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2015年2月10日 (火)

脱!脚側散歩のススメ。

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ハーネスでのお散歩はあえて脚側をしません。(言い切ったよん(^-^;)

犬先行型のお散歩をお薦めする理由は、脚側では犬の言葉(犬語)を読めないことが多いからです。

キッチリ横付けで歩かれては、犬の頭部は見えますが、それでは全体的な犬語を拾うことはできませんよね。

それと、犬の苦手にしているものへ反応が犬より先に飼い主が反応している場合があります。

飼い主が犬より先に反応してしまえば、脚側で歩いていようが飼い主から発せられる怪しい様子は、犬に伝播するかもしれません。

犬先行型のお散歩をお薦めするのは、犬のおかれた状況、状態の思い込みをなるべく避け、犬から発せられる犬語に目を傾けるためなんです。

犬先行型は犬に主導権を与えるもの!という考えからしばらく離れて、先ずはのんびり、ゆったりお散歩を実践できる環境を人間の努力で用意します。

特に何かにつけて過剰反応する犬には、過剰反応する環境から遠ざけないと、のんびりゆったりお散歩が難しいかもしれません。

毎日、そんなこと無理!と、思う人は、週に1回でも2回でもいいので考えてみることをお薦めします。

へちまこの回りの環境は下町の住宅街。

しばらく歩くと河原でのお散歩が可能ですが、普段は住宅街を歩くことになります。

都会で暮らすことは周囲の環境整備にも気を付けないと、犬の言葉を尊重するを、主張するあまり、マナーの面で人間がわがままになり勝ちなります。

そこはマナーを守りつつ犬先行型のお散歩を楽しんでくださいね。

人やモノとすれ違う時にはリードを手繰って短くする。

犬の自由を尊重と言いつつ、よそ様の敷地に入り込ませたりしない。

曲がり角は犬の先行させない・・・等の配慮は大切だと思います。

さて、HUTSGへ投稿した動画のチェシアのハーネスは、バランスハーネス、リードはBAT用の5mリード(使い勝手のよいリードです。お試しあれ!)

適宜、伸ばす、手繰り寄せる、弛ませる、上下させるという使い方をしています。

犬が何かにに反応しフリーズしたときは、犬を呼び寄せるということを頭から外して、自分からリードを手繰り寄せて犬へ近づくという判断を選択してみてください。

それが市街地での過剰反応する犬の回避行動をスムーズに行え易くできることがありますので。

動画のチェシアはゆっくりとした調子で歩いてますが、突進系の犬でした。

普段は穏やかな犬なのですが、不安要素なものには反応しやすく、せかせか歩きが出やすい個体です。

エミリーのセッションのモデル犬を勤めたときは、エミリーに『すごい力!』と、言われちゃったほど(^_^;)

また、犬のセカセカ歩きは心拍数を上げてしまいます。

心拍数が上がるということはどういうことかを考えれば、なぜ、ゆっくりのんびりな歩行を薦
めるのかはわかっていただけると思うのですが。

心拍数が上がったままで反応するものにであっちゃったら…一気にマックスへ!w(゚o゚)w

という状況は充分考えられませんか?

 リードが張ったら止まる。

 リードを引き戻さない。

 リードが緩んだら前進できる。

このみっつさえ人間が守れば、ハーネスでの犬先行型のお散歩は実現できると思うのです。

★ FBページで動画付きをご覧くださいませ。連載でーす

https://m.facebook.com/HUTSG

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