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2012年12月19日 (水)

思うこと、あれこれ・・・

飯田市で、ある犬がガリガリに痩せ細りながら、飼い主を待つであろう姿が報道されました。

飯田市の「ハチ公」というらしいです。

一週間たっても、誰も迎えにも探しにも来ないところを見ると、棄てられたのかもしれません。

猟犬のような体形をしていますので、猟期が終わってお役御免になり、厄介払いされたのかもしれません。

犬は雨の日もそこへ居続け、ネットにはその話がたくさん流れるようになり

かわいそうな境遇の犬を早く助けてあげてとか

飼い主さん、早く迎えにきてとか

誰か、新し飼い主なってあげてとか、いろいろと取りざたされだし

ようやく救出されました。

ガリガリに痩せてはいましたが性格もよさそうで穏やかな眼をした子に見えます。

そして、おもしろいことにこの救出された子に、問い合わせやら、譲渡希望やらが、殺到して、センター業務にも支障が出始めているとのことなのです。

へちまこは、数年前の崖っぷち犬を思い出しました。

四国のある市の崖っぷちに落ちて途中の岩棚にいる犬が見つかりました。

自分ではどうすることもできない犬がいる、と、市民の通報から救出活動になり大勢の人がこの犬が助かることを望みました。

へちまこは事の顛末をズーーっと見ていて、行政の職員に捕獲されるところを見ていました。

なにしろ、その一部始終がTVで放送されましたから…

犬は、助けようとしてくれている人間の手を逃れ、右往左往し、下に張られたネットに落ちるような形で捕獲されました。

その後犬はセンターに収容され、これでこの犬も命が助かり、新家族に恵まれ晴れて飼い犬として生きていけるだろうと、皆が思ったようでしたが…

この犬にも全国からの問い合わせやら、譲渡希望やらが殺到したのです。

譲渡会の日、あまりにも多い応募者に行政側は抽選としたのです。

ラッキーな当選者は、どこから見てもごく普通のおばさんで(いや失礼ですがホント)小学生の子どもがいて、TVのリポーターがしきりに「よかったね、よかったね」と言っていたのを思い出しました。

犬はリンリンと名づけられ、真新し首輪と鎖につながれ庭先に犬小屋という家をあてがわれ、この家族の一員になれたのですが…

数ヵ月後、リンリンはセンターへ戻されていました。

リンリンは、この家族にも、人との暮らしにも、人の社会にも馴染めず、センターへ戻るしかなかったのです。

へちまこは、結果は捕獲時からうすうすわかっていました。

そうなるだろうと。

なぜなら、センターでそのようケースに幾度か出会っているからです。

5年ほど前に埋立地の側溝内で捕獲された子犬は、社会化期に人間との関係が全くなく、半野生の状態でした。

人間を見ると逃げ回り、隅に固まり、手を近づけるとパクっと空噛みで威嚇さえします。

ここまで育てたところを見ると、親犬は子育ての上手な犬で狩りさえできるようでした。

実際に埋立地は野ネズミの宝庫。

それでも職員やボラの手によって、一頭、また一頭と人慣れし始め譲渡になったのですが、一頭だけがどうしても懐かず、人がいる昼間はごはんも食べず、人がいなくなった夜に食べるのです。

眠るときにも、オスワリの姿勢を崩さず壁に寄りかかり、いつでも逃げることのできる体制で休んでいるのが痛々しいくらいでした。

どうにかひとりの職員に懐き、ガタブルながらも外を歩ける(とは言っても身体左側を壁やら塀やらにすりつけるようにして)ようにはなりました。

でもそれでも、眠る時にはすわったままで壁に寄りかかりながら、いつでも逃げられる体制で眠るのです。

このままでは譲渡は難しいくなり、センターで一生を過ごすことになりかねません。

一日でも早く新しい家族と出会い、家庭の犬としてかわいがられ幸福な一生であってほしいと願っても、懐かない犬を迎える人はそうないません。

懐かない犬など、一般の方はかわいいと思うはずがないから。

職員に懐いたから、それじゃあ譲渡へとは安直に考えれば、崖っぷち犬と同じ運命をたどらせることになりかねないのです。

新たな飼い主となる人間には、犬に対する知識とそれをサポートする環境を提供しなくてはならないし、いつ懐くかわからない犬と暮らすことを覚悟してもらわなくてなりません。。

ペットショップで社会化期を逃した犬でも、人の世話を受けている犬はどこかで人を求めてくれるので、こういったケースからすれば、大きなマイナスもなく、充分な知識と技術のあるトレーナーさんにに巡り会えば、いずれ修正のコースに乗って安定した犬に育つでしょう。

しかし、このままでは、壁際で眠るこの子を捕獲したことさえ、後悔しざるをえなくなるのです。

十分な食事がなくても、人にかわいがられることがなくても、人と共に暮らすことで飛躍した寿命の四分の一であっても、あの埋立地で暮らすことが幸せだったのではと…

ある日、壁際の子を引き取ってくれるという方が現れました。

先住犬も似たような子で、今は充分一緒に暮らせるほど回復しているから、他人ごとではないし、ほっておけない、と迎えてくれたのです。

壁際ちゃんは、そのお宅のベットの下を住みかと決めて、先住犬と寄り添い暮らすことになりました。

先住犬の人に心を許すすがたを横眼で観察しながら、少しずつですが人の社会で歩み出したのです。

何かあればベットの下に逃げ込む回数が減り、昼間も出てきてご飯を食べるようになり、人に懐く前に先住犬に懐き、それこそ一歩一歩、人との生活を認知した矢先、逃げ出してしまったとの連絡が入りました。

みんなで手分けして探しましたが、見つかりませんでした。

ところが、家に戻ると、なんと、ベッドの下に戻ってきていたのだそうです。

それを聞いた職員も、へちまこも、ああ、もう大丈夫だ、壁際はあそこが自分の終の棲家だと、認知できたのだ…

ああ、もう大丈夫だ。と、心から安心したのです(o^-^o)

飯田のハチ公くんはあそこで帰らぬ何かを待ち続けていたなら、それは人間に他ならないでしょう。

人間を信じてやまない犬なら、新たな飼い主と暮らせる可能性は大きいのです。

リンリンのように小屋をあてがわれただけでは、壁際も人社会には馴染めず、犬の心は壊れてしまったかもしれません。

約半年、人間を知らずに育つという意味を深く考えてあげなければ、第二のリンリンがどこかのセンターの格子の向こうで、自由にならない身も心も嘆いてるかもしれませんね。

へちまこは別の日、やはりTVのニュースで一頭の野生のカモシカが崖っぷちで立ち往生している動画を見ました。

この時も、このカモシカを助けようと数人の人間が集まってたのですが、人間が近づいていくとカモシカは明らかに怯えだし、大きくジャンプするとその岩棚を飛び下りてしまったのです。

まさしく、意を決したダイブでした。

下は断崖絶壁です、誰もが大きな感嘆の声をあげましたが、運よく雪の深い地点に落下し、カモシカは少し足を引きずりながら森の奥へと消えていったのです。

へちまこは、この動画と崖っぷち犬が重なって、とても考えさせられました。

そして、今でもどこかのセンターで、犬の新しい家族を決めるときに、抽選による決め方はやめてほしいと願っています。

抽選という人間的な公平性は、犬にとっては公平でも何でもありません。

断崖絶壁をダイブした方がましだったのではと、思いたくないけど、思わざるをえないのです。

では。

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