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2011年12月 7日 (水)

教育犬とティーチングドッグは、同じなのか?

しばらくの間、こちらの記事をトップにおいておきますね~。

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2007年の11月…英国からひとりのドッグトレーナーが、見たこともないハーネスを携えて、日本に招かれました。

日本では無名なそのトレーナーは、アンジェラ・ストックデェイル、英国では攻撃性問題行動のスペシャリストであり、彼女の行う、“犬のコミュニケーションクラス”はとてもユニークなものだそうです。

このコミュニケーションクラスでは、すべてのタイプの犬に“犬のコミュニケーション”を教える“Teaching Dog”が活躍しています。

このクラスに参加する犬たちは、攻撃性があったり、社会性に乏しかったり、または、単純に“犬の会話”を学ぶ必要がある犬たちであったりします。

へちまこは、いつかアンジェラの所へ行って、このコミュニケーションクラスをみたいと思っています。

そこで、アンジェラのTeaching Dogに会いたいし、その犬たちがTeachingをしているところを見てみたいのです。

そして、できればリデルやチェシアも連れて行って、『あんたたちももっと学びなさいよ』と、本場のレクチャーを受けさせたいと思っています(*^-^)…これは夢だけど。

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たぶん、このブログを読んで上っ面での判断しかしない方は、他犬にガウル犬が教育犬だろうと単純に思い、自分の犬もTeachingできると思うのかもしれません。

でもそれはアンジェラの指すところの、Teaching Dogとは大きくかけ離れたものだと思うのです。

また、穏やかな犬語、またはカーミングシグナルばかりを使う犬が、犬の社会を教えてくれる、本当の教育犬だ、と、思ってる方もいます。

ただそれは、単に保母犬、子守犬、教育犬であって、それはそれで犬語の社会化を教えてはくれるでしょう。

どんな人も大人になれば、子どもに対して何かしら教えることができるようになりますよね。

それは犬でも同じ…大人犬になれば多少は子犬や若犬たちを教える立場になります。

でも、アンジェラのいうところの、Teaching Dogではないと思うのです。

特に少々重要な役割を担うという、アンジェラの三つのタイプの犬たちα、β、ωは、単に教育犬という範疇では考えられない働きをするのですから。

ヒトそれぞれに勝手に思うことには、へちまこは何も思いませんが、ただ、その人たちは知らないだけだと、へちまこは思うようにしています。

だってその人たちは、この日、それぞれの犬たちが交わす言葉を見てはいないから。

そして、自分たちの思い描く理想の犬が教育犬だと思っているから。

そう、ヒトの思う理想な教育犬がその人たちのTeaching Dogで、犬のためのTeaching Dogではないのです。

やさしく教えてくれるのがいいだの、叱る犬は違うだの…

そんな優しくて穏やかな犬ばかりもてはやされるから、少々大げさな表現の犬の方身が狭くなってしまうのではないのでしょうかね。

ヒトにもいろんなタイプのヒトがいて、それこそ、いろんな折り合いをつけながら、この社会で暮らしているんですよね。

だから楽しくて、めんどくさい…でも、やはり、仲間がほしいのではないのかしら。

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へちまこは、つどつど口にするけど、リデルやチェシアは、へちまこのために(ヒトのために)Teachingをするわけでもないし、自分たちがTeaching Dogだとも、思ってはいないでしょう。

一対一で会わせれば、その相手しかいないから(犬は目の前のものに囚われやすいから)その犬を対象に教育をする犬はいるでしょう。

でも、それも、ヒトが意図的に作り出した期待という環境の中でのこと…

それこそその子たちの性質や気立てがいいから、ヒトの期待に応えようとするのでしょう。

うちの犬は性格がいいし、私の言うこともよく聞くから、よその子を教育できる、とも違う。

Teachingを必要としている犬を(その犬はそうとは思ってはいないが)犬が、判別できなければ、それはただの教育犬でとどまっているだけなのです。

判別できなければ、Teaching Dogではないのです。

そして、それを選別するであろうという、ハンドラーの目も必要なのです。

今回のチェシアの開花も、B・コリーちゃんという存在は大きかったのです。

その意味では、B・コリーちゃんにはとても感謝していますよ。

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まだ、へちまこにそれほどの知識がなくて、一対一のシチュエーションでのセッションをリデルにしてもらったことがあったけど、なにも起こらなかった。

結局その時にはヒトの期待…遊んでくれるとか、何かあったら叱るとか…そんなヒトの期待にはリデルは応えなかった。

別に、なにも、…というような感じでその子ことを無視しまくっていた。

その頃のへちまこが、Teaching Dogということを何か違うことで捉えていて、どの犬でもTeachingしてもらえると思っていたからかもしれません(;´▽`A``

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そして、それからは自分用に編集してくれたリデルの初めてのTeachingの様子を幾度も見返し、その後のアンジェラとのセッションの録画、そして、F教官にも相談したりして、少しずつだけど、リデルが何をしたいのか、どうしてその子なのかがだんだんとわかってくるようになってきたのです。

使命感という言葉が当てはまるかどうか、へちまこにはわかりませんが、リデルはTeachingの時、ヒトへの(へちまこへの)使命感なんてものは持ち合わせず、同族として今の状態では、おたがいが平和に関われないことを知っていて、その均衡のための使命感があるのではないか、と思っているのです。

若いころのリデルは、一歩間違えば問題行動の多い犬として取り扱われ、再教育(ヒト社会へ、犬社会へ)が必要な犬になりそうでした。

その問題視されそうな行動が洗練されたのも、リデルにTeachingの仕事をさせる機会を与えることができたからなのですから。

英国のアンジェラのコミュニケーションクラスで、Teaching Dogとして活躍する犬たちは、アンジェラが保護した犬たちがほとんどだそうです。

その犬たちも、飼い主から、または周りから攻撃性問題行動がありと、放棄された犬たちなのですから…。

犬に攻撃的に振る舞っていると誤解される犬たちの大半が、本当には攻撃はしてこないことが多いのです。

大げさな犬語の表現が誤解され、同族に近寄らせてもらうこともできず、ただ見ていろといわれるだけ…最悪は観るな、と、ヒトに教育される…。

中には、犬に頼らなければダメなことなのか…と、犬と暮らすヒトさえもそう思うらしい…

それこそ、異種の動物の能力への蔑みだろうと思う。

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まぁ、そんなこと柄を考えていただきながら、

次回からは、いろんなタイプの犬たちと、リデル、チェシアの絡みをお楽しみに~ヽ(´▽`)/

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