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2010年1月 4日 (月)

アリエル、幸せだったね。

20100102_p1022721 このブログを購読して下さっていただいているみなさん、新年のごあいさつありがとうございます。

へちまこは、昨年の暮れに身内を急に亡くしてしまいましたので、新年のごあいさつは控えさせていただいてますm(_ _)m。

が、数枚の新年のごあいさつの一枚の文面に目がとまりました。

『昨年の10月にももちゃんが亡くなりました』

という、Kさんからのお知らせでした。

新年のごあいさつといっしょに左隅に小さく載せられていた保護犬だったももちゃんの近況報告でした。(画像は初日の入りの中でボールで遊ぶリデル)

ももは、へちまこの動物福祉活動の原点ともいえる犬でした。

今でも覚えています。ももは、元はアリエルといいました。

今から5年前の2月の節分の前の日にアリエルという名で、一頭のゴールデンが置き去りにされていたのです。

アリエルは、大きな日本家屋に広い庭の片隅に2月の寒さの中、寒さをしのげる毛布一枚もない犬舎で、もう戻らない飼い主家族を2週間ほど待ち続けていたようです。飲み水は凍り、ご飯鉢は転げ、排せつ物は食べてしまったのか見当たらなかったのを覚えています。

近くに住むKさんがアリエルのお家の異変に気づき、へちまこに連絡をくれました。不法侵入にはなりますが閑散とした庭にはいると、家財道具が放り出され、三月の節句の人形が梱包半ばで放置されていました。その家具たちと同様にアリエルは置き去りにされていたのです。

状況から見ても『夜逃げ』は確実でした。

とりあえず持参したフードをあげ、Kさんが新鮮な水を与えると、一気にたいらげ安心そうに水も飲んでくれました。犬は空腹に強い生き物であることを、こういう状況の時にいつも犬に感謝してしまいます。

ただ困ったことにこの子が誰の犬か、登録をされているのかがわかりません。すでに誰かの犬であれば私たちは法律上、アリエルを救出することはできなくなります。元の飼い主に占有者放棄をしてもらはないと、この場所からの移動もできません。勝手に活動すれば人のもの無断で持ち出した窃盗罪になってしまいます。

私たちが騒いでいると、隣家の勝手口が不意に開き、中から男の人が出れ来たので今までの状況をうかがうと、数日前に○○と言う不動産屋が来ていたと言うではありませんか!

『ありがとう、おじさん!』この情報でアリエルの運命を変えることができます。さっそく、保健センターのGさんに連絡し、○○という不動産屋を探してもらい、そこの社員からアリエルの飼い主らしき人に連絡をとってもらうことにしました。

連絡のとれた不動産屋は、一週間後には業者が入り解体すること、残されたものはすべて廃棄していいと言われていること、守秘義務からこの家の人とは直接連絡はしないでほしいことを伝えてきました。

私が、犬が置き去りになっていると伝えると、驚いた様子でこの家の人に連絡をしてくれました。後は、元飼い主の人からの連絡を待つしかありません。

Kさんは、アリエルの新しい家族になってくれる人に心当たりがあるので連絡をしてみますと言いました。そのころの私には、今ほどのネットワークなどなくアリエルほどの大きな犬を保護するなんてことも考えてもいませんでした。一週間しかない時間の中で、アリエルにできることをしていこうと、Kさんと相談し毎日アリエルのところに通いました。

健康診断し、汚れていた身体をブラッシングし、散歩に連れ出し、住人のいなくなった庭にアリエルを放しいっしょに掃除をしました。

掃除をする傍らでアリエルははしゃぎ、ほうきを持つと自分も手伝おうとするかのようにほうきの柄をくわえたのを今でも覚えています。

『こういう子を置き去りするなんて…』と、思わずにおられませんでした。

期限が迫る2日前、この家の人から待ちに待った連絡が来ました。

『アリエルは生きているんですか!生きていたんですね!』

はい。元気にしてます。ご飯もよく食べてくれます。

『あああ、すみません、こんなことしちゃって…アリエルは娘の犬です。娘ににはアリエルはよい人にもらってもらったからと…。』

今、そのよい人を探しています。新しい犬生を歩ませるためにも飼い主さんの占有者放棄をお願いします。でないと、私たちはアリエルをこの庭からも出せないのです。

『わかりました。もうだめかと、この寒さでは助からないと。どうか、新しい飼い主を見つけてあげてください。少しはお金も負担できますから。』

いい人なんだ、本当は、アリエルとは別れたくなかったんだ。何かの運命でどうしてもアリエルを連れていけなかったんだ。でも、アリエルの運命はつなげることができた。よい方向に…。

あの日、Kさんが気付かなかったら、隣のおじさんが不動産屋のことを見過ごしてたら、保健センターのGさんも迅速に対応してくれなかったら、アリエルの運命は変わらなかったかもしれない。この運の良さは、アリエルが引き当てたものなんだから。

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その後、アリエルは、Kさんの紹介でOさんとい方の新しい家族になりました。Oさんは『あらら、大きいのね、ホントはライアンちゃん(Kさんの愛犬)のような小さい子だといいのだけれど。でも、さぁさ、乗って新しいお家へいくわよ。』と、さも、前から私んちの子というかのように連れて帰ってくれのでした。

