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2016年10月

2016年10月30日 (日)

「正の強化」の歴史は裏切らない!

_20160212_153939_248x440エ~~~~~ッ、もうかえるの?コメちゃん、ここは入りびたるところではありませんよ(笑)

コメットを某市動物愛護センターから迎えた当初、獣医医療やトリミングなどは、コメットにとって命の危険を感じるほどの人間からの脅威でした。

元の飼い主がどんな育て方をしたのかは、もうわかる術はありませんが、人間社会でのいろいろな物事に、慣らしてこなったことは確実でした。

目薬→殺される...
ブラッシング→殺されるか不快
爪切り→殺される
足ふき→殺される
投薬→殺される・・・

(普段は脚を触ろうが、口を触ろうが平気なのだが、ひとたび診療行為や拘束、水ぬれされるとなるとものすごい抵抗と反抗に遭います(笑))

自分の命の危険を感じるものがたくさんで、そういう犬にありがちな、持病持ちであったりするのです。

コメットには自分の涙でかゆくなるというアレルギーがあり、毎日抗ヒスタミン剤の投与や目薬や眼軟膏が欠かせません。

うわあああ。。。メンドクサイと正直思いました。

そうなんです、メンドククサイ犬でありました。

年齢だって、そう若くないだろう。

何年もこの状態で暮らしてきたんだろう。

トラ刈りや毛玉、伸び放題の爪・・・人間にはほとんど警戒心をもたなかったけど、過度にすり寄り、過剰に興奮し噛んでくる、頭にかざされる手に身をすくめ(叩かれてた?)、大きな声に怯える様は安定しない人間と暮らしていたことを物語っていた。

で、獣医医療とお手入れ系は長~~~~い目で正の強化をコツコツ積み立て。

そんなんで1年と7ヶ月・・・なんと!

昨日は、動物病院に歩いて自分から入り、自分で待合のソファーに飛び乗り、実にお行儀よくフセます。

コメットの行動が自信によって裏付けされているのがわかった瞬間です。

うれしい・・・「正の強化の歴史は裏切らない」を実感できることは、自分にも強化の歴史を積んでいるようなものだから。

コメットは、診察の時にも自分の言葉で「いま、準備中、ちょっと待って」と先生に伝え、先生もそれを待ってくれました。

準備が整ったコメットは、自分で先生に近づき、目を診察させ(ほら、あの光あてるのも平気だった)てくれたのです。

診察が終わると「やったーーー!」と言うかのように、ソファーに再び飛び乗り、美味しいものを要求。

ええ、上げますとも!上げますとも!
スペシャルも(笑)

そして、なんと!

すべてが終わり動物病院の外に出たら、動物病院に後戻りしようとすらするのです。

保護犬はその履歴がわからず、暮らしていた元の飼い主の影響を多大に受けています。

それが良い方向のものならいいのですが、残念なことに「どーゆー育て方をするとこうなるんだ?」という犬がいるのは否めません。

犬の社会化が大事といわれ続けてずいぶん経ちますが、その実、あまり浸透しているは思えない犬たちに数多く出会います。

獣医での診療は人間のためではなくその動物のためですが、そう思うのは人間だけです。

あなたのためにしてあげているということが前面に出れば、嫌がっている・・・命の危険を感じるほどの恐怖を感じていることを忘れがちになります。

そなると、犬は必死の抵抗や反抗をしてきます。

噛まない犬が噛むようになり、怯えることのなった犬が怯えるようになります。

犬の問題行動といわれる多くのものが、実は飼い主やその家族、またその周辺の人間の行動や行為が引き起こしているのです。

あなたの「犬のためを思って動物病院に連れてきてやっている(愛)」は、犬は理解できないことなのです。

その犬たちに愛情よりも必要なのは、不快な恐怖を感じないで受け入れてもらえるよう、積み重ねる「正の強化の歴史」なのです・・・自分も強化受けて楽しくなるよ!

