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2013年4月

2013年4月29日 (月)

パーフェクトフィット・ハーネスの装着サイズ調節について。追記あり!

Dcim1313_2
サリー先生考案、パーフェクトフィット・ハーネスユーザーが増加中です。

Harness User's Technical Support Group(以下HUTSG)においては、大変喜ばしことです。

これもハーネスユーザーさんの増加の賜、ありがとうございますm(_ _)m

6月1日にはサリー先生の「犬のストレスを考える」という公開セミナーが予定されています。

また、6月2日にはサリー先生のハーネス・コンサルティーションと無料体験・販売会がハーネス通販でおなじみの
Sala Lab主催で開催されます。


詳しくは http://salalab.com

と、http://salalab.com/301230602.html

で、ご確認くださいませ。

さて、パーフェクトフィットと聞くと、身体にピッタリとフィットしているモノと思いがちですが、パーフェクトフィット・ハーネスはキツキツの状態での装着ではありません。

パーフェクトフィットのフィットは、その犬の体格や骨格に合わせる、というい意味です。

ご質問でも、フロント部分が可動しすぎる、ブカブカだ、もっとフィットさせるものではないのか?と、来ております。

サリー先生のパーフェクトフィット・ハーネスの装着の目安は、キツキツの調節ではなく、胴帯(ガースと言われる部分、胴周り調節)は、『4本指を平らにして胴オビの下に入る』となっています。

感じとしては、ゆるすぎず、きつすぎずという感じで、時計のベルト合わせのようだと思われます。

参考として・・・へちまこの、40㎜ハーネスの場合です。

上の調節の仕方とは別に、↓画像のようにどちらかに片側に寄せて、拳が入る感じに調節しています。

Dcim1312
このぐらいの余裕があってもすっぽ抜けはありませんが、どんな道具にも言えることですが100%安全なものはありませんので過信は禁物。

犬を動かそうとして、強制的に強く引く、引っ張り上げる、嫌がる方向に無理やり従わせるなどということをすれば、犬は抜こうとして暴れてしまうかもしれません。

抜けにくくなっているパーフェクトフィット・ハーネスですが、万全でないことはご理解お願いいたします。
Dcim1311
フロント部分です。

やはり、拳一個分の余裕はあります。

Dcim1310同じフロント部分です。

一見、ユルユルしすぎているように見えますが、チェシアは今まで抜けたことはありません。

Dcim1308
リードを軽く引いております。

このぐらい引いて、可動域を確かめてください。

このぐらい引いての緩みは許容範囲かと思われます。

Dcim1309さらに上に引いています。

ずるっと、ずれる感じはありますが、しっかりとホールドしています。

Dcim1255_3
シロ君の20㎜パーフェクトフィット・ハーネスのフロント部分の緩みです。

フロント部分Dリングの可動域は許容範囲です。

安心できないようであれば、背中とフロントにリードをつけてダブルリードで安全を確保してください。

上記の説明の訂正とお詫びですm(_ _)m。

Dog Games社では必ずダブルリードでの使用で、安全を確保していただくように説明されています。

「フロントDリングにリードをつけた場合は、必ず背中Dリングにもリードをつけてダブルリードでご利用ください」


初心者やハーネスにつないだリードの扱いに慣れていない一般の飼い主さんにはお薦めできませんので、Wリードでのご利用をお願いしするとともに、訂正とお詫び申し上げますm(_ _)m

へちまこは、フロント部分のDリングにリード一本で使用という扱いにずいぶんと慣れましたし、チェシアもゆっくりと歩くことが多くなりましたが、長い間、ダブルリードでの利用でした。