しばらくすると、アリエルを抱きしめたOさんの幸福そうな写真が数枚、Kさん経由で届きました。

あれから、5年。当時のアリエルは4歳だったので、少し短い寿命かもしれませんがきっとOさんの家族に看取られ、ももという名で天寿を全うしたんだと思っています。

私にとってこの出来事は、犬を放棄するすべての人が悪者ではないという、出来事でした。この出来事がなければ、私は犬を保護し、新し家族への橋渡し的な活動はしていなかったかもしれません。これも運命なのかもしれませんね。

20100102_p1022720

Oさんご家族、Kさん、もものことありがとうございました。

ももは、幸せな死を迎えることができたんですよね。

では、みなさん、今年もよろしくお願いします。

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20100101_p1012714 書き忘れたので、ここへ記しておきます。

どこに犬語の説明があるのか?どこのカテゴリを見ればいいのか?とのご質問があるのですが、申し訳ないのですが明確にこれがこういう場合の犬語ですからというカテゴリは、当ブログではされていませんm(_ _)m。

すべてのブログの中からお探しいただくことになります(ブログはもともと日記ですから徒然なるままになものかなと、あるいはズボラな管理人であることをお許し下さい

お時間があればアーカイブからお探しいただければと…

それからリデルは有料で貸し出しをしているのではありません。リデルは、へちまこ家族のメンバーの一員であり、へちまこの大切なパートナーですので、お察しいただけるとありがたいです。

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コメント

何とも複雑な気持ちになるお話ですね…
沢山の偶然がももちゃんの命を繋ぎ止め、安心出来る場所で看取られたなら、ももちゃんは幸せだったんですね。

以前メールにも書きましたが、私だって いつ どんな運命で今いる子達が飼えなくなるか…正直、解りません。
病気で寝たきりになるかもしれないし、死んでしまうかもしれないし…
そうなった時に『こんな良い子なら』と直ぐに新しい家族が見つかるような子に育ててあげるのも飼い主の責任…義務なんだろうな~と思います。
マヒナは日に日に力がついてきて、リードで引っ張られると手が痛いです今日、手を見たら血マメが出来ていました
でも諦めず、頑張って、楽しく穏やかな散歩が出来るようにしなければと思っています。
又沢山質問や相談をさせて頂くかと思いますが、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

マリリンさん、初コメントありがとうございます

以前、引っ越すから犬の新しい飼い主を探してほしいと言ってきた人がいました。犬のようすを見に行くと、中型犬が家の柱につながれて飼われていました。いい子なんですが、新しい家族を探すには、あまりにも不適切な行動が多く、人との暮らし方も教えていませんでした。やんわりお断りすると、逆ギレされましたが…
犬は、基本、どの子もいい子だと思っています。咬んでこようが、吠えようが。ただ、その子の命を繋ぎ止めたかったら、人との暮らしをすぐにでも再スタートを切れるような育て方をしておく方が、その子の運命を変えられるのではと思っています。

マリリンさんは、マヒナやほかの子のこともよく考えながら暮らしていける人なんですね。
単にただ飼えばいいという思いだけではなく、その子の命のつなぎ方にも気を配る…大切なことですよね。その思いがあれば、乗り切れますよ。

リード…化繊製品をまだお使いなら、ぜひとも天然皮革製品をお勧めします。これからもっと引っぱりますので、引っ張りたいだけ、引っ張らせてください。だけど、人は動かない。犬がどうしてその行動をするのか、どうして前に行きたがるのかよく考えてみて。その行動を誘発させるものが犬のほしいものなら、ここは食べ物でごまかさずに手に入れるにはどうしたらいいのか、犬に考えさせてみてはいかがでしょうか?

時間はかかりますが、確実に自分で学ぶと思いますよ。

では。


 へちまこさん こんばんは。身内を亡くすことはとても辛いことですね。お察しいたします。
 わんこの数だけいろんなドラマがあるんですね!身につまされながら読みました。よそのわんこであっても飼い主が今いなくても家の敷地内だと色々なしがらみがあって勝手にはできないんですね。でも、本当に近くの方が気づいて結果良い方向につながっていけたこと 何とかしたいの思いがつながっていけたのは本当にラッキーでした。単に犬が好きだから飼うだけではすまないこと 責任をしっかりもたなくてはと改めて思いました。愛される子に育てていくのもですね考えたくもないけど、自分がいなくなったときのことも念頭においておかなくっちゃね。とも、思い知りましたよん。まして太助はデカイ奴ですからね。

太助母、初コメさんくす♪(o ̄∇ ̄)/
今年もよろしくっす

まぁ、生き物ですから命ある物は、いつか、それを失うわけですからねぇ。

その時に幸せな最期であったかどうか?は、大切なのかなぁ~~なんて、考えてしまいました。特に昨年はね(暮れね)

犬は、人に飼われている以上自分の運命を人のように選択できないわけですから、不測の事態の時にその子の命をつなげることができる可能性のためにも『愛される子に育てる』のは必要ですよね。
ただ、これが自己満足なかわいいという表現的なものではなくて、ちゃんと人との暮らしができるってことだとは思いますけどね
太助は少々辛い目にあっても、アリエルのように『基本人間はすべていいもの』の、学習がなされているじゃない。
そーゆー子って、人からの愛っていうのを信じて待ってられるんだと思うよん

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