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    “犬の砂場”の非公開ブログです。閲覧には許可が必要です。こちらの砂場ではより多くの犬たちの活躍、そして犬たちのa substantial speech を楽しんでくださいませ~。

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Behavior Adjustment Training

攻撃性、フラストレーション、恐怖に対する過剰反応を行動調整するトレーニング方法です。

2017年6月30日 (金)

BATはじわじわで効果でてくるのです!

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数日過去の話です。

グローネンダールのチェシアは娘がキャンプに連れて行ったので、リデルとコメットでのお散歩になった日のことです。

コメットは、どこでどんな風に飼われていたのか分からないけど、あまり外の世界を知らないで暮らしていたように思う行動が多々あります。

その中でも、同居犬以外の犬は、すーべーて、敵!

威嚇吠えの対象です。

その前に、コメットはポメランアンカモなので、ピンポンにも吠えますが吠え止めできるようになりましたし、その他のちょこちょっことした吠えは、過剰になる前に止められるならという対応で及第点←(ニンゲン方な)じゃないかと思っております。

スピッツタイプの犬の吠えをゼロにはできないけど、吠えのコントロールでお互いがイライラしなければ良いかもね!という、これまたテキトーなワタクシです。

どこでどんな風に暮らしていたのかわからないので、他にも過剰反応はありましたが、徐々解決されてきて、残すところ犬への過剰反応でした。

ま、それも近頃は相手がこちらに注意を向けない限りは消失し、ソーシャルディスタンスぐらいまでは無視できるようになりました。

が・・・今朝です。

住宅街の直線の道の交差点手前、そこを進めばというところで、ビルの陰から犬が現れ、あろうことかこちらへ(イヤあるから、フツーにあるからsweat01)ガンガン吠えで突進!

その距離、パーソナル寸前・・・wobbly

他の犬に過剰させない記録更新中のコメちゃんの記録が足元から崩れる?

BAT(ビヘイビアアジャストメント・トレーニング)で培ってきた効果さえ危ぶまれるのではと思っていたら、なっなっ?なに?

画像のようにこのテキトーな私の前に戻るではないですか?

それも、割と冷静?eye


それに自分で私の足元に戻ってきてるし!

その手前5mほどでは、突進犬の飼い主が犬の頬、両手で挟んで揺さぶりながら「吠えちゃだめって、いってるでしょっannoyannoy

(いやいーから、それやんなくていーから、それやってもこっち見てるから目が・・・そのままはなれたほうがいーからsad

コメットは、ね、ほら出してあのおしい奴という感じで、私を見上げています。
(なんだーろね、あれね、吠えて)と、ちらっと見。
イヤあんたもそうだったんだからね・・・

で、おししいヤツを出して、そこを離れるように誘導。
おしいしものをご機嫌よく食べてくれましたgood

ああこれも、BATを継続してきたからなんだろうねえcryingウレシナキ

BAT実施2年、効果はじわじわ、それでも確実に目に見えてきています。

巷では2年もかかるなんて・・・という言葉が聞かれそうですが、穏やかな行動修正は穏やかに作用していきます。


犬に吠えかかるということが、急を要する事態ではないなら、スピードよりもなだらかな坂道を負担なく登れるように、または下ることができるように手助けすることが大切だと思うのです。↓はBATのイメージです。
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BAT最高!(時間かかるけど)\(^o^)/


私たちはどうして犬たちに早急な要求をするのでしょう?
犬のことで呼ばれてお話を伺いに行くと、集合住宅で吠えやすい犬種を飼う、長時間の留守番を強要する・・・吠えないでいてくれ、噛まないでいてくれ、疲れて帰ってきたのに騒がないでいてくれと、人間側の要求ばかりではありませんか?