それに引きの強い子の場合、フロント部分Dリングのみのリード装着はフロントDリング取り付け部分にかなりの負荷がかかります。

丈夫な縫い付けではありますが、フロント部分のみで犬の力を軽減している場合は、ご愛犬の安全を保障しかねます。

また、各部品は、毎回のお散歩前に劣化しているかどうかを必ずお確かめ下さい。

そして、ご愛犬の安全のために早め部品交換をお願いします。

パーフェクトフィット・ハーネスは、三つの部品からなっておりますので、各部品一つでの販売を行っておりますので、劣化する前に予備としてのご購入をお勧めしています。

引きの強い大型犬や、他犬に攻撃的に振る舞うようになってしまった大きな子、身体に障害がある子のご家族から、このハーネスに変えて本当に良かったとメールをいただくこともしばしば・・・ありがたいです。

良いモノをよりよく使っていただけますよう、お祈りしております~o(*^▽^*)o

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パーフェクトフィット・ハーネスサイズ調節へのSyuipapaさんからの質問とお返事

>いつも貴重な情報をありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ、ご愛用ありがとうございます。

>私もフィッティング時に”PFHは愛犬の体に密着させるものと”思い、かなり各部を締めてみましたが、窮屈そうでしたの早々にユルユルにしました。
そこでお手数とは思いますが、可能でしたら下記3点ご指導をお願いできますでしょか?

>1点目
記事中の調整法は小型・中型犬にも当てはまるものでしょうか?
愛犬はウェスティで約9Kgで、現在の状態は胴回りは手の甲まで
はいる程度。 首回りも同程度です。

大型犬(40㎜)なら拳ひとつ(ブログ記事参照)で大丈夫ですが、ウェスティ9kg(20㎜)なら親指を抜かした手の甲での緩みでちょうど良いと思います。
ただ男の方で手の甲の厚みなどがかなりある方は、手の甲まで入れずに指4本で目安にするといいと思います。
小型犬(15㎜)なら指3本~2本程度を目安にしています。

犬種というよりはその子の身体で都度都度違うので、あくまでも目安です。

PFHのオーダーを受ける時には必ずご愛犬の体重をお聞きするのは、ゴールデンです、ダックスですと言われても、肉付きの良い子、胴周りに張りのある子、♂と♀の骨格の違いなどがあり、胴周り部分のcmサイズだけでは対応が難しくなります。

>2点目
フロントとガース間の長さはどの程度が適正なのでしょうか?
愛犬は現在ガースのDリング先端が、左右前脚の中心を結んだ
線よりほんの少しだけ後ろ程度。

Dリングが犬の前胸のとんがった骨の部分、そこにかぶさる感じか、Y字のV部分と骨の先端が重なる感じがよいように思います。

>3点目
現状の調整で愛犬の体に問題は発生しないか?

ごめんなさい、質問の意味が少々わかりにくいのですが、現在問題が生じているかどうかですよね。?
視認、できる問題かどうかということなら、ごく普通にご機嫌にお散歩していれば大丈夫かと思われます。
脇が擦れているや喉に刺激があるとかがなければ、当面の問題は発生していないと思います。

以上3点です。

>PFHの使用記事はあるのですが、具体的な各部の調整法は見つからず、
現状でよいか不安なユーザーも、多数おられるのではないでしょうか?
どうぞ宜しくお願いします。

ご指摘ありがとうございます。
当方の気付かない所でした。
これもある方からのご質問が機になってのブログ記事となりました。
より快適に、よりよく使っていただくためにも、これからもどんどんご質問くださいませ。

ひとつひとつ丁寧に検証してお応えできればと思っておりますm(_ _)m

>こちらのブログで得る情報は貴重で、いつも参考にさせて頂いています。
これから有意な情報を宜しくお願いします。
又、6月のサリー先生の公開講座には私も参加予定です。 その時お会いできましたらどうぞ宜しくお願いします。

サリー先生の公開講座お申し込み、ありがとうございます。
こちらこそ、6月のセミナーにてお会いできることを楽しみにしております。
今後も、よろしくお願いいたします。

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2013年4月28日 (日)

子どもたちに伝える意義。

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5月25日26日とで、小学校での動物介在活動がありました。

今回は、4月に入学したばかりの新一年生です。

まだまだ、幼稚園の尻尾をぶら下げています(;´▽`A``

先生の話など聞いちゃいない・・・

こちらの注意や説明などもすぐに忘れます

まぁ大変なことは大変ですが、それでも子どもたちはやはりかわいい存在でした。

動物を介在させる意義はあるのか、どうかは、その動物との関わり方だと、へちまこは思っています。

情操教育で我が家は動物を飼うと言う方がたまにいますが、人の子どもの学校教育はいつか終わりが来ますよね?

