2012・4・20のフリースラインドハーネスのTraining Sessionより。
だいぶ誰を意識しないといけないのか
なってきたホセくん。ホセママさんの姿勢もよくなってきました。犬を気にしすぎるあまり、猫背になる、周りを見ない…ここを意識してみてください。人が止まる寸前に犬に声かけをしておくと、犬が行き過ぎることがなくなりますよ。犬の鼻先が膝より先に出そうだな~といったぐらいでの声かけです。
すっかり怠け癖のついてしまったへちまこです。
心を入れ替えて、GWも終わったんだしね…
でも、へちまこ思うんです。
あちこちから言葉を拾って書くよりも自分の言葉で書いていきたいと。
まぁ、そのようなわけで更新がぼちぼちになってしまいますが、それでもいいと思って下さる方は、どうぞ、ご訪問くだされば幸いです。
犬が振り向いてから、ガサゴソするよりひとつ↑の画像の時点で手の中に用意しておくといいと思います。 ホセくん、食べ物がもらえるからという興奮がなくて落ち着いていて
フリースラインドハーネスの使い方というと、それをきっちり守ろうとするあまり、自己判断ができなくなる傾向があるのが、日本人なのかなと最近考えるようになりました。
犬との関係の構築は、飼い主さんの家庭とその環境でのことなので、ここへ来るとできる~と、いうことで自信を持つのはいいのですが、その自信を自分の地元で自己判断のもとで練習あるのみだと、へちまこは思っています。
もちろん、FLHのよりよい使い方はお伝えします。
上に引くより、犬の体に添って斜め下方向への圧の掛け方が犬の前傾姿勢への解除を早めますし、何よりも犬の脚が地に着くという安定した状態を教えながらバランス良く四肢に力を乗せることを手助けします。
バランスのいい犬とは、四足に均等に体重が乗っている状態です。
その状態を教えてあげないと犬はいつまでも前傾姿勢で歩かなくてはなりません。
それでは、いくら犬の体への負担を軽減するフリースラインドハーネスでも、犬の体に負担になりますし、嫌悪刺激にもなります。
犬が引いて歩こうとするときには必ず止まります。
犬の体の力が抜けてきたと同時にリードの圧も解除します。
犬の体から力が抜けない時には人がリードを徐々に伸ばしながら下がります。)
下がるとリードの圧は少しずつ解除できるはずです。
そのために長いリードが必要になります。
圧を解除すると犬が一気に力任せに歩こうとする時には、それはリードではコントロールできな状況だと解釈してください。
より長いリード(ロングライン)を使用し、犬が引かないで歩ける長さを観察し、徐々に短くしていくというプロセスを繰り返します。
犬の刺激となるモノを一切排除したところから始め、徐々に刺激のレベルを上げていくという環境の管理も必要にもなります。
で、地元で孤独にでも確実に取り組んでいただくことで、安定しきたレオ&Nさんペア。
チワッコの体重ならリードは手に持たないことで、オフリードの感覚でオンリードでの(まきママさんの表現、お借りしましたm(_ _)mいい記事でしたね~)犬とのコミュニケーショントレーニングができます。
特にすぐにリードでのコントロールに頼る飼い主さんにはこの方法をお勧めしますし、教室の方でも取り入れています。
ただし、環境、犬の大きさによりお勧めできない場合もあります。
大型犬の場合は転ばせられてしまう可能性があるので、ロングラインによる十分なトレーニングから始める必要があります。
ハーネスで一番大変なのは引っ張りよりも、頭部の自由度だと思います。
カラーだと、何かあればすぐに首をコントロールできますが、ハーネスだとそれがまずできないので、対応に困るようですが、その分、犬の行動をよく観ていてほしいとなぁ、と、思っています。
リードに頼らないということができ始めると、犬を観るということができるようになります。
リードの操作というモノに特別難しい技術などもないと思います。
リードで囁く方法もとりわけ難しい技術などではないのでここへきて下さればすぐに取得できます。
また小さな子なら、リードの操作にそれほどこだわらなくてもいいと思います。
いきなり引く(緊急時以外)、つるしあげる、リードでのショックをかけるなどは、小さな子にはとりわけ使ってほしくないリード操作です。
飼い主さんがごく普通に止まってみて、ワンコさんが少し前に出ても、飼い主さんがとまったことに気付いて振り向いてくれれば、コミュニケーションは必ず取れるようになりますからね。
レオ君のアイコンタクトですがこれは「おい、観てるからおやつよこせ!」と、言っております。
レオ君はごほうびがほしいと、こうします。
かわいいですね~といって立ち上がろうとすると「ワンっ」と吠えて軽く歯をあててきます。
Nさんはレオ君のこの行動に少々困っていました。
立ち上がると吠えて歯をあてて要求を通そうとするわけですから、この行動を変えていきます。(立ち上がる前にごほうびよこせ!なぜ立ち上がる!オレ様は許してないぞ!)
