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2017年8月

2017年8月12日 (土)

みんなの願い・・・ある不適正飼育現場から、続き。

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みんなの願い・・・それぞれの壁

たくさんの閲覧、ありがとうございます。

私たちかわさき犬猫愛護ボランティアも店長さんも警備員さんも管理会社の社員さんも当局もパトロールしてくれたお巡りさんも・・・そして、この状況を様々な形でSNSやネットに流してくれた人たちも、願いは同じでしたが・・・

残念なことに当事者は犬たちを連れ出し、車は放置したままで忽然といなくなりました。

8月8日に介入し、9日には緑の幌をかけた子犬のいた車はいなくなり、そのままどこへ行ったのかわかりません。
8月8日の時点で、当事者の知人に頼まれたという女性が犬たちを散歩に連れ出し車の中のクレートにもどしたのですが、9日の朝には2頭いたであろう木箱の犬がいなくなり、10日にはクレートの犬がいなくなりました。
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この間、川崎市動物愛護センターと川崎区保健センターの職員、駐車場管理会社の社員、警備員、管轄のお巡りさんがパトロールを強化して当事者との接触を図りましたが、とうとう当事者に会えず犬だけを連れ出されたことになります。

こうなると、ここは私有地ですから、放置自動車への警告後、レッカー移動となるだけです。

残されたのは、汚い車内の様子と、劣化した犬の用品・・・

この事案に関係した様々な人たちは、ここへ置かれた車のことで一生懸命になったのではなく、ここへ放置された犬たちをこの劣悪な環境から救い出せればと言う、願いがありました。
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周りの熱き思いの人たちは、なぜ犬を救いだせないのか怒りにも似た感情でこの情報にやきもきされたことと思います。

連日連夜、犬の様子や当事者との接触に期待し、できれば所有権放棄にもっていき、合法的に犬を保護したかった私たちも、この結果に憤懣やるかたない思いなのです。

犬をいくら屋根があるとはいえ、外気温が30度を超えるようなところで、風も通らないようなところで、朝晩に少しだけ世話に来るような飼い方はどう考えても不適正飼育で虐待の範疇なのですが、日本の動愛法の虐待の定義がまだまだ不十分なため、こうした事案では何の役にも立たないのです。
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警察が動かない、行政が動かないととらわれがちですが、そうではなく動けないだけなのです。

私たちボランティアも、この車を開けて、クレートから犬を出せるチャンスはいくらでもありました。

でも・・・できないのです。

あの夜、あの子を出しておけば…と今でも悔やまれるのですが、できなかったのです。

海外では車の窓ガラスを割って犬を助けだしたり、酷い虐待、ネグレクトの現場から動物たちを強制的に救い出せる法律があるところもあります。

なぜ、日本がそのようにならないのか?

機能する法律にするためには、国民のみなさんの動愛法改正への関心と協力が必須になるのです。

前回の「動物の愛護及び管理に関する法律」つまり、動愛法の改正時に織り込めなかった「緊急避難」

今回の改正には是非とも、「命あるものと鑑み」から「もの」がなくなり、本当の意味で価値ある法律になりますよう、願っています。

8月11日の午前中にも犬が戻された形跡はなく、これをもってこの活動は私たちの手を離れたことになります。

この国が、いつか真剣に動物を救える国になりますよう、願いを込めて、かわさき犬猫愛護ボランティア川崎区スタッフ一同、ご協力いただいたみなさんにお礼申し上げます。

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みんなの願い・・・ある不適正飼育現場から。

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8月8日より、ある不適正飼育現場へ行政、警察、店長さんにパーキングを管理している会社の人、そしてボランティアの仲間と協働で介入しています。

そこはある大手量販店の立体駐車場の片隅に駐車してある、軽の車の中のせまい檻にそれぞれ閉じ込められた柴犬とおぼしき犬2頭。

そして少し離れたやはりスペースに止められた軽の車の助手席にクレートに閉じ込められた柴犬の幼犬とおぼしき犬。

SNSで拡散され少しずつ明るみになりだした案件です。

気温30度を超える8日も、屋根つきの駐車場とはいえ、車内は30度を超えるであろうと、簡単に想像がつきます。
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柴犬2頭の車中の犬を観察すると、すでにパンティング。
ペットボトルの飲み水も入っているんだか、いないんだかよく見えませんでした。

子犬とおぼしきクレート内にも水は確認できませんでした。
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犬の飼い主、または車の持ち主は一応は毎日犬の様子を見に来ていて、ご飯も水も補給し、散歩を手伝うひともいるそうですが、明らかに犬を飼育できる環境ではありません。

現場に来て下さった警察官は「犬も人も苦しみは同じだから」と、悔しそうにして下さったそうです。

管轄の生活安全課にも私たちは足を運び、この状況を愛護法の不適正飼育を含め話しました。
なぜなら、早急に解決しなければ、犬たちは死んでしまいます。
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すでに虐待レベルの不適正飼育であると行政も警察も、そして私たちかわさき犬猫愛護ボランティアの有志も、店長さんもパーキング会社の人も、この犬たちを救いたいのに法律の壁が立ちふさがっているのです。
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私たちが願うのは、こうした虐待から1日でも早く救い出したいこと・・・保護現場でいつも残念に思うのは、飼い主の所有権の壁、個人情報の壁、そして、愛護法の虐待の定義をもっと明瞭に明確になるように法改正と、「緊急避難」を盛り込んでほしい・・・

それが、私たちの、いや、今これに関わる全ての人の願いだから・・・

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