Dcim1295
でも、生きている動物たちはその命が尽きるまでは終わりが来ません。

生きている教科書として動物たちを利用するなら、その福祉の面も大人たちは考えていかなくてはならないなぁ~と、思っています。

そして、介在は、必ずしも動物たちとの触れ合いを(いわゆるお触り)重視してはいけないこと。

子どもたちの欲求は、生の犬に触りたい、その感触を確かめたいという思いがけっこう強くあったりします。

Dcim1297
でも、介在させる犬は触らせるのが目的ではなく、犬という動物を通して何かを学ばないとならないわけです。

たとえば、実際に見たり聞いたりしなければ、他のものの痛みや不快が理解できないと言うことは、大変危険なことでもあると思います。

想像力があれば、他者の持つ、痛みや不快などは自分の身に置き換えて知ることができるはずですから。

まずは、犬につてどういう生き物か。

どうすると嫌がるの(大きな声、大きな動き、すぐに触ること)

では、どのように接するのか?(匂いをかいでもらう、触っていいところを覚える、小さな声で話す、しつこくしないetc.)

ということも伝えて置きます。
Dsc_2457

今回は、子どもたちに人と違う生き物に自分の考えを知ってもらおうとすることにチャレンジしてもらいました。

リデルには、予め、数字を覚えさせ、それを探し、咥えて持ってくると言うtaskを学習してもらっています。

へちまこの出す、cueに対して反応することを子どもたちに見せてから、言葉を持たない生き物にどうすればしてほしいことを伝えられるかにチャレンジです。

Dsc_2461_2
子どもたち、大騒ぎです

指示を出せる子は指さしを行ってる子ですが、周りからはたくさんの声がかかります。

すかさず、先生が「みんなでいうと、犬さんがわからないっていってるよ~」と、注意。

ここで、理解してほしいことは何かを学習する時には自分勝手に話さないと言うこと。

自分をやりたいことを押し付けるのではなく、順番を待つとか、人のやっていることをよくみているとか。

そして、犬に指示を伝える子は、犬にわかり易く自分で指さしをします。

こちらでのアシストは、指さしで教えてあげてや声も使ってみて。

指を一度指すより、何度か指す。

指と一緒に「ここだよ、これが5だよ」と、声も使う。

人と違う生き物に言葉以外で何かを伝えると言うこと・・・

さて、この日の子どもたち、犬という生き物の介在から、何かを学んでくれたかな~?

学んでくれたことがあるなら、リデルもチェシアも、そして協力ワンコさんたちも、それが本望だと思うよ。

そして、それが意義だと思うから。

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2013年4月27日 (土)

只今、個別セッションのみの受付となっております。

パーフェクトフィット・ハーネス及び、フリースラインド・ハーネスのトレーニングセッションは、只今、すべて、個別での受け付けとなっております。

ハーネストレーニングセッションをご希望の方は、当ブログコメント欄に、メールアドレスと実名をご投稿くださいませ。

おって、必ずご返信いたします。

個別のセッションでハーネスの操作を習っていただいてから、必要であればDog Communication Class『犬の砂場』への編入ができます。

『犬の砂場』の見学は『犬の砂場』経験者、参加者のご紹介、または個別セッションでの私とマネージャーさんとの判断で決めさせていただいています。


どんなケースが『犬の砂場』参加可能になるの?

