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2013年1月20日 (日)

大きなSiriusに寄せて・・・

Imgp4957
フリース・ラインド・ハーネス&パーフェクト・フィット・ハーネスの愛好者が少しずつですが広がりを見せ始めるにしたがって、超大型犬、大型犬のでの使用に対する質問や疑問が増えるようになってきました。

特に、超大型犬へのハーネス使用は危険ではないかということが気ががりなようで。

ハーネスを使いたいなら、ちゃんと脚側や基本的な服従が入ってから、というのが世間一般のトレーナーさんたちの意見が大多数。

専門家の言葉は気になりますよね。

また、同じ犬飼い人の間でも、ハーネス使いは「甘ちゃん、しつけやトレーニングに消極的」と、捉える方も多いようです。
(欧州ではハーネスユーザーが増えつつあるし、特にドッグスポーツのメンタル的な部分を考えてハーネスユーザーは増加しています)

この傾向は訓練なり、マナートレーニングをトレーナーさんやしつけ方教室などで積んだ犬飼い人に多くみられるように思います。

ハーネスは危険かどうかといえば、それはハーネスに限らず、どんなに犬具にも言えることで、もし、強度やその作りに危険性を唱えるなら、それに対応したハーネスをオーナーさんが選ばないとならないではと思うんです。

ハーネストレーニングはごくごく小さい時期(子犬期)から始めるのが理想です。

子犬期からハーネスでのトレーニングを積んでいくことが一番なんですが。

それに、ハーネスに慣らす(犬)ということも、ハーネスでのトレーニングに慣れる(人)ということも考えないとなりません。

ただし、途中からハーネス使いに変えるのは無理かといえば、無理ではなく、人側の持つ犬に対する意識というものを変えていくことが大切ではと、へちまこは思うようになりました。

大きな犬だから、チョークチェーンやプロングが最初から必要なのか?

それが定説ならば、それらをひっくり返すことのできる事実を積んでいくことしかないんだなぁ、と思いました。

そして、「犬のトレーニングに対するコツコツと毎日の積み重ねが大切」だとするなら、それがハーネス使いであって何がいけないのでしょうか?と、思えるんです。

大型犬だから危険が伴うのは、その使い方ややり方をきちんと学ばずに見よう見真似で、招いた事故や騒動であったりするのではないかと思うのです。

確かに、チョークチェーンや強制的な服従訓練が必要な事態になってしまった犬はいるでしょう。

ワーキング・ドッグとして、重要な仕事につき失敗の許されないミッションを遂行するのであれば、それ相当の訓練に耐えていかなくてはならないでしょう。

でも、私たちの(少なくともへちまこ周りでは)家庭犬で暮らすには、命をかけるまでのミッションなどあり得ないし、それよりも常に人間やその社会に信頼や愛着を持ってくれる社会化トレーニングの方が大切だと思うのです。

それでも、ハーネスよりチョーク・チェーンが優れているんだ、キチンと使えばいいんだと思う方は、その使い方を学び、自分の犬に装着すればいいと思っています。

周りにはいろんな犬のしつけ方やトレーニングの方法や、いろんなトレーナーさんがいるんですから、何を選択しても自由です。

ただ、子犬や若い犬の首にロクにその使い方を学びもせずに装着する、小型犬にはいかなる理由があっても装着することには、へちまこは同意しかねます。

チョークや強制的な訓練をしなくてはならない事態にしてしまった、またはそのように学習させてしまった要因が少しで人間側にある、と思うならそこを考えてほしいと思うのです。

そして、このブログにたどり着く大方の犬飼い人さんたちは、ことごとく周りからの「あまいよ、ハーネス使いは甘いよ」という言葉に、疑問と、今までチョークチェーンで頑張ってきたけど、なぜだか違う方向性になる、犬はよくいうことを聞くけどただそれだけになった、という方もいるのは事実なんです。

ハーネスによる、人と犬とのコミュニケーショントレーニングの最大の利点は、犬の首を拘束できないことである…ということを体験してもらわないと、犬の首から上(頭部)をコントロールすることはとは一体何であるのかが、わかってくるように思うのです。

