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2014年7月

2014年7月24日 (木)

シロとハーネスとスプリンクルズとトリーツ・ボックス

Img_20140703_162947すっかりイケメンになったシロ君heart04


へちまこは一年半前、川崎市動物愛護センターから「一頭の心を病んだ紀州犬が飼育放棄で収容されたので、その犬のリハビリを手伝ってもらえないか」という連絡を受けました。

それが、紀州犬のシロでした。

紀州犬のシロには半ば身体的虐待と適切な世話をされなかったネグレクトの状態が見られました。

ごく普通の道も歩くことができず道路にへばりつくばかりで、犬の意思とは関係なしにいきなりセンターというところへ連れて来られた、シロの戸惑いはかなりのストレスだったはずです。...

収容当時は、人間を噛むということを見せなかったシロですが、しばらくすると人のくるぶしやふくらはぎに噛みつくと言う行動が出始め、噛まれないで済む人間はごく限られた人間となってしまいました。

常に何かに怯え、収容のストレスに苛まれ、ひどい皮膚病を併発する、シロ。

当時のシロの安寧はほど遠く、再社会化の大きな関門、無害な人を噛まないを教えるのも、はるかかなたのゴールにさえ思えました。

そのシロを変えて一すじの救いの道をくれたのは、2013年6月に来日したHUTSGが推奨するハーネスの考案者であり、優れたドッグトレーナーでありビヘィビアリストのサリー・ホプキンス、その人でした。

シロはセンター収容時からハーネスユーザーですが(川崎市のセンターではすべての犬にとりあえずはハーネスです)、ハーネスだけではシロのストレスレベルを下げることはなかなかできないままでした。
Dcim1940ストレス軽減ツール「スプリンクルズ」を嗜むシロ君。このころはまだ表情が硬いですね


そのシロのストレスを軽減し、再び人との関わりに自信を満たせたのは、サリーが伝えてくれた、ストレス軽減ツール「スプリンクルズとトリーツ・ボックス」でした。

サリーは、センターにいるシロを好意で見て下さり、犬舎の入口に覆いを掛けることや、シロの隣同士になる犬のこと、シロのストレス軽減のために週一回のスプリンクルズは、シロに落ち着きと安らぎをもたらせました。

また、トリーツ・ボックスをなぜ使うか、そうしてそれがもたらす犬が選択できる一貫性の話はとても参考になり、それは今でも川崎のセンターでは実践されています。

サリー訪問から、一年が過ぎ、シロは新たな一歩を踏み出し始めました。
Img_20140129_144753一貫性に優れているストレス軽減ツール「トリーツ・ボックス」それでも、このころはまだ身体が硬いです


シロは、トリーツ・ボックスを持つ人間は自分に危害を与えるものではなく、安心で安全であると、認識しはじめています。

多くのトレーナーが、犬に何かをさせて食べ物を与えて人を安全で安心な存在だと認識させようとしますが、シロにはトリーツ・ボックスを基準に自分の意思で自分の行動を選択させることで自信を回復させてきました。

食べ物を持っているかいないかというストレスからシロを解放できたことは、知らない人間に食べ物のために近づかなければならないというジレンマに晒さなくて済むのです。

そのことができるようになってからは、シロの怖いから人を噛むという行動から、怖いならその場から離れればいいができるようになってきたのです。
Img_20140703_141640先日のシロ君。眼を見てあげてください。口角を観てください。背中のラインも(*^-^)


そして、とりあえずは、トリーツ・ボックスを持つ人間は、自分にとっていい事が起きる人間である・・・と認識し自分から近づくということを選択するようになりました。

それは、特定の人間から離れて譲渡された場合でも、シロからの信頼を得ると言うことに十分時間をかけてくれるなら、私たちに示すようなシロからの信用と親愛を得ることができる証明でもあるのです。

スワレやフセやヒールポジションで歩くこと、人の指示に寸分も狂わずそれを聞き分けることが良い犬の基準ではなくなり、穏やかな時間の流れの中で人と共に暮らす相互理解の関係が基準であってほしいと、シロのような犬に出会うたびへちまこはは願わずにいられません。