同族へ攻撃的なのか攻撃性なのかがわからない子。

★単に犬語による会話を学ばないとならない子

★同族を求めているけど、チンピラになる子

★若くていろいろな相手との出会いを経験しなくてはならない子

★同族を求めているとわかっているがどうすることもできない保護者さん

★単に犬バカ編隊の隊員になりたい人間


必要のないケース

犬も保護者さんも同族との接触を求めていない

★保護者さんが同族との接触は必要としてない

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また、
Teaching Dogについて、一部の方が知識も経験もないまま語られているようですが、勝手な想像の域を出ていないことは確かなので、そのことについてへちまこが改めてお話をすることはなにもありません。

Teaching Dogのことは、このブログ全体がそれらを軸にして語られていますので、お時間と機会があれば講読いただけると、ありがたいです。

では。

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2013年4月18日 (木)

犬をまたぐ訓練って家庭犬に必要なの?

先日、近くの公園で家庭犬訓練(ただし強制系)の訓練士さんがまだ若そうなコーギーを、訓練しているのを見かけました。

コーギーは何度もボールのモッテコイをし、幾度もボールを命令とともに拾っては訓練士さんに届けていました。

コーギーがボールをモッテくると、殊更大げさにほめて称えてました。

そんな中で、コーギーをフセさせて、その上をまたぐと言う訓練をし始めました。

コーギーは最初、訓練士さんがまたごうとすると、怖がってフセを解除してしまいます。

すると、訓練士さんは、チョークでショックを入れながらフセを命じます。

Dcim1284_3
そして、犬のフセの状態にマテをかけ、またぐまで動くなと命じていました。

へちまこも昔はこの訓練をやっていました。

で、へちまこ観ていて何のためにこの訓練が必要なのか、考えたのですが、家庭犬ならいらないことではないかと思ったのです。

競技会に出るなら、高得点?な科目かもしれませんが、家庭ではあまり意味のない訓練だと思うのです。

ちなみに、リデルは人にも犬にもまたがれるのは嫌いです。

熟睡していそうなので起こすのもなんだなと思って、またごうとすると『なにすんのよっ』と、素早く起きてしまいます。

その時はすごく険悪な表情で『起こしゃ、いいじゃないの』と言う感じで、気分悪そうにどこかへ行ってしまいます。

チェシアはまたがれようが、またごうが気にしないタイプです。

廊下の真ん中で寝ていても、誰がまたいで通りすぎても『おかまいなく~どうぞ~』と、眼も開けません。

またぐからマッテロ、なんてことは教えずにできています。偉い子です。

で、リデルは自分が嫌だと思うことは他者にもしないので、ダンナくんやへちまこ、娘や息子がゴロンとしていても、ちゃんとよけます。

少し前まで、チェシアは自分が気にしないことは相手も気にしてないだろうと、ダンナくんが寝ていると踏みつけます。
Dcim1285
特に、ソファーからチェシアが下りる時に、下でゴロゴロしているダンナくんを踏みつけます。

と、言うか、そこに人が横になっていると気がつかないのだろうと思います。

それで、悲鳴がたまに響いてきます。

大らかと言えばそうですが、おおざっぱともいいます。

チェシアは、足を踏まれても(´ρ`)ぽか~んとしていることも多く、これは持って生まれたよい性質と思うようにしています。
(神経質傾向だと言うグロネンしてはなんだかな(;´▽`A``))

ええ、25㎏はありますから、踏まれた太ももなどは足型に青あざになる時も・・・

近ごろは、気をつけて歩くようになり悲鳴も聞こえなくなりました。

寝ている相手を踏みつけるなと、教えたのはリデルです。

幾度となく、リデルにこっぴどく叱られ、ゴロゴロしている生き物は避けるを学習してくれました。

あ、話がずれましたが、要するに、犬がそこにいて、また寝ていて邪魔なら、名前を呼んで起こしてそこをどいてもらえばいいことで、人がまたぐからマッテイロ、なんて教えることは必要がないのではと思ったのです。

以前、寝ている犬を蹴飛ばしてもどかさないと、権勢症候群になると言われていました。

食べている最中にマテをかけ、ごはんを取り上げることができなければならないとかもありました。

でも、またがれることを嫌うリデルはそれを人にもしない・・・教えられたわけでもないのにしないのです。
非常に礼儀正しく、そしてそれを人間にも要求しているのだけなんだなと思っています。

