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FB

Harnessuser's Technical Support Groupの日記 

HUTSGの活動の記録を作りました。FLH&PFH&TinyPFHの体験会開催したいというご相談も受け付けますよ~。

2015年9月26日 (土)

『犬のからだにやさしいハーネス試着会』のお知らせ。

Dsc_03022
緊急告知

『トリミングサロン&ペットと暮らす家の設計 Hond hok』さん、ご協力のもと、

『HUTSG』と共催で『犬のからだにやさしいハーネス試着会』を開催いたします。

久しぶりのハーネス試着会なので、へちまこ張り切ってますよ

では、詳細です。


いつ: 10月4日㈰

何時からいつまで?: 12:15~15:15(3時間ぐらいだけど)

どこで?: Hond hok武蔵小山店 
 

 

http://www1.r1.rosenet.jp/hondehok/musako/musako.html



↓のチラシは、Hond hokさんが作ってくれました。

20151004_


ご試着できるのは、タイニー(チワワ子犬ちゃん、ネコさんサイズ対応)フリースラインド・ハーネス、パーフェクトフィット・ハーネスの3点。

フリースラインド・ハーネスは、購入できるようにしておきます。

(ただし希望色がない場合はお取り寄せになります。)

当日は、ハーネスを実際に着けて歩いていただけます。

では、当日のご来場をお待ちしています。

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2015年2月10日 (火)

脱!脚側散歩のススメ。

Dsc_0579


ハーネスでのお散歩はあえて脚側をしません。(言い切ったよん(^-^;)

犬先行型のお散歩をお薦めする理由は、脚側では犬の言葉(犬語)を読めないことが多いからです。

キッチリ横付けで歩かれては、犬の頭部は見えますが、それでは全体的な犬語を拾うことはできませんよね。

それと、犬の苦手にしているものへ反応が犬より先に飼い主が反応している場合があります。

飼い主が犬より先に反応してしまえば、脚側で歩いていようが飼い主から発せられる怪しい様子は、犬に伝播するかもしれません。

犬先行型のお散歩をお薦めするのは、犬のおかれた状況、状態の思い込みをなるべく避け、犬から発せられる犬語に目を傾けるためなんです。

犬先行型は犬に主導権を与えるもの!という考えからしばらく離れて、先ずはのんびり、ゆったりお散歩を実践できる環境を人間の努力で用意します。

特に何かにつけて過剰反応する犬には、過剰反応する環境から遠ざけないと、のんびりゆったりお散歩が難しいかもしれません。

毎日、そんなこと無理!と、思う人は、週に1回でも2回でもいいので考えてみることをお薦めします。

へちまこの回りの環境は下町の住宅街。

しばらく歩くと河原でのお散歩が可能ですが、普段は住宅街を歩くことになります。

都会で暮らすことは周囲の環境整備にも気を付けないと、犬の言葉を尊重するを、主張するあまり、マナーの面で人間がわがままになり勝ちなります。

そこはマナーを守りつつ犬先行型のお散歩を楽しんでくださいね。

人やモノとすれ違う時にはリードを手繰って短くする。

犬の自由を尊重と言いつつ、よそ様の敷地に入り込ませたりしない。

曲がり角は犬の先行させない・・・等の配慮は大切だと思います。

さて、HUTSGへ投稿した動画のチェシアのハーネスは、バランスハーネス、リードはBAT用の5mリード(使い勝手のよいリードです。お試しあれ!)

適宜、伸ばす、手繰り寄せる、弛ませる、上下させるという使い方をしています。

犬が何かにに反応しフリーズしたときは、犬を呼び寄せるということを頭から外して、自分からリードを手繰り寄せて犬へ近づくという判断を選択してみてください。

それが市街地での過剰反応する犬の回避行動をスムーズに行え易くできることがありますので。

動画のチェシアはゆっくりとした調子で歩いてますが、突進系の犬でした。

普段は穏やかな犬なのですが、不安要素なものには反応しやすく、せかせか歩きが出やすい個体です。

エミリーのセッションのモデル犬を勤めたときは、エミリーに『すごい力!』と、言われちゃったほど(^_^;)

また、犬のセカセカ歩きは心拍数を上げてしまいます。

心拍数が上がるということはどういうことかを考えれば、なぜ、ゆっくりのんびりな歩行を薦
めるのかはわかっていただけると思うのですが。

心拍数が上がったままで反応するものにであっちゃったら…一気にマックスへ!w(゚o゚)w

という状況は充分考えられませんか?

