今年初めての動物介在活動
おひさしぶりぶり~~~
3月17日㈯、今年初めての動物介在活動でした・・・
って、なに?何カ月もブログ放りっぱなしで、今更記事かくわけ・・・。
まさにその通りですね
まったくもって放置気味なへちまこブログ。。。いや、もう春だし桜だし
あら、イヤだ・・・ホントにやね・・・・
新年早々にインフルエンザにも罹り、月の半分はえらくだるい日々ではありましたが、そこそこ忙しくやっています。
記事はSNSではけっこう更新しているんです。
まあ、実名ということもあり、限定記事もありですべてお見せできるわけじゃないのは心苦しいですが・・・
そちらで上げた記事を順次アップしていきますね。
さて、動物介在活動のことですが、毎回リデルにお手伝いをお願いしていたのですが、リデルも12歳。
そろそろ引退をさせなければと思っていたので、今年からはグローネンダールのチェシアに手伝ってもらうようにしました。
チェシアにとってはとても久しぶりな環境で、私も少しドキドキしましたが、得意のsample to matchingも4個ミスなくできたし、Do as i doも子どもたちにお見せすることができました。...
子どもたちからは犬の様々な能力に、驚きと尊敬?の眼差しをいただきまし
た。
実は、チーちゃんにはこうした環境下になると興奮しやすくなる、吠えが出る、多動になることが多々ありました。
うふ・・・ちょっとご機嫌がなおったの~~
なので、介在活動には向いてないと言うか(おおらかさや親和性のあるところは向いていると思うけども)それらの行動や感情を強化してしまいそうで、リデルを多用してきました。
チーちゃんは、自分の要求が通らないと、床に寝転んで暴れる子どものようになる、私の袖口を噛んでくると言う、人間から見れば好ましくない行動が現れてきます。
もうこうなると、無理に止めようとするとますますムキになり、大きな乱暴な行動が増えていきます。
でも、チーちゃんにもどうにもできない感情の高ぶりがあり、それをそうした行動で表しているだけで、私を困らせてやろうとか、騒いで食べ物もらおうとか、そういった意図的なものでないように思いました。
ある介在のトレーナーにチェシアは私を、コントロールしようとしていると指摘されたことがあり、少しモヤモヤすることがありました。
トレーナー仲間が人間にとって好ましくない行動を、人間をコントロールしようとする犬に見ることにも辟易でした。
わがままな行動は人間でもありますよね。
その日によって犬だって、イライラが募る場合もあるでしょう?
人間なら、今日はご機嫌が悪いのかも・・・とそのことを慮るのに、犬になると途端に人間を・・・になるのが不思議ですよね。
それも、ポジティブな方法を選択するというトレーナーさえも。
学習理論や正の強化で学習できないこともあるんですよね。
それは環境ではないかと思うのです。
ある環境で起こる行動がある環境では起こらないのは。それだけ環境が影響しているから・・・行動は環境無くして起こることはありません。
行儀よくしなければいけないことは、犬にとっては行動せず同じ姿勢いることが多いですよね・・・フセやスワレでマテ。
犬にとっては辛いことです・・・例え傍に信頼を置く人間がいてもです。
うちの犬はできる!という人もいるでしょう。
もちろんリデルはチェシアほど環境し左右されることはなく、このような場所でも淡々としています。
じゃあ、チェシアもそれができるのかというと、そこは同じように育てても違うんですよね。
だから、人間がそこへ理解がないとダメなんじゃないかと思うのです。
へちまこは、「犬は自閉症の子どもと似たような世界にいる」と、あるセミナーで聴いてからは、チェシアのジレンマのすべてではないけど、チェシアのどうしたらいいの?という気持ちを理解しようと努めてきました。
まして、介在活動がしたいのは私であり、犬ではないのですから。
この日も、チェシアは、所々、動きが多くなりましたが、何か違うことをしながらやり過ごしたり、課題をしてもらいながら、概ね無事にチーちゃんも楽しく活動に参加できたと思います。
子どもたちもチェシアとへちまこのこそこそ(メンバーがお話し中で)行うやり取りを楽しそうに盗み見していました。
ああ、そういえば、自分の子どもがまだまだ幼い時、病院の待合でいかに厭きさせずに時間を潰すかを考えて、折り紙や本やちょっとしたゲームをしたんだった・・・
叱らないでいられるということは周りの環境から受ける刺激を、どうすれば気にならなくなるのかを考えるのが大切なんです。
そうした環境での犬とのやり取りが、信頼の貯金になっていくのではないかと思いました。
リデルに比べ、人間が好きで、人間の子どもにも気前良く触れさせ、自発的にコンタクトをとれるのはチェシアの最大の魅力です。
その魅力を活かせた、チーちゃんも楽しく参加できる動物介在活動を、今後も目指したい思っています。
えへ、おわりよければすべてよし
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