カッコよく歩く?・・・
すがすがしいですよね~、この季節蚊も少なく、湿気もなく…
もうすぐ梅雨…犬飼には非常につらい季節。
ジメジメむんむん…🌂🌁…はあ、憂鬱ですが散歩に行かないと理由にならず、
小雨ぐらいは我が家でもお散歩決行となります。
本格的な梅雨が来る前にこの季節を思う存分犬たちと楽しみたいですよね!
さてテーマのカッコよく歩く、もちろん犬とです。
我が家は犬先行型散歩というか歩行。
たまに出会う11ヶ月のラブの子は幼い時から首輪でクイクイと首を引き上げられ、よそ見も臭いとりも禁止というか
イケマセン、ダメデス、ノー、コラ…と飼い主がうるさいうるさい。
トレーナーさんが拾い癖がつくから臭いとりは禁止なそうな。
はあ…ドッグトレーナーって犬が好きなんですよね?
好きといってるわりには犬の犬らしいことは禁止にする、理解できませんし。
そして、ラブなんだからカッコよく歩きましょうと・・・😞
言われたということです。
我が家はカッコ悪いということですか?イヤ別にかまいません…犬が楽しければ。
犬飼ってカッコよくも何も、ウンコ拾うところでカッコよくもなんともないと思うけど。
あ、でもあれですね、ウンコ拾う人はカッコイイです、犬飼の常識ですもの。
イケメンが自分の犬のウンコを大事そうに拾う、最高ですよねw
さて、冗談はさておき、いまだに脚側歩行を良い犬の真髄のようにトレーニングするトレーナーがいるのですが、
その犬にとって今まさに必要かどうかではないかなと思います。
へちまこもその昔訓練競技会は好きでやってましたし、犬の基本的なオビディエンスは必要と思っています。
だけど、毎回毎回のお散歩でそれが必要なのか?
拾い食い防止やリーシュ引っ張りは脚側ができないから起こる行動ではなく、
何らかのストレスによる行動であると理解できれば、その解決策も個別に別個にトレーニングするわけです。
犬は元々スカベンジャーです。
自分の食べ物は自分で調達したいし、できれば狩るなんてことより安全な落ちているものを食べたい。
それでもそれは自分で手に入れたモノなので、満足感は人にものをもらうより、
食器から行儀よく頂くよりうまいのです。
お散歩中、ずっと脚側を強いられること、それはもはや散歩といわずただの連れまわしではないかと思います。
犬の散歩が犬の最大のエンリッチメントになるには、犬の自由度はもっとも大切です。
以前、自由に散歩させるとつけあがる…という言葉も頂き、はぁ、なんすかそれ?
つけあがるようなどうぶつを飼いたくないなら最初からアイボ飼えばいいのにと思いました。
犬には飼い主が思うほどの自由はありません。
人に飼われちゃったら、好きな時間に外にも恋人にも食事にも行けないのです。
せめて・・・犬自身が多少自分の行動の選択の自由がある散歩を提供できませんか?
カッコよく歩くという自意識は人間にしかありません。
犬はあなたがどんな格好で歩こうと、いつも変わらないやさしさと温かさがあれば
いつでも脚側に戻るでしょう・・・あなたが声をかけなくとも、リーシュで引き戻さなくとも
自分の行動の選択に迷った時にどうしたらいいかの助言を求めにきます。
その時に温かく迎え、美味しいものを一口進呈すれば、あなたの脚側に戻って良かったと思うでしょう。
カッコよく歩くと言うことは、犬と共に充実した時間を共有し、犬9割の行動の自由を保障するために、その安全を図るのが飼い主です。
そのためのリーシュであり、時と場合によっての脚側(自発的)であってほしいと願っています。
日本語の飼い主の主がつき従わせるという意味合いになるなら、ケアギバー(お世話人)という言葉がぴったりかも。
ではでは~~
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