犬があまりにも吠えて近隣迷惑になり、にっちもさっちもいかなくなったから犬を直そうと必死になる前に、犬を飼っていい環境なのか?自分には犬との暮らしを犬にもフェアで楽しんでいけるのかを検討してほしいと願っています。

即効性のある強制的な方法で良くなる犬はいます!
でも、それが犬のためですという言葉で占められるのは違います。
アナタノ(犬の)ためであるという言葉が、すでに人間のためであり、犬への強制的な方法を自分に許し、犬が少しでも良くなればその方法を使う自分に気持ち良くなっているにすぎないと思います。

チョークでガツンとショックを入れて、犬が行動をやめた時の表情があなたをスッとさせた時、それがどんなに恐ろしいことかを考えてください。

冷静にチョークを使える人でも、幾分はそういう気分を味わっているというのは確かなことなんですから・・・

私たちに寛容で寛大な犬という動物・・・

誰でも飼える犬という動物が本当に好きならば、考えてほしいことなのです。

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2017年6月25日 (日)

穏やかチェイスで相手への嫌悪を変える、そして追い越さない

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はぁあ・・・ちーがこんなにかわいーのは、神様のいたずらとしか思えん・・・;:゙;`(゚∀゚)`;:゙



回避行動がうまくいかない。

相性の悪い犬がどうしてもいて、その犬と、出会い頭や曲がり角で予測不可能な接近があり、犬を興奮させてしまう・・・失敗させてしまうという人も多いと思います。

十分な広さがあれば、人が介入して回避させるのも犬が自ら回避できるのですが、ある一定の犬に対する嫌悪をどうするのか?ということについて、一つの方法をお話します。

チェシア(グローネンダール♀6歳)には、どうしても好きになれない道があって、そこをなるべくなら通らないで過ごそうと思うようです。

どうしてそう思うかは、そこを避けようとするし少しナーバスになり、ストレスサインも出てきます。
なぜかというと、その道には外飼いの犬がいて、柵越しに吠えかかってくるのです。

人間から見れば、柵があり姿も良く見えない犬んをなぜそんない恐れるのか?と思いがちですが、当時犬にしてみれば暴言を吐かれているのです。

コロス凸(`Д´メ)、とまではいかないにしても、チェシアにとっては耐えがたい恐怖となるのです。

もうそこは避ければいいんじゃネ、そこだけが道ではないし・・・犬的にはもうこれが正解ですが、そこの家の犬に散歩で出会うこともあります。
チェシアはもうアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

毎回、回避がうまくいくとは限らず、私でも失敗します。

で、嫌な相手って気になりますよね。

その相手の犬の嫌悪の気持を軽減させる方法が、相手の後を追わせる方法です。

ただし追わせ方はあくまでも、穏やかにを基本にストレスサインが見られない状態でとなります。

苦手な犬でなくても、他の犬に過剰に反応する犬には効果があるのでお試しください。
ただし、短気な飼い主、犬のサインを読もうとしない飼い主、即効性を求める飼い主には不向きですので、お薦めはしません(^-^;


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上の画像の上の方(ナンノコッチャ)に、吠えかかりの犬がいます。

私はこの写真を撮るために片手でリードを保持したので、リードは張り気味ですが、緩んでいる(やたら緩んで地面に着くのはNG!)のが理想です。

そしてこの日は都合よく風下、相手の匂いは流れてくるがこちらの匂いは向こうへな届かないという好条件good

嗅ぐとはなしに相手の匂いがかげるということでもあります。

距離的には30mほど、チェシアは冷静に見ています。

胸の膨らみの忙しさ、それに伴う早足、リードの引きが強くなるという目に見ての行動がないような距離を必ず保つのが秘訣です。

犬は、人以上に相手との距離に敏感で繊細です。

自分の思い込みで犬を見ず、科学的に観ることができるようにして下さいね。

早足でもいいとか、多少ストレスをかけてもいいとか、それらは人間の思い込みですので、犬の心理状態は必ず行動に現れます。

画像のように直線で視認でき、尚且つ、途中途中に曲がり角や枝道があるなんて、理想中の理想です。

でもって!かーざーしーもーーーーっsign03;:゙;`(゚∀゚)`;:゙ハアハア

BAT環境設定完璧なgood

犬が、多少の反応(誰?)・・・浮遊臭嗅いで、あれ?アイツ?

または、前を行く相手を見たのち、地面の匂い取りを始めているが、道を変えずに追跡しだしたかのような行動が現れている距離を保ちながら追跡させます。

犬がもういいというまで、追跡可能ならさせますが、相手を見据えながらという追跡ではなく、地面の匂いかぎ⇒相手を確認(数秒)⇒地面の匂いかぎ・・・という図式になるように距離の設定をお願いします。
怖いと思う相手を凝視することは、私たち人間にもありますよね。

怖いからつい見ちゃうとか・・・

犬は視覚を使うと疲れちゃうし、観ることで興奮を煽ることがあります。

過剰反応の犬にとって、相手の犬がその環境で絵の中の存在になるように、手助けしてくださいね。

なかなか頭が下がらない場合は、地面に細かい食べ物を撒くのもお薦め!

