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2010年8月

2010年8月25日 (水)

どうなんだか?みなさんのご意見をお聞かせください。

20100821_p8213368 へちまこんちの川向うに大きなホームセンターがあって、そこにはだいずの好きな鳥ご飯が売っているのでちょくちょく行くわけです。

で、先日というか、先月から、まぁ、巷の子どもたちは夏休みですよね。

ホームセンターといえば、定番で売ってるのが「子犬」「子ねこ」「ウサギ」という、小動物。

商品ですよね。

仕方がないと言えば、今の日本の生体販売がこんなんですから仕方がないのですが…。

で、その日、マルメロがまだいたので、マルメロのハーネスでも、と、思って、犬用品のそばに行くと子犬の入っているケースにでかでかと…

“いまなら、この子犬が¥4,100で、お手元に!”

“この子犬なら、¥3,000で、お手元に!”

(・_・)エッ....?

これって、この子のお値段sign02

隣の熱帯魚さんより、安価sign02

このポップをよく読むと、月々お支払い¥4,100で、24ヶ月ローン、ワクチン代、ワンコの健康保険加入費別途、生命保証付き…と、なってました。

でね、そのそばで「子犬がほしい、子犬が飼いたい」と、だだこねる子どもがいましてね、

へちまこ(# ゚Д゚) ムッカー。

でね、そのかーちゃん、高いから駄目よっ、って、子どもに言い聞かせてたら、キャバクラで働いてもよさげなねいさんが

「だいじょうぶですよ~~、月々のお支払い¥4,100ですから、夏休みの良い思い出作りになりますよ~」

と、の賜った…。

へちまこの頭の中では、すでにこのねーちゃんをo(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;ました。

へちまこ、聞きました。

ちょっと、犬、飼うのはじめて的な感じで。

途中で死んだらどうなるのとか、病気になったらとか…なぜ、クレジットなのとか…。

まぁ、マニュアルどおりのお返事しか返ってこないですけど。

要するに、子どもがだだこねても犬の値段は下がらないけど、売るためならクレジットにすれば、数千円で子犬は手に入るわけ。

でね、ねーちゃんこうも言った。

「ほしいものが手に入って、お客さまも喜んでいますぅ~」up

生きているものを買った後にどんだけお金がかかるのか、時間をかけないとちゃんと育たないとかは抜きにして、資本主義が勝手に歩いているのだ。

へちまこは、このホームセンターに抗議をするべきかどうか、悩んでいるんですよ。

同士もほしい…特に川向うの人たちです(東京都大田区)

みなさん、動物好きな方もそうでない方も、殺処分数30万頭を超える、この先進国の現状を考えながら、ご意見をお聞かせください。

それが、原動力になります。

2010年8月23日 (月)

Liddell The Teaching Dog 111 8月のマルメロ、続き。

20100816_p8163352

マルメロは8日に来て23日に新しいご家族のもとへ旅立ちました。

マルメロが自分の生まれた家や母親、兄弟と、半ば強制的に引き離されてから約30日。

8月23日でちょうど90日でした。

そのマルメロはもうここにはいないのです。

ちょっとさびしいのですが、明日の5時起きはなくなるっgood

マルメロは我が家で仮暮らしする初めてのオスの子犬で、リデルとの遊びの中にもオスとしての必要なマウンティング行動がよく見られたました。

今回は、メスの子犬へのTeachingとオスの子犬へのTeachingの違いを観察することができたのが勉強になりました。

犬のマウンティング行動はメス対メスでも行われますし、優位性を示す意味合いや単に挨拶的なことであったりします。

犬の遊びには犬が将来必要なことの要素がたくさん詰まっているといいます。

そして、犬のマウンティング行動もその中のひとつの行動だそうです。

ベコフやバイヤーズは、遊びとは“他の意味をもった行動が調整され一連の動作となった運動パターン“と、説いています。

子犬は同族との遊びをとおして、自分の肉体的能力と限界、狩りのまねごと、危険回避、自分の身の安全の確保、求愛行動にかかわる行動などを学んでいるというのですから、マルメロのマウンティング行動は健全なオスの子犬の証でもあるんですね~。

いままでメスの子犬ばかりでしたから、マルメロのように遊びの中でリデルにマウント行動をする子はいませんでした。

20100821_p8213366_2 一人前な、マルメロのマウンティング。くんずほぐれずのレスリングをしていたのですが、マルメロがマウントしたとたん、すわり込み、リデルの視線は遠くに。