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2016年10月19日 (水)

シリーズ!殺されないから幸せなのか?

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10月15日16日、駅前にてこの商店会が主催するイベントがありました。

どこかのゆるキャラも参加。

お祭りなので、そこそこの賑わいでした。

このイベントで、ある団体が殺処分ゼロのために、セラピー犬をひきつれて街頭募金で参加するという情報があり、市公認ボランティアとして、仲間と視察に行ってまいりました。

今や、殺処分をうたわない自治体は無いほど、殺処分ゼロの波は押し寄せてきています。

へちまこが活動する自治体も、3年連続の殺処分ゼロ(ただし犬のみ)を達成しています。

殺処分ゼロとは言っても、収容後、重症重体で死ぬ犬猫もいれば、保護中に病気になり、死んでいくものもあります。

これらは、自然死(人間が致死させずに死んだもの)で、殺処分にカウントされません。

なので、ああ、殺処分が減ったな、殺されずに済む犬猫増えて良かったな・・・が、糠よろこびである現実があります。

さて、みなさん、ボランティアビジネスという言葉を知っていますか?

ボランティアをビジネスにして、食べている者たちです。

いわば、プロのボランティア(なんのこっちゃ?)ボラなのプロなの?どっち?
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ボランティアするにも、いろいろと役割がありますので、いろいろとお金がかかるわけです。

まして、どうぶつを保護収容し譲渡するという団体個人は、動物たちを生かしていかなくてはならないので、そのお金がかかります。

シェルターなんて言う施設を作って、何百もの犬猫を食べさせ、獣医医療を受けさせ(避妊去勢は犬猫の尊厳を守るためしないという団体も・・・はあ。)、譲渡されるまで生かし続けなくてはなりません。

殺処分ゼロを維持ということは、とても莫大なお金かかるわけです。

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ある団体のパンフなんて、とても良いことが書いてあり、12万名が収容される犬猫を保護すれば殺される動物はいなくなるとか・・・まじで?

全国に展開する保護シェルターとか・・・どこにあるの?あ、構想?

全国に犬猫の災害避難拠点を・・・なに?誰がお金出すの?あ。寄付?

全国に老犬ホームを作って、殺処分ゼロの仕組みを・・・高齢者が飼えなくなったら引き取る施設ができれば、高齢者も安心して飼えるはず?・・・

えっ、そもそも過剰繁殖と過剰購入で、不要動物がダブつくのよ?

いやはや・・・馬鹿も休み休み言い給えよといわずにおれない…今後の活動計画?

あ、今後の活動計画って、これからお金貯めますっていうこと?

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自分たちで貯めてから、活動するということはなしなの?

う~~ん、そうなのか・・・パンフ立派・・・これにお金掛けるんじゃなくって思うけど。

私たちは、罪のない動物が殺されるということに、とても心を痛めます。

だからお金を出して、殺されない施設ができればいいなあと、単純に思ってしまいます。

法律が改正せれ、行政が引き取りを拒否できるようになってから、保護団体や個人ボランティアでは常に犬猫があふれた状況で、それこそ、保護しても保護しても湧いてくるのです。

保護譲渡団体が破たんし、飼育放棄される動物も出始めています。

また、保護されて、しつけ直しとかで、首をつられ、無理やり脚側を教えられ、体罰まがいのトレーニングを受ける犬も・・・

それでも、殺されないなら、幸せだと信じる人の多さは、はたしてそういった動物側に立って考えているのかどうか?

これが私たちが本当に構想する、殺処分ゼロなのか?

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客寄せパンダのようなセラピー犬(ただのお触られ犬です)を同伴し、触られまくられ(5時間入れ替えなし)、おやつ漬けなセラピー犬。

セラピー犬の素質を持つ犬は、そもそもおやつ漬けにしなくてもなれます。

人で言えば、奉仕精神があるかないかだから。

飽きだした犬をそこへ留めるために食べ物を使う・・・何か違いますよね?

