
3ⅿリードや5ⅿリードとフリースラインドハーネスのコンビネーションでのお散歩スタイルが一部広まりつつまりますが、犬が飼い主さんのコントロール限界線を容易に越えて犬の気持ちだけが独り歩きしてますよ~が目に付くという続きの記事になります。
犬の不適切な(ニンゲン界で)行動の多くは、犬の習性に適ったものばかりで犬にとっては当たり前な行動です。
その当たり前な行動を受け入れてあげることで犬のストレスレベルは軽減されますが、その半面、自由ばかりを与えられていた犬は自由な行動ができなくなるとこれまたストレスを感じるわけです。
過干渉、過保護は必要ないとは思いますが…外へ出た途端、今までの関係はなかったことにーーーでは、少々、さびしくありませんか?
そして、犬の後を小走りでついて歩くばかり…の犬飼い人さん。
へちまこはヒトの犬の飼い方に云々いう趣味はないと、毎回お伝えしておりますがぁ~
でもね、自分の犬が困ったことに遭遇した時に、大切な、ア・ナ・タ という存在が助けになってほしいと願っておりますよ。
そういった意味でも、犬がアナタを確認するチラ見は大切なことなんだと思うのです。
さて、上の画像のふじ丸くん。
ロングラインでのお散歩の最終目的は前を歩く、あなたの犬がアナタを何の指示なしでもつどつど確認するかどうかです。
名前を呼んでとか、舌うちでとか、そうったことは最初は必要ですが、いつまでもヒトが語りかけない限りアナタの存在を確認しないとうのは、いつもでもコマンド待ちの犬にしかねないのですから。
また繁雑に名前を呼ぶ、舌打をするのは犬にうるさがられるからやめましょう。
犬の自由度の高いお散歩の中で、ランダムにこのトレーニングを取り入れ、そして、ごほうびを出さない時、そしてごほうびを持たずに出かける日を作ります。
そういったことで、犬がどのぐらいこのことを学習できてるか?
そして、ごほうびに頼らずに、犬の気持ちを自分に惹きつることができるか?という確認にもなります。
へちまこは、チェコは別として、リデルの散歩時には食べ物は持ち歩いてもあげないことが多いです。
多分もうなくても大丈夫な関係だと、へちまこは思っています(リデルに確認してないけど)
(リデルはご飯嫌いだけど自家製ジャーキーは好物!)
そして、普段使わないことで、タスクの時のモチベーションを上げたり、行政から委託されるしつけ方教室のモデル犬などで抜群の集中力を発揮してくれるのです。
ヒトが止まってリードがはると、止まってくれるふじ丸君ですが…後ろを自ら振り返るということはありません。
声をかけるっと振り返ってくれます。
ふじ君はトレーナーさんから由緒正しいトレーニングを受けた柴Boyです。
へちまこは、その子がどこで訓練を受けてこようが、それが強制であってもその犬の飼い主さんにそれは間違っていたとほとんど言いません。
知らなかったことやよかれと思っていたことでしょうし、間違いであったと言ってしまうのはその犬がこれまでしてきたことさえも否定するからです。
ふじ丸くんはいろんなことをトレーナーさんに教えてきてもらってきています。
ヒトが指示を出せば必ずミッションを遂行します。
そういったことができるふじ丸くんの良さを否定することは、今までのふじ丸くんを否定することだと思うからです。

ハーネスで下方向に圧をかけると犬は自然に振り向きます。
いいですかぁ。みなさん!下方向ですよ。
振り向いたら、こっちだよ~、犬が振り返ると同時に歩きだします。
ロングラインは犬を呼び戻しをトレーニングするものではなく、大切なニンゲンを自ら確認しながら歩くことをトレーニングします。
だから、犬が飼い主さんを確認できる範囲にいるならとやかくは言いません。
ふじ丸母さんです。
犬が先行するお散歩の合間にママさんを追わせるというトレーニングを入れてくれるように提案。
チョコチョコとふじ丸くんの後を追っていたママさんの背筋が伸び出しました。
リードは短くしません。
歩道などでは短くするべきですが、ある程度の広さがあれば自由な行動をさせてあげてくださいね。
脚側を教えているわけではありません。
が~~、ふじ丸母さんの歩き方が変わってきたので、ふじ君も付いていきやすくなったみたいです。
こっちだよ~~
このトレーニングは、リードが張る前に犬を自発的に飼い主の後を追わせることで、いろんなことを回避できるトレーニングになります。
あわててリードを手繰ったり、犬の行き先を遮る必要はなくなります。
すれ違うなら、このまま反対側に誘導し、リードを犬から近いところを持ってすれ違います。
最初はヒトの指示するアクションも大きいですが、犬にもヒトの言葉を理解してもらう必要はあると、へちまこは思っています。
犬語を理解することはヒトには大切ですが、犬にもヒトの言葉をわかってもらいたいですものね。
ヒトのアクションは徐々に小さくしていき、最終的には頭が反対方向にむいたら、飼い主さんは遠ざかってしまうんだ、と犬がわかってくれるようになります。
いそげいそげ、おいてかれちゃうぞ。
いそがないと…
まってまって~おや?
と、気になってもふじ丸くんはこのままついてきてくれました。

ふふふ~、立場が入れ変わってきたでしょ。
あなた追いかけるヒトから追われるヒト…犬を観るから犬に観てもらえる人。
この違い大きいかもですね。
後はふじ丸母さんが、どこでこういったことを使えばいいかを判断できるようになることですね~。
ふじ丸くんは犬語に少々疎いから、その分、母さんが安全で安心な環境を整えてあげながら、母さん、ふじ丸くん共々、犬の砂場を利用してくださいね。
そしてぇ~ごほうびは有効に使わないとね(・∀・)
ふじ丸家、アップ遅くて、人( ̄ω ̄;) スマヌです。
では。
追記:今回の記録係さんは、北海道から駆け付けてくださったGさんです。
遠いところから、本当に遠いところから、ありがとうございますm(_ _)m
感謝し足りないし、感激のしっぱなしでした~ヽ(´▽`)/
また来てください
なんて、軽々しく言えないけど、いつか再会できることを楽しみにしています\(^o^)/

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