へちまこも、ハーネストレーニングに関してはまだまだひよっこです。

毎日、ああ、そんなんじゃないよね…ごめん、と犬たちに謝る日々であります。

もっと、うまくハーネスでのトレーニングをみなさんに伝えられたらと思う日々です。

ハーネスでのコミュニケーション・トレーニングは、犬への福祉(Welfare)であり、愛護(Protection)あり、リハビリであり、それは、犬であることの権利、尊厳の回復であると捉えて行きたいと思っています。

そのことを教えてくれたのが、ここから話す(なんて長い前置きだよ)ある超大型犬アイリッシュ・ウルフハ・ウンドの飼い主さんとの399日に渡る、メールでの交流だったのです。

2011年11月、それは一通のメールから始まりました。

新潟でウルフハウンドと暮らしているのだが、他の犬を見るとガウガウし突進してしまうという、相談でした。

へちまこのメールを送る一年前からフリース・ラインド・ハーネスに移行してはいるのだが、この先、これ以上の改善は望めるのか、というのが最初のメールでした。

へちまこは、大型犬は経験はあっても、超大型犬知りませんし、暮らしたこともありません。

近くで飼われていたデンとウルフハウンドをたまに見かけるぐらいでした。(フタリともとてもいい子でした。)

また、遠く離れていて直に見ることのできない状況でのアドバイスには限界が否めません。

ウルフ・ハウンドの飼い主さんは「ひまわり」さんといい、ひまわりさんはメールをよこす前から、他のブログを読んでハーネスによる、ベベちゃん(ウルフの名前)の管理とトレーニングを続けてきたようでした。

それでも、限界というものはどこにでもあり、行き詰まったひまわりさんは、へちまこのブログを知り、へちまこにメールをくれたのでした。

それが、2011年11月25日のことでした。

それから、私たちは、何通ものメールをやり取りをし、ひまわりさんはイージーウォークハーネスから、そしてパーフェクトフィット・ハーネスへ切り替えてくださいました。

へちまこは、引きの強い大きな犬にはフリース・ラインド・ハーネス(英語ではラインドとは発音しないようでラインみたいです、サリーはそう訳していますね)は、お勧めしていません。

大型犬で突進系、引きの強い子にはそれをカバーできるパーフェクトフィット・ハーネスをお勧めしています。

Imgp43331 (おとーさんは顔だしOkだというので、笑顔って隠すともったいないよね

大きなベベちゃんは、同族にガウルようになった原因はいくつかありました。

それに心臓病を患っていて、その犬に対する興奮性がベベちゃんの心臓に負担をかけているのではと、心配もありました。

ひまわりさんの最初のメールには、べべはもうあまり長くないかもしれないけど、残ったわずかな時間を少しでも穏やかに過ごさせてあげたいと、書かれていました。

それを読んで、へちまこはとても考え、なんとお返事を出せばいいのか悩みました。

そして、今、困っていることに手を差し伸べるということをしないと、ならないんだな~と、思ったのです。

へちまこはこの記事を書くにあたって、ひまわりさんとのいく通ものメールを読み返しました。

ハーネストレーニングのアドバイスから始まり、犬語の解釈やひまわりさんが在住する県の愛護推進員になったこと。
(ひまわりさんは以前から保護活動をしていてべべちゃんを含め、ネコさんも犬さんも複数で暮らしています)

地元センターでのハーネスユーザー(HUTSG)普及活動のこと、PFHとFLHを販売し、北陸方面でのHUTSGの活動をカバーしてくれるようにもなってくださいました。

あの日のことへのメール、ある日の言葉への誤解を解くメール…すべてがリアルに会ったことがないひまわりさんという、ヒトリの犬に向き合う真摯さが改めて伝わってきました。

Imgp43571_2 (ベベちゃん、ほんっと大きい、でも、ジェントル・ジャイアントなんですよ)

ベベちゃんは♂(未去勢)でしたから、他犬からの挑発に過敏になるのはそれも原因の一つでした。
でも、骨肉腫のリスクを下げるために未去勢でした。

去勢をすれば他の♂にケンカを売られないかもしれませんが、それにリスクをを賭ける必要はへちまこはないと思い去勢をあえて勧める必要はないと思いました。

へちまこのところにメールをよこす前にも、幾人かのトレーナーさんには相談しようですが、ハーネスで行動の管理やトレーニングする前に去勢をするということが条件付けられたこともあるようです。

