Towing the Line! 翻訳完了。
みなさ~~ん
(いえ、一部ですね
)
お待たせしてますが、アンジェラ先生のロングライントレーニングのブックレット。
優秀な翻訳ブレイン(Fのつくお方です)のもと、完了しました
あとは、編集です。
ただし、営利目的の販売はしません。
こちらでライントレーニングを受けた方と関係者のみに配布します。
このブックレットの翻訳は、アンジェラ先生の日本のエージェントの許可を得て翻訳されました。
コピーライト©1999年に取得してますので、そこんところよく考えてくださいね。
今から10年も前にハーネスによるライントレーニングを推奨したアンジェラ先生のブックレットです。
英国ではオフリードでの犬の散歩が可能ですが、ここは日本。ノーリードは公共の場ではご法度。でも、常に短いリードでは犬だってストレスフル。ただしノーリードを推奨しているのではありません。日本には日本での犬としてのしつけが必要ですから。
また、リードを引っ張らない犬にするためにもライントレーニングはとても大切なことなんです。
最近、あちこちのブログでロングライン、3mリードによるトレーニングに批判的な考えな記事を目にしますが、3mリードやロングラインが悪いのではなく、きちんとしたライントレーニングを受けないままで犬を自由にしてしまうからだと思いますよ。
一時の流行りだから、犬にやさしそうだからでハーネスに変えてロングラインをつけて、人に行きかう道でも、狭い公園内でもリードを長いままで使えばトラブルは起きます。常識ってもんですよね。「ロングラインで飼い主楽だわ」ではなくて、犬よりも早く状況の把握をして、事故事件を未然に防がなければならないんです。それができない方は短かろうが長かろうが事故を起こすのだろうと思いますから。
3mに入る前段階のことがこのブックレットには書かれています。そして、最終的にはよく売られているリードの長さにでも犬が対応できるようにしていきます。
人が対応ではなくて、犬が対応できるかです。
リデルは現在は180㎝のリードでも引きはありません。
へちまこが方向転換すればその後を追うというトレーニングを積んだことによって、すべての誘惑を自制してくれます。これは、ロングラインでのトレーニングらか少しずつリードを短くしていった結果です(ああ、即効性がないから短気な方には向かないやり方かな?)
犬に傍若無人な自由を与えるためではなく、過剰なストレスから犬を守り、常にリラックスした状態や状況を犬に与えるためで、そして安心で安全な犬に育てるためなんです。
ただ、ライントレーニングは広大な場所を必要とします。
その辺りの狭い公園ではできないことですし、リードのさばき方も習わないといけないし、誘惑多い場所、ドッグランなどに行く前には、せめてWAITとTHIS WAYは必須でしょう。
道具が悪いのではなく、使う人間側の問題だと思いますけど。
では。
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コメント
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このトレーニング…
以前お話を伺ったことがありますが、やはり『広い場所』と言うのがなかなか難しいところですよね
マヒナなんかは本当に広い場所から始めなければいけないような子なのに、短いリードでのお散歩からのスタートとなってしまい、引っ張りには本当に苦労しています
イージーウォークハーネスを使うことがありますが、そは本当に引っ張りが直った訳では無いのですよね…そこが悲しいところです
イージーウォークハーネスの他にノーマルのハーネスの購入を考えているのですが、ナイロンのハーネスにするか、フリースラインドハーネスにするか悩み中です


現在ノーマルのハーネスがかなり老朽化してしまったので使用中止しています
先ずは慣れた散歩道でのフリースラインドハーネスでの散歩を練習してみようかな…と
投稿: マリリン | 2010年7月30日 (金) 10時28分
3mりーどにして、力の入っていない引き(歩くのが早い(゚ー゚;)がわかるようになりました。
以前はただ引っ張るとしか思っていませんでした。
グランドで10mで練習していますが、方向転換してもリードが張るまで気がつかないです。
注意が向くまでの道のりは長そうです
投稿: あどっち | 2010年7月30日 (金) 12時44分
マリリンさんへ。
毎日広いところへ行くことが不可能なら、週一でも大丈夫です。少々時間はかかりますが引きの強い子は車で広いところまで行って、そこでのびのびとトレーニングする方がおたがいストレスなくトレーニングできます。
普段のお散歩では、引っ張られることに関してはうるさく言わずに淡々と歩き、緩んだ状態で歩いているときにほめてごほうびか、少し前を歩いていて呼び戻せたらごほうびがいいと思いますよ。
イージーウォークは使用したことがないのでどんなもんだか想像がつきませんが、犬の意志で飼い主の後を追わせるのがライントレーニングです。
ハーネス、ものすごくひかないならフリースラインドハーネスでもいいのではないかしら。
でも、大きそうねぇ。マヒナ。
先は長いから、適当適当でがんばってくださいね。
投稿: へちまこ | 2010年7月30日 (金) 21時44分
あどっちさんへ。
そのまま少しあどあの歩く速度に合わせてあげてください。
3mリードの場合、犬から2mぐらいのところでリードを持ちます。残りの1mは緩衝用にとっておきます。10mの場合も同じです。残った分は垂らしておきます。
リードが張ってしまう前に「WAIT」と声をかけて止まるようトレーニングします。この時、リコールをしないでください。その場にとどまることができたらよくほめてください。この場合のごほうびは犬の好きなように歩かせるなので、食べ物はあまり使わないほうがいいかもしれません。犬がとどまることができたら、リードを緩め「Ok」といって歩き出します。これができてきたら、方向転換したらついてくるを教えていきます。
このトレーニングを繰り返し繰り返したくさんたくさん行ってください。
で、いい感じになってきたらメールくださいね。
では。
投稿: へちまこ | 2010年7月30日 (金) 22時03分