だからリデルには「お嬢さん、そこをどいてくださるとありがたいです」と、声をかけ、ハンドサイン、どうぞ~~とそこから移動してもらます。

チェシアは教えられてできたわけですが、どこか人に対して無遠慮なところはまだありま

だからチェシアには、人間をま・た・ぐ、踏まないようにするということを教えてあります。

こうしたことをちゃんと教えておかないと、人にも同族にも敬意を払らわない犬になるかもしれないと思ったからです。

人の家庭で暮らす犬に、人間も普段はしないようなことを犬にはさせる必要はないと思うのです。

人を、またぐなと、へちまこは教えられました。

では、犬はまたいでいいのかと言えば、犬もそれは嫌だと思う子もいると思うのです。

多くの犬がチェシアのようにもって生まれた資質であれば、またぐからマッテイロなんてことは教えなくて済みますが、家庭犬で有れば、やはり、またぐよりはそこからどいてもらう、それも気分良くどいてもらえるようにした方がいいと思うのです。

耳を下げ、眼をシパシパさせながら耐えるコーギーを見ていると、なんだかな~と、思った次第です。

Dcim1209
ボール遊びも我が家では犬なりに任せます。

チェシアはボールを投げてほしいと言いますが、3度ほど投げると自主休憩に入り、自分で休憩を解除して、またボールを投げてと言って持ってきます。

訓練士さんの犬は投げられたらひたすら拾いに行き、脇目を振ることも許されないようでした。

犬には余計なことを考えさせるな・・・と昔は?よく言われてましたが、まだまだそういう世界なんだろうかと、へちまこちょっと心配になりました。

では。

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2013年4月12日 (金)

同族が好きってホントっ?

Dcim1242_3(脚側しないうちの犬たち。さて、彼女たちは、へちまこへの信頼関係はあるのか?)

嬉しいことに、あちこちでパーフェクトフィット・ハーネスの評判を聞くことが増えました。

もちろん、フリース・ラインド・ハーネスもユーザーが増加中です。

本日は、センターへ出向きましたが、そこで職員さんがある獣医師とVTの方から「これはPFHだね。」と、言われたそうです。

へちまこは、先生とVTさんのことは存じ上げていないので、見も知らぬ人も知っていることは励みになりました。

これも地道なハーネスでのお散歩やコミュニケーション・トレーニングをユーザーの方が広めてくださった結果だと思っています。

HUTSGを代表して、お礼を申し上げます。ありがとうございますm(_ _)m

さて、今回のお話は、犬を見ると行きたがり、興奮し、嬉しがる…フレンドリーなうちの犬と言うお話です。

Dcim1245ユルユル散歩の醍醐味は犬が何に興味を持っているのか?観察していると実に面白い)

すれ違う同族に必ず傍に行こうとし、ヒンヒン声を上げ、這いつくばり、興奮する犬をよく見かけます。

するとその姿を見た犬飼い人たちは「あら~~、お友だちが大好きなのね~お友だちになりたいのね~」と、表現する方もいます。

でも、そのような突進系の犬に、出会った犬たちはそうそうに離れていくことがあります。

あれ、同族が好きなはずですよね?

犬友だちになりたいはずなのに、同族は去って行くばかり・・・

Dcim1246(どこまでも続く~よ、匂い嗅ぎ~♪どこの誰だかなんてお見通しさ~)

先日、お会いしたかわいらしい犬女子もそのヒトリ。

道で同族に合うと、声をあげて行きたがるそうです。

で、個別のセッションに来ていただくと・・・

なんだか、犬語が少し変?

