2012・3・24のフリースラインドハーネスのTraining Session つどつどのごほうびを抜こうよ。
2012.3.24、晴れるというを信じて・・・開催するも、見事に晴れ間など望めなかったこの日。
運がいいのか悪いのか(゚ー゚;
こうたくんひとりの、フリースラインドハーネスのTraining Sessionでした。
こうたくん、ちょっと、しろえもんに似ています。
体つきも。
(そうそう、しろえもん、アンジェラのもとで元気にしてるようですよ)
しろえもんよりは、おぼっちゃまな暮らしを満喫している、2歳前のやんちゃBoyです。
リードを持たせていただきました。
前回より、ゆっくりお散歩が可能なようですね。
毎回人について歩く必要はありませんが(まいど言ってますね)、何かのときには(特に都会暮らし、住宅街暮らし)ヒトと並んで歩くことができる方が、犬もヒトも楽しくお散歩ができると思いますよ。
犬に合わせられない人は犬と暮らすな、では、ますます犬との暮らしを躊躇せざるを得ない人が増えるでしょう。
それはまったくもって、この日本ではナンセンス(古っ)なことだと思っています。
都会であろうが、田舎であろうが、至極まともな考えで犬と暮らせる人はごまんといる、と、へちまこ、思っていますから。
太古の昔に犬が人を選んでくれたということなら、ヒトに添う暮らし方を犬たちにも学んでもらいたいなぁ~と、へちまこは思っとります。
都会暮らし、住宅街暮らしでも、犬たちよりのよい暮らしを望むのはどの犬飼い人さんも同じ気持ちだと思っとります。
要は、自分たちのできる範囲で最大の犬への譲歩を可能にすることだと思っています。
それを少しずつ、犬と人とのコミュケーションという形でつながっていってほしいと、へちまこ、思っとります
できた、できた、おれ、えらいえらいよね、(0゜・∀・)ワクワクテカテカ期待に胸膨らむ、こうたくん
陽性強化には付き物の食べ物ごほうび。
でも、最終的にはごほうびを無くす方向性を目指しほしいなぁ~。
ごほうびを欲しがってるが、愛おしくて~という方は好きなだけあげましょう(゚ー゚;
その代わり、人前で卑しいだの、食いんボだの、太って困る?などと、犬たちに言わないように。
おやつコンタクトから抜け出せないのも、犬を太らせるのも、他の犬がおやつをもらってるところに我先と行かしてしまうのも、それは、その飼い主さんがやらせていることなのですから。
だけど、太らせるほどごほうびをあげるトレーニングなんて、あり得ないと思うのですが、へちまこは
トレーニングを受けているトレーナーさんの犬が太っていたら、要注意だと、へちまこは思うのですよ。
だから、教えたい行動が、定着したか、どうかを知るには、常にテストを繰り返すことだと、かの有名なドッグトレーナー、ダンバー先生は言っておられます。
先日ね、ペットビジネスコンサルの方とお話していて、近ごろのイントラ、トレーナーは、飼い主に食べ物ごほうびを抜くことを教えるのを、めんどくさがる傾向にあるように思う・・・と。
そのほうが、トレーナーもイントラも飼い主さんも楽ですからね。
でも、へちまこは「ごほうびは使っているけど、今は最小限で大丈夫」レベルまでは底上げしてあげたいなぁ~と、思っています。
ごほうびも大切なんですが、一番大切なこと、それは
犬の行動の管理なんですからっ
そこんところ、間違えないようにして下さいね~。
なんだか、怪しげなおっさんだよ・・・
年限の年輩の方が苦手という、こうたくん。
この場合ですと、舌打ちを使って振り向かせる(一度でできるように、何度も使わない。これは何度も名前をよんでしまうということと同じ間違い、日ごろ舌うちへの反応を強化しておくといいよ)
行動の管理というと、つい、犬の行動を止めるにとどまるという方多し
とどめた次の行動に早目に移します。
