問題でないことを問題にしていない?
へちまこったら、とんだふぬけもん!ハーネス嫌いの記事書いたら、あまりにも長いからっしばらく精根尽き果てたとかいって凸(`、´X) このかわいいチェッちゃんをみなさんおわすれじゃないわよね~~*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・
かわさき市民祭り内「ペットは家族チェリティフェスタ2013」には、たくさんの方にご来場いただきまして、ありがとうございました。
また、同時開催されました「FLH&PFH」のフィッティングと即売会、ハーネスリードワーク体験にもお立ち寄りいただき、スタッフ一同、今さらながらではありますが、御礼申し上げますm(_ _)m
ちっ、ママの奴め!ぼくちゃんのハーネス買ったからって、今度は自分の分もとか言って、ぼくちゃんおいて、出店でなに買ってんのよ(`ε´)
フェスタからのご縁で何組かのドッグオーナーと、その後、つながりができまして、ハーネス
ユーザーとしての第一歩を踏み出してくださる犬飼い人さんが増えたことは、HUTSG一同、たとえようのない喜びです\(^o^)/
さて、犬の問題行動とされるものについてですが、実際にお会いして、その問題とされる犬の行動を見せていただくと「それって、問題行動なの?」と思うことで悩んでいる飼い主さんが思いのほかいることに気づきました。オイラたち、しずかな生活が好きだよ・・・けど、今日はこのハーネス買うためにお出かけしたよ。今まで首がキューッてしまる首輪で散歩してたから、いつも早く帰りたくなったけど、今度はいい感じだよ~。あ、白い子はオイラの弟分。オイラがいないとダメなんだよ。
犬は、吠えるし、噛むし、排泄するし、拾い食いするし、匂いかぎもする動物だと思います。
あと、人の前を歩きたがる、リードを引っ張って歩きたがるも、かしら・・・(笑)
今回は、それって、問題行動なの?というお話です。
フェスタ後にハーネスリードワークセッションに来ていただいたE・コッカーB君は、他の犬に吠える、唸る、と言うことだけで、首が締まるタイプの首輪による矯正トレーニングを受けました。
その瞬間だけは吠えやむそうですが、行動が改まることはなかったそうです。
その後、B君はひどい免疫係の病気になり、生死を彷徨ったのです。
首の締まるイプの首輪による犬の首へのショックと免疫系疾患発生の因果関係は、はっきりしませんが、心身ともになにかしらの影響を受けたのかもしれません。
セッションの日にハーネスに換えていただき、B君が自由に振舞えるように長めのリードを着け、オーナーには指示やら命令やらリードによる過度の抑制を控えてもらい様子を見ていると、初対面の犬とでも吠えることなく、犬語で会話していました。
たまに、それ以上近づかないで、と、はっきりとした意思表示の吠えと威嚇はありましたが、けして相手のパーソナルを冒すようなことも、攻撃的とされる危険な行動もありませんでした。
また、周りの犬たちも彼のその意思を尊重し、むやみやたらと近づくことをしないようにしているようでした。
飼い主さん同士が話していても、自分の空間とどまり(バウンダリー)その中で寛ぐところも見られました。
人間があれやこれやうるさく指示しなくとも、犬自身が飼い主の傍らにいることを自分で選択できることって、とても大切なこと。
そしてそれを手助けするって、犬の飼い主として大切なことではないのかな~と思いました。
人の社会で暮らすには、人の社会への社会化はとても大切なものでありますが、犬が持つ個々の自己表現までを問題とされると、犬らしく振舞う行動ですら、問題行動とされてしまうのかもしれませんね。
フェスタにはいけなかったけど、別の日にフィッティングとセッションをしたんだよ。久しぶりに他所の子とあったけど、なんだか思ったほどいやじゃなかったよ。あ、ハーネスはサンプル着けてみた。早く、ぼくの分、届くといいなぁ~。
リードを着けなければ、リードを引っ張って歩くという問題行動は起きないし、脚側を教えようとしなければ脚側について歩くことができないという問題行動も起きないし、脚側停座を苦手な犬のそばでやらせなければ、それができないという問題も起きないし・・・
犬の問題行動は一体誰が作りだしているんだろうか?と、考えたセッションでした。
B君のご家族からは、その後もハーネスお散歩でリードを引っ張って歩くと言うこともなく、穏やかにお散歩しているという、ご報告がありました。
(B君にはすでにフリースラインド・ハーネスをお届けしてあります( ^ω^ )
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