安心な寝床、適量な食事、動ける自由が保障されていますもの。


たとえ、雨つゆに濡れない暮らしでも、ご飯を欠かさずもらえる暮らしでも、この子のような暮らしはおたがいが不幸になると思うのですけどね。


>でも、愛情はあります。
たくさんの。

それだけです。


それだけもできない人が犬飼うなと、思います。

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