チェシアはこのセッションで、最終的には10mほどまで匂いを嗅ぎながら相手に頭を下げつつ距離を詰め、その後、自ら枝道にないりました。

頭は下がっていても、目は都度都度、相手の動きを観察していたと思います。

これらの行動は、チェシアという犬が自分で選択した行動です。

追いつかせない、追い越させない・・・・ただしガツンと止めたり、犬の前に立ちはだからない。

このセッションを繰り返していくと、少しずつですが過剰反応が軽減されていきます。

人の介入で何とかなると言う前に、犬が適切な距離を自分で選択できるように手助けができること、黒子に徹することがBATの極意なのです。

では、いつか犬たちに、みなさんがグッジョブsign03を言ってもらえますようにhappy02

あ、30mでも反応するよっていう人は、自分の犬の反応しない距離を探りましょう。

隠れる場所のあるひろーいひろーいところで、反応しないで犬を見ることができたことが報酬になるような環境を設定したところから始めてみてくださいね。



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2017年3月23日 (木)

犬たちにエンパワーメントを!BATは相手も救う

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前回の続きになります。

BATは都会では無理、非現実的、といわれる人も多いのですが、そんなことはないと思います。

都会こそ、至る所に回避行動や過剰な反応を起こさせない工夫ができます。

BAT環境のコツさえつかめば、人の介入の多い過剰な無理やり回避させるような刺激は必要なくなります。

BATがうまくいく、環境を整えるのが、黒子(飼い主またはハンドラーのこと)の役目なんです。

BATは、実験室を作るようなものとお伝えしました。

なので、犬が自ら、冷静に状況判断ができるようにハンドラー(飼い主)が実験室の環境を整え、成功するようにします。

散歩しながらも、頭の中では常にシュミレーションを組み立てます。

いつ何時対象物が現れるのか、わかりません。

だからと言って、緊張していては失敗させてしまいます。

まずは、ハンドラー(飼い主)がガチガチでは困りますから、初めのうちはなるべく対象物の少ない時間帯を選ぶ、お散歩コースを組み立てます。

ハンドラーが失敗しない環境作りも大切になります。

いつも同じ時間で同じ散歩コースで犬が過剰反応を起こしていたなら、きっぱりとその時間とコースは棄てましょう。

なぜなら、犬がすでに何回も反応をしているからです。

そして、回避に利用できるものはすべて利用します。

たとえば、駐車中の車、植え込み、枝道、道路の反対側、街路樹.......

こうしたものを犬と歩きながら、「今犬と出会ったら、どれが利用できるか」を考えるわけです。

また、自分たちが対象のものの風上か風下にいるかも、重要な情報になります。

特に同族への過剰反応のある場合は、浮遊臭には注意が必要ですが、私たちは犬ではないので匂いはわかりません。

わからないので、自分の犬の行動をよく見るわけです。

そして、犬よりも早く対象物を見つけなければなりません。

スマホなどやってる暇はないのです。

犬が匂いに夢中になっている間も、刻々と変る環境に注意を払います。

特にリードの長さ調節には気をつけ、手はリードを扱うので始終動くはずです。

回避行動をうまく犬にやってもらうには、リードの扱いはとても大切になります。

地面の匂いをかんでいたら、ふっと犬の視線が上にあがって、鼻をひくひくさせる、遠くを見る、耳を動かす、胸が膨らんだり縮んだり等の見て取れたら、周囲をよく見てください。

犬に過剰反応のある犬には、散歩で出会う犬すべてがデコイになります。

これは、相手の犬にも過剰反応がある犬なら、相手にとっても良い対応になります。

お互いを過剰反応というストレスから救うことになります。

そのよい例が、先日のチェシアの自己回避スキルです。

相手には、激しく同族に吠えかかるという過剰な行動があります。

飼い主はそのことをそれほど重要に考えていません。

これは致し方ないことですので、こちらが注意するしかないのです。

散歩で幾度かこのペアに出会ったわけですが、その出会う都度に私たちはこのペアを回避してきました。

時にはUターンで、時には道をそれ、時には路駐の車の陰に隠れ・・・(笑)