でも、ひまわりさんは同族に威嚇するということよりも、ベベちゃんの残された時間を穏やかに過ごすことができように、以前のようなジェントル・ジャイアントに戻れればと考えているようでした。

それだけのためだったら、去勢も強制的な訓練も必要はないでしょう。

良い状態、穏やかで不安ではない状態(ストレスがあまりかからない)を保つことさえできれば、チョークもプロングも必要はなかったのです。

秋が深く頃にいただいた初めてのメールから、冬になり、春を迎え、夏が過ぎ、そして再び秋が巡ってきたころ・・・
Imgp4956
べべちゃんの犬語は回復し、無礼な相手にはスルーができ、カーミングシグナルで相手へ気持ちを伝えられるようになりました。

ひまわりさんの地道な取り組みとハーネスでのマネジメントが功を成したのは、言うまでもないことでした。

上の画像は、HUTSGの支援者の元を訪問してくれたとき。

ベベちゃんはこの日も小さな仲間にも、初めての仲間にもジェントル・ジャイアントで、同じ時間を楽しんでくれたのでした。

語りつくせないことがたくさんあります。

べべちゃんとひまわりさんとの出会い

ひまわりさんを通じた地元の賛同者さんとのつながり

へちまこの代わりに新潟まで跳んでくださったレオン&野花母さん

へちまこのブログを紹介してくださったホーリーさん

誰もが、ベベちゃんを知っていて、誰もが大きな、それも超大型犬のウルフ・ハウンドのハーネスによるリハビリを尊重してくれたことが、ベベちゃんの穏やかな時間を回復させたのでしょうから。
Imgp50641 そして、私たちが出会って、399日め。

ベベちゃんはSirius(こいぬ座)へ還ってしまったのです。

あまりにも突然なお別れのお知らせでした・・・

へちまこは、一度も会うことができなかった

大きな大きな雪国の犬とひまわりさんを

幾度となく思う日がめぐってくるのです。

少しでもベベちゃんの残されていた時間に関われることができたこと

そして、少しでもハーネスによってベベちゃんやひまわりさんを助けることができたのか。

ああ、でも、そんなことより

ゆっくり休んで、また Siriusになって、戻っておいで・・・

今度は健康な体を神さまにお願いするといいよ…ね、ベベちゃん。

そして、ひまわりさん、ありがとうございました。


追記:誤解を招く表現がありましたので修正しましたm(_ _)m

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コメント

へちまこさん、ひまわりさん、関係各位様、大きな「ありがとう」を送りたいです。

ぺぺちゃんのご冥福をお祈りいたします。

へちまこさん、ありがとうございます。
べべも、取り上げていただいた事を、心より喜んでいる事と思います。
超大型犬でも、ハーネスで十分扱えます、それには、色々と教えていただいたような、犬の表情や身体の仕草、その他もろもろ、そして、飼い主のやる気です。
力対力では、何も生まれません、優しい言葉で、十分通じるようになります。

ベックマンさま、べべへの冥福に感謝いたします。

ひまわりさんの心中、お察し申し上げます。大きい子はそこにいるだけで存在感がありますので、ぽっかり空いた空間を埋めるにはやはり時間がかかることと思います。心から、ご冥福をお祈り申し上げます。

我が家も超がつく大型犬がいますので、他人ごとではありません。私もAsherを飼い始めた時は同じデン飼いさん達にチョークやプロングを勧められ、使用した経験があります。確かに、本当に効き目抜群。でも私の心にはいつも迷いがありました。これ以外にも、もっと別の方法があるはずだと・・・タロウ主さんのブログから、ルークママ、そしてへちまこさんのブログに辿り着き、どれほど助けられたことか・・・ やっと、心のモヤモヤが晴れ自信を持って導けるものを見つけた瞬間でした。我が家は、全頭PFHです。大型犬、超大型犬でハーネスの使用がダメと言われるのは、引っ張るのがデフォルトの認識。でも、引っ張ることを学ばなければ全く問題ないのです。それをStellaで、実感しました。他の子達は、私がPFHを知らなかったばかりにカラーもハーフチョークも経験しています。ですからハーネスへ切り替えた時は、私の技術不足で引っ張ってしまうことも度々。今もまだまだ修行が足りませんが、少しは上達したかな?って思うようになりました。そして何より、犬達が楽しそうにお散歩する姿を見るたびにPFHに変えて良かったと本当に思います。それぞれ課題がありますが、べべちゃん同様穏やかな日々を送るために精進してまいります。べべちゃんもきっと素敵な時間を送られたことと確信しております。