リデルは、マルメロの興奮を抑えようとしているし、無言で気分が悪いと伝えています。

マルメロに生殖欲求があるのかどうかはわかりませんが、遊びの興奮度が高くなると良く見られました。

遊びの中でどうしてもリデルにかなわない部分があって、そこをどうにかリデルをコントロールしようとしているようですので転移行動的なものがあるのかもしれません。

まだ足腰がふらつくような子犬ですから、しつこくするというわけではなかったのですが、リデルはついぞこの行動を許すことはありませんでした。

20100821_p8213367 やめないので睨まれています。

リデルの顔の表情はいかにも“気分が悪い”と、言っているようでしょ。

それに気づいて、自分からやめるマルメロ。

自分からやめられるようになる?

わずか3ヶ月にもならない子犬がですよ。なるんですね~。

ここで気づかないでいると、大きな唸りとともに首根っこを抑え込まれます。

自分で相手のシグナルを読めるようになることが、とても大切なことだとわかりますね。

同世代の子犬であればお互いの強さを確認する意味もあるのでしょうが、年上には失礼な行動であるとわかりますね。

わが家にはシェルズ(13才、10才)もいて、マルメロはこの2頭にはけっこう失礼な行動が見受けられてました。

リデルはマルメロがシェルズに駆け寄ろうとするたび、必ずその間に割って入りマルメロのシェルズへの接触を許しませんでした。

リデル自身は自分より年が上のものには、たとえ実力は自分の方が上でも、相手にとって失礼なシグナルは使わないようです。

リデルはこれをマルメロに教えたいのだろうと思えました。

20100819_p8193362 しばらくしてその効果が表れ出したのか、マルメロはアリスやワンダーに紳士的に振る舞えるようになって、アリスもマルメロを受け入れるようになってきたのです。

リデルがわが家にくる前、レディというシェルティーがいました。

ワンダーはこのレディから紳士的に振る舞うことを教えられた犬で、ワンダーの定評あるジェントルメンさを見ていても犬同士の教育的な教えは大切だと感じたのです。

いきなり女の子にマウントする行為は、犬であっても失礼極まりない行動なんですよ。

20100821_p8213369リデルねぇさんに ものすごく、しかられちゃった~ぼくdown

いい勉強してると思いますよ。

マルメロは人に対しては、常に尾を振りながら近づく、とてもいい子です。

小さくても飛びついたり、むやみにカプついたりはなくなりました。

本当のフレンドリーさとは、人に敬意を払いながらの交流が持てるかどうかだ、と、へちまこは思っています。

それを教えてくれる犬がいないなら、それは人が犬にちゃんと教えてあげないとね。

リデルと遊ぶ時にはすごくやんちゃなんですが、人と犬、それは違う生き物であると、良く学習してくれています。

20100819_p8193364 ねぇねぇ~ ねてるの?ぼく あそびたいんだけどぉ~。

以前は飛びついて、ブン投げられてましたが、低姿勢でのお願いです。

人もブン投げていいかって?

それはご法度です。

人と犬は違う生き物ですから、人とのコミュニケーションの仕方を非暴力で教えてあげてくださいね。

20100819_p8193365 リデルが気付いてくれるのをこうして待てるようになったマルメロは、自分からクレートの中で休むこともできるようになりました。

まだまだ人の社会への社会化は重要になりますが、犬対犬関しては自信があります(いや、むしろありすぎかcoldsweats01)そこの部分をつぶさず、暴君な犬にならないように人が教えていく部分ですね~。

なにしろリデルが育てた犬は、概ねそんな感じに育ちますから。

20100817_p8173357 ものすごく疲れているかしら~こんないたずらしても気がつかないっhappy02

お疲れさま。リデル。

明日の朝 リデルは マルメロを さがすのだろう。

いつものように クレートを 覗き込むのだろう。

キッチンをさがし テーブルの下 自分の大きなクレートの中をさがす。

2~3日は 子犬のかけらを さがしつづける。

どこかに 子犬がいたという 確かな匂いを頼りに…

そして いつか 子犬のいない いつもの朝を迎えるまで…。

人間なんて、口でああだこうだって言ってるだけで、リデルほど子犬のことを考えてくれる存在はいないと思う。

リデルが伝えるシグナルのひとつひとつが、マルメロの幸せにつながると思うよ。

どうか、いつまでも君らしく。

それが君へのリデルからの餞。

犬を見てればわかることはたくさん。

へちまこはその傍らで見ているだけでも幸せだな~。

マルメロの新しいご家族をさがして下さった方たち、気にかけてくださった方たち、マルメロは希望に満ちたご家族と巡り会うことができました。

この場をお借りして、心からお礼申し上げます。

ご協力、ありがとうございましたm(_ _)m。

2010年8月19日 (木)

