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2013年2月28日 (木)

Rちゃんの選択。

今日は、午前中、チェシアとの小学校での動物介在活動(AAA)、午後は個別のハーネストレーニングのセッションがありました。

AAAの記事も書いておかないととは思っているのですが、ある飼い主さんからのご相談とセッションの依頼があって、そちらは少々急を要するように思い、本日お会いしました。

ある団体から保護犬を家族に迎えたそうですが、しばらくすると、すれ違いの犬や近づく犬に吠えかかり、リードに咬みつき、ガウガウと激しい攻撃的な行動をとるようになったそうです。

そこで、訓練士さんに相談したところ、先手必勝型の犬(怖がり&気が小さい)なので、そのような行動に出ることを、フルチョークでの強制訓練で相手の犬をスルーすることや我慢をすることを覚えさせた方がよいといわれたそうです。

ただ、それができても同族とはコミュニケーションは難しいと言われたそうです。

また、訓練士さんが扱うときにはこの子は攻撃的な行動に出ないけど、飼い主さん家族だとうまくフルチョーク扱えず、やはり、ガウガウと相手に咬みつかんばかりに吠えかかるようでした。

飼い主さんは我慢を強いるやり方や、このままチョークチェーンを使っていてもいいのか、どうかと悩んでいるときに、へちまこの拙ブログに出会えたそうです。

そして、本日、この子と飼い主さんに会ったところ、フルチョークを使うほどの犬にも、また、物腰の優しい飼い主さんでフルチョークでの訓練は向いていないと、ひと眼見て思いました。

Rちゃんは、4~5歳のMIXで去勢済みで、大きさは昔の柴犬ぐらい、まん丸の眼にステキなグレーの色合いの毛でなかなかのイケメンでした。

こちらに向かって歩いてくるRちゃんは、短くリードを持たれ、バックル型の首輪でしたが、グイグイと前のめりで歩いてきました。

このRちゃんにハーネスをつけて、自由に歩かせてあげると、なぜだかあのグイグイという引っ張りがなくなったのです。

これは、首輪や短いリードでの抑制に対して、ストレスを感じていた、嫌悪感があったのだと、わかる一つの目安になります。

Rちゃんのリードをって「さぁ、好きなように歩いてごらん、好きなことをしてごらん」というと、Rちゃんは気持ちよさそうにマーキングをし、好きなように力いっぱい蹴りあげをしました。

確かに緊張しやすい犬だあったり、少々、音に対して神経質であったりということは、うかがえましたが、時間が経てば穏やかに行動できる犬のようだとわかりました。

ハーネスにつながるリードの使い方や、どのように犬を止めるか、リードを緩めるか、

好きなことをさせるといことはどういうことか、ほめることとかごほうびをあげるタイミングや、どのようにしてほしい行動を引き出すかなどをアドバイスするうちに、

Rちゃんはどんどん落ち着き、飼い主さんの傍を教えられることなくユルユルの脚側で歩くようになってくれました。

最初の飼い主さんを見ようともしない希薄さは解消され、得意げに飼い主さんを見上げるようになって、Rちゃんの足取りも軽くなりました。

犬にその行動をやるな!と教えることは比較的簡単なことだと思います。

でも、それはお互いが信用している間柄ならうまく通ずることかもしれませんが、保護犬ということを考えるなら、へちまこはフルチョークを使うことに疑問を持たざるをえません。

まして、神経質で臆病で気が小さい犬にフルチョークで、いったい何を教えようと言うのでしょうか?

不適切な(人間から見て)行動をすると痛い目に会うよ、怖い目に会わせるよ、と教えたいのでしょうか?

Rちゃんは最終日の部屋からある団体に保護され、一時預かり宅を二度変わり、今の飼い主さんのところに来たそうです。

そして、まだ一年もたっていない、家族として迎えたことを人間は承諾しても、犬の方はそう考えているかどうかはわからないと思います。

履歴がわからない犬を迎えるということは、一時預かり宅では表面化しなかった行動も現れれ来るかもしれません。

本当にはしたくなかったこともあったかもしれません。

一時預かり宅で嫌な眼にあっていたかもしれません。

それを考えると、しばらくはその子を知ると言う期間であって、けして強制的に何かをさせるようなことはしない方がいいと思うのです。

しばらくは、ハーネスでのユルユルお散歩でリハビリをしてあげてほしいと願っています。

そして、犬が、この人たち、この場、この環境が安心で安全だと理解できるまでは、犬のしてほしくない行動は止めるにとどめると言う行動の管理をすればいいのですから。

Rちゃんが落ち着いたところで、リデルに会わせると、数十メートル先でガウガウと激しく吠えかかりリードに噛みつき振り始めましたが、飼い主さんがスルスルとリードを伸ばしながら、リードを犬の体に平行にし後退すると、Rちゃんはその行動をやめ、飼い主さんについていくようになりました。

数回、この対応をしていくと、Rちゃんはリデルの前を横切る時には地面の匂いをかいだり、素知らぬ顔をしてやり過ごしたり、大きく円を書くように避けるようになったのです。

わずかですが、Rちゃんの犬語の回復でした。

そして、最後の方ではリデルの視線を避けるように、飼い主さんの後ろに隠れたのです。

なんと、すばらしい!

犬が苦手だと言う犬には犬の友だちは必要はないと思います。

それよりも人と犬との関係がうまくいくのが一番です。

犬会わない生活はいくらでもできますが、人に出会わない生活は不可能です。

Rちゃんは、自分で飼い主さんの後ろに隠れると言うことを選択したこの先、Rちゃんと飼い主さんの新たな一歩なのですから。

Dcim1040 (↑、バスタオルのはらわたをカミカミするリデル、こうして裁断していきます)

すでに大人犬になった犬に、食べ物を使って気をそらすと言う対応は、一時しのぎにしかならないと、へちまこは思っています。

また、いろんな道具を使って、その不適切な行動をできないようにするのも、一時しのぎにしか過ぎないと思うのです。

やるな、我慢しろと、大人犬に教えることは少なからず、どこかで嫌悪刺激に頼らずにはおれないのです。

それに、ジェントルリーダーも口輪も、スポーンハーネスも犬の体に少なからず嫌悪の刺激を与えているようにへちまこは思います。

引きしまったり、自由に首やら顔やらが動かせなかったり、ちゃんと吠えることが出来なかったり…。

それよりも、やらないでいられる距離をとり続け、その行動に出ないことをほめ続け、

自分で収まった時にごほうび(心から穏やかな行動だ好きだよと伝えることが大切)を与えることで、「ああ、そうか、やる必要はなかったんだ、こうして関わらなけらばいいんだ」と、

犬自身が学べる環境をコントロールすることをお勧めしたいと思っています。

そして、フルチョークでの訓練に疑問を持ってくださったRちゃんの飼い主さん、心より感謝いたしてますよ。

即効性はありませんが、リハビリリハビリと思ってくだされば。

ハーネスユーザーに仲間入りくださって、ありがとうございました。

では。

あ、それからね、自分の犬がフレンドリーでどの犬とも仲良くなれるとか思っている飼い主さん、相手の犬が嫌がってる、飼い主さんがやめてと言っていたら、自分の犬を近づけないでくださいね。

社交性のある犬と、相手のことを無視した勘違いフレンドリー犬は、まったく別ですから。

Dcim1043 (リデルはキビしい社交性がありますが、チェシアはおせっかいな社交性があります。どちらもどちらですね・・・(;´▽`A``

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