ちょっと、ブレイクの記事におつきあい願いま~す(^-^)/
2月10日、お台場で出会った白い彼が遊びに来てくれました。
兄貴分のリキ君も一緒です。
“遊び”と言っても、まあ、そこはリデルとですから~_(^^;)ゞひと波乱もふた波乱もあるわけです。
白い彼は紀州犬。
彼の名はロク。
スレンダーなボディですが、屈強で怖いものなどなさそうな逞しさは十分醸し出しています。
小柄な兄貴分、柴犬のリキくんです。
リキくんは、未去勢の柴犬2才。
2才の割には大人な犬で、生まれながらしてこうしたタイプの柴犬さんだと思われました。
リデルに対しても、君子…危うきに、という感じで、リデルの威嚇にも何気なくスルーできる柴犬男子ですが、ロクのピンチにも力を貸すということはありません。
どちらかというと、こいつとは関わりたくございやせん…と、言う感じの関係に見受けられました。
2歳近くになるロクは血気盛んなお年頃です。
その若オスロクが、リデルのTeachingを受けると、どうなるか?
同族のチェシアから庇われながら、さまざまな対処を学んでいく様子は、人が教える犬語の限界って、こういうことなのね~、と、思わずにいられないのです。
さて、ロクとリデルの最初の出会いはお台場でしたが、そこはお互いにアウェー。
そしてその日はTeachingという仕事をさせる日でもありません。
再会した2月10日…ここは完全にリデルのホーム。
そうそう、たまにメールでリデルと私の交通費用と宿泊費を出しますから、こちらへTeachingに来てほしいのですが、というありがたいお誘いがごくたまにあるのですが、リデルがすんなりTeachingをしてくれる確率からいくとホームが一番なんです。
どこかに移動すると、リデルも生き物ですからその場所になじませるということをしなくてはなりません。
せっかく馴染んでも、リデルがやりたくない、気が載らない、どうでもいい…となってしまうことも多いのです。
競技会訓練のように人が強要することができないこと、それが犬による犬の社会化になります。
犬語のカーミング・シグナルは人の教えることのできる犬語だと、へちまこは思っとります。
でもそればかりではない犬たちの言葉。
犬の社会は犬しか教えることはできない、ヒトは手助けだけ。
犬がその手助けを望んできたら、特にロクのような怖いもの知らずだった若オスが、退き、回避し、飼い主さんの後ろへ下がりだしたとき、そこでニンゲン語で手助けすればいいのですから。
ロクはリデルとの再会の時に、うーさんと共にジグザグに歩み寄ろうとしていました。
が、ただそれはリードによって誘導されている、という感じでした。
彼、ロクの本当の言葉ではありません。
そのまま好きなように、犬任せにしていいと伝えると、ロクは一直線に駆け寄りました。
リデルは少し前から近寄ってくるロクに自分の存在を見せつけていました。
へちまこから少し離れ、そこで仁王立ちをしています。
リデルはロクが駆け寄るのを観ると、ダッーとロクめがけて駆けだし、ロクの目の前でガっしと前脚を広げ立ちはだかりました。
「止まれ、だれだ、お前は
」
チェシアはヒャンヒャンと自分も行きたいと訴えますが、チェシアの出番ではありません。
大人のメス犬が近寄ってきてくれた~、と、期待に胸が膨らんだかもしれないロクでしたが、リデルの匂いを不躾に嗅ごうとして、激しい威嚇にあいます。
「頭もろくに下げることを知らない、この若造がっ
」
一応、言いかえすロク (´Д`;≡;´Д`)アワアワ ですが、リデルの迫力に押されてしまいます。
へちまこたちがよく言う、ぶっ飛ばしo(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;ですね。
今までロクの犬生で、ここまで激しく拒絶の犬語の洗礼は受けてこなかった~かな(;´▽`A``
助けに放したチェシアのスプリッティングアップにも気付かず、チェシアに歯をあてる場面も(ご心配なく想定内ですし歯が当たったくらいですから傷ついてませんから)
その後は、リデルのパーソナルには近寄らないように極力努めてましたね。
↑の写真は、なるべく見ないように努めるリキくんです~カワイッ( ´艸`)プププ
しかし、生意気な目つきをすれば容赦なく威嚇され、脅かされます。
また挙動不審な目つきでリデルを観れば、これまた諌められます。
チェシアにマウンティングしたい素振りを見せますが、リデルの目が気になりできない。
すばらしぃ~(えっ、リデルが怖いだけ?(^-^;))
やめといてよかったよ~ロクぅ~。
これもん、ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;だわ~。
その本能的な部分もロクは我慢できるんですね。
これは何を意味しているか?
ロクが自分の思い通りにならないことを我慢する、あきらめる、ということを自分で選択しているわけですよね。
だから、うーさん、ロクのオス犬への突進は止められるのですよ。
がんばってくださいね~
その後も、ロクはチェシアにかばわれ、チェシアには匂いも嗅がせてもらえるし、いっしょに走りっこもできる…
けど、今までおそらく周囲に気を使うということなど皆無だっただろう、ロク ( ̄ー ̄)ニヤリ
走りだし興奮してリデルの存在を忘れて迂闊に近づけば、やはり威嚇されます。
こうして何度かの犬同士のやり取りの中、ロクはリデルに威嚇されそうになると、自ら、引きさがり、飼い主のうーさんの後ろへと退くようになってきました。
そうそう、それでいいのよ、ロク。
あなたを一生涯守り、かばい、ヒトの社会への扉を開けてくれて、犬とは違う安心と安全を提供してくれるのは、うーさんなのよ。
忘れないで…ね。
犬同士のつきあい方にもいろいろあるでしょう。
ロクが、チェシアのような柔軟な情動の持ち主の同族と付き合ってばかりでは、何がいけないことか、いろんな個性を持つ同族と付き合うということはどういうことなのかは、学べないかもしれません。
それに無理ですよね。
我々ニンゲンが、犬女子とはこうしてお付き合いしなさい、なんて教えられませんもの。
そんなことさえも教えようとする、いや教えられると思うニンゲンがいるとしたら、それこそ人間の犬たちに対する奢りだと思うわ。
では、また、あ・そ・び・にきてね~、ジェントルメンになってきてね、ロクちゃん
まってるわよ~ By リデル
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
うーさん、主さん、いろいろとありがとうございました。
そしてこの日はお疲れさま~ヽ(´▽`)/

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