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2013年2月 3日 (日)

パーフェクトフィット・ハーネス&フリースラインドハーネスのご質問への回答

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パーフェクトフィット・ハーネスご購入についてのご質問に対しての回答です。

アイリッシュ・ウルフ・ハウンドのベベちゃんの記事アップから、大型犬~超大型犬のチョークチェーン、ハーフチョーク、プロングからハーネス切り替えへのご質問が多くなりました。

超大型犬にハーネスつけても平気なんだ、脚側で歩けるようになるんだ。と、思われる方がいるのは喜ばしいのですが、思い違いをしておられる方も多くいるようなので、ご説明をしておきたいと思いました。

まず、パーフェクトフィット・ハーネス(PFH)&フリース・ラインド・ハーネス(FLH)は、引っ張り防止機能は付いていません。

犬の体を締め付けて引っ張りを防止する、犬の前脚付け根を締めつけて引っ張りを抑制するという機能はありません。

PFHの部品のひとつ、フロントDリングにリードをつけると、犬の前へ進もうとする力を利用して後ろに返すので犬の力を軽減できる、または背中のDリングととフロントDリングにリードをつけて、犬の方向転換をしやすくすることぐらいです。

そして、脚側をさせる、引っ張らずに歩くことを教える道具ではなく、犬の自由な犬語の表現や、犬の首、背中への負担が少しでも減るようにデザインされているハーネスです(ウェブページ見てくださいね

そのこと忘れないで、コミュニケーショントレーニングをしていくハーネスです。

うちの犬は引っ張りが激しくてハーフチョーク、チョークチェーンで訓練を受けて、訓練士さんとは(後は、教室とかトレーナーさんの前とか)ちゃんと脚側できるけど、私だとダメになるので、PFHなら引っ張らなくなるのかと思うので・・・

というご質問がけっこうきます。

これは大きな間違いで、ハーネスに変えたら引っ張ります。

カラ(首輪)ーからハーネスに変えたら引っ張らなくなった・・・というユーザーもいますが、そのような場合は、たぶん、そのユーザーの犬はカラーから何らかのよくない刺激があって、そこから逃れたくて引っ張っていたのかもしれません。(推測ですが)

トレーナーさんがリード持つと、ちゃんと脚側できる・・・

私が持つとできない・・・

ということは、トレーナーさんの技術なり、やり方をなりをちゃんと維持してないということになります。

これでは、ハーネスをつけても同じことが起こりうる確率が高くなります。

特に預かり訓練の場合は、犬は、多少たりとも飼い主さんと別れて、何ヶ月かは独りでがんばってきているわけです。

ところが戻ってきて、数日~数週間すると、元に戻ってしまう…これは、飼い主が維持してない、または、そのトレーナーさんがオーナーにちゃんと犬の扱いを教えてないということしか考えられないのです。

トレーナーさんたちはプロですから、そこんところはしっかりとお伝えしているモノだと思います。

へちまこは、犬を訓練所に預けることをどーのこーのいうつもりはありませんよ。

ただね、犬は飼い主さんのいないところで頑張ってきたわけで・・・それを維持してあげないということは、その子が頑張ってきたことを否定しているよなもんだと思うんです。

そして、できないから、あちらの道具がいいのか、こちらの道具がいいのではと、道具ジプシーになるんじゃないかと、思っとります。

道具ジプシーになる前に、自分は犬とどんな関係になりたいか、犬にとって自分はどんな飼い主になりたいのか、犬との妥協点はどこなのかをちゃんと考えてくれるといいな~と、これまた思っとります。

妥協点というのは、きちんと脚側が無理な子がほとんどなのを認めてあげて、多少前を歩こうが保護者の存在を気にかけているなら許せることを指します。

PFHもFLHも多少前を歩いてもらう方が良い場合がありますので。


PFH,フロントDリングのこと。

12_large_2 フロントDリング使用は、犬たちにより自由度を伝えます。

でも、他の部品部分がしっかりしているPFHですので、よほどのことがない限り壊されることはありません。

FLHでは対応しきれない、怪力の持ち主さんでも、まずは大丈夫です。

フロントに付いていると、リードの重みをほとんど犬は感じていないと思います。

この前に着いたリードが犬の力を軽減し、力持ちでなくても大きな子の力をコントロールできるようになっています。

特に突進系の犬の力への対応が可能です。

だからとって、引っ張らなくなるということはありません。

大切な人と共に快く歩くエクササイズは教えなければ、どの犬もできません。

ハーネストレーニングには欠かせない、Followingというトレーニングはまずは犬の刺激となるモノを排除しながら始めることになります。

それを十分にすることで、リードつけても(あらゆる長さにしても)引っ張らなくなるようにしていくわけです。

もちろん、リードが張ったら止まるということも教えていかなくてはなりません。

つまりいろんなことを保護者は学び、たくさんのパズルのピースを持ち、どれが当てはまっていくのかを犬の保護者が使い分けていくものだと思いますが。


36_large
複合的な対応を使い分けることを、犬の保護者が学ばなければ、どの道具を使っても結果は同じかな~~と思いますけどね。

それに手を貸すのがトレーナーだったり、インストラクターだったり、アドバイザーだったりするわけですね。

では。

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ハーネス&ロングライントレーニングについて」カテゴリの記事

コメント

アイリッシュ.ウルフハウンドのべべの飼い主です。
まず、僕が特別、犬の扱いに長けている訳ではない事、つまり、へちまこさんの的確な指導があって飼い主も、べべも変われた物と思っています。

飼い主が変わること、それが、犬が変わる、一番の近道になるのでは、と今は思っています、そして、コミニケーショントレーニングを、やった事で、べべとの散歩が凄く楽しくなった事、ここが一番大事な点だとも思っています。

最初から脚即で歩く事なんてできませんでした、ダーと小走りして行って、リードが張ると戻ってくる、から始め、トレーニングをやっていくに連れて、飼い主の側にいるように、、、

時間は、少しかかりますが、そこで犬とのコミニケーションが、どんどん取れるようになって行く事も事実です、コミニケーションが取れるようになっていくと、どんどん、散歩も楽しくなっていくと言う事かなぁ。

そして、飼い主が諦めない事、これも重要です。

ひまわりさんへ。

的確な指導といわれると、一度も会うことなくお星様になってしまったベベちゃんに訊いてみないとわかりませんが…

でも、おほめいただいてありがとうございます。

確実にいえるのは、ひまわりさんの根気と忍耐だったと思いますよ。

へちまこは、吠えの子にしろ、噛みつきの子にしろ、引っ張りの子にしろ、対処や対応をお伝えする前に、私のお伝えするやり方は時間がかかります、と、お伝えします。

そこで諦めてしまうなら、ハーネストレーニングには向かない人だと思っております。僭越ですが。

しつけというと押しつけになってしまいがちだけど、人とちゃんとお話ができることですからね。

それが、コミュニケーショントレーニングのはじめの一歩だと思います。

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