すると、近ごろはトイプーの飼い主さんがこちらを避けるようになってきましたヽ(´▽`)/

以前は、激しく吠えかかる前傾姿勢のまま、歩みの速度を落とさず向かってきてすれ違おうとするのです。

うちの犬以上に、このすれ違いに対してのストレスを感じているし、過剰反応は繰り返せば繰り返させるほど、激しさと強さと速度を増していきます。

私たちが、幾度も回避行動を選択するうちに、トイプーの飼い主さんも距離に気をつけ、近づかない、すれ違わないを選択するようになりました。

ただし・・・遠い噂で、私たちは感じの悪い大型犬の飼い主ということになってしまっているようですが・・・(;´▽`A``

けして、そうじゃないんですがね~~(笑)
犬友、少ないのです、私たち・・・

いえいえ、犬友を作るために犬と暮らしているのではありません。

私たちは、共に暮らす犬たちに毎日気持ちの良いお散歩をしてもらいたいだけなのですから。

そして、暮らす環境の犬たちにも気持ちの良い環境をと思うのです。

たぶんあのトイプーも自分で回避するという選択をするようになるなるでしょう。

そこまではいかなくても、飼い主さんが気を配ってくれるようになっただけでも、あのトイプーにエンパワーメントできるたのではないかと思っています。

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犬たちに行動を選択できる力を与えたまえ・・・

では・・・・

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2017年3月14日 (火)

犬たちにエンパワーメントを!ビヘイビアアジャストメント・トレーニングの実力

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今までいろいろな最新の犬にまつわる情報をお伝えしてきているが、へちまことしては、特に犬に過剰反応する犬には2015年に催行した≪Behavior Adjustment Training 通称BAT≫をお薦めしています。

BATは、科学的根拠に基づいた、犬の恐怖、過剰反応に有効な行動調整トレーニングです。

BATの効果は即効性ではありませんが、そのジワジワをくる効果は緩やかであり穏やかに犬に自分で行動し決める権限を与えることができるのです。

BATというと、あ~回避行動ばかりさせるあれね・・・効果ないじゃん!人が介入しなければ犬の心理をコントロールできないわって、決めてかかる人がいますが、それはホンモノBATを聴いたことも試したこともない人の言葉だと思って、棄ておいてくれてもいいかもぐらいで考えてください。

BATはいわば、毎日が本番の実験室という環境を作るようなもので、リハーサルではないということになります。

トレーニングというと、練習だから失敗してもいいんじゃネ?と思いがちになりますが、犬には練習であるということは理解できません。

なので、犬に過剰反応を起こさせてしまったら、速やかに撤退し、過剰に噴出したアドレナリンや持続するコルチゾールの値を下げなければなりません。

実験が失敗したら、その実験をその場で続ける科学者はいませんよね?

失敗した原因を探り、次には失敗しないようにするはずですよね・・・

で、BATもそうですが、犬のどんな行動が増えているのかを見分けられないと、人間の介入の多い、ただの、犬の行動をコントロールするのが好きな飼い主になってしまいがちになります。

環境を整えて、目標行動が起こるようにしてもその行動が増えないのは、人間の介入という刺激がなければ反応がおきなくなってきているのかもしれません。

それだけ、人間の過剰な犬へのコントロールでやさしい支配をしているということではないかと、へちまこは思うのです。

BATのエンパワーメントは、犬に時間と環境をコントロールできるように力を与えることです。

人間だって、人に指図されるより、自分で行動したことで得る快感は自信ということにつながるんじゃないかと思うのですが…

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画像は、吠えかかる犬との距離を推し量るチェシア・・・

あなたはこんな時にどうしますか?

呼び寄せる?

傍に行く?

リードを軽く引いてこちらを気づかせる?

犬の前に立ちはだかる?