人から裏切られた犬が人を救う活動に・・・と、これまた犬のことを一つも考えていない。

人に役立つ犬にすることで、犬の命が救えるとか・・・。

人の役に立たなければ、救ってもらえない命なのかとか…

ーーーーなにか、違うーーー


私たちは、殺処分ゼロにあまりにも踊らされていないだろうか?

本当の殺処分を減らすには、どうしたらいいのか?

それは、蛇口を閉めることなんです。

不良ブリーダーと不良ペットショップと、不良飼育者の駆逐ではないのか!


行政の引き取り拒否で、不要犬猫引き取り屋なんていうビジネスも・・・

保護譲渡団体の中にも、もはや引き取り屋ではないかという、ボランティアビジネスを呈するようなところも。

たとえ、良い活動に見えることでも、動物から見たら?どういうことを考えること・・・・とても大切なことだと思うのですが・・・

いかがでしょうか?


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2016年10月17日 (月)

自分ではどうしようもないことは犬にだってある。

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グローネンダールのチェシアは概ね、安定した気質の犬です。

イライラすることも少なく、極端に臆病であったりはありませんが、シェパード種特有のセンシティブな面もあります。

巷でよく聞く、グローネンダールって神経質で噛む子多いよね、気が小さい子多いよね。。。のイメージからは少し離れていて大雑把?と思えるような部分も(笑)

そんなチェシアですが、この日は、朝の散歩からどーしたわけか、不安でたまらないというご様子。

玄関出てから、どーしたわけか狼狽える、狼狽える。。。

なにかがチェシアの不安の種に火を着けたようで、ガンガンリードを引く引く。

そんなときには、へちまこは自分の行動や表情に気をつけたか気になる。

どこか自分の機嫌の悪さがあったのか?

ナスカンを着けるとき?ハーネス着けるとき?玄関の扉を開けるとき?なにかがチェシアを不安にさせる要素があったの?・・・

玄関開けた時に、良くないラビット・モーメントは無かったはずだけど・・・

うろたえるのはチェシアだけで、リデルは通常モードだ。

ボディ・ランゲッジはご覧の通り、固いです。
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ここ1年近く、こうした不安からやや恐怖を感じている揺り戻しはなかったのですが、今朝はチェシア自身がどうにもできないことがあるようでした。

幸いにも車も人通りも少ない時間帯であったので、リードを引きたいだけ引かせることにしました。

この場合人間は動きません。

犬の動きに合わせてリードを送り出しながら、軽くポンピングブレーキングをししますが公道なので最大3mは越えない長さを保持します。

すると、最初は3mほどビュンとリードを引いていは前方を見据え固まるという行動が、少しずつビュンが低速し見据える行動が減り、リード圧がかからない状態で自分で止まれるようになってきます。

その間、人間はただ待つだけです。
待つって言ったって、何時間もかかるわけではありません。

チェシ アの中のものは私にはわかりません。

ただ見えている行動は、チェシアの真実の心理が表れています。

人間だってその日によっては、感情や心理の影響を受け、なんとなくモヤモヤしたり、イライラしたりしますよね。

そんな時、好きな飲み物や食べ物で不安な感情を払いのけることはできるかもしれませんが、犬自身が落ち着こうとしているのはわかります。

自分で落ち着けることは、自分でその行動を選択しているわけです。

私たちの介入が多ければ多いほど、自分で対処することができなくなり、人間へ過剰な依存をしだすかもしれません。

人間がいないと、何もできない、何も決めることができない犬にはなってほしいとは、へちまこは思っていません。

犬たちが自分の行動を自分で選択できる安全な環境は約束できればと思っています。

その時間を待つことはとても意味のあることだと思うのです。

チェシアが徐々に落ち着きを取り戻し、過剰な反応が減っている行動が視認できるようになれば、チェシアの耳にも私の声は届くようになります。

チェシアの身体につながるリードに緩みが見え出すと、リードの長さ1mほどで弛みを残し、チェシアは大きな溜め息をつきました。

ああ、ストンときたな、行動が変わるな。。。
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不安からの緊張が解けて、私の「お家に帰ろう。」に反応し、いつもの穏やかな足取に戻ってから帰宅しました。

結局、何が原因はわからず仕舞いでしたけど。

なんだったの?