まだ若いとうこともありますが、チェシアやリデルを見て、いきなり突進する、そのボディ・ランゲージは、恐怖、嫌悪、過度の服従、興奮と、犬語が入り混じっています。

Dcim1248(はあ~暑いわよ・・・近ごろ、リデルは斥候をチェシアに任せ、へちまこにすべてを任せ、一番後ろからついてきます。が、従っているなんてことはありません。メンドクサ~あんたたちなんとかしなさいな、です。でも、時折、静かな優位性を露わにします

よく見ると、尻尾も下がります。

腰も引けてます。

耳も引けてますし、口角も強く後ろへひかれます。

そう、このようなボディ・ランゲージを使う犬は、好きで同族によりたがるわけではなく、自分の身の安全のために相手を知ろうと、または自分を知ってもらおうとしているだけだなのかもしれません。

そして、相手が受け入れてくれれば安心するし、受け入れてもらえないと不安が募ります。自分より弱そうだと思うと、とたんに態度を変えたりしもます。

でも、毎回、挨拶させることはできないし、人間だって、出会う人全部に愛相を振りまくわけでもないし、友だち申請するわけではありませんよね。

欲求を満たしてあげればいいという問題ではなく、見も知らぬ犬はスルーしていいと、教えていく方がその犬のためにも、ストレスを軽減するためにもいいことなんですよ。

Dcim1247(あたちさ、脚側ってできないけど、へちまこの傍歩くの好き。フンフン匂い嗅ぎ飽きたら並んで歩くのね)

もし、自分の犬がこのような状態でしたら、まずは、興奮しない十分な距離を確保し、相手を凝視する前に視線外す意味で、Uターンをしたり、極力、他犬に至近距離で出会わないようにします。

遠くに見えている犬を興奮せずに、ちら観ができるように環境をコントロールしてあげるようにします。

面白いことに、この同族を観ると、やたら興奮し近づきたがり、いざ、至近距離になると恐怖とも怯えともつかない犬語を話しだす犬の多くが、犬との遊びをたくさん経験していたりします。

もしかしたら、犬との遊びの中で行きすぎた相手の行為を見過ごされたり、もう遊びたくなかったけど逃げ切れなかったりしたかもしれません。

小さなシグナルを見落とすと、やがて、犬は大声で(オーバーアクション)で、話さなければならなくなります。

そして、自分の知っている犬語の全部を使って話さなければならない事態に陥っいて、おかしな犬語を使い、相手をギョッとさせてしまっているのかもしれませんね。

犬同士の社会化は、慎重に相手を選ばないと、かえって犬にストレスを与える場合もあるのです。

犬を観ると興奮しやすい犬になってしまったら、思いきって、同族との付き合いをしばらくやめてみて、ユルユルなお散歩を楽しんでみてくださいね。

では。

あ、そうそう。関連記事です。合わせてご講読をm(_ _)m

Liddell The Teaching Dog 127 チラ見の極意。 

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2013年4月 7日 (日)

存在しない犬たちのこと・・・明日への約束。

Dcim1202先週(3/29)のグロネンクロちゃん。

なに?なにか、言ってるよね?オイラに関係あること?あ、スワレかな。

やっとね、こうして、ニンゲの語りかけに期待やら希望やらを見いだせるようになってくれました(o^-^o)

先週は、認証制ブログ記事におわれて、センターのクロちゃん、シロ君の記事が書けませんでした。

『犬の砂場』のマネさんは優秀な記録係でもありまして、『犬の砂場』が開催されると写真係に徹してくださり、毎回400枚近い画像を送ってくれます。
良いシーンばかりですべて使いたくなるので、記事ひとつ上がるの一週間ほどかかるのです。
後200枚以上の写真を元に記事をあげる前に、やはり、クロちゃん、シロ君のことを皆さんにお伝えしておきたいなぁ~と、思っていました。
Dcim1205パァ~と、うれしそうな表情をすることも多くなりました。