シロ譲渡の道は厳しいことに変わりはないのですが、自分で乗り越えられることが増えたことは、譲渡の道の大きな一歩には違いないと思うのです。

ここまで来るにはたくさんの人の手が必要でしたが、殺処分ゼロというのは箱に詰めて犬をそこに置いておけばいいというものではありません。

一日でも早くセンターの外へ送りださなければ、犬たちの本当の幸せは遠いものなってしまうのですから・・・

Img_20140703_144440_3シロ君の心の安寧はストレスを極力かけないというところから生まれたもの。


最後に、サリー先生へ。
あなたのスプリンクルズとトリーツ・ボックスは多くの犬を救うことのできる優れたツールです。
心をこめて、ありがとう!

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2014年7月21日 (月)

生き物と暮らす贅沢な時間を大切に。

Img_20140712_170313
房総田舎家から、川崎に帰ってきました。

悲しいけれど、夏休暇第一段は終わりです。
(今度は8月の盆休みからしばらく休暇です)

田舎家の朝は、5時には犬ととも起き、散歩、庭いじりと軽い家事をこなせば、なんと、まだ、8時で、その頃になると犬たちの食事も終わり、朝から二度寝してしまうことも…
...

庭の傍らの渓流からは、常に水の流れる音がしているので、なんとなく聞いていると、眠くなってしまうのです。

そんなときは、犬たちと共に眠るのが一番のストレスマネジメントななっていて、雑多な都会へ戻ってもしばらくは活気溢れる生活を送ることができます。

私は、川崎市公認の犬猫ボランティアでの活動が主ですが、いちおう、動物取り扱い業を持っているので、一般の飼い主さんの人間から見た(この解釈は大切!)犬の不適切な行動の相談を受けることもあります(けっこう増えてきた)

で、近頃、思うことは、人間が(飼い主が)犬の行動問題の原因になっていることが多いのです。

もちろん、犬を人間社会へ馴染ませる社会化は犬のストレスを軽減する大切なことですが、あまりにもそれらに人間が一生懸命になりすぎて、犬の心が置き去りになっていることがあります。

私は、犬と言う生き物を飼うことは大変贅沢な事だと思っています。

人間の子どもは、親の時間を食べて生きている、と何かの講演で耳にしたことがあります。

私は、犬たちともに暮らしていて、たまにこの言葉を思い出すのです。

吠える犬をどうにかしてほしい。

咬まれるからどうにかしてほしい。

排泄を失敗するからどうにかしてほしい。

リードを引っ張っられてつらいからどうにかしてほしい。

これらのすべてが、犬をどうにかしてほしいと言う、人間からの要望ばかりです。

私が伝える犬への対処や対応は、犬にこうしなさいという行動を教えるということは殆どなく、犬がこうすればよかったんだと、思ってくれるように環境を整えたり、操作することです。

その方法も、犬自身がその行動を自分で選択できたと、自信を持たせるようにして行きたいと思っています。

そして、この方法の大半が、緩い時間の流れの中で、人側の(訓練、トレーニング、しつけると言うことをいっさい考えない)過多な犬への要求を控えることと、犬と共にいても自分の時間の余裕を持つことで、犬に穏やかな時間と安心感を与えることができるのです。

犬の過剰すぎる行動の殆どは、人間側の不適切な行動が原因になってることを改めて考えてほしいのです。
Img_20140713_203305_2
時間がないから早足散歩。

時間がないからのんびり歩かず、自転車引き。

時間がないから熟睡中の犬をたたき起こしてまで散歩。

時間がないから犬がのんびり匂いをかいでいるのを無理くりひっぺがして散歩。

個々の犬のニーズを満たせない多頭過ぎる散歩。


吠えると困るから口輪。

吠えると苦情が来るから天罰。

吠える原因を取り除く前に、犬に安心で安全で低ストレスな環境を提供できているのか?

