ハーネスと犬と人間と。
昨日、ボランティアの仲間とお話しをしていて、どうしてハーネスの良さをわかってもらえないのか、と、仲間と愚痴りました。
特に行政が(川崎市は別)チョークカラーとリードショックでの過度な刺激を与えながら行う服従訓練からの脱却がなければ、人間界の体罰ありきの部活動や体罰でよくなった神話を排除できないのではと思うのですが。
ハーネスでの犬のトレーニングは確かに、チョークやプロング、その他の首の締まるカラーに比べれば楽ではない。
なにしろ犬の首から上をコントロールできないから。
ハーネスは不向きだと言われることがおおい。
つまり人間が楽ではないということ他ならない。
人間って自分が楽になる事があればそちらへ流れてしまいますが、その楽になる分を人間より立場が弱い犬たちにかぶせる必要はないように思うのです。
少し犬たちに自分の時間を譲ることができれば、チョークやプロングで自分が早く楽になるより、30分早起きしてハーネスでのトレーニングにチャレンジしてほしいなぁと、願っています。
それにハーネスは、チョークのように入れ方がどうの、掛け方がどうのや脚側でわき目もふらずに歩かせるなんていう、うるさく難しいことを要求するわけではないから、とても楽チンだと思うんだけどなぁ・・・
でも、この部分が犬に何も教えないと思われてしまうのかもしれません。
ハーネス愛用者でも、犬にしてほし行動、してほしくない行動は教えている方は大勢います。
この部分は、犬に好き勝手なことをさせる=ハーネス愛用者ではないように心がけたいところです。
だから、ハーネス愛用者さんたちは、がんばろー
へちまこは、人の社会で安全で安心な犬とは、少々の辛い目にあっても根底に流れる人間への愛着があるから、それを乗り越える気持があると思っています。
そして、チョークチェーンやプロングやその他の首の締まるカラーが、安心で安全な犬を育てるのではなく、人間社会への充分な社会化があれば、そして普段のストレスが低ければ、犬は判断を大きく間違えることはなく、困った時には大切な人間へ助けを求めに来てくれると思うのです。
人間社会で安心で安全な犬にするためにも、人間が犬にとって安心で安全な存在になりたいと思っています(えっ、考えが甘いって…(笑))
マリノワ風、バッカスくんもハーネス主義!
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お散歩風景とハーネスと
お散歩序盤 林道コースを並んで歩く。
土のある道は足にも優しく、色々な匂いを楽しめます。
光ヶ丘公園は舗装路の両サイドも緑に囲まれており、快適なコースです。
今回の参加犬は老犬が半数を占めていたので、それぞれマイペースの散歩。
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