へちまこさん、このような素晴らしいものをご紹介頂き本当にありがとうございました。

愛犬との別れはどれほど辛いか。
ひまわりパパさんママさんの心中お察し申し上げます。 

大型犬は確かに破壊力が違いますから注意は必要と思いますが、小型犬とでは訓育方法に違いが有るのでしょうか? 首輪とハーネスでは人間側からの扱い方は違いますが・・。
私は以前から愛犬の自由度について考えていました。 ですからへちまこさんのブログを見つけ記事を読んだ時、直ぐにFLH・PFHに興味を持ちました。 FLH・PFHを紹介してくれたへちまこさんには、とても感謝しています。
現在の愛犬は繁殖リタイア犬で、4歳にして家庭犬デビューしました。 慣れない環境で少しでも快適に生活してもらいたいと、ひまわりさんでフィッティングしてもらいPFHを使っています。
いつもひまわりパパさんからご指導頂いていますが、私はハーネス初心者で、毎日が試行錯誤の繰り返し。 そのうち愛犬から愛想尽かされないかと心配しています。 PFHは犬の自由度は大きいのですが、愛犬は周囲の匂いに興味が無いのか、あまり匂いを嗅ごうとしません。  今は私に持ってくれる興味と同じ位、周囲に興味を持って散歩してくれることが目標です。

愛犬・愛猫共々ひまわりさんにお邪魔していますが、パパさんやママさんとお話しているだけで、いつも優しい気持ちになります。 そんなパパさんやママさんと生活出来たベベちゃんは、とても幸せな時間を過ごしたことでしょう。

ベベちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。 

コメントをいただいたみなさんへ。

コメ返しが大変遅くなり、申し訳ございませんでした。
それから、たくさんのベベちゃんへの愛満タンなお言葉ありがとうございましたm(_ _)m

べックマンさん。

短い中にも、愛あふれるお言葉をありがとうございました。
大きなSiriusになってしまったベベちゃんですが、可能性ということをへちまこに教えてくれました。

ひまわりさんへ。

改めて、ベベちゃんのこと、偲んでしまいます。

超大型犬なんて見ることはあっても、扱ったことはなかったし、共に暮らしたこともなかったのですが、サリーやアンジェラの理念が正しいなら、どんな大きさだって、ハーネストレーニングができるもんだと、ひまわりさんとベベちゃんから学ばせて頂きました。

それにひまわりさんがFLH,PFHを北陸で扱ってくださるということも、HUTSGにとって心強いことです。

今後とも、よろしくお願いいたします。

べべちゃん、とびきり大きなSiriusになって、輝いているでしょうね。

Hiromiさん。

いつもいつも、ありがとうございます。

大きな子が4頭に増えてたのには驚きました。
大きな子でも、小さな子でも同じなんだと、ハーネスは教えてくれます。
大きな子だから、最初からチョークが必要ということはないんだと、今は自信もってみなさんにお伝えできます。

それも、いろいろなことを言われ続けながらもハーネスを使い続けてくださるみなさんの功績が有るからこそですね~。
改めて、ありがとうございます。

そして今後とも、末永く、ハーネスユーザーとしてお付き合いくださいませ。

syuipapaさん。

PFHのお使いいただき、ありがとうございます。
脚側でキチキチ歩かなくてはならないお散歩は一体だれのためのモノ?
と、気づいた時がハーネスユーザーへの扉を開くのかもしれませんね。

もちろん、犬の身の安全、他の人への安全を考えることは必要ですが、それが犬という生き物の自由をすべて奪っていいモノではないと思っています。
ご愛犬は繫殖リタイヤ犬ということですが、のんびり、ゆっくり、ハーネスでリハビリしてくださいね。

そうすれば、忘れかけていた犬語が回復すると思いますよ。

そのうち、ひまわりさんのお店へ、ワタクシもお邪魔するつもりでいます。
どうぞ、その時にはよろしくお願いします。

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