 リードが張ったら止まる。

 リードを引き戻さない。

 リードが緩んだら前進できる。

このみっつさえ人間が守れば、ハーネスでの犬先行型のお散歩は実現できると思うのです。

★ FBページで動画付きをご覧くださいませ。連載でーす

https://m.facebook.com/HUTSG

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2015年2月 8日 (日)

犬に選択肢を与えちゃいけないって誰が決めたの?

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ごぶさたしてました。

ところで現在、サリー先生のHUTSGでの連載、ご講読いただいてますでしょうか?

サリー先生、なんと、シェルターからボーダーコリーを迎え入れたのです。

新しい家族ですね。

自宅へ連れ行く前の過程から、サリー先生の記事は始まっていて、へちまことしてもサリー先生の連載記事、犬に関わる者にとって、いろいろと考えさせられるものがたくさんあり、また、得るものも多いです。

なので、ご講読をお薦めします。

特に、保護犬を迎える(出す側も)ということに対して、自分のやり方がまだまだだなと、実感しました。

さて、へちまこは、近ごろ、犬の情動や動物福祉のことを本当によく考えます。

 強要しないこととは?

 ラベリングしないこととは?

 犬のためのお散歩とは?
   ↑(これね、犬のためといいつつやり方は優しいが結局押し付けてるみたいな?)

へちまこは、犬たちが過剰に人にすがったり、人に依存したりせず、自分の意思で決められることが多いほど、その犬の自信のある自制を得ることができるのではないかと思うようになりました。

今回、HUTSGのFBページに動画をアップしました。

そう、お馴染みのグローネンダールのチェシア。

この動画には様々な犬語が観察され、チェシアの心の動きとそれを表すシグナルやボディ・ランゲッジが多数みてとれます。

そして、街中でも回避行動を選択させる大きな意味があるのです。

その意味は、今年12月(まだ2月じゃないの(゚ー゚;)開催予定の日本初BATのセミナーで明かされることでしょう

で、動画なんですが、途中でチェシアの自転車へのやや過敏行動が現れるのは、自転車が苦手ではなく(普段は全く平気)その前後にある刺激なのです。

苦手な犬が目前『10mほど先』を横断したのです。

やや固まる身体、やや強ばる筋肉、やや硬く閉じる口角。

チェシアは自分自身を掬う決断を自分で出します。

回避行動を犬が選択するとき、それはその選択した環境(回避することで得る安全な環境など)から得る出来事がごほうびであり、内的報酬になるのです。

それには物理的なごほうびは必要ではなくなります。

だって、安心で安全で普通の環境を犬は望んでいるのですから。

そして、犬に選択肢と選択権を与えることの大切さを考えてみるのもいいかもしれません。

★ FBページで動画付きをご覧くださいませ。連載でーす

https://m.facebook.com/HUTSG

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2014年7月12日 (土)

「犬にはとりあえずハーネスを」セミナーin新潟&川崎市動物愛護センター

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去る、6月18日に新潟県動物愛護センターで、7月9日川崎市動物愛護センターにおいて「犬にはとりあえずハーネスを」セミナーを無事に開催しました。

新潟に至っては、既に月が変わってからのご報告となり、開催を取り仕切ってくださった「ひまわり」さんをはじめスタッフの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

新潟は、一般飼い主さん向けなのですが、センターの職員さんも聴講下さいました。

川崎市のセンターは、職員さん向けとお散歩ボランティアさん向けです。...

さて、Pは数十年ぶりの(もしかして20数年?)の新幹線の旅。

二時間足らずで、車窓は高層ビルから一面の水田風景に・・・さすが米どころ新潟でしたね~(o^-^o)

どちらのセミナーも開催場所は、行政の機関である愛護センターであるということが、HUTSGとしても喜ばしい
ことです。

そして、愛護センター内で開催できるということで、もっとも大切なことは、センター職員さんに聴講してもらえることなのです。(全員でなくてもいいのです)

ここからの一歩は、やがて大きなうねりになってくれるのではないかと、淡い期待と野望かな~~なんて思っております(笑)

ハーネスではリードの引っ張りを助長させるだけだ、なるべく早くしつけ直して譲渡し回すべきだ、ハーネスでは舐められるだけだ、という考えは、人間の都合だとへちまこは思っております。

もちろん、譲渡に向けての再社会化やしつけ直し(この言葉、近ごろ嫌悪です)は大切です。

大切ではありますが、訓練やトレーニングの前に、犬のストレスマネジメントを心がけるだけで、犬は落ち着いた行動を選択するようになるものです。

穏やかさが戻れば、犬はヒトの言葉に耳を傾けてくれます。

それは、命に危険が及ばなくなったという安心感から来るものです。

怖い思いや、不安な思いばかりでは、私たちだって落ち着いて勉強できませんよね?

