無料ブログはココログ
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アンジェラ先生のHP

sallyのフリースラインドハーネスのHP

Another Sandbox

  • Another Sandbox
    “犬の砂場”の非公開ブログです。閲覧には許可が必要です。こちらの砂場ではより多くの犬たちの活躍、そして犬たちのa substantial speech を楽しんでくださいませ~。

お勧めマズルガードのお店はこちら

㈳日本愛玩動物協会

FB

« 犬の問題行動?それは犬へのストレスが原因かも? | トップページ | エミリー・ラーレム初心者向けセミナーのお知らせ! »

2016年6月16日 (木)

殺されないから幸せなのか?行政センターの動物福祉

3年連続「犬の殺処分ゼロ」(猫は昨年9頭)を達成している「某動物愛護センターの環境エンリッチメント」の様子をご報告します。(えっ、某ってつけて・・・もうバレとるよって・・・へへ、そこはあえてあえて匿名ということで(笑))

へちまこは、ここのセンターでボランティアトレーナーの活動をしています。

まずは、エンリッチメントってなに?

エンリッチメントとは、生活の充実感と申しておくとわかりやすいかも。

飼育動物に幸福な暮らしを提供するのがエンリッチメント。

最近では、動物園でも飼育動物へのエンリッチメントは大事なものになってきていますね。

それは、もちろん家庭で暮らすごく普通の犬にも、エンリッチメントは大切なものになります。

採食エンリッチメント、環境エンリッチメント・・・いろいろあります。

ただ食器かからご飯をもらうだけでは、ただ散歩をするだけでは・・・退屈というストレスにさいなまれます。

この辺りは、ネットで調べていただけばワンさと出てくるでしょう。

殺処分ゼロの気運高く、殺されない犬猫は増えたかもしれませんが、その殺されない施設で、収容動物たちは幸福な暮らしをしていると思いますか?

殺されないから幸せなのか・・・生きるとはどういうことなのか?

ただ殺されずに閉じ込められる犬猫の苦しみを、理解してからこその、その先への、行政センター職員の取り組みです。

★ 増え続ける老犬たちと迎えに来てもらえない犬たちの環境エンリッチメント。

Dsc_2188_440x248

1枚目: 徘徊のある老犬のために円形ソフトサークル。

シートは、ずれて足をとられないようにテープで止める。

写真では見えないが、水飲みの器で足を痛めないよう緩衝用タオルで器を包んでいる。

フードは個々の体調、年齢ステージ別で用意し、サプリメントも使用します。
サプリメント等は市民からの寄付等。

Dsc_2185_440x248

2枚目: やはり老犬、こちらもサークルにあたってケガをしないようにダンボールを緩衝材にしています。

足元に敷く毛布やシートはその犬の動きや状態によって変えます。

この犬の場合は、足がほとんど上がらずつまずくことも多く、滑らない、糸がほつれにくい素材を選んでいます。

Dsc_2187_440x248

3枚目: まだ収容されて間もない犬のサークル。

視覚、視線の刺激を極力遮断。

良く吠えるダックス。

人がいると吠えるので、人が強化子になっているのは確かなこと。

人を見ると興奮をするので、刺激(人)ストレス軽減のためにも必要なことです。

下に敷くシーツや毛布は毎日取り換える、汚した場合も交換しています。

Dsc_2186_440x248

4枚目: こちらも視覚の刺激を遮断。

隣同士の犬の視線のストレスを軽減することができます。

Dsc_2189_248x440

5枚目: いわゆる犬舎。やはり、視線からのストレス軽減のためにシーツで覆います。


Dsc_2190_248x440

6枚目:  犬舎の床も毎日新しい毛布を敷き詰めますが、こちらもテープで固定。(ヒトリ一部屋厳守!)

奥の方には床暖房が入るようになっています。

数十年昔は、このセンターも犬を犬舎に入れたままホースで水を流しながら犬舎の床を洗って、水浸し、犬も濡れそのまんまでした。

どうせ処分する命には名前など付けることもなく、関われば関わるほど情が移り、処分する苦しさが増していたでしょう。

そのセンターが少しずつですが、古い前例を削除し、新しい前例を作り続けできました。

今回は犬ばかりですが、猫の環境エンリッチメントも多彩です。
Dsc_2132_440x367


Dsc_2133_217x440

7枚目、8枚目は職員室組の犬たち。

人を恋しがる、人の傍にいたがる、見守りが必要、人への社会化のためになるべく人と同じ環境に置くようにしています。

猫もいます。

某市動物愛護センターは、古い狭いボロいと、3拍子の揃い踏み(笑)

でも、その限られた資源のなかで、出来る限りのことをする、収容された動物たちは命あるものとしてその尊厳を守る、過剰なストレスを軽減する、そのための工夫や努力を惜しまない、とてもハートフルな行政施設なんです。

殺さないで置いておくことは、どこのセンターでもできることなのです。

でも、収容動物たちの福祉は本当に守られているのか?

私たちは、殺されないということに満足して、それが動物愛護の先進国の仲間入りと思ってはいないでしょうか?

収容動物たちが、飼い殺しのような生き地獄へ行きつくようでは、動物愛護先進国には程遠いと思うのですが…


* ここへ掲載された動物たちはすでにセンターにいない動物もいます。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村

« 犬の問題行動?それは犬へのストレスが原因かも? | トップページ | エミリー・ラーレム初心者向けセミナーのお知らせ! »

犬とストレス」カテゴリの記事

コメント

生きるために食べて
食べるために生きるということが
本当に生きていることになっているのか考えさせられる記事ですね


横浜の動愛センターの施設が新しいことは知っていますが、内容に関しては、知ろうとする努力をしていないですね。

個人でできることは非常に少ないことではありますが、せめて一緒に暮らし始めた動物たちとは最後まで責任を持つべきだと思います。

こっちが先に逝くことは想定外ですが。。。。

Mrうーさんへ。

ご無沙汰いたしております。

コメントありがとうございます。

自分の飼った動物の終生飼育に責任を持つこと!これは素晴らしいことです。
これすらも、できない人がワンさといて、犬や猫を平気で捨てるわけです。

ただ、生かしていれば幸せなのかといえば、そうではないのは人間でもそうですよね。
生きがいとか、その生を楽しんでいるのかとか・・・
生きてるだけで幸せではなく、その種に合った行動や生きやすさを提供していきたいと思っています。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502764/63731851

この記事へのトラックバック一覧です: 殺されないから幸せなのか?行政センターの動物福祉:

« 犬の問題行動?それは犬へのストレスが原因かも? | トップページ | エミリー・ラーレム初心者向けセミナーのお知らせ! »

最近のトラックバック

カテゴリー