Liddell The Teaching Dog 110 8月のマルメロ。

20100809_p8093291 さて、マルメロの我が家での仮暮らしも10日になりました。

子犬らしいやんちゃさが日に日にパワーアップ。可愛さもひとしおです。

排泄のコントロールも90%、促せば自分でトイレへ駆け込んでくれるし、クレートトレーニングも上々、眠くなると自分からクレートに入ってsleepy

良く食べて、良く出して、眠って、遊ぶ…健康な子犬ちゃんです。

そして、今日は、獣医さんで健康体のお墨付きと、先生から「いい子じゃないの。臆病さがなくて、育てやすそうだね」と、お言葉をいただきました。さんくす♪(o ̄∇ ̄)/先生っ!

マルメロの譲渡のお問い合わせですが、只今、関係者からのご紹介を優先しております。純粋種の小型犬の子犬の場合、問い合わせが多いのですが、子犬を飼うという心構えがいまいち?な方がいることが残念です。

それからへちまこんちは、マルメロのことで困ってはいません。犬が増えて困るなら保護なんてしません。

マルメロと心から暮らしてみたいと思う方にマルメロの新しいご家族になってほしいと、願っています。

20100813_p8133330_2 読めるか読めないか。

マルメロはもとから人側の犬で、人が呼んでもいないのに人のそばに来て、すぐに身体を預けるし、爪切り、拘束にもすぐ馴染むし、ガンガンに視線を合わせてくる。

でも、そのガン見が犬間ではトラブルのもとになるのがわかっていないのです。

上の画像のリデルのシグナル。

リデルは、マルメロの行動を決して好ましいとは思ってはいません。

気分を害しています。

リデルがペットボトルをひとりで噛んで楽しんでいたところへ、マルメロがあいさつなしでいきなりボトルに食いつこうとしています。

20100816_p8163355

この画像ではリデルがマルメロを誘ってます。リデルの表情が違うでしょ。おもちゃも相手がくわえやすいように差し出しています。

三か月近くになったマルメロへの扱いはやさしいばかりではなくなってきました。

マルメロはいつも遊んでくれるリデルという犬から、また別なことをと学び始めています。

それは、今後マルメロが人と犬との暮らしの両方を謳歌できるためには大切なことなのですから。

リデルの少し前までは、マルメロがそれが欲しいと言えば、すんなり渡していたことが多かったのですが、ここ数日間は、マルメロの行動によっては睨み、フリーズ、うなり、威嚇があり、威嚇はかなりの激しさですね~。

20100814_p8143333 この激しさが出てくると、何でも許してもらえた本当の子犬時代は終わりを告げていることになります。

マルメロの目が挑戦的でしょ。『よこせっ!』なんですね。

リデルは『離しなさい。』なんです。

リデルはこの時点ではすごく力を使って取り戻そうとはしてはいなんです。静かなシグナルで、その行為をすぐにやめろ、と、注意喚起をしています。

注意喚起の睨み、力の差は歴然としているのですが、マルメロはやめようとしません。

今まで、リデルは手加減をしてくれていたんだということが分かっていなのです。

しかし、これほどまでに忍耐強さを見せるリデルにはいつも感服します。

手前みそ的な話で恐縮ですが、母犬とは違う視点で同族への教育をする犬の存在は確かに重要なポストを担っているんだと感じます。

犬語を知るということは、その習得の仕方をリデルをとおして見る犬同士のやり取りから、より一層に人に対して強烈なメッセージを送り続けてくれるように感じるのです。

20100814_p8143334

『手を出すなっsign03』の一喝。

飛びのいたマルメロです。

犬の社会で礼儀正しい犬は、人の社会でもその礼儀正しさがあるように感じます。

それは、こういったごく普通の礼儀を犬語をとおして学んでいるかどうかではないかと思うのです。

ごく普通の礼儀ですか?

たとえばいきなり人のものを使う人…(人の手から勝手に奪うのムッとしませんか?)