それは、犬も同じことだと思いませんか?

恐怖やら不安といったストレスから、犬をほんの少しでもいいから、その過剰なストレスを軽減してくれるもの・・・それが、犬の身体に優しい作りのハーネスなのです。

センター収容犬は、捕まえられて、あるいは突然人間の身勝手な都合によって持込され、いきなり環境が変化します。

知らない人間ばかり、果たしてこの人間たちは安全な人間なのか?ひどいことをされないだろうか?と、不安でいっぱいなはずです。

知らない場所で知らない人間に連れまわされる恐怖は、自分だったらということに置き換えて考えてみても、想像はできると思います。

それでも大方の犬たちは、ストレススマイルで自分がいかに安全かを伝え、または酷いことをしないでくれと伝えている場合もあるのです。
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へちまこは、センターへ収容される犬や猫たちは、いわば、被害者といっても過言ではないと思っています。

その被害者たちの心の安寧のわずかばかりのお手伝いができるのが、ハーネスではないかと思っております。

私たち人間は犬にどう思われたいのでしょうか?

言うことを聞かないと痛い目に、不快な目に合わせる人間だと認識されたいのでしょうか?

怖いから言うことを聞かなくっちゃと、思われたいのでしょうか?

この人は、痛いことや嫌なことをしない。

自分を取り巻く社会の人間たちは安心で安全な人・・・という犬の思いは、スワレやフセや並んで歩くと言う訓練で犬の行動をコントロールするより、はるかに社会化された犬だと思うのです。

センターでのセミナー開催は、今だに、各センターで犬を言うことを聞かせるという名目で使用される、チョークチェーンやプロングカラーからの脱却が大きな目的でもあるのです。

それは、私たちの人間社会を暴力から守ることにつながると思うのです。

では。。。。

Img_20140704_194720

そこの毎日、イライラして、人間に八つ当たりな君!

いまこそ、ハーネスに換えてみないか?

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2014年3月29日 (土)

伝えるには難しいこと。

すみません、また記事がなくなっていました。
どうも、タブレットからの投稿しようとして保存するとどこかへ飛んでいくような?
で、再々、アップですm(_ _)m
Img_20140317_091601 ボール遊びは執着しないこと。ギラギラな眼じゃないこと、それ。大事!

へちまこの行う、ハーネスリードワークは、犬をしつけよう、トレーニングしようとするものではありません。

それにへちまこ自身が改めて気がついたのはつい最近。

今さら・・・なんて声が聞こえてきそうですが、先日とある場所でハーネスの試着会を開いたのです。

そこへ来てくれた犬たちと飼い主さんを見ていて、ああ、これは犬たちをトレーニングしようとするものではないんだと、本当に今さらながら気づいたのです。

だから、犬たちに何かを教えて、何かをしてもらおうなんてことは望んでいないのです。

でも、もし、その中で、何かが犬たちへのごほうびになるのだろうかと考えると、それは、ストレスに苛まれる犬たちへ、穏やかな行動を自ら選択できるように手助けする事なんだろうな、と、思ったのです。

試着会の日、あるヒトリの柴犬君がハーネスユーザーを目指して来てくれたのですが、彼は、いつもと違う雰囲気に既に敏感に反応していました。

ただこの日だから、敏感な反応をするのではなく、日ごろの過剰なストレスがより柴犬君の神経を敏感にしているようでした。

そして、周りの人の、この柴犬君と飼い主さんに対するラベル張りが、より一層、柴犬君と飼い主さんを追い詰めているのです。

リーダーにならないから、甘やかしているから。

気が強いから、わがままだから・・・咬んでくる?

