BATはじわじわで効果でてくるのです!
数日過去の話です。
グローネンダールのチェシアは娘がキャンプに連れて行ったので、リデルとコメットでのお散歩になった日のことです。
コメットは、どこでどんな風に飼われていたのか分からないけど、あまり外の世界を知らないで暮らしていたように思う行動が多々あります。
その中でも、同居犬以外の犬は、すーべーて、敵!
威嚇吠えの対象です。
その前に、コメットはポメランアンカモなので、ピンポンにも吠えますが吠え止めできるようになりましたし、その他のちょこちょっことした吠えは、過剰になる前に止められるならという対応で及第点←(ニンゲン方な)じゃないかと思っております。
スピッツタイプの犬の吠えをゼロにはできないけど、吠えのコントロールでお互いがイライラしなければ良いかもね!という、これまたテキトーなワタクシです。
どこでどんな風に暮らしていたのかわからないので、他にも過剰反応はありましたが、徐々に解決されてきて、残すところ犬への過剰反応でした。
ま、それも近頃は相手がこちらに注意を向けない限りは消失し、ソーシャルディスタンスぐらいまでは無視できるようになりました。
が・・・今朝です。
住宅街の直線の道の交差点手前、そこを進めばというところで、ビルの陰から犬が現れ、あろうことかこちらへ(イヤあるから、フツーにあるから)ガンガン吠えで突進!
その距離、パーソナル寸前・・・
他の犬に過剰させない記録更新中のコメちゃんの記録が足元から崩れる?
BAT(ビヘイビアアジャストメント・トレーニング)で培ってきた効果さえ危ぶまれるのではと思っていたら、なっなっ?なに?
画像のようにこのテキトーな私の前に戻るではないですか?
それも、割と冷静?
それに自分で私の足元に戻ってきてるし!
その手前5mほどでは、突進犬の飼い主が犬の頬、両手で挟んで揺さぶりながら「吠えちゃだめって、いってるでしょっ
(いやいーから、それやんなくていーから、それやってもこっち見てるから目が・・・そのままはなれたほうがいーから
コメットは、ね、ほら出してあのおしい奴という感じで、私を見上げています。
(なんだーろね、あれね、吠えて)と、ちらっと見。
イヤあんたもそうだったんだからね・・・
で、おししいヤツを出して、そこを離れるように誘導。
おしいしものをご機嫌よく食べてくれました
ああこれも、BATを継続してきたからなんだろうねえウレシナキ
BAT実施2年、効果はじわじわ、それでも確実に目に見えてきています。
巷では2年もかかるなんて・・・という言葉が聞かれそうですが、穏やかな行動修正は穏やかに作用していきます。
犬に吠えかかるということが、急を要する事態ではないなら、スピードよりもなだらかな坂道を負担なく登れるように、または下ることができるように手助けすることが大切だと思うのです。↓はBATのイメージです。
BAT最高!(時間かかるけど)\(^o^)/
私たちはどうして犬たちに早急な要求をするのでしょう?
犬のことで呼ばれてお話を伺いに行くと、集合住宅で吠えやすい犬種を飼う、長時間の留守番を強要する・・・吠えないでいてくれ、噛まないでいてくれ、疲れて帰ってきたのに騒がないでいてくれと、人間側の要求ばかりではありませんか?
犬があまりにも吠えて近隣迷惑になり、にっちもさっちもいかなくなったから犬を直そうと必死になる前に、犬を飼っていい環境なのか?自分には犬との暮らしを犬にもフェアで楽しんでいけるのかを検討してほしいと願っています。
即効性のある強制的な方法で良くなる犬はいます!
でも、それが犬のためですという言葉で占められるのは違います。
アナタノ(犬の)ためであるという言葉が、すでに人間のためであり、犬への強制的な方法を自分に許し、犬が少しでも良くなればその方法を使う自分に気持ち良くなっているにすぎないと思います。
チョークでガツンとショックを入れて、犬が行動をやめた時の表情があなたをスッとさせた時、それがどんなに恐ろしいことかを考えてください。
冷静にチョークを使える人でも、幾分はそういう気分を味わっているというのは確かなことなんですから・・・
私たちに寛容で寛大な犬という動物・・・
誰でも飼える犬という動物が本当に好きならば、考えてほしいことなのです。

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