たとえば眠っているのを邪魔する人…(いきなり飛び乗ってきたらムッとしませんか?)

たとえばはじめましてなのにいやになれなれしい人…(いきなり肩を抱かれたり、ものすごく近寄られたら?)

親しい中にも礼儀ありですからねぇ。

20100816_p8163354 これはリデルがわざと、下になってあげてる図ですね。セルフハンディキャッピングという行動です。

リデルは子犬には何度も何度もこの行動を繰り返します。

ロゼッタの時もそうでしたが、こんな何倍もある犬が下敷きになってくれるものだから、子犬はいい気になります。思う存分喰いつきます。

で、脚や口の応戦が止まった時、これ見よがしにリデルの顔の上に乗りかかれば、やはり強烈な一喝とともにブン投げられます。

犬でもブン投げる…できるんですね。

当然子犬は驚き引きさがり、積極的な服従のシグナルをシグナルを使うことになります。そう、これができないと自分を守れないのです。

また、このシグナルの意味することをよく理解しているリデルだから、相手を許し、短いタイムアウトののちまた遊びに誘うのです。

20100814_p8143336 自分からにじり寄ってみた、マルメロ。

このシグナルならリデルもマルメロを許すでしょう。

リデルの一喝を見ていると、本当の怒りではなくて、子犬であっても仲間だと認知した教育的叱責であることがわかります。

人はこれほどうまく叱責を使うことはできないように思います。

リデルと子犬たちの関係を見ていると、いかにして遊びをとおして自分を魅力のある存在であることを伝えているのかがわかります。

その魅力があるから激しい叱責をされてもマルメロはリデルを慕うのです。

マルメロはリデルを求め、リデルもTeaching対象のマルメロを求めています。

おたがいがおたがいを求めあいながら学ぶこと。

20100815_p8153344

マルメロは最近、視線を相手から外すことと、睨まれたら退くことができるようになってきた。

それは、へつらうのではなくて、目上のものに対する礼儀の一つであるし、無駄な争いを避ける意味でもあって、けっして卑下でもなく、同族とうまくかかわることを学んできている証。

人の世界でも、マルメロ、うまくやっていけそうだねgood

では。

2010年8月14日 (土)

ちょっおとぉ~千葉へ館山へ千倉へ白浜へ行ってみた。

20100811_p8113313 ここは、なんだったかな~。

千葉のローズマリー公園だったかと・・・?

マルメロを引き取りに行く前からの家族との約束。

だからホントは、マルメロは11日過ぎに引き取りたかったのだが、元飼い主の状態が悪くて…いきなり、マルメロ持たされたし。

この千葉に行った日は、chanpal家さんにマルメロを託した。

ありがとうございますm(_ _)mさんパルさん、助かりました。

20100811_p8113318 海よぉ~おれの海よぉ~♪てな具合の兄とイースター島帰りの娘。

ここは館山。

海が近くていいねぇ~。

20100811_p8113315 獣たちが走る。

う~~ん、ちばっちばっちばっ、びばっちばっsign01

20100811_p8113317 海、いいねぇ~。

館山 いいねぇ~。

20100811_p8113314 セザンヌの裸婦画のような、豊満なボディなマダムアリス。

夏だというのにかなりの毛量。で、今日が誕生日で13歳。

アリスのためにではないが朝から日本中が黙とうする日、生まれ。

20100811_p8113322 いいねぇ~千葉 館山 白浜周辺。

山近し、海近し。

考えちゃうね。

では。

2010年8月12日 (木)

Liddell The Teaching Dog109 犬を見てればわかること、続き。

20100809_p8093296 更新できない日々でみなさんにはご心配をおかけしてますが、へちまこのうちには今、子犬がいるんです。

だから、毎日、忙しいです。寝不足です。

名前はマルメロ。犬種はミニチュア・ダックス・ロング ♂ 約2ヶ月半です。

ダンナくんの同級生の娘さんのママ友が、念願かなって子犬を迎え入れたのですがひどい犬アレルギーが発覚shock

呼吸器にも反応が出て、ドクターストップに。で、へちまこが緊急保護しました。

元飼い主のお宅に引き取りに行った日は、双子の幼稚園児の女の子に大泣きされて忍びなかったのですが、ママの状態は毎日点滴するほどでこれでは育児や家事に支障が…で、保護です。

