犬と私と社会的学習
【犬の社会的学習に基づく新しいトレーニング法 Do As I Do】満席のお知らせ。
早々と、満席となりましたありがとうございます
昨夜FBページでアップしました上記のイベントお知らせですが、募集開始とともに2時間ほどで満席となり、スタッフ一同、驚きとうれしさで沸いております。
これは、私たちの催行するイベントに普段から注目されている利用者がおられること思い、感慨深く思っております。
ただ、キャンセル待ちの方々のためと現在確保したスペースがもう少し広ければと思い、日々、スタッフ一同で探しております。
犬を入れるという条件では、かなり絞られてきますし、レンタルする方の不安もわかりますので、どなたか良いスペース(東京、横浜近郊)がありましたら、ご紹介いただけるとありがたいです。
さて、桜も散り、すっかり葉桜になりました。
いろいろとサボり気味の拙ブログでありますが、そこそこ忙しく活動しておりまして、1日の時間がすごく早く過ぎていくような毎日です。
そんな中でも、自分の犬たちとの関係性のためには、お散歩ばかりではない、頭を使うようなトレーニングは犬たちの優れた能力を発見でき、改めて犬の魅力に引きつけられます。
11月には、イタリアよりクラウディアを招聘し、日本初になるDo As I Doの理論と実践に興味を待たれたプロのトレーナーも多くいるようです。
犬の社会的学習というと何だろうと思う人も多いとは思いますが、簡単に平たく言うと模倣学習です。
他者のとる行動を観察して、それもコピーするわけですが、私たちと共通語を言葉をもたない犬たちにとって、相手の行動を模倣することはごく自然なことではないかと思います。
犬にやさしい方法とか、ストレスをかけない方法はもはや当たり前なことですが、それでも今使っている選択した方法が、自分の犬にとって本当に苦痛や不快を与えているのかどうかは犬に聞いてみないとわかりません。
報酬ベースのだからと言って、犬が苦痛を感じぜずに学習しているのかは、外観から判断せざるを得ないわけです。
実は、ABAの手法であるシェイピングの反応はリデルは良いのですが、チェシアはいまいち・・・ということが多々ありました。
もちろんこちらの稚拙さや雑さが、教え手の私になかったわけではないのですが、毎回成功や正解へたどりつくリデルと違い、チェシアはわからない答えに苦痛を感じていることもしばしば・・・
けして学習者が悪いのではなく、うまく学習の環境を与えられないフガナイワタクシのせいなんですが。
分析をしてみました、リデルは自分で答えを探すことに喜びを見いだせるのですが、チェシアの場合は答えが早く欲しい・・・早く報酬が欲しいのであせってきてしまうようでした。
で、最初から、答えを教える方法を見せてやってもらうに変えたところ、あれっ?
なに?それでこの複雑な行動を一連でできるようになっちゃうの?
え、では、私がチェシアのためを思い、細分化したあの過程はなんだったの?
頭・・・
さてさて、クリッカーでのよいタイミングでクリックができないという飼い主さんにたまに出会います。
細分化が苦手というか、なかなか思いつかないという飼い主さんも。
誰だって得て不得手があるように、どうしてもタイミングよくできないというのです。
もし、こうした飼い主さんや、チェシアのように穴があくほど人の動きを見ているのが好きであれば、Do As I Doが、クリッカーのタイミング不得手の飼い主の朗報になるかもしれません。
自分で答えを探すことよりも答えがわかっていて、それを記憶し、再現できるという能力を伸ばすことも、その犬にとっての答えがわからずという苦痛から救うのかもしれません。
アダム・ミクロシさんとクラウディアの犬の長期記憶の研究から生まれたDAIDプロトコル。
(このプロトコルが大事、闇雲に真似させればって考えていると失敗するよ←経験者)
私たちは、また違う犬の能力に出会えることになりそうですねヽ(´▽`)/
では・・・受講者のみなさま、お楽しみに!
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