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    “犬の砂場”の非公開ブログです。閲覧には許可が必要です。こちらの砂場ではより多くの犬たちの活躍、そして犬たちのa substantial speech を楽しんでくださいませ~。

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Behavior Adjustment Training

攻撃性、フラストレーション、恐怖に対する過剰反応を行動調整するトレーニング方法です。

2017年3月23日 (木)

犬たちにエンパワーメントを!BATは相手も救う

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前回の続きになります。

BATは都会では無理、非現実的、といわれる人も多いのですが、そんなことはないと思います。

都会こそ、至る所に回避行動や過剰な反応を起こさせない工夫ができます。

BAT環境のコツさえつかめば、人の介入の多い過剰な無理やり回避させるような刺激は必要なくなります。

BATがうまくいく、環境を整えるのが、黒子(飼い主またはハンドラーのこと)の役目なんです。

BATは、実験室を作るようなものとお伝えしました。

なので、犬が自ら、冷静に状況判断ができるようにハンドラー(飼い主)が実験室の環境を整え、成功するようにします。

散歩しながらも、頭の中では常にシュミレーションを組み立てます。

いつ何時対象物が現れるのか、わかりません。

だからと言って、緊張していては失敗させてしまいます。

まずは、ハンドラー(飼い主)がガチガチでは困りますから、初めのうちはなるべく対象物の少ない時間帯を選ぶ、お散歩コースを組み立てます。

ハンドラーが失敗しない環境作りも大切になります。

いつも同じ時間で同じ散歩コースで犬が過剰反応を起こしていたなら、きっぱりとその時間とコースは棄てましょう。

なぜなら、犬がすでに何回も反応をしているからです。

そして、回避に利用できるものはすべて利用します。

たとえば、駐車中の車、植え込み、枝道、道路の反対側、街路樹.......

こうしたものを犬と歩きながら、「今犬と出会ったら、どれが利用できるか」を考えるわけです。

また、自分たちが対象のものの風上か風下にいるかも、重要な情報になります。

特に同族への過剰反応のある場合は、浮遊臭には注意が必要ですが、私たちは犬ではないので匂いはわかりません。

わからないので、自分の犬の行動をよく見るわけです。

そして、犬よりも早く対象物を見つけなければなりません。

スマホなどやってる暇はないのです。

犬が匂いに夢中になっている間も、刻々と変る環境に注意を払います。

特にリードの長さ調節には気をつけ、手はリードを扱うので始終動くはずです。

回避行動をうまく犬にやってもらうには、リードの扱いはとても大切になります。

地面の匂いをかんでいたら、ふっと犬の視線が上にあがって、鼻をひくひくさせる、遠くを見る、耳を動かす、胸が膨らんだり縮んだり等の見て取れたら、周囲をよく見てください。

犬に過剰反応のある犬には、散歩で出会う犬すべてがデコイになります。

これは、相手の犬にも過剰反応がある犬なら、相手にとっても良い対応になります。

お互いを過剰反応というストレスから救うことになります。

そのよい例が、先日のチェシアの自己回避スキルです。

相手には、激しく同族に吠えかかるという過剰な行動があります。

飼い主はそのことをそれほど重要に考えていません。

これは致し方ないことですので、こちらが注意するしかないのです。

散歩で幾度かこのペアに出会ったわけですが、その出会う都度に私たちはこのペアを回避してきました。

時にはUターンで、時には道をそれ、時には路駐の車の陰に隠れ・・・(笑)