こうたくんがこのようになったら、次の行動は~と、予測し、ママさんパパさんの声が届くうちに介入します。
介入した時点で、食べ物をあげるのは可ですが、止まらずに次の行動を引き出します。
犬たちの場合は、仲間の前に出て立ちふさがったり、何気に前を横切り視線を遮ったりして、注意を自分に向けたりします。
犬の前に立って、犬の視線を遮りながら…ごほうびをあげます。
ただし、あげたらすぐにママさんは動きますよ。
こうたくんの前を遮るように方向転換させます。
ここがうまくできるようになったら、この部分のごほうびは抜きます。
うまくできるようになった目安は、スムーズな動きがあるかどうかです。
“こっちだよ”ですね。
吠える対象物、不安になる対象物からは、なるべく早めにその場を離れます。
リードの弛み具合、いいですね~。
比較的広いところならこれで
犬の情動が落ちつきを取り戻したら、ごほうびです。
追いついてきたところであげますが、歩き続けます。
止まってごほうびではなく、ママさんやパパさんの後をついて来てくれたことに報酬です。
犬に近い方の手で必ずあげます。
と、いうことは、犬が左に来たらリードの手元を右手に持ち替え、右に来たら左に持ち替えるという動作が必要になります。
この部分も距離を少しずつ伸ばして、次の行動につなげていければ、ここでのごほうびを抜きます。
こうして見ると、首輪でのトレーニングとそうは変わりがないと思います。
首輪は確かに犬の頭部をコントロールしやすい道具ですが、早目の介入ができればハーネスでも犬の行動の管理は可能だと思います。
ムムッ。ハトポッポめ。
鳩を追うことが好きなこうた君ですが、ママさんの早目の介入で、ごらんのとおりです。
犬が人の前を横切りそうになったら、少し押し気味で進路妨害します。
これも犬語です。(これも行動の管理、マネジメントですよ)
犬は相手のボディや肩に自分のボディをあてて、相手を進路変更させます。
これは犬の砂場でよく見かける光景ですし、今回の非公開ブログの方では犬たちのボディを使ったこの介入がが随所に見られましたね。
パパさんも、観ているだけでは身につきませんから、参加です。
仲の良いご夫妻ですね
こうたくんの自信がたくさん詰まったような、しっぽと脚がとてもラブリーです。
最終的にはぶらぶら散歩中での、知らない犬や犬が苦手そうなヒとの距離をとる場合や、狭い歩道でのすれ違い等の時に、犬を左右のどちらかに戻して、うまくすれ違えたらごほうびになります。
まとめて一回の報酬を目指します。
犬がなかなか戻らない場合には、リードを手繰り自分の方から近づいて、誘導してあげてくださいね。
では
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3月24日は真冬の寒さかと思うほど冷たい雨が降ったり
止んだりの中のトレーニング有難うございました。
具体的に色々と書いて下さっていて、贅沢な気持ちです。
身になるようにじっくりと読み返してます。
お散歩では、予測と介入をしっかりできるように結構真剣です。
今朝は、脚側で歩いてるかと思いきやハトポッポへ突撃され
まだまだちょっとした変化に気付かないことにがっかりです。
最初の頃はポケットをごほうびで満タンにして挑んだお散歩も
だいぶ減ってきた感じです。
振り向いたらごほうびを流れ作業のようになってしまった部分も
あると思うので、もっと減らせるところを探します。
舌打ちの強化をしなくてはいけませんね…。
せっかちなのか一発で来ないと何度もになってしまって反省です。
やりすぎて無視されるのも悲しいですしね。
色々とアドバイス有難うございます。
お目にかかるときはまた宜しくお願いします。
青字で書いてある、へちまこさん流の
こうたのつぶやきに爆笑してしまいました(笑)
投稿: こうた家 | 2012年4月 2日 (月) 14時12分