ああ、こんな顔もできるようになったんだね~
へちまこはうれしいよ、うれし泣き( ´;ω;`)ブワッ

一度、人がいらないと棄てたモノを再生してまた利用するのを、リサイクルというでしょう。

へちまこは、センターの放棄犬を、たまに『ああ、リサイクルしてんだぁ~』と思うことがあります。

たとえは悪いけど、一度棄てたもんを再生して、それをまた生かしていく…

そこにもし付け加える言葉があるなら、もう一度人間を愛してくれる礎を築くことなんだと思うのです。

Dcim1228

これは、4/5のクロちゃん。だんだんいい顔になってきました。
人の顔を見上げるときにも緩んだ表情が出てきました。

うれしいと言う耳もするようになってきました。

Dcim1229ただ、自分のしたくないことはしたくない、という一面はあります。

でも、今週は、去勢手術前検査採血も保定で乗り切ることができました。

無理やり抑えつければできるじゃん…なんて言う人もいますが、それだと今まで培ってきたクロちゃんの私たちへの信頼が失せてしまうかもしれません。
(口輪とか、数名で抑えつけるとかしません)

毎週チャレンジしてみて、クロちゃんの拒絶の態度がどの程度下がって来たかで、採血を決行することにしていました。

Dcim1226_2これも4/5のクロちゃん。リードを引っ張るなんてことはしないクロちゃん。

リードを持っているのはクロちゃんにかじられちゃった職員さん。
自分の対応が悪かったことを知っているので、がんばってクロちゃんのお世話をしています。


時間がある時には幾度もクロちゃんをお散歩に連れ出してくれています。
Dcim11963/29のシロ君。

要求吠えをするようになってきました。

ごほうびが早く欲しいと吠えるようになるまで人を信用し始めました。

シロ君は見つめられたり、すばやく動かれたり、見知らぬ人を警戒してしまうことが、まだまだ多いです。

これは苦手な職員さんから、ごほうびを投げてもらっているところ(*柵越しです)

なるべく多くの人、なるべくいろんな状況で、たくさんの良い経験を積ませて行きます。
Dcim1197大好きな人を見ると、こんなにニコニコに・・・

シロ君史上、こんなに人間に関わるって、なかっただろうねぇ。

Dcim1230_2
4/5のシロ君。

やはり、パーフェクトフィット・ハーネスはシロ君みたいな、恐怖を感じ易くなってしまった子や興奮しやすい子にあっていると思う。

先週から使ってみてもらいましたが、適度なラップ感が犬たちを安定させているようです。

何かを回避する時の方向転換も無理なく力かけることなくできるし、シロちゃんが落ち着くことが早くなったと口々に評価してくれました\(^o^)/

Dcim1231ごく普通の犬の反応が多くなってきたように思う、この日のシロ君。

こうしたことは首輪ではわからないことが多いと思うのです。

犬の自然なボディ・ランゲージやカーミング・シグナルは犬の頭部の自由を奪っては表現できないし、どこか不自然な犬語だったりします。

へちまこが、センターやシェルターの犬たちにハーネスを薦めるのは、履歴がわからない犬にすぐにトレーニングをする必要がないと思うから。

そして、痛みや嫌悪刺激では得られない、犬たちの笑顔を知ってしまったからだと思うのです。
Dcim1232職員さん、リードの扱いもうまくなってきました。

『そうそう、ぼくの動きの邪魔にならないようにしてくれたまえよ…』

犬を気持ちよく歩かせる…なんて言うと、巷のトレーナーさんはブッたまげるかしら?

人は犬のやや後ろからついていくなんて言うと、けしからん、と思うかしら。

でも、クロちゃんもシロ君も首輪でギューギューや咬む犬は危険といわれてチョークでガンガンされていたら、この笑顔は得られなかったかも。

センターやシェルターへ保護や遺棄されてしまった犬たちに、もし、明日への約束ができるなら・・・

再び、人間を信用し、信頼に足るモノだと、わかってもらえることだと思うのです。

そのために、犬たちには優しい犬具を選んでほしいと思うのです。

お知らせ~

川崎市動物愛護センターで譲渡会が開催されます。

日 時  4月21日(日)11:00~14:00まで。雨天決行

川崎市高津区蟹ヶ谷119 044-766-2237

(参加団体:ダンデライオンさん、ケンの家さん)

センターの譲渡動物は今のところいませんが、当日までの収容動物の状況により参加することもあります。


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