すると、近ごろはトイプーの飼い主さんがこちらを避けるようになってきましたヽ(´▽`)/

以前は、激しく吠えかかる前傾姿勢のまま、歩みの速度を落とさず向かってきてすれ違おうとするのです。

うちの犬以上に、このすれ違いに対してのストレスを感じているし、過剰反応は繰り返せば繰り返させるほど、激しさと強さと速度を増していきます。

私たちが、幾度も回避行動を選択するうちに、トイプーの飼い主さんも距離に気をつけ、近づかない、すれ違わないを選択するようになりました。

ただし・・・遠い噂で、私たちは感じの悪い大型犬の飼い主ということになってしまっているようですが・・・(;´▽`A``

けして、そうじゃないんですがね~~(笑)
犬友、少ないのです、私たち・・・

いえいえ、犬友を作るために犬と暮らしているのではありません。

私たちは、共に暮らす犬たちに毎日気持ちの良いお散歩をしてもらいたいだけなのですから。

そして、暮らす環境の犬たちにも気持ちの良い環境をと思うのです。

たぶんあのトイプーも自分で回避するという選択をするようになるなるでしょう。

そこまではいかなくても、飼い主さんが気を配ってくれるようになっただけでも、あのトイプーにエンパワーメントできるたのではないかと思っています。

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犬たちに行動を選択できる力を与えたまえ・・・

では・・・・

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2017年3月14日 (火)

犬たちにエンパワーメントを!ビヘイビアアジャストメント・トレーニングの実力

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今までいろいろな最新の犬にまつわる情報をお伝えしてきているが、へちまことしては、特に犬に過剰反応する犬には2015年に催行した≪Behavior Adjustment Training 通称BAT≫をお薦めしています。

BATは、科学的根拠に基づいた、犬の恐怖、過剰反応に有効な行動調整トレーニングです。

BATの効果は即効性ではありませんが、そのジワジワをくる効果は緩やかであり穏やかに犬に自分で行動し決める権限を与えることができるのです。

BATというと、あ~回避行動ばかりさせるあれね・・・効果ないじゃん!人が介入しなければ犬の心理をコントロールできないわって、決めてかかる人がいますが、それはホンモノBATを聴いたことも試したこともない人の言葉だと思って、棄ておいてくれてもいいかもぐらいで考えてください。

BATはいわば、毎日が本番の実験室という環境を作るようなもので、リハーサルではないということになります。

トレーニングというと、練習だから失敗してもいいんじゃネ?と思いがちになりますが、犬には練習であるということは理解できません。

なので、犬に過剰反応を起こさせてしまったら、速やかに撤退し、過剰に噴出したアドレナリンや持続するコルチゾールの値を下げなければなりません。

実験が失敗したら、その実験をその場で続ける科学者はいませんよね?

失敗した原因を探り、次には失敗しないようにするはずですよね・・・

で、BATもそうですが、犬のどんな行動が増えているのかを見分けられないと、人間の介入の多い、ただの、犬の行動をコントロールするのが好きな飼い主になってしまいがちになります。

環境を整えて、目標行動が起こるようにしてもその行動が増えないのは、人間の介入という刺激がなければ反応がおきなくなってきているのかもしれません。

それだけ、人間の過剰な犬へのコントロールでやさしい支配をしているということではないかと、へちまこは思うのです。

BATのエンパワーメントは、犬に時間と環境をコントロールできるように力を与えることです。

人間だって、人に指図されるより、自分で行動したことで得る快感は自信ということにつながるんじゃないかと思うのですが…

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画像は、吠えかかる犬との距離を推し量るチェシア・・・

あなたはこんな時にどうしますか?

呼び寄せる?

傍に行く?

リードを軽く引いてこちらを気づかせる?

犬の前に立ちはだかる?

いえいえ、そんなことをしなくてもチェシアのBATの積み重ねは、自分で環境と行動を選択できるエンパワーメントを与えています。

犬は、確かに人間が最終的には守らなければならない存在かもしれませんが、その心までもコントロールすることはないのです。

犬の本質は、争いを避けることが第一選択です。

その本質がデフォルトするように、犬たちに環境を自ら変えることのできる力と権限を与えてほしいと願っています。

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2016年3月 7日 (月)

犬にがんばれは迷惑・・・緩やかな道をたどろう。

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ポメラニアンカモのコメットはポメラニアンかもしれないので、よく吠えてくれます。

家に来た当初3日間は、我が家のベルジアンズに縮みあがるほどガタブルでした(多分同族を知らなかったのでしょう)

今は、ベルジアンズにも慣れ、自己主張もするようになりましたが、それに伴って、どこの誰に飼われていたのかわからないコメットには、特定の物に過剰反応することが目立つようになりました。