いえいえ、そんなことをしなくてもチェシアのBATの積み重ねは、自分で環境と行動を選択できるエンパワーメントを与えています。

犬は、確かに人間が最終的には守らなければならない存在かもしれませんが、その心までもコントロールすることはないのです。

犬の本質は、争いを避けることが第一選択です。

その本質がデフォルトするように、犬たちに環境を自ら変えることのできる力と権限を与えてほしいと願っています。

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2016年3月 7日 (月)

犬にがんばれは迷惑・・・緩やかな道をたどろう。

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ポメラニアンカモのコメットはポメラニアンかもしれないので、よく吠えてくれます。

家に来た当初3日間は、我が家のベルジアンズに縮みあがるほどガタブルでした(多分同族を知らなかったのでしょう)

今は、ベルジアンズにも慣れ、自己主張もするようになりましたが、それに伴って、どこの誰に飼われていたのかわからないコメットには、特定の物に過剰反応することが目立つようになりました。

特に聞きなれない音、見慣れない物(人、動物含む)に突撃突進激吠え・・・ポメラニアンカモしれないとはいえ、これではコメットの心身に良くないと常日頃思ってはいたものの、過剰反応ではない行動を増やすことはできないままの試行錯誤、暗中模索でした。

で、みなさんもご存じのように昨年の12月5日、6日にBAT2.0のセミナーを催行し、聴講し、本物のBAT2.0の理論に触れ、そしてセミナーにご協力くださったハワイ在住のCBATI(BATのリードスキルやセミナーができる有資格者)中川さんにもコメットのBATセットアップやリードスキルをご指導いただきました。

さらに効果的な距離の取り方や、環境設定は、ここ数年、過剰に吠える犬の対応から離れていたへちまこにとって、大変勉強になりました。

でも、毎回 、理想的なBATセットアップができるわけではないので、中川さんはヒトリBATでも効果ある方法も教えてくださり、ヒトリBATの回数を重ねること、約2カ月・・・

コメットは自分で距離をとり、自分で相手を探る行動で自分を満たし、おぼれることなく(過剰反応せず)別の行動(+の行動)に切り替えることができるようになってきました。

その時の動画を撮りったのですが、FBでの公開なので見れる人は見てください。

以前のコメットは足を引きずって歩く人やステッキのコツコツ音が苦手で、突撃突進激吠えでした。

この日、足を引きずりならがら前を歩く人に気づいたコメットは、足早になり、スーッと前に出てしまったのですが、一定の距離を保つかのように止まりました。

いつもなら突撃していく距離なのですが、止まったコメットの身体は緊張はなく、頭もよく動きます。

そう、凝視してなかったのです。

その後も、空気中の匂いを嗅ぐ行動や、足を引きずる人を幾度か見てはすぐに視線を自ら外し、最後には安心したかのように、散歩に戻りました。

この日、コメット自身が自分で環境をコントロールできるようになってきたことが確認できました。

BATの環境を整えるのは難しいと聞くこともありますが、都会でもBATを実践できる環境を整えることができるのです。

コメットが自分で選択した行動・・・BATがなぜ有効なのか?それは、BATセットアップもリードスキルも大切な要素ですが、一番はなぜ犬がその行動を選択するかの行動の仕組みを知らないとならないということがよ~~~く!わかりました。

BAT、その効果はジワジワとくるのですよ・・・

犬ですもの、過酷な辛い道をたどらせることなど必要ありません。

頑張れば、頑張らせればは人間だけにしてほしいです。

回り道でも、犬にとって楽ならばそれがいいと思える飼い主さんであってくださいね。

犬が楽しく何かを学んでいる姿を見て、飼い主が気持よくなれる方法、それがBATかもしれません。

では。


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2016年2月23日 (火)

犬たちに任せること

_20160123_173958_326x440ネコじゃ!ネコじゃ!ネコじゃ!!!!!!!!!見よ!全身を!心臓バクバクだなこれは。

Behavior Adjustment Training(BAT)は、犬の攻撃性やフラストレーション、恐怖などから起因する過剰反応(リアクティブ)の行動調整トレーニングです。

いったいなんのこちゃ・・・なんですが、要するに、様々な原因の犬の過剰反応を犬自身が軽減できるように手助けする人間のトレーニングです。

(あ、これはですね、へちまこが自分で理解したことで犬だろうと思っていたけど、へちまこ的にはいろいろな設定を課すところは人間側のトレーニングじゃないかと思った次第です。正式なBATインストラクターの講義をお聞きしてくださいね)

犬って面白いことに気になるものが視界に入ると、それが恐怖の対象であろうが、嫌悪であろうが、興味であろうがまっしぐらって、ありませんか?

まっしぐらで吠えかかり、怒りまくり、威嚇まくり、興奮しまくり・・・で、いったい何がしたいのか判りかねるってありませんか?

