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2016年10月10日 (月)

人間の対応のまずさが問題行動の原因だってば。

Dsc_0054_248x440
すっかり秋でございますね・・・今日なんて、涼しいを通り越し、寒いぐらい・・・

昨日までは半そでで大丈夫だったのに、気候とは不思議なものです。
でも、秋物を買ったので、それに袖を通すことができてうれしいことと、やっと犬たちの元気になる季節が到来も、うれしいことの一つです。

赤い秋の実はセンターの犬たちとお散歩をしていて見つけました。
緑なす季節、花咲く季節も良いですが、赤い実をつけるこの季節も大好きな季節です。

我が家の犬たちも徐々に散歩の時間が朝は遅めになり、夕方は早めになりつつあります。

今回のお話は、この夏の早めの時間で出会うあるラブラドール多頭(とはいっても2頭)一家とすれ違うことが多くあり、その様子をお伝えします。

ラブたちの飼い主の若夫婦は、知人の娘さんで知人の家ではイエローのYちゃんというオスの穏やかなラブラドールを飼っていました。

その後、娘さんは結婚して実家とそう遠くないところで新居をかまえました。

しばらくすると、ブラックのラブを飼いだし、毎朝、実家のYちゃんと並んで歩くかわいらしい姿が見られました。

このラブの飼い主たちは近所の大型スーパーの前の駐輪場で、近所の犬の飼い主たちと毎朝集会し、それなりに楽しんでいるようでしたが、状況が変わり始めたのは、娘さんがもう一頭、イエローのラブの子犬を迎えてからでした。

最初の黒ラブの子はYちゃんとの相性も良いのか、穏やかに育っているようでしたが、イエローの子とはそうは歳差がなかったのです。
そう、まだ何かを学ぶ側の犬だったのです。

多頭飼育は犬飼なら、憧れることも多いですよね。
我が家も多頭ですし・・・ところが・・・夢に描く多頭の楽しさは人間の努力あってのものなのです。

イエローの子犬はすくすく育ち、すぐに黒ラブの先住犬とほぼ同じ大きさになりました。

やはり、この子も毎朝の集会は欠かさず、興奮マックスな犬の吠え声も交じる中で子犬期を過ごしました。
Dsc_0071_440x248なになに?ああ、ここ毎朝集まるあの子たちの匂いがぷんぷんね。あ、あの吠えてくるラブ一家の匂いは?
わたしたちはさあ、匂いの生き物。直接会わなくとも、匂いで情報を仕入れるのよね、だから近づかなくたっていいのよ・・・あ、近所のKちゃんも来てるのね・・・



子犬の自我が確立する半年ごろから、それは突然のように始まりました。

すれ違い時の、他犬への吠えかかり・・・
前足をあげて、地団駄を踏むように吠えかかってきます。

この時点では、同伴する黒ラブの子もYちゃんも、それを気にするそぶりは無かったのですが、徐々に黒ラブが参戦するようになって、もうその頃にはハーネスでのフンフンクンクン散歩ができなくなり、いつの間にかチョークチェーンに替えられていました。

吠えかかりが出始めた頃、飼い主たちは「ヤメ!イケナイ!」と、叱りつけていましたが、イエローにはその声が届かず、ずるずると引きずられながら連れていかれてしまうのです。

そして、9月が終わるころには、私たちは出会う都度毎回吠えかかられ、毎回飼い主たちの怒声を聞き、その頻度が多くなり、チョークを引く力も大きくなり、それと伴って、吠えかかる距離がどんどん離れ、今では30mはあろうかと思う国道の対面で私たちを見かけると吠えつくのです。

重症化です・・・

Dsc_0072_440x248ああ、ここ、ここにあのラブの匂い・・・フンフン・・・




10月に入ると、それまでうちの犬たちに吠えかかることのなかった黒ラブまで参戦しだし、Yちゃんだけが昔のまま、穏やかで早くこの場をどうにかしてくれと言わんばかりに、首が下がり、目がしばしばになり、耳がキュっと後ろへひかれるのです。

私たちは見かけたらなるべくすれ違わないようにするのですが、それができない状況や環境でも、ラブラドール一行は後退する、道順を変える、速度を落とすということもなく、「いいか、やるな!ダメよ!ほえないよ!」と、イエローに言い聞かせながらも、イエローに同じ行動を繰り返させるのです。

