おかえり はやぶさ
へちまこんちは はっきり いって ヲタクに偏っています。
だから無人探査機のはやぶさの無事帰還には涙してしまったのです。
小惑星イトカワに3億キロを無人でたどりつき、ミッションをこなし、数々の危機を乗り越え地球に帰還したはやぶさは、燃え尽きてしまいました。
小さな子のお使いのようだと揶揄されたはやぶさですが、日本の科学力と技術屋日本の底力を世界にしらしめることができたと思っています。
機械には確かに生命は宿らないかもしれないけど、でも、それでも、魂は宿るんだと思う。それは人が夢を見るから。
そして、人が機械にだって愛着感じ、絆を求めるからだと思う。
生身な生き物は確かに暖かいかもしれないけど、使いなれた道具、何年も乗り続けたクルマ、学校へ毎日運んでくれた自転車が雨に濡れながら佇むのをみるとき・・・pcのメモリがとんだ時、カーナビのナビの声かけに応答する時…そこには確かに機械相手の暖かなぬくもりを感ずる。
2003年5月9日 はやぶさは地球から離れ一年のスイングバイののちイトカワへ旅立った。
そして、2010年6月13日、カプセルを投下後、大気圏に突入し燃え尽きた。私は7年前、帰って来るもんかと思っていたのだ。そう、成功するはずがないと。
でもでも、何度も何度も危機があり、それを乗り越えた、はやぶさ。(プログラミングされてても機械が考えて危機を乗り越えてきたんですよ、たった一人で宇宙で)
地球に帰ろう…はやぶさは思ったのかな~~。体は燃えちゃうんだけど、それでも地球に帰りたかったし、みんなの期待に応えたかった?
体はなくしても、はやぶさが送り続けたデータは君のメモリだね。
途中でミネルバとはぐれてしまったけど、いつか会えるよ。
きっと、きっと、どこかではやぶさの夢のかけらを拾ってくれるよ。
おかえり はやぶさ そして ありがとう。
(ああ、当時、マーカーに名前応募しとくんだった)
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コメント
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はやぶさ君のご帰還には私も涙しました。
そうなんですよね!例え姿が燃え尽きても、彼は帰ってきたんです。
日本の技術者の執念とか、不屈の精神とか、色んなものを含めた変態性に日本人最高!とか思ってました。
ブログも良い意味で『普通』っぽくて熱かったし。
私もマーカーを後悔したので、あかつきのには応募しました(笑)
投稿: みから。 | 2010年6月15日 (火) 02時02分
みからさん、( ̄ー ̄)ニヤリ
このネタ、食いつきいいですね~。同類がいてうれしいですよ。
>日本の技術者の執念とか、不屈の精神とか、色んなものを含めた変態性に日本人最高!
ホントどんだけ、未来予想?次の手次の手で乗り切ったことの多さ!日本人の用心深さ(いい意味のね)に脱帽せなゃならんよ。
ああ~はやぶさの魂はどのあたりを今、回ってんだろね?
あかつき…まだ応募しておるかな?
投稿: へちまこ | 2010年6月15日 (火) 12時51分
はやぶさ帰還 実は私もなみだでてしまっていました!
すっかり数日前のニュースを聞くまで忘却のかなたにいっていました。7年もの月日 ジャクサのスタッフはどれほどの思いで はやぶさくんのコントロール できることの限りをつくしていたこと 日本そして人間のすごさを思いました。ニュースで5歳のお子さんがはやぶさがカプセル以外もえつきてしまうと聞いて大泣きしたのを ジャクサのスタッフが知らされておこさんの気持ちがとても嬉しく励まされるということがかたられました。それを聞いてまたウルウルでしが・・・回路を別にしていたとかの話もさることながら・・・
投稿: 太助母 | 2010年6月17日 (木) 13時34分
あら、太助母、この手でもウルッですか?
よい人だなぁ~~
ヲタまではいかなくても仲間だね
川口コーチの「明日から宙を見ないとい現実を受け入れることができるだろうか…」というコメが泣かされた~~。
へちまこ、暗い宇宙ではやぶさがただ1人で『指令頼む』を待ってたんだと思うと、ああ、なんだか犬たちの健気さとかぶるんだわ
投稿: へちまこ | 2010年6月17日 (木) 23時02分