子犬がうちにいるってことは、それだけで幸せで、毎日、大変であっても心が和みますね~。今回の保護はダンナくんのお友だち経由ですから、ダンナくんの積極的なサポートを期待したいところですcoldsweats01

20100809_p8093284 子犬と大人犬(親以外)の関係を観察できることは、子犬がどんな経緯をたどって社会性の学習していくかをリアルに観察できる絶好の機会なんです。

で、ちかごろ「叱らないしつけ」を真に受けすぎて犬の行動をすべて許す飼い主が多すぎるのではと感じています。

ああ、でもね、叱るというと、すぐ殴る蹴る怒鳴る威張るを想像しないでくださいね。

それは叱りではありませんから、そこんところは思い違いしないでくださいね。

20100809_p8093285_2 マルメロは2ヶ月間は母犬のそばにいた子犬ですから、安定した気質で初心者の方にお勧めの個体です。ナビつきの子犬ちゃんですから、人がよほどの間違いを犯さない限りすばらしい家庭犬に育つと思いますよ。

物おじがなく、チャレンジャーですがそのやんちゃさは穏やかなほうです。物おじがないという別の側面は押しが強いとも受け取れますが、人や他犬がマルメロの行動を制しても受け入れてくれる素直さがあります。

でも、一つだけこの子に足りないものがあるとしたら、それは叱責されること。

それをこれからリデルやワンダー、アリスから学んでいくことになります。

叱られること、行動を止められること、拒絶や拒否…人の言葉的な感覚からすればマイナスなイメージですけれど。

でも、同族間で叱られずに育ってしまった子犬は叱られていることを理解できず、人からの叱りを恐怖、攻撃と感じてしまう子が多いのです。

20100809_p8093286 小学校で先生が子どもの行動に注意喚起しただけで、いきなり殴りかかられたり、イスを投げつけられたり(私の子どもが小学校のころ、今したね~こういう子)まぁ、いわば逆切れですね。で、このような子の保護者が父母会に出てくると叱らないで育てるようにしているというんですね…これも思い違いではと思うんですよ。

20100809_p8093289行動を止められることに逆切れタイプのイラつきからの噛みつき、叱られ体験が少なすぎて叱られると過剰反応を起こしての噛みつき。

これらは、正常な同族間での社会性を学習する機会を逸してしまった子犬に多く見受けられると思っています。

また、あまりにも幼すぎる出産での母親の指導力のなさ、早すぎる離乳と親兄弟との別離がより不安定で自信のない子犬を生み出しているようです。

学習してない親は、自分で産んだ子どもにそれらを教えることはできないんです。同族に叱られるという体験、行動が改まらいなら拒絶されるという学習ができていなような子犬だから、むやみに子犬を叱るななんですよ。また、人の叱るポイントがずれているし、叱った後のフォローもないから子犬は恐怖しか感じられず、次に叱られそうになったら噛んで退けようとするのです。

そして、ほめるて育てるのは簡単そうで、案外難しいのは、叱らなければならない行動を人がよくわかってないからではないのかなと、思っています。

叱るというよりも、注意喚起を与える意味で犬の行動に介入しコントロールすることは、リデルと子犬たちの関係を見ていると非常に大切なことだと思うのです。

20100809_p8093301_2 リデルを見ていると、これほど天性を楽しむ犬はいないのだろうと思う。

そして、その感情表現の豊かさは、そのままリデルという犬のTeachingの定評を語っていると思う。

小さなマルメロであっても、同族との遊びのなかで礼儀や流儀に反するとことがあれば、リデルは手抜きなく叱る。

たぶん、リデルが子犬を叱るのを見れば一般の飼い主はひどい犬だと思うだろう。

まだ、ほんの子犬ちゃんなのに、と、思うだろう。

20100809_p8093302 でも、リデルよりもマルメロの行動を見ていればわかるのだが、マルメロは決してリデルに怯えない。叱られてもその時にはしまったぁ~という表情はするが、また自分からリデルに遊んでほしいとねだるのだ。