あ、何かの匂いか・・・チェシアの苦手なワンコ通ったのかも。

犬が自分自身をリカバリーできるように見守りながら、犬たちのエンパワーメントができる人間でありたいと思いました。


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2016年10月14日 (金)

コメットとそこそこやさしいリデル。

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チェシアが娘(チェシアは娘の犬)とキャンプに行っている間は、コメットとリデルでのお散歩になります。

向こう気の強いコメットは迎えた当初、リデルとうまく渡り合えず、また5年ほどは犬の社会を知らず、そしてお散歩もあまりしてもらえなかったような犬です。

コメットが川崎市動物愛護センターから我が家に来て1年7ヶ月、まったくお互いがダメかというと、近頃はそうでもありません。

どちからというと、コメットはリデルに認めてもらいたのだけど、それをうまく伝えられないこととがままあって、リデルの威嚇にあうことがしばしば。

大人犬のそれも同士、すぐにうまくいかない関係はよくあります。

メス犬の場合、自分の子孫をその場で育てるという本能が強いので、メス同士の争いは熾烈になることが多くなります。

そして、♂犬のように一度力試しをすれば、その後は割と平穏とはならず、昨日の続きが今日に続くので、一度こじれると延々とこじれっぱなしになり、酷いと致命的な怪我を負わすこともあります。

娘犬と暮らさせてやりたいと望んだ知人宅のワイヤーフォックス母娘は、メスの本能が強すぎて、そこにテリア種ということも絡み、自宅でも出会ったら最後、取っ組み合いのケンカになり、縫うような怪我をしばしばお互い受けていました。

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そこまでは険悪にならないとはいえ、家の中の交通整理をし、相手との距離に厳しいリデルの気持ちを尊重しつつ、リデルが「ま、いてもいいか、このチビ。」と、なってもらえるといいなあと。

なにしろ犬語の世界から隔絶されていた犬と、犬の社会の厳しさを持って生まれた犬とが暮らすわけです。

最初から受け入れるとは思ってはいませんでしたが、仲裁がうまいチェシアの存在にはとても助かりました。

でも、ポメラニアンって、本当に自分の小ささ省みず、向こう気が強くて笑っちゃいます。

何度かリデルに挑むことがあり、その都度、抑え込まれ、ブッ飛ばされました。

リデルの教育的指導は派手なのですが、声での威嚇で怯ませ、寸止めのタイミングはすばらしく、コメットが怪我することは今までありません。

また本気で向かってくるコメットの怒りを「はん、馬鹿かこいつは・・・」と言わんばかりに、さらりと受け流すこともあります。

向こう気が強い割には、リデルに抑え込まれると大袈裟に泣き叫び、人間に助けを求めるのです(笑)

一時、我が家よりも他所でこの子だけで可愛がってもらう方が幸せなのか、と思いもしましたが、そこはやはり犬。

徐々にうまくリデルと付き合えるようになり、リデルとのお散歩ではリデルを遊びに誘うボディ・ランゲッジも現れるようになってきました。

ただリデルが、『はっ?おまえと遊ぶと思うか、、、』と、これまたまだまだな様子なのです。

コメットはそれでも、リデルと並んで歩けることがうれしいと言わんばかりに歩くのです。

そんなコメットに、たまにリデルはお尻の匂いも嗅がせてやります。

それに対してリデルが無反応なこと。

以前は、お前などに私の尻の匂をかがせるかっ凸(`、´X)と、厳しく当たっていたのです。

おたがい、大した進歩です。

同じ場所のにおいをかがせてやったり、同じ場所のマーキングを許したりと、そこそこやさしいじゃないかと思う行動も見られるようになりました(^-^)

