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2013年8月28日 (水)

「東日本大震災が動物に及ぼした影響に関する国際シンポジウム」に参加して。

Dcim1889
去る、8月24日・25日にかけて有楽町にある東京国際フォーラムD5ホールにて、「東日本大震災が動物に及ぼした影響に関する国際シンポジウム」、“Humane Society International”と“動物との共生を考える連絡会”共催により開催されました。

このシンポジウムは、HSIからの資金提供を一部受け、連絡会と北里大学・日本動物福祉協会・他の動物クリニックの獣医師らが実際に被災現地において、動物救護活動及び救援活動に携り、大震災が動物たちに及ぼした影響に関する調査の報告と今後の提案となりました。

HSIからは、アンドリュー・ローワン氏の、災害と動物「国際的動向に関する報告」がありました。

それから、こちらの記事はこのシンポジウムの一部であり、伴侶動物との同行避難のダイジェストとなります。

たくさんの人も動物も死に、いまだに復興はおろか復旧も途上の現地の状況は、2年経った今でも悲惨な状況のようです。

3月12日に政府から避難指示が出された時点では、誰しもすぐに帰れると思い、犬やネコは取り残されたままになりました。

同行避難をされた飼い主たちは、あくまでも自主同行避難であります。

これも、行政が用意したバスには乗せることができずに、泣く泣く集合場所や役所の建物の柱などにつなぎ避難した飼い主が多かったようです。

同行避難できたのは、行政の用意したバスには乗らずに、何らかの手段を選択したことになります。

ただしこれは、日本に限ったことではなく、米国のカトリーナ災害時でも多くの伴侶動物は同行避難ができませんでした。

米国の、ある少年が大切に飼っていたスノーボールという犬は、少年とともにバスにたどり着きますが、避難先へ向かうバスには同乗させてもらえず、その場でスノーボールは取り上げられてしまいます。

その後、少年と犬は2度と会うことできなかったそうです。

この悲話は「スノーボールの悲劇を繰り返すな」ということで、米国でも同行避難の対策や対応が、現在考えられるようになったきっかけになったそうです。

また、災害後に離れ離れになっても、トラッキングシステムが確実にできるような対策が、必須になります。

東日本大震災後もある程度落ち着くと、犬やネコのことを思い出し、探し出す飼い主が多かったのですが、個体識別ができない、トラッキングができないという支障があったそうです。

また、ボランティアの持ち出しにより、移動させられた動物の所在がわからなくなった例も、数多くあったようです。

いまだに、離れ離れになった動物たちを、探しているご家族もおられます。

このような悲劇を繰りかえさないために、犬には畜犬登録と鑑札、マイクロチップの挿入は必須となり、また、政府には確実にその個体がトラッキングができるシステム(誰がどこで見ても統一された情報の構築が今後期待されています。

また、今後、動物たちの救護は公的機関が組織的に行われることで、防げることが数多くあることがわかりました。(福岡VMATのような組織が全国に設立できるように)

そして、緊急災害時に向けた準備・同行避難については、まだ、実施率が低く、改革の余地ありということもわりました。

その地域で起こりうる緊急事態・災害に合わせた、準備や同行避難に関する、平時からの意識の高さは飼い主に必要でしょう。

支援物資にに関しても、災害の種類、状況、タイミングによって異なる支援提供の必要性、ニーズと支援のマッチング、ニーズが必要な人を探しだし、支援の情報を届ける、どこで支援が提供されるか、どこで支援の情報を得られるかに関する飼い主教育も大切な事項のひとつのようです。

メディアなどは、大ぜいが集まるところの情報を流しがちになり、そこへ、救援支援物資があまるほど集まるなんてことが、今後はないように願いたいですね。

共に暮らす伴侶動物とされる犬やネコに、私たちが今後備えておかなければならないことはたくさんありました。

また、避難する時に犬の係留を解いたしまったことで、犬の所在がわからないということがありました。

ある家では、避難指示に犬を置いていくことになり、ありたけの水とたくさんのフードを犬が食べられる状態で離れ、ひと月後、団体に保護され無事に再会できた例もあります。

この犬は老齢ということもあり、係留を解いてしまってはかえって危険という判断を飼い主がしたそうです。

置き去りにするなら自由にしてあげたいと思う飼い主や愛護団体が、放畜や係留を解いたことで、自由交配が進み数を増やす結果になったりしています。

何がいいか、どれがいいかは今は問えませんが、今だなお、警戒区域に残された動物がいることは事実なのですから。

また、日ごろの犬の社会化を人間とともに暮らす動物と言うことを念頭に置いておかないと、被災後の救援活動にも支障をきたすこと、そのごの自分の飼う犬やネコの譲渡先がなかなか決まらない等の支障が現在は問題となっています。

災害時当初は、ケージなどの収容になりますし、他人や他犬、他の動物の馴致度なども、その動物を助ける以上に、飼い主の生命を助けるものであることを知っておくことが必要だと思いました。

最後に・・・

福島20㎞圏内では、約1万頭の犬やネコうち、津波で2,600頭が死亡、同行避難が300~400頭、各ボラによる持ち出しが推定2,000頭、残り5,000頭にうち80%が飢餓・衰弱死、約600頭が行政保護、結果的に400頭が現在も20㎞圏内に生存??しているとされています。

各学校で飼われていた学校動物はすべて全滅し、ダチョウ牧場のダチョウは2羽生存。

現在残されている第2シェルター(三春)
8月10日現在 犬38頭(内17頭所有権放棄) ネコ153頭(内8頭集権放棄)

,この所有権放棄の問題もシェルター運営を悩ます問題で、すでに2年、飼い主家族の生活基盤があやふやなまま、必ず迎えに来ると言う言葉がシェルターでの暮らしを引きのばさぜるを得ない事実は虚しい響きのようにも聞こえました。

コンパニオンアニマルは人の家庭で暮らすのが一番で、シェルターはどんなに優しい世話をしてくれる人がいても、犬やネコの心の隙間を埋めることはできません。

シェルターは一時保護施設には変わりなく、動物たちの福祉を考えれば、できるだけ早く元の飼い主か、新しい家族に送りださす努力をしないとなりません・・・・


という、日本動物福祉協会 山口千津子先生の言葉が考えさせられました。

そして、東日本大震災で失われた多くの人命、動物の命のご冥福をお祈りいたします。

明日、来るかもしれない災害。

備えあれば憂いなし・・・

では。

本当は、もっともっと、お伝えしないとならないことがあるけれど・・・

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