できないと言っては、またやった、何度言ってもやる、まだ分からない!と、自分たちの対応のまずさに気がつかないのです。

こうなると、犬を変えようとする飼い主がほとんどで(自分が悪いとは思っていないのが飼い主)犬に罰を与え、その行動を止めようとし、力や痛みや嫌悪を使った罰はますますその量を増していきます。

何がいけなかったのか・・・
Dsc_0073_440x248あーーー、ここ、あのラブちゃんのオシッコの匂い・・・あっちゃーーー!
ストレス溜まってネ?(想像です)





多頭飼いにする先住犬の年齢が低かったこと。イエローを指導できる、良いお手本になる前に子犬を迎え入れてしまったことは大きな原因の一つ。

同じ犬たちと毎朝会い、走り回らせたこと・・・教育的な犬の存在がなく、飼い主たちもその知識がなかった。

狭い犬社会での社会化は、気をつけないとかえって狭量な犬が育ちます。

(いい大人犬、それも家族や同じ犬ばかりではなく、違う社会の大人犬に出会うことや自分よりも弱い犬に出会うことも大切な経験なのです)

小さな犬のストレスサインを見逃して、犬が大声を発する(吠えかかる、飛びつくはストレスレベル4~5)ようになってから罰するようになったこと。
これが、実は一番の理由だと思います。

犬には個性があり、どう犬種でも同じ対応で育つとは限らないのです。

今までの犬では良かった環境は、子犬がヒトリ加わったことで大きく変わり、それに合わせて人間も環境も変えるべきだったのです。

では、どうすればいいのでしょう・・・

1頭ずつの散歩と関わる時間をもち、個々の犬のニーズに対応し、良くない学習をしない環境の提供をします。

当分は犬の集会には出ず(たぶん半年ぐらい)他の犬を見ても、吠えないでいられる環境をひたすら作り、平常でいられる距離から正の強化を使うトレーニングをします。

このイエローラブはすでに30mでのリアクティブ。

30mプラス10mは必要かもしれません。

ここへ至る前に犬の行動は変化があったはずなのです。
それに気づかなかった人間は知らず知らずのうちに、犬を強化してしまう環境においてしまっていたんですね。

え、何?

うちのもリアクティブで、半年もかかるなんて、そんな方法よりも即効性のある、ガツンと効く方法は無いの?

こちらにストレス溜まりそう・・・と思う方は、蹴るなり、ブッ飛ばすなり、チョークで首絞めるなりでいいと思いますよ。

でも、それ以上にストレスを溜めてきているのは、犬であることを肝に銘じてほしいもんです。

そして、何よりも、自分で勝手に連れてきて犬。

犬がそこへ来たいと言ってはなかったはずです。

人目ぼれとか、運命の出会い?

それをお互いに思っていることを誰が証明するのでしょうか・・・

人間のひとりで気持ちいい、こうだったらいいのにな論はやめて、冷静に犬の行動を見てほしいものです・・・


dog 何をどう対処しても過剰反応(リアクティブ)なワンコさんの相談にのります!
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コメント

初めまして
いつもたくさん勉強させていただいております。
伺いたいことがあるのですが10月7日のお勧めハーネス、差支えなければメーカーを教えていただけませんか?いろいろ検索しましたが、見つからなくて・・・ 今6か月になる興奮しいのコと暮らしております、よろしくお願い致します。

アルヴィナさん。

はじめまして。
当拙ブログのご講読ありがとうございます。

お尋ねのハーネスを探しましたが、10月7かの記事というものがなく、もしかしてこの記事のハーネスのことでしたら、Balance Harness(バランスハーネス)という商品名で売られています。米国のサイトのみからの購入です。

そうです、これです!
お手数かけてしまい、申し訳ありません・・
お返事どうもありがとうございました。

アルヴィナさん。

このハーネスでよろしかったでしょうか?

他の、フリースラインドハーネスとパーフェクトフィットハーネスは左サイドバー「Sallyのフリースラインドハーネス」か「Sala Lab」からの購入ができます。
Sala Labは日本サイトです。

へちまこさま

何度もごめんなさい・・・
本当はパーフェクトフィットハーネスが良いのですが、今一つサイズが分からなくて・・・東京近郊で試着出来るところって、あるのでしょうか?

アルヴィナさん。

リプが遅くなり、申し訳ありませんでした。

あいにくと、ネット販売のみなので、ご試着できる店舗はありませんが、東京近郊であれば、ご相談に応じますので、メール送信(左サイドバー一番下)から、アルヴィナさんの情報(実名、犬種、犬名)を、必ず連絡ができるアドレスでお送りくださいませ。

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