あ、おもしろいことに、リデルがマーキングしたところの上書きは絶対しないんです、必ずズラしてコメットはマーキングします。

チェシアの場合は、チェシアにそこへマーキングしろと促し、その上にマーキングするのがリデルです。

良く犬語だって人も教えられると、豪語する人がいますが、いえいえ、無理無理・・・人は仲裁はできても、犬社会の機微までは教えられません。

犬の社会は犬にしか教えられないことがあるのですから・・・

犬の関係って、ホント、おもしろい(笑)

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2016年10月10日 (月)

人間の対応のまずさが問題行動の原因だってば。

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すっかり秋でございますね・・・今日なんて、涼しいを通り越し、寒いぐらい・・・

昨日までは半そでで大丈夫だったのに、気候とは不思議なものです。
でも、秋物を買ったので、それに袖を通すことができてうれしいことと、やっと犬たちの元気になる季節が到来も、うれしいことの一つです。

赤い秋の実はセンターの犬たちとお散歩をしていて見つけました。
緑なす季節、花咲く季節も良いですが、赤い実をつけるこの季節も大好きな季節です。

我が家の犬たちも徐々に散歩の時間が朝は遅めになり、夕方は早めになりつつあります。

今回のお話は、この夏の早めの時間で出会うあるラブラドール多頭(とはいっても2頭)一家とすれ違うことが多くあり、その様子をお伝えします。

ラブたちの飼い主の若夫婦は、知人の娘さんで知人の家ではイエローのYちゃんというオスの穏やかなラブラドールを飼っていました。

その後、娘さんは結婚して実家とそう遠くないところで新居をかまえました。

しばらくすると、ブラックのラブを飼いだし、毎朝、実家のYちゃんと並んで歩くかわいらしい姿が見られました。

このラブの飼い主たちは近所の大型スーパーの前の駐輪場で、近所の犬の飼い主たちと毎朝集会し、それなりに楽しんでいるようでしたが、状況が変わり始めたのは、娘さんがもう一頭、イエローのラブの子犬を迎えてからでした。

最初の黒ラブの子はYちゃんとの相性も良いのか、穏やかに育っているようでしたが、イエローの子とはそうは歳差がなかったのです。
そう、まだ何かを学ぶ側の犬だったのです。

多頭飼育は犬飼なら、憧れることも多いですよね。
我が家も多頭ですし・・・ところが・・・夢に描く多頭の楽しさは人間の努力あってのものなのです。

イエローの子犬はすくすく育ち、すぐに黒ラブの先住犬とほぼ同じ大きさになりました。

やはり、この子も毎朝の集会は欠かさず、興奮マックスな犬の吠え声も交じる中で子犬期を過ごしました。
Dsc_0071_440x248なになに?ああ、ここ毎朝集まるあの子たちの匂いがぷんぷんね。あ、あの吠えてくるラブ一家の匂いは?
わたしたちはさあ、匂いの生き物。直接会わなくとも、匂いで情報を仕入れるのよね、だから近づかなくたっていいのよ・・・あ、近所のKちゃんも来てるのね・・・



子犬の自我が確立する半年ごろから、それは突然のように始まりました。

すれ違い時の、他犬への吠えかかり・・・
前足をあげて、地団駄を踏むように吠えかかってきます。

この時点では、同伴する黒ラブの子もYちゃんも、それを気にするそぶりは無かったのですが、徐々に黒ラブが参戦するようになって、もうその頃にはハーネスでのフンフンクンクン散歩ができなくなり、いつの間にかチョークチェーンに替えられていました。

吠えかかりが出始めた頃、飼い主たちは「ヤメ!イケナイ!」と、叱りつけていましたが、イエローにはその声が届かず、ずるずると引きずられながら連れていかれてしまうのです。