むしろ、次は、その叱られたたり、拒絶された行動をしないように注意深くなるし、リデルが叱るという実際の行動に移る前に自分を正そうとするのだ。

わずか、2カ月の子犬でも、だ。

つまり、リデルからの直接的な行動に出る前のシグナル…注意喚起を読みとれるようになっていく。

20100810_p8103307 そう、かすかな犬のシグナルに注意を向けることを学んでいくのだ。

そして、実際の直接的な無駄な争いを避けるようになっていく。

ここが重要なのだ。

これを学習させてほしい。

人も学んでほしい。

20100810_p8103308

で、思う存分、遊んであげる。

心より犬であることを楽しんで、噛みつき遊びを繰り返す。

噛んでいい場所、イケナイ場所。していいこと悪いこと。

楽しい遊びが中断しないで、長く続いてほしいから、ルールを守ることを学ぶ。

そして、目上のものに対する礼儀も学ぶ。

人は、ただ抱き上げるだけであったり、かわいい洋服を着せて楽しんだり、自己満足的に可愛がる人が多い。

犬らしく遊ばせてあげてほしいと、いうと、怖い顔をするからいやだとか、動物的で嫌だという人もいる。

20100809_p8093288_2マルメロ、もうここにいる必要はないね。

人へのジャレ噛みもひどくないし、痛みを知っていて「痛い」というと、すぐに正してくれる。

いいバランスで人も犬も好きだし、幼いけど人への敬意もある程度学習してるし。

ここにいてもいいけど、君みたいな子は犬と暮らす楽しさをひとりでも多くの人間に伝えてほしいなぁ。

それが君へのリデルからの使命だよ。

(マルメロの譲渡は、只今、お受けしていませんのでお問い合わせはご遠慮ください。) 

2010年8月 6日 (金)

Liddell The Teaching Dog 108 犬を見てればわかること。

20080603_20080603_p6030794 メグたん、まいったまいった、やられた~。ふふ、リデルのうれしそうな口の開け方。

へちまこは犬たちの遊びをとおして見ていること。

犬は噛みつきあってみないと、痛みや加減を学べないということ。

犬ですから手は使えませんし、相手を殴るなんてこともできないし、抑えつけるにも口を使っていますからね~。

口を使う(歯を使わなければならない)動物だから、同族や仲間を極力傷つけてはならないと同族同士で学ばないといけないそうで。

子犬の歯がどうしてあんなに尖がっていて鋭いのか?諸説ありますが…以前、ダンバー先生のセミナーでしたが、

「子犬の歯が鋭いのは少しでも力が入れば相手が痛がるようにわざと鋭く生えている」と、話していました。

なるほど!

それほど強く咬まなくても、あの鋭さなならわずかな力で相手に痛みをくわえることができる…。

強く噛めば相手は遊びをやめちゃうし、母親であれば叱責する。

目上のものであれば遊びをとおして犬の礼儀を教えてくれる。

歯が生え換わる6か月以内にはこのことを学習させるべきなんだけど、今の生体流通を考えると無理もいいとこ。

その辺のペットショップで、子犬同士の社会化してますとか言っちゃって、子犬を数頭広いサークルに入れて遊ばせているのを見かけるけど、社会化ができてないもの同士の遊びは危険極まりないと思うんです。

年端もいかない子どもの遊びに大人が付き添うのか考えればわかるはずなんですけどね。ちゃんと監視してくれて、ルールを教えてくれる大人がいるから、子どもたちは安心で安全に遊べるし、やがて、大人の監視などいらなくなる時が来るはずです。その頃にはちゃんとセルフコントロールできるようになってるはずですから。

それは、犬の子にも当てはまることだと思いますけど。

20080603_20080603_p6030799

メグたんもカミカミさせてぇ~。いいわよはじっこね。

こうして遊んでいても子犬は相手の肉感的な部分は避けてくれる。でも、これも数々の遊びをとおして学ばないと学習できないこと。

20091116_pb162631 これもそうでしょ。ロゼッタも口元ぎりぎりですけど、相手に歯を当てないようにしてますよね。

リデルが子犬をTeachingする期間。

リデルの首周りには、無数の針で傷つけたような傷ができる。血が滲み、腫れもあるのだがリデルは一向に痛みを気にしてないようにみえる。

人間がこれを我慢するなんてことは無理だけど、子犬だからと人間側が我慢しすぎだということもあるかな?

