へちまこ、ハンドリングをほめられる~
6月30日(日)
再び、南青山と言う、オサレな大都会に赴いたへちまこ。
この日は、黒い子、チェシアを同伴して、動物介在教育・療法学会(ASAET)のセラピーアニマル評価者養成講座のお手伝いでした。
セラピーアニマルとしてのハンドラーと犬を、適切、適正に評価できる人間かどうかを、テストするものです。(評価者の評価)
予定してた大型犬の子が都合が悪くなり、急きょ、実施、一週間前に協力要請が・・・
で、数名ではありますが、療法学会の方を知っているということと、そこそこ大きな犬を飼っているということで声がかかりました。(へちまこは学会の会員でもなんでもない)
で、連れて行くだけかと思ったら・・・
こんなテキストが・・・自宅へ送られてきました。
うむ、犬同伴だけでよいようなことを聞いたのだが・・・
同封の当日のテスト内容説明を読んでみても・・・いや、単なるデモだし、モデルだし。
で、当日、現地で一番上の画像のようにファミリーナガーデンのスタッフのちびっこ等を余裕で眺めていましたら、学会のM先生に呼ばれましてね・・・
テストの内容を説明され、え、もしかすたら?このテスト項目のどれだかでも全部あたるの?ありゃ?
一抹の不安が・・・(A;´・ω・)アセアセ
チェには基本的なオスワリやらフセルやら並んで歩くやら、ここだ待つとかは教えてあるけれども・・・
始まりましたら、評価者対象者に呼ばれまして、指定された場所でのスワレ、フセで3~5秒とか、マテからのリコールとかありましてね、まぁ、このあたりはすんなりクリアでした。
ところが、セラピーアニマルにとって、想定施設と言う中のアクシデントに対応する能力が問われたんですね。
(いや、いくらモデルとは言え、きいてないぉ( ̄Д ̄;;と、いうより読んでない)
白衣を着た人が裾、バタバタして歩いてくるとか、歩行補助用ステッキで歩きまわられるとか、奇声やら大声やらあげて(子ども、障害者想定)走り寄ってくるとか・・・
耳を掴まれるか、抱きつかれるとか、抱き上げられるとか、軽く叩かれるとか(ポンポン程度)
一度目のデモでは、へちまこの対応が後手後手に回り、チェをうまくハンドリングできなくて、チェに余計な負担をかけてしまいました。
が、概ね・・・良好であったとの評価でしたが、もう少し早めに対応し、犬を安定さえるように犬の資質はよいけどと、評価者対象者から評価が・・・
(教室の生徒さんにいっときなが(゚ー゚;これではしめしが・・・orz聞いていないとはいえ)
いや、ちょっとまてよ、へちまこがなぁああああぜ、評価をうけるの?
でも、いやまてよ、評価してくれるんなら、次はべストを尽くしてみる
次のデモまでには、ちゃんと内容を把握し、きちんと対応しようと、ひそかに決意。
犬のよい面を伸ばすも殺すもハンドラー次第だからね・・・まってろよ、評価者
チェのストレスマネジメントをしながら(トリーツボックス活用)反省点を整理し、対応を頭中でシュミレーション。
で、挑みました。
すると、前回の指摘部分、抱きつかれるとか、お菓子の袋をガサガサ等の対応がうまくいって、チェにもへちまこの指示がよく届いておりました。
チェをうまく安定することができたしと、自己満足していると、評価者を評価する先生から、
『グローネンダールと聞いて神経質系ではと思っていたけど、珍しいぐらい資質のある子ですね。それにこういうテストが初めてと聞いて、ハンドラーさんのうまさにびっくりしました。できれば、セラピーアニマルはどうかしら?』と、お誘いが。
でしょでしょでしょ(≧∇≦)
ねっ、チェっちゃんてステキでしょ、広い心の持ち主でしょ、よい子でしょ
それにそれに、ハンドリングガンバッタでしょ、うまいでしょ、と、心の中で小躍り状態。
ああ、人にほめてもらえるって、快感ですね~~。
犬を扱う者として、ハンドリングの高評価を受けるって、いいもんです。
それには、チェシアの貢献がありました。
どうもありがとう、いつも、いつも、どうもありがとう・・・たまにしょうがない犬だっていってごめん。
チェは、とてもいい子だよ。
人間にも犬にも寛大な精神は見習わないと・・・
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