ハーネスの試着室へ入ることをあんなに躊躇う犬のどこが、気が強いのか、笑ってしまいました。

また、ハーネスを着けさせないのことが、飼い主がリーダーになっていないからなんてことは、絶対にあり得ませんから(笑)

結局、この日はハーネスを着けることはできなかったのですが、第一印象はとても大事なこと。

むりくり着けようと思えばできることですが、その後、二度と着けさせてくれないことがあることを、私たちメンバーは経験上、嫌というほど見てきています。

潔く撤退する勇気が、その後のハーネスを喜んで自信満々で着けさせてくれる土台になります。

ここで無理なことをせず、急がば回れのセオリーを忘れてはなりません。

で、何をしたかというと、ひたすら柴犬君のストレスレベルを(ストレスステージともいいます←サリーはこちら)下げることを行ったのです。

柴犬君は外へ出るとストレススマイル、突撃、突進を繰り返します。

120cm
しかないリードはすぐに張れてしまいますが、道具を選んでいるよりも、柴犬君のストレスレベルを下げることの大切さを、ハーネスをつける前に知ってほしかったし、柴犬君とのデモンストレーションを飼い主さんに見てもらい、わかっていただこうと思ったのです。

遠目で見ればただの犬のお散歩にしか見えませんし、時折地面に撒かれる細かい食べ物の意味や柴犬君に対して繰り返して行う行動を、HUTSGFさんがへちまこに代わって、飼い主さんに説明してくれました。さんくす♪(o ̄∇ ̄)/

そのおかげで、へちまこは柴犬君に集中する事ができました。

最初は、突撃と突進という行動がデフォルトしていた柴犬君でしたが、犬の動きにリードワークを合わせ、犬を過剰にリードで抑えたり方向を強制したりせずに一緒に歩くのです。

すると、徐々に歩く速度が落ちだし、目を使うばかりだった視線が地面に落ちだしました。

そして、とうとう、あんなに前傾姿勢で突撃をしていた柴犬君のリードが、わずか120cmしか長さのないリードが緩みだしてくるのです。

その頃になると、やや後ろにいるへちまこを振り返りってくれる様になりました。

その柴犬君の目は、当初のギラついて

落ち着きのない目ではなく、優しくかわいらしい目で、これでいいんだよね!と、確認してくれるのです。

なんと、かわいいのか!

動きも緩やかになり、飼い主さんは今までにない、穏やかなお散歩を楽しむ自分の犬を目の当たりにしたのです。

そして、このトレーニングを継続したい、と言ってはくれたのですが、これはトレーニングではないことと、犬に何かを教えてそれをやってもらおうとしているわけではないこと。

犬にこちらの指示に従ってもらおうとか、いい犬にしようとかもありません。

犬に何かを教えて、人から見た犬の困った行動をよい行動に置き換えるのではなく、多くの選択肢から犬自身が選んだ行動を人が「そうだよ、それでいいんだよ」と伝えているだけなのです。

だから、何ヶ月のトレーニングが必要とか、次のトレーニング日等ということは、基本設定していません。

柴犬君のストレスコップは常に満杯で、何かあればこぼれる状態でした。

それを、穏やかさをとり戻せる手助けをし、柴犬君・・・いや、犬が本来持っている平和的で宥和的なシグナルを使えるようにしたのです。

終盤で、柴犬君の目の前に、風に舞うビニール袋が飛んで来ました。

いつもなら狂ったようにギャンギャン吠え突進するそうですが、この日、柴犬君は自分で自分の身体を止めたのでした。

へちまこは、それを見て、ああ、柴犬君は本当は自制のできる子なんだろうなと、思ったのでした。

柴犬君のことをO先生にご報告すると、O先生が「どんな方法なの?どうすればいいの」と来てくれたのですが、へちまこはうまく説明できませんでした。

出し惜しみというわけではなく、言葉にするには難しくてうまく伝えるには難しいのです。

それは、ヒトツヒトツの犬のためのやり方があるからかもしれません。

でも、へちまこはいつか、口でみなさんに伝えられるようにしたいと思っています。


ストレスは、生きていくうえでゼロにはできません。

ストレスがまったくなければ、死んでしまいますから。

ただ、毎日毎日、あまり良くないストレスに晒され続けると、過剰な反応となって表れてきます。

犬種的特徴が極端に表面化していると思ったら、何かしらの過剰なストレスに苛まれてると思ってみることも大切かも知れませんね。

あ、最後に。


何が柴犬君にとっての一番のごほうびになるのか?

わかりますか?

お散歩?