でも、それは犬なら首周り限定で痛ければ痛いと彼らなりの伝え方をする。

20091104_pb042584 抑え込まれてますね。

これは、ロゼッタですね(現、かりん)

痛みをくわえたのか、噛んではいけない場所を噛んだのか。リデルの表情も硬いですね。

犬のフィードバックは、早いですよ。いいも悪いも。ホールドも間髪いれず決めます。

人がこれをすべて模倣することは難しいのかもしれませんが、子犬が手元に来た時からその人は犬の仲間となり、親となって将来の問題となる行動の先読みをしていかなくてはならないと思うんです。

甘がみを許すというよりも、噛んでもらはないとその子が本当に甘がみを学習してきてくれているのか、それが犬同士の間だけで通用する甘がみなら、人はその日から人の皮膚はあなたの知っている動物とはちがうと教えないとならないとし、教えてあげないといけないと思うのです。

41565003_org リデルは人に対してあまり甘がみをしない犬だったので、怖いところがありました。

噛んでこなくていい?

いいえ、噛んでくれないから怖いのです。

リデルが人を咬んだときにどのくらいの強さで噛んでくるのかがわからないから怖いんです。だからこちらから噛んでいいという遊びに誘うわけです。

犬と違う人の皮膚のことを学んでもらわないと、このクラスの大きさならすぐに人に致命傷を与えてしまいますからね。

だから、上の画像のような遊びをとおして、コマンドで離す、コマンドで咬むを学ばせながら、人の皮膚があたるとこの遊びは中断してしまうを繰り返すのです。

41564970_org 自分の体重もあげてしまうほどの顎の力ですsweat01

これで噛まれたらひとたまりもありませんねぇcoldsweats01

力いっぱい噛むことをほめます。離せというコマンドがあるまで離すことはありません。

でも、Offのコマンドか、または指がリデルの歯や歯茎に当たると、とたんに離してくれます。

ここが重要で人の皮膚が触れたら、コマンドなしでも離すができるかどうかですね。

41565025_org

噛んでいいというcueを待つ、リデル。

この一見、野蛮な遊びが本当はとても重要なんです。

特に甘がみをしてくれない犬にはね。

で、この遊びをとおして少しでも歯が当たったら人は「痛いんだよっsign03」と、意思表示をはっきりしてあげないと、犬は学べないんですよ。

41565038_orgこのぐらいなら、少し皮むけだから、少し血がにじむ程度だからなんて思ってると、犬は、いつまでも学べないのです。

甘がみをさせるのは、本噛みに移行させないためのものだと、犬を見てればわかること。

20060929_053 こんな写真見つけた。

リデルはアリスが大好き。このリデル、一歳前かな?

2010年8月 4日 (水)

「レンタルチャイルド」を読む。

今、「レンタルチャイルド」という本を読んでしまっている。

三分の二ほど読んだが挫折しそうだ。

難しいとか、分厚いからではない。

胸が痛む。

鯨食うな、イルカとるな、肉食うな 不幸な犬ネコ減らせ…。

それはそれで大切なことだろう。

自分もそういう活動の一端を担うから…。

でも、鯨喰うな、イルカとるなという人たちにはこの現実はどう映るんだろう。

インドの最貧民街で暮らす…いや、暮らしていかなくてはならない子供たちを取材した石井氏のドキュメンタリーだ。

ほんのアカンボのころ、手足を切りとられ、目をつぶされて物乞いのとして価値を高めるという。その子どもをマフィアが作り、貧民街で物乞いをする大人たちにレンタルされるのだ。

または、自ら、腕を切り落とす少年。

みなさんも見たことがあるのではないのだろうか、年からして乳児を産めないような女性が乳児を抱き物乞いをする映像を。

私は、貧困で年より老けて見えるのだろうかと思っていたのだが、この子供らもレンタルされるという。物乞いで得た金銭は仕切るマフィアがそのほとんどを回収するという。

私はインドに行ったことはない。

ないけど、この現実は本当のことだと思える。

その根拠は、娘の話しの数々…。

子供が物乞しない国のほうが少ないという。

ストリートチルドレンも多い。

人以外の動物愛護の活動をしていると、人に愛を感じない人に出会うことがある。

人が死んでようがどうなろうがいい人たちだ。

その人たちは常に攻撃的だ。そしてすぐに恫喝する。

法的に無理難題なことでも押し通す。

鳥の血に悲しめど、魚の血には悲しまず…。

鯨くうな、イルカとるな、人どうでもいいやじゃ困る。

そんなことを考えさせられる一冊。

今年のボランティアセミナーのテーマは動物介在活動に決まった。

まずは、著名なその筋の先生の話を聞く。

そして、一人でも多くの方がこのセミナーに来てほしい(あ、でも定員あった)

子どもたちと学校教育、それに動物の力を借りられるなら、と、切に願う。

セミナーの詳細は、後ほど。

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