咬む問題にしても、その原因を取り除かず、犬の行動を変えることばかりが優先されてしまっています。

そんな、自分に気づいたとき…

いつもの時間に、贅沢な生き物と共に暮らす贅沢な時間を思い出してほしいなあ、と思っています。

犬たちの時間は実にスローで贅沢。

その、犬たちの時間に合わせるべきは、私たち、人間ではないかと、思うのです。

犬は、人間の都合や要望を、実に寛容に受け止めてくれているはずなのですから。
Img_20140718_185836

穏やかに過ごせる時間が戻れば、犬とのよりよい関係が取り戻せますとも・・・。

ね、我が犬たちよ、そう思うよね( ^ω^ )

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2014年7月12日 (土)

「犬にはとりあえずハーネスを」セミナーin新潟&川崎市動物愛護センター

Dsc_0338

去る、6月18日に新潟県動物愛護センターで、7月9日川崎市動物愛護センターにおいて「犬にはとりあえずハーネスを」セミナーを無事に開催しました。

新潟に至っては、既に月が変わってからのご報告となり、開催を取り仕切ってくださった「ひまわり」さんをはじめスタッフの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

新潟は、一般飼い主さん向けなのですが、センターの職員さんも聴講下さいました。

川崎市のセンターは、職員さん向けとお散歩ボランティアさん向けです。...

さて、Pは数十年ぶりの(もしかして20数年?)の新幹線の旅。

二時間足らずで、車窓は高層ビルから一面の水田風景に・・・さすが米どころ新潟でしたね~(o^-^o)

どちらのセミナーも開催場所は、行政の機関である愛護センターであるということが、HUTSGとしても喜ばしい
ことです。

そして、愛護センター内で開催できるということで、もっとも大切なことは、センター職員さんに聴講してもらえることなのです。(全員でなくてもいいのです)

ここからの一歩は、やがて大きなうねりになってくれるのではないかと、淡い期待と野望かな~~なんて思っております(笑)

ハーネスではリードの引っ張りを助長させるだけだ、なるべく早くしつけ直して譲渡し回すべきだ、ハーネスでは舐められるだけだ、という考えは、人間の都合だとへちまこは思っております。

もちろん、譲渡に向けての再社会化やしつけ直し(この言葉、近ごろ嫌悪です)は大切です。

大切ではありますが、訓練やトレーニングの前に、犬のストレスマネジメントを心がけるだけで、犬は落ち着いた行動を選択するようになるものです。

穏やかさが戻れば、犬はヒトの言葉に耳を傾けてくれます。

それは、命に危険が及ばなくなったという安心感から来るものです。

怖い思いや、不安な思いばかりでは、私たちだって落ち着いて勉強できませんよね?

それは、犬も同じことだと思いませんか?

恐怖やら不安といったストレスから、犬をほんの少しでもいいから、その過剰なストレスを軽減してくれるもの・・・それが、犬の身体に優しい作りのハーネスなのです。

センター収容犬は、捕まえられて、あるいは突然人間の身勝手な都合によって持込され、いきなり環境が変化します。

知らない人間ばかり、果たしてこの人間たちは安全な人間なのか?ひどいことをされないだろうか?と、不安でいっぱいなはずです。

知らない場所で知らない人間に連れまわされる恐怖は、自分だったらということに置き換えて考えてみても、想像はできると思います。

それでも大方の犬たちは、ストレススマイルで自分がいかに安全かを伝え、または酷いことをしないでくれと伝えている場合もあるのです。
Dsc_0339

へちまこは、センターへ収容される犬や猫たちは、いわば、被害者といっても過言ではないと思っています。

その被害者たちの心の安寧のわずかばかりのお手伝いができるのが、ハーネスではないかと思っております。

私たち人間は犬にどう思われたいのでしょうか?

言うことを聞かないと痛い目に、不快な目に合わせる人間だと認識されたいのでしょうか?

怖いから言うことを聞かなくっちゃと、思われたいのでしょうか?

この人は、痛いことや嫌なことをしない。

自分を取り巻く社会の人間たちは安心で安全な人・・・という犬の思いは、スワレやフセや並んで歩くと言う訓練で犬の行動をコントロールするより、はるかに社会化された犬だと思うのです。

センターでのセミナー開催は、今だに、各センターで犬を言うことを聞かせるという名目で使用される、チョークチェーンやプロングカラーからの脱却が大きな目的でもあるのです。

それは、私たちの人間社会を暴力から守ることにつながると思うのです。

では。。。。

Img_20140704_194720

そこの毎日、イライラして、人間に八つ当たりな君!

いまこそ、ハーネスに換えてみないか?

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