わたし、子犬ちゃんを連れているの。
チェシアが来てから12日目。
最初の一週間は怒涛の一週間でした。
来て早々、前脚を傷め、次の日には鳥フンを食べて下痢。。。毎日獣医へ通いました。
おかげで獣医では大人しく待つものと、学習してくれたチェシアです(怪我の功名ですかね)
その下痢もすぐに治って、お外へリデルと出かけました。
リデルは、周囲の犬たちに『わたし、子犬ちゃんを連れているの』と、少々威張り気味で歩きます。(リデルの尾にの上がり具合が“そうだ”といってるんですよ。この尾の上げっぷりは、『私についてきなさい』との意味もあるようですよ)
子犬ちゃんを始めて外へ出すと、歩かないことが多いですよね。
さぁ。お散歩するぞぉ~と、人間が励んでも子犬は一向に動かず、固まるばかり…で、困ったこと有りませんか?
当然なことなのにリードでグイッと引っ張ってしまったり…
それが嫌で、子犬はますます歩かなくなる…悪循環に…
まぁ、社会化を焦る気持ちもわかんではないですが、近ごろ、むやみやたらと社会化だ、で、やれ人に慣らせ、やれ犬に慣らせでいきなりドッグランへ。。。やめましょうそんなこと。
まずは、しつけやむやみな社会化よりも、何がこれからのその子にとって表面化してくるものか、良い方向の表面化なのか、悪い方向への表面化なのか、を、へちまこは観察します。
行きかう人への反応(チェシアは必ずすれ違う人のそばに行こうとします。ニコニコ顔です)
自転車やバイク、車への反応(チェシアは少し自転車が怖いようです)
ネコや鳥への反応(リデルがネコにも鳥にも反応しないので見習っています)
人の子どもへの反応(走る子を追いかけようとしますが子どもには好奇心があるようです)
つえを突く人、作業着の人(つえが気になるようですが怯えではないようです)
ベビーカー、車いす(気にも留めていません)
砂利道、草地、クレンチ(割と平気で歩きます)
他の犬、他の犬への挨拶、他の犬からの威嚇(うまく犬語を使い分けています)
動くものへの強い関心を示すチェシアです。
このことを頭に置いておきながら、社会化を始めます。
人の子どもへの社会化には、人の子どもを追ってはいけないということを取り入れて行こうと思います
たとえ子どもがすぐ側で走っても反応させないのがベストです。
子どもに犬がどんな生き物かと教えることはできても、全ての子どもには教え切れませんし、すぐに忘れてしまうのが子どもです。
取り返しにつかないことになってから、犬の側で走るのが悪い、は通用しないのが日本の法律ですよ。
リデルは人の子(特によちよち歩きの子)を、凝視するタイプでしたから、へちまこはそれが不安でした。
人の子とわかっているのは人だけで、犬には違う生き物に見えるのが人の子です。
チェシアにも人子どもとの関わり方を、繰り返し時間と場所を変えながら学習させておかなければならないようですね。
へちまこの犬の社会化の優先順位は、やはり、人社会への社会化だと思っています。
それが、その犬の命を救うことにつながると思っています。
チェシアは、リデルという強い後ろ盾がいますから、リデルの行動をよく観察しているようです。
リデルもいろんなことを教えているようですし、他の犬とのつきあいにも過干渉にならないようですが、とりあえず、自分の子犬だとは伝えているようです。
良くも悪くもリデルを見て育つチェシアです。
引っ張らずにリデルと歩調を合わせて歩いてくれています。
耳の形も方向もいっしょ、口の緩みもいっしょです。
犬語の世界が広がっているようですね。
背中のラインいも緊張が見られませんねぇ。
一つ上の画像の尾の付け根にも、このふたりの緊張は見られませんよね。
尾が上がるタイプの子でも、尾の付け根にご注目ですよ。
たとえ尾が上がっていても、付け根に緩みがあれば良い状態のようです。
強く素早く振ると振れ幅狭し=力がこもる(緊張気味だけど全体を見てね、良い緊張もあるから)
ゆっくりやさしく振ると振れ幅大きい=力は入っていない。
人も自分の腕で試してみるとわかります。
強く振ってみて、どう?
ゆっくりだと、大きく優雅に振れないかしら?
緊張とは、どこかに力が入ってる状態。
ほぐそう!心もほぐれるからね。
では。
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