第38回「かわさき市民祭り」内、「ペットは家族チャリティーフェスタ」のご報告
今年も『かわさき市民祭り』の『ペットは家族チャリティーフェスタ』という催しで参加しました。
かわさき市民祭りは毎年50万人もの来場がある川崎市最大のお祭りです。
商業的なお祭りのため、モノを売る屋台や催事が多い中、唯一、癒しのイベントブースとして存在するのが、かわさき犬・猫愛護ボランティア主催の『ペットは家族チャリティーフェスタ』だ、そうです(笑)(市民祭り実行部談ですよー)
さて、この3日間、ワタクシは、HUTSG(ハーネスユーザーズテクニカルサポートグループ)のブースも掛け持ち、ブースの内側から、ペットは家族になっているのかを観察しておりました。
殺処分0の声高い昨今、一般市民のペットが家族の一員としての扱いを受けているのかを見ていたのですが、残念ながら、一般飼い主の間にはペットは家族も殺処分0も終生飼養のことも広く浸透しているようには思えませんでした。
もちろん、愛情をたっぷり注いでいるという飼い主の姿はたくさんありました。
その注ぎかたが擬人化的なものに偏っているのではないかと思いましたね~( ̄~ ̄;)
小型犬はハーネスの着用が多くなったように思いますが、飼い主のリードが短すぎて吊られて歩く小型犬が多数いました。
ハーネスでも首輪でもリードを何度もシャクって、小型犬の行動を制御しようとする飼い主も相変わらず多かったです。
これは親がそうすることで子ども伝播し、子どもにも扱える小型犬は更に不快な目に遭っていました。
買い物に夢中になり、その環境に恐怖を抱き『そっちにいきたくない!』と、しり込みする小型犬に気づかず、リードでムリクリ引きずられながら買い物に付き合わされる小型犬を多く見ました。
小型犬の意思を無視していきなり抱き上げ、いきなりカートからおろし、いきなり他の犬と挨拶させようとし、怖がる姿をかわいいという人々の多さもたいそう気になりました…
自分が小型犬のコメットを引き取ってから、特に小型犬のおかれている状況に敏感になったようにも思いますが…
そして、あるハ虫類魚類両生類保護活動家が保護した亀で亀触れ合いイベントで寄付金を募り、有料カニ釣りで子供たちにカニを釣らせていたこと!
外来種を飼いきれず、近くの川や池に遺棄したり、放棄された動物を保護し、譲渡活動をすることは大変素晴らしい活動でありますが、その保護動物を客寄せや募金活動に利用するのは動物の命を軽んじ、その動物の命を搾取しているように感じてしまうのです。
亀たちは炎天下の中、子供たちにひっくり返され、乗られ、叩かれ…泡を吹いているものをいましたし(泣)
その様子を写真に収める親にも(泣)
その中でも、この事をおかしいと思ってくださり、市民祭り実行本部への抗議の電話をしてくださる人もいたようで感謝です(もちろん私たちも声をあげました)
なんだか、文句ばかりの市民祭りのご報告になりましたが、動物を愛するご来場のみなさんには、私たちの啓発パネル展を見て涙を流される人も・・・
たくさんの募金も大変感謝いたしておりますm(_ _)m
動物のことを思う気持ちは同じもの、そうしたことを心に止めて、来年は犬と飼い主が楽しめるイベントをもっと多くして、『ペットは家族』を盛り上げたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
川崎市獣医師会の獣医先生による、獣医さん体験ブースも大好評でした~~ヽ(´▽`)/
では、ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!
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