「おい、よこせ」と、もうしているレオ君です。
すごい自信がおありのようですね、しっぽの上げっぷりがオレ様ですし、眼力もあります。
レオ君のこうした性格を悪いことはへちまこは思いません。
自信があって臆しないチワッコって、へちまこ好きです。
ただこの自信をよい方向に持っていってあげればいいのですから。
「おいおい、なぁ~~~ぜ、、立ち上がるんだい」と、申しております。
こちらがしてほしい行動は(体勢)は、すわっててほしいです。
ご協力いただいた方には、レオ君が吠えようが歯をあててこようが少し我慢していただきました(ありがとうございます、ブーツはいて来ている方を狙ってたの~(^-^;)
レオ君、考えているようですね。
指示をする必要はひとつもありません。
スワレをキープさせるための「スワレ、マテ」も言葉として使いません。
犬にやらせる感、の、強い方はすぐに指示語を使おうとしますし、すぐに答えを与えようとします。
なんとなく、何をすればいいのかわかってきたご様子のレオ君。
スワレをキープしないと、いただけない、と、学んでもらいます。
この時点では、吠えて噛んで要求を通そうとしなくなってきています。
「おしっ、やったぜっ!」と、身体全体で申しております。
初めは、人の行動もゆっくりとしますが、スワル→立つという行動を少しずつ早くしていき、いきなり立ち上がっても「それに吠えない、歯をあてないほうがいいことが起きる」と、学んでもらいます。
また、食べ物がもらえない場合もあると学んでもらいます。
吠えて歯をあてなくなりだしたら、いろんなパターンをレオ君に学んでもらいましょうね。
では、続きます。
ご参加のみなさん、今さらの投稿で申し訳ございません。少しモチベーションが下降していました。いろいろと原因はあるのですが、一番は目眩~(@Д@;へちまこ、メニエールのけがありまして、近ごろのモニター観る、起きぬけとか、(@Д@;で。気圧とか、季節とかも関係するようですが、ぼちぼち上昇してきましたので書きました、読んであげてくださいませm(_ _)m
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コメント
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こんばんは。トレーニングの記事に今気づきました!
めまい、苦しそうですね。どうぞお大事に。。。
「犬との関係の構築は、飼い主さんの家庭とその環境でのことなので。。。」
→先日3日間ホセとともに川を下りました。その間は完全にノーリード(途中キャンプした河原は船がないと行くことができないので、完全に無人です)で過ごしましたが、ホセは勝手に遠くに行くこともなく、私たちのほぼ半径10メートルの範囲にとどまっていました。
東京にいる時以上に私たちの行動を意識し、呼び戻しも完璧でした。
普段の生活に比べて緊張感があるキャンプ生活で、飼い主の重要性をより実感したのかもしれません。
ということは、東京でのホセとの関係性に改善の余地があるということですね。
この記事の冒頭でもご指摘いただいていますが、なにかとホセを気にしすぎる、というのもホセとの間に「馴れ合い」のような関係をつくってしまっているのかもしれません。
トレーニングと並行して、今一度、好ましい関係のあり方を意識してみようと思います。
投稿: ホセ母 | 2012年5月22日 (火) 21時53分