特に聞きなれない音、見慣れない物(人、動物含む)に突撃突進激吠え・・・ポメラニアンカモしれないとはいえ、これではコメットの心身に良くないと常日頃思ってはいたものの、過剰反応ではない行動を増やすことはできないままの試行錯誤、暗中模索でした。

で、みなさんもご存じのように昨年の12月5日、6日にBAT2.0のセミナーを催行し、聴講し、本物のBAT2.0の理論に触れ、そしてセミナーにご協力くださったハワイ在住のCBATI(BATのリードスキルやセミナーができる有資格者)中川さんにもコメットのBATセットアップやリードスキルをご指導いただきました。

さらに効果的な距離の取り方や、環境設定は、ここ数年、過剰に吠える犬の対応から離れていたへちまこにとって、大変勉強になりました。

でも、毎回 、理想的なBATセットアップができるわけではないので、中川さんはヒトリBATでも効果ある方法も教えてくださり、ヒトリBATの回数を重ねること、約2カ月・・・

コメットは自分で距離をとり、自分で相手を探る行動で自分を満たし、おぼれることなく(過剰反応せず)別の行動(+の行動)に切り替えることができるようになってきました。

その時の動画を撮りったのですが、FBでの公開なので見れる人は見てください。

以前のコメットは足を引きずって歩く人やステッキのコツコツ音が苦手で、突撃突進激吠えでした。

この日、足を引きずりならがら前を歩く人に気づいたコメットは、足早になり、スーッと前に出てしまったのですが、一定の距離を保つかのように止まりました。

いつもなら突撃していく距離なのですが、止まったコメットの身体は緊張はなく、頭もよく動きます。

そう、凝視してなかったのです。

その後も、空気中の匂いを嗅ぐ行動や、足を引きずる人を幾度か見てはすぐに視線を自ら外し、最後には安心したかのように、散歩に戻りました。

この日、コメット自身が自分で環境をコントロールできるようになってきたことが確認できました。

BATの環境を整えるのは難しいと聞くこともありますが、都会でもBATを実践できる環境を整えることができるのです。

コメットが自分で選択した行動・・・BATがなぜ有効なのか?それは、BATセットアップもリードスキルも大切な要素ですが、一番はなぜ犬がその行動を選択するかの行動の仕組みを知らないとならないということがよ~~~く!わかりました。

BAT、その効果はジワジワとくるのですよ・・・

犬ですもの、過酷な辛い道をたどらせることなど必要ありません。

頑張れば、頑張らせればは人間だけにしてほしいです。

回り道でも、犬にとって楽ならばそれがいいと思える飼い主さんであってくださいね。

犬が楽しく何かを学んでいる姿を見て、飼い主が気持よくなれる方法、それがBATかもしれません。

では。


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2016年2月23日 (火)

犬たちに任せること

_20160123_173958_326x440ネコじゃ!ネコじゃ!ネコじゃ!!!!!!!!!見よ!全身を!心臓バクバクだなこれは。

Behavior Adjustment Training(BAT)は、犬の攻撃性やフラストレーション、恐怖などから起因する過剰反応(リアクティブ)の行動調整トレーニングです。

いったいなんのこちゃ・・・なんですが、要するに、様々な原因の犬の過剰反応を犬自身が軽減できるように手助けする人間のトレーニングです。

(あ、これはですね、へちまこが自分で理解したことで犬だろうと思っていたけど、へちまこ的にはいろいろな設定を課すところは人間側のトレーニングじゃないかと思った次第です。正式なBATインストラクターの講義をお聞きしてくださいね)

犬って面白いことに気になるものが視界に入ると、それが恐怖の対象であろうが、嫌悪であろうが、興味であろうがまっしぐらって、ありませんか?

まっしぐらで吠えかかり、怒りまくり、威嚇まくり、興奮しまくり・・・で、いったい何がしたいのか判りかねるってありませんか?