そして、9月が終わるころには、私たちは出会う都度毎回吠えかかられ、毎回飼い主たちの怒声を聞き、その頻度が多くなり、チョークを引く力も大きくなり、それと伴って、吠えかかる距離がどんどん離れ、今では30mはあろうかと思う国道の対面で私たちを見かけると吠えつくのです。

重症化です・・・

Dsc_0072_440x248ああ、ここ、ここにあのラブの匂い・・・フンフン・・・




10月に入ると、それまでうちの犬たちに吠えかかることのなかった黒ラブまで参戦しだし、Yちゃんだけが昔のまま、穏やかで早くこの場をどうにかしてくれと言わんばかりに、首が下がり、目がしばしばになり、耳がキュっと後ろへひかれるのです。

私たちは見かけたらなるべくすれ違わないようにするのですが、それができない状況や環境でも、ラブラドール一行は後退する、道順を変える、速度を落とすということもなく、「いいか、やるな!ダメよ!ほえないよ!」と、イエローに言い聞かせながらも、イエローに同じ行動を繰り返させるのです。

できないと言っては、またやった、何度言ってもやる、まだ分からない!と、自分たちの対応のまずさに気がつかないのです。

こうなると、犬を変えようとする飼い主がほとんどで(自分が悪いとは思っていないのが飼い主)犬に罰を与え、その行動を止めようとし、力や痛みや嫌悪を使った罰はますますその量を増していきます。

何がいけなかったのか・・・
Dsc_0073_440x248あーーー、ここ、あのラブちゃんのオシッコの匂い・・・あっちゃーーー!
ストレス溜まってネ?(想像です)





多頭飼いにする先住犬の年齢が低かったこと。イエローを指導できる、良いお手本になる前に子犬を迎え入れてしまったことは大きな原因の一つ。

同じ犬たちと毎朝会い、走り回らせたこと・・・教育的な犬の存在がなく、飼い主たちもその知識がなかった。

狭い犬社会での社会化は、気をつけないとかえって狭量な犬が育ちます。

(いい大人犬、それも家族や同じ犬ばかりではなく、違う社会の大人犬に出会うことや自分よりも弱い犬に出会うことも大切な経験なのです)

小さな犬のストレスサインを見逃して、犬が大声を発する(吠えかかる、飛びつくはストレスレベル4~5)ようになってから罰するようになったこと。
これが、実は一番の理由だと思います。

犬には個性があり、どう犬種でも同じ対応で育つとは限らないのです。

今までの犬では良かった環境は、子犬がヒトリ加わったことで大きく変わり、それに合わせて人間も環境も変えるべきだったのです。

では、どうすればいいのでしょう・・・

1頭ずつの散歩と関わる時間をもち、個々の犬のニーズに対応し、良くない学習をしない環境の提供をします。

当分は犬の集会には出ず(たぶん半年ぐらい)他の犬を見ても、吠えないでいられる環境をひたすら作り、平常でいられる距離から正の強化を使うトレーニングをします。

このイエローラブはすでに30mでのリアクティブ。

30mプラス10mは必要かもしれません。

ここへ至る前に犬の行動は変化があったはずなのです。
それに気づかなかった人間は知らず知らずのうちに、犬を強化してしまう環境においてしまっていたんですね。

え、何?

うちのもリアクティブで、半年もかかるなんて、そんな方法よりも即効性のある、ガツンと効く方法は無いの?

こちらにストレス溜まりそう・・・と思う方は、蹴るなり、ブッ飛ばすなり、チョークで首絞めるなりでいいと思いますよ。

でも、それ以上にストレスを溜めてきているのは、犬であることを肝に銘じてほしいもんです。

そして、何よりも、自分で勝手に連れてきて犬。

犬がそこへ来たいと言ってはなかったはずです。

人目ぼれとか、運命の出会い?

それをお互いに思っていることを誰が証明するのでしょうか・・・

人間のひとりで気持ちいい、こうだったらいいのにな論はやめて、冷静に犬の行動を見てほしいものです・・・


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