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2013年10月17日 (木)

「れとると」愛の反応・・・

Dcim1800_2(へっぴり腰のころのシロ君・・・)

センターのシロ君と距離を置くようになってから、ひと月経った。

へちまこの訪問を心から喜んでいたシロ君だというけど、それはそれでとてもうれしいのだけれども・・・

それは、前回の記事に書いたようにシロ君は人間との関係性を結ぶことができるって、証明されたようなものだと思う。

そう思ったから、へちまこはもうシロ君のために人間社会への復帰の結節点をおりなくちゃならない。

シロ君はいつの間にか、酷いことをされたこともある人間を別の角度で観れるようになり、少しずつだけど前進しだしてくれた。

シロ君は思うだろうか・・・

近ごろあの人間が来ないと・・・

でも、別段、平気さ・・・と

あいつじゃなくても、違う人間だってあいつと同じようにしてくれるし・・・と

一貫性のあることがこれほど保護犬、特に虐待を受けたであろう保護犬に必要だと、再認識させてくれたシロ君。

一貫性ということができていそうで、できていなかったことを教えてくれたサリー。

本当の意味での一貫性というものがわかって、へちまこは幸せもんだ。

そしてこれは人の手によって虐待された犬を扱う人間に伝えなければと思う。

Photo_2(男の人を怖がっていたシロ君の進化、へっぴり度数値が下がるのが早くなる)

シロ君を殴っていたのはオジサンだったから、シロ君は男の人が怖い。

サリーからトリーツ・ボックスを教わる前にも、センター職員の男性に食べ物で慣らそうとしたけど、食べ物が途切れればシロ君のオジサン怖いはよみがえって攻撃しようとしていた。

そのシロ君の、センターでの生活でのストレスを下げる工夫をし、嫌なことは極力避け、怖がらせず、トリーツ・ボックスとスプリンクルズを使いながら、ある人の(男性)協力の申し出で、シロ君の関連付けは少しづつよくなってきた。

その下地を作り続けてきたことがこうして眼見える形で現れてきたのが、単純にうれしいのです。

へちまこは、シロ君のへちまこを持っていた気持ちを裏切るようなものだけど、これはシロ君が多くの人間からの愛を信じられるようになってくれるためにとても大切なことだ。

たくさんのへちまこではない誰か、センターの特定の誰か以外が、増えて行くことがシロ君を救うことなのだから。

今回のシロ君との出会いで、作家で精神科医だった、故なだいなだ先生の「れとると」という作品を思い出した。

先生自身が精神科医としての体験談のような作品で、不登校になった女の子の治療にあたる話だった。

この少女との出会いと、若いころ初めて担当した若くて美しいモデルのことが回顧されつつ話は進み、最後はこのふたりに同じ悲しみにも似た怒りを与えてしまう。

でも、それは少女や美しいモデルを再び外の世界へ、傷ついても再び人間を愛せるようになるために必要な反応だったと話は結ばれる・・・先生の胸の痛みは別として。

シロ君のケースとは違う部分も多いけど(人間の精神科だし)どうしたわけかこの小説を思い出したのです。
Photo_3(怖い対象が怖くないに。リードを持たれても落ち着いていられるシロ君、鼻を使うのはいい傾向だ)

センターでの活動は、どんな本を読むより大切なことを教わっている。

生身の犬、それも履歴がわからない犬がウジャウジャくるから・・・(笑)

一度棄てられた犬たちに人間との間の結節点を見つけて再生できることは、犬に関わる仕事冥利に尽きると思ったのでした。

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