そんなに嫌ならば傍に行くことをしなければいいのに、血管きれね?と思うほどにガンガンとリードを引きまくりながら突進する我が愛犬を見るにつけ、気の毒になったり、哀しくなったり、思わず、蹴飛ばした、怒鳴った、リードを思い切り引き戻したなんてことをした人もいるでしょう。

食べ物を使って気を紛らわせてみたり、犬の前に立ちはだかり押しこんだりしてみても、次の日にはまた同じことの繰り返し。

怖いもの見たさ・・・なんて言葉はありますが、本当のところ犬の心理状態はどうなっていて、それが行動となって現れてくるのか不思議です。

さて、我が家のチェシア(グローネンダール5歳)も、ネコへのまっしぐらは相も変わらず。

多少、自制がききだしてはきましたが、その行動には常に緊張がはらみ、何かのきっかけがあれば、もう突進は避けられませんでした。

幾度となく押し倒され、引き倒されたものかsweat01
あ、対岸のネコに気を取られて川に落ちたことありますね、チーはι(´Д`υ)アセアセ

え、なに?プロング使えばいいのに?チェーンカラー使えばいいのに・・・一応プロが情けないとな?それを使えば止められることは百も承知ですよ。

でもね、チェシアの直面する環境がチェシアの行動を強化しているに過ぎず、嫌悪刺激でやるな!と教えることはできても、チェシアの自分で確かめたいは与えられないままになってしまうのです。

そうすると、次回もネコへの過剰反応は抑えきれず、またチェシアのネコを知りたいという気持ちを満足させることができません。

ネコへのフラストレーションを抱え続けることになり、それが堪るとネコへの過剰反応として行動に現れてくるのです。

あ、そうそう。

行動分析学や応用行動分析学はどうしてその行動が起こるのか、目に見えることで犬たちの置かれている苦悩や苦痛へ対処するのですが、目に見えていないことを憶測でラべリングはしません。

行動とは常に目に見えるものでありますが、それは内面のことも表してきますが、目に見えるものではないものですよね。

つまり、かゆければかゆみを感じている部分をかく(行動)わけで、それを見て私たちは、「ああ、かゆいんだな」と思うわけです。

でも、その人が犬が感じているかゆみの強さは同じに感じるのか・・・それこそ共感できるのかっていう話です。

カーミングシグナルで有名なトゥリッド・ルーガスさんの娘さんのプロジェクトで「パルスプロジェクト」というのがあるのだけど実に興味深い。

様々な環境下で犬が感じていることを心拍数を測る(特殊な器具を付けます)ことで具現化しています。(いつか日本に招聘したいな)これなら外側からの刺激の内側の変化を数値化でき、私たちの目にも見えることになります。

犬は人間の気持ちに共感できることがわかったという研究論文もあるけど、犬は、人間の行動(微細な行動)に反応しているだけで何も言わなくても大好きな人と気持ちが通ずる訳ではないと思う。

自分と同じ気持ちでいるということに囚われすぎると犬が本当に苦しんでいることがわからなくなると思う。

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チェシアがBATで獲得したことは、ネコという生き物をきちんと観察できるようになったこと。(FBでは動画を公開しています)

リデルは子犬の時に遊んでくれたネコがいたので、ネコへの反応は薄いし、ネコという生き物がどんな生き物かよく知っているが、チェシアにはその環境を与えることができなかったのです。

過剰反応を抑えるために、痛みや嫌悪、または過剰な人の侵入度が犬の過剰反応を煽っていることもあるのです。

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この日、ネコに出会ったチェシアは、ボディ・ランゲッジは横とびでネコとの距離を詰めようとはせず、飛びかかりも自分で抑えていました。

BAT東京セミナー受講のみなさん。

最後のパワポ画面を覚えていますか?

ネコが通せんぼして犬がそれを自分で解決するというか、過剰反応を起こさず、やり過ごす動画です。

グリシャが「こうしたことが犬自身でできること・・・」

チェシアは、この日を境に、ネコに落ち着いて至近距離までに近付けるようになり、思う存分ネコを観察し、そして自分でその場を立ち去れるようになったのです。

自分で環境をコントロールできること、それは犬に力を与えられること(エンパワーメント)なんだなぁと、思ったのでした。

人間(飼い主)がいなければ、状況判断や問題解決ができない犬にしないためにも、人は犬に対する過剰な侵入は控えたほうがいいよね!という、お話でした。

では。


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