食べモノって言うのもありますが・・・


それは、穏やに過ごせる事、何も起こらない事、そして、大切な家族や飼い主さんの穏やかさが、一番のごほうびになるのです。

では。
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そこの人間!あれやこれや命令しすぎ!


*べックマンさんへ。コメントも消えていましたがメールボックスに残っていましたのを、こちらにコピーしましたこと、お許しくださいませ。

2014年2月13日 (木)

★ハーネスリードワークマジックが起こるわけ。

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去る、124日横浜市動物愛護センターにて犬にはとりあえずハーネスを」セミナーとフリースラインドハーネス(FLH)とパーフェクトフィット・ハーネス(PFH)の装着トレーニング体験・見学会を開催の記事を書きましたが、その続きとなります。

主催 「おくだ動物病院」越久田活子先生
共催 Harness User's Technical Support GroupHUTSG
後援 かわさき犬・ねこ愛護ボランテイア
協賛 Salalab
での、開催となりました。


午前中はレジュメとパワーポイントを使った「第一部 犬には首輪という常識・・・換えるなら今でしょ!」「第二部 犬に優しいハーネスを選ぼう」という講座でした。

HUTSG
FBのページでも、なぜ犬には首輪という定番なの?ということに、つどつど疑問を投げかけてきています。

犬にものを教える、または犬にしつけやマナートレーニング、社会化や犬の行動を制御や管理するには、首輪でないと犬の頭部をコントロールできないと、都市伝説のようにささやかれています。

これは犬に優しい言われる報酬ベースのトレーニングの場でさえ、まことしやかに伝わってきていることです。

さて、この犬の頭部云々は、果たしてそうなのか否かなのですが、犬は首輪であってもハーネスであっても、リードを引っぱると前へ進めないと言うことを学習しない限り、リードを強くひいて前へ進もうとしているはずです。

そして、このリードを引っ張るは、何もハーネスに限った事ではないのです。

すべては、犬にハーネスで歩くと言うことはどういうことかを知ってもらうだけで、首輪と同じようにリードを引かずに楽しい散歩ができるのですから・・・。

ならば、より犬の身体に優しいハーネスを選んであげられる飼い主で有りたいと思いませんか?

だから「犬にはとりあえずハーネスを」なんですね!

さて、午後からはモデル犬さんたちに初めてFLHとPFHを着ていただきました。

HUTSG推奨のハーネスを初めて装着してくれたモデル犬さんたちの様子はいろいろでしたが、首輪からハーネスにリードをつけ替えてもらっても、どのモデル犬さんたちも過剰なリード引きは見当たらなかったように思います。

首輪でガンガンに引いて喉がゲホゲホになっていた犬でさえ、ハーネスに換えたらその引きが緩やかになっていくのを目のあたりにしたのです( Д) ゚ ゚
(所謂、ハーネスマジックです

へちまこがモデル犬さんたちでハーネスリードワークをひとつひとつ見させていただいたのですが、ハーネスと長めのリードで犬の動きを妨げることなく、犬の動きに合わせながら、犬のしたいことを認めながら、ひたすら犬が自ら落ち着くのを待ちます。

この間、リードを長くしたり、短くしたり、手繰ったり、少しずつ止めたりという動作と操作を繰り返します。

そして犬の動きに合わせていくと、いつの間にか犬は落ち着きを取り戻し、犬本来の宥和的なシグナルを話すようになってきます。

その宥和的なシグナルに私たちは「それでいいんだよ」を伝えるだけでいいのです。

犬は私たちを支配しようとしてリードを引くわけではありません。

私たちも犬を支配したくて、首輪やリードで犬の行動を制限したいわけではありません。

共に暮らすには、人間の暮らし方や社会のルールを知ってほしいのですが、それは犬を支配する事ではないはずです。

セミナー当日のハーネスリードワークをご覧いただいたみなさん、犬たちは私の前を歩いてくれてましたよね?

リードが張れることなく、どの犬とも歩いていたはずです。

犬が止まれば私は止まっていました。

犬が地面の匂いを嗅ぎたいんだと言えば、そうしていました。

犬が少し前を歩きたいんだと言えばそうしていました。

方向転換も犬に過剰な圧力をかけず、犬の動きに合わせて行ったはずです・・・

犬も私もお互いを支配しようとなどしていなかったと思いますし、そうは見えなかったはずです。

なぜ、ハーネスリードワークマジックが起きるのか?