そんなに嫌ならば傍に行くことをしなければいいのに、血管きれね?と思うほどにガンガンとリードを引きまくりながら突進する我が愛犬を見るにつけ、気の毒になったり、哀しくなったり、思わず、蹴飛ばした、怒鳴った、リードを思い切り引き戻したなんてことをした人もいるでしょう。

食べ物を使って気を紛らわせてみたり、犬の前に立ちはだかり押しこんだりしてみても、次の日にはまた同じことの繰り返し。

怖いもの見たさ・・・なんて言葉はありますが、本当のところ犬の心理状態はどうなっていて、それが行動となって現れてくるのか不思議です。

さて、我が家のチェシア(グローネンダール5歳)も、ネコへのまっしぐらは相も変わらず。

多少、自制がききだしてはきましたが、その行動には常に緊張がはらみ、何かのきっかけがあれば、もう突進は避けられませんでした。

幾度となく押し倒され、引き倒されたものかsweat01
あ、対岸のネコに気を取られて川に落ちたことありますね、チーはι(´Д`υ)アセアセ

え、なに?プロング使えばいいのに?チェーンカラー使えばいいのに・・・一応プロが情けないとな?それを使えば止められることは百も承知ですよ。

でもね、チェシアの直面する環境がチェシアの行動を強化しているに過ぎず、嫌悪刺激でやるな!と教えることはできても、チェシアの自分で確かめたいは与えられないままになってしまうのです。

そうすると、次回もネコへの過剰反応は抑えきれず、またチェシアのネコを知りたいという気持ちを満足させることができません。

ネコへのフラストレーションを抱え続けることになり、それが堪るとネコへの過剰反応として行動に現れてくるのです。

あ、そうそう。

行動分析学や応用行動分析学はどうしてその行動が起こるのか、目に見えることで犬たちの置かれている苦悩や苦痛へ対処するのですが、目に見えていないことを憶測でラべリングはしません。

行動とは常に目に見えるものでありますが、それは内面のことも表してきますが、目に見えるものではないものですよね。

つまり、かゆければかゆみを感じている部分をかく(行動)わけで、それを見て私たちは、「ああ、かゆいんだな」と思うわけです。

でも、その人が犬が感じているかゆみの強さは同じに感じるのか・・・それこそ共感できるのかっていう話です。

カーミングシグナルで有名なトゥリッド・ルーガスさんの娘さんのプロジェクトで「パルスプロジェクト」というのがあるのだけど実に興味深い。

様々な環境下で犬が感じていることを心拍数を測る(特殊な器具を付けます)ことで具現化しています。(いつか日本に招聘したいな)これなら外側からの刺激の内側の変化を数値化でき、私たちの目にも見えることになります。

犬は人間の気持ちに共感できることがわかったという研究論文もあるけど、犬は、人間の行動(微細な行動)に反応しているだけで何も言わなくても大好きな人と気持ちが通ずる訳ではないと思う。

自分と同じ気持ちでいるということに囚われすぎると犬が本当に苦しんでいることがわからなくなると思う。

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チェシアがBATで獲得したことは、ネコという生き物をきちんと観察できるようになったこと。(FBでは動画を公開しています)

リデルは子犬の時に遊んでくれたネコがいたので、ネコへの反応は薄いし、ネコという生き物がどんな生き物かよく知っているが、チェシアにはその環境を与えることができなかったのです。

過剰反応を抑えるために、痛みや嫌悪、または過剰な人の侵入度が犬の過剰反応を煽っていることもあるのです。

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この日、ネコに出会ったチェシアは、ボディ・ランゲッジは横とびでネコとの距離を詰めようとはせず、飛びかかりも自分で抑えていました。

BAT東京セミナー受講のみなさん。

最後のパワポ画面を覚えていますか?

ネコが通せんぼして犬がそれを自分で解決するというか、過剰反応を起こさず、やり過ごす動画です。

グリシャが「こうしたことが犬自身でできること・・・」

チェシアは、この日を境に、ネコに落ち着いて至近距離までに近付けるようになり、思う存分ネコを観察し、そして自分でその場を立ち去れるようになったのです。

自分で環境をコントロールできること、それは犬に力を与えられること(エンパワーメント)なんだなぁと、思ったのでした。

人間(飼い主)がいなければ、状況判断や問題解決ができない犬にしないためにも、人は犬に対する過剰な侵入は控えたほうがいいよね!という、お話でした。

では。


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