ハーネスリードワークには難しい技術などないし、必要もないのです。

ハーネスリードワークマジックを起こさせるには何が必要か、それは・・・緩やかに穏やかに歩くことで犬のストレスを軽減すること、そして、犬の自然な行動欲求を満たしてあげることなのです。

最後に~
セミナー開催に当たり、多大なご協力をいただいたみなさま、心より感謝申し上げます。

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2014年1月26日 (日)

「犬にはとりあえずハーネスを」セミナー、無事終了しました。

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「おくだ動物病院」越久田活子先生企画主催、HUTSG共催、かわさき犬・ねこ愛護ボランティア後援、Sala lab協賛


「犬にはとりあえずハーネスを」セミナーin横浜市動物愛護センターをご聴講いただいたみなさん、ありがとうございました。

無料セミナーとは言え、ほぼ満席の状況での会場に「とりあえずハーネス」への関心の多さに感激しました。

時間が限られている中でのハーネスがなぜいいのか、ハーネスに換える意義とかが充分ではなかったとは思いますが、ハーネスユーザーへの導入部分の話しはお伝えできたと自負しております。

午後からは、所謂ハーネスマジックといわれる現象をみなさん目の当たりにしていただきましたが、ハーネスに換えれば犬の不適切な行動がなくなるのではなく、ハーネスがひとつの解消方法にすぎないことを理解してくださると、助かります。

また、犬の動きにほとんど合わせて犬の意思に沿うというやり方を見た方の中には、違和感を持たれた方もいるとは思います。

いままでのトレーニングは人が犬を先導するトレーニングですが、犬の多くの選択肢を認めつつも、ハーネスリードワークで最終的には、犬は人がこうしてほしいという行動を選択してくれていたと思います。

そして、何よりもハーネスと少々長めのリードに換えることと、犬の行動の制御しすぎないことが犬語の発現を促し、人がそれを読み取りながら、犬を無理なく、過剰に食べ物に頼ることなくその環境に社会化できるということを、モデル犬を使ってみていただきました。

モデル犬のみなさんも、十犬十色でしたね~(o^-^o)

なんだか、へちまことても楽しかったです。

いや、現場主義なので10頭の犬たちと知り合いになれてうれしかったです。

特にあの子とあの子とあの子・・・ナイショだから言わないけど。

ハイパーだと言われた子が・・・

突進系といわれた子が・・・

何かから解放されたように鼻を使いだし時には、そうかそれがしたかったのか、と思いました。

人が犬を管理しすぎない・・・これって本当に大事だと思います。

が・・・大事だから、安全で安心な犬としての社会化が大切になるわけですね。

それは、素早くスワルことでもなく、きれいに人に付いて歩くことでもなく、犬がいても安全だ、人がいても安心だとお互いが思えることだと、へちまこ思っとります。

Img_20140124_102706
みなさん、真剣に聴講中。

今回は、獣医師である、越久田先生の企画ということをとても光栄に思っております。

越久田先生、ありがとうございました。

そして、モデル犬のみなさんとモデル犬ご提供の犬飼い人さんたちにも感謝です。

犬の身体に良いといわれるハーネスの構造もお話しました。

草分け的かもしれませんが、HUTSGの活動を、地道にコツコツと積み上げていきたいと思っておりますよ。

今後もハーネスユーザー普及と啓発のためのセミナーを開催していきますね~。
(開催希望の方はコメント欄で、開催条件をお知らせします)

Dcim2072
犬にはとりあえずはハーネスを・・・



Dcim1667
保護犬さんやリホーム中の犬にも・・・

シェルターや愛護センターの犬たちにも・・・

何のためにハーネスなのか・・・それはセンターやシェルターが犬をしつけ直すというところではなく、犬たちをリハビリをするところだと思ってほしいから。

きっと笑顔が戻るはず・・・

では。

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2014年1月 5日 (日)

新春特別企画「犬にはとりあえずハーネスを」セミナー&ハーネストレーニング装着体験・見学会のお知らせ

明けまして おめでとうございます。

今年も よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ありきたりしすぎて、申し訳ないほどの新年のご挨拶ですが、昨年は各方面において、多大なご支援、ご協力、ご鞭撻をありがとうございました。

昨年ではサリー先生を招聘してのセミナーの開催が大きなNEWSでした。
満場のご聴講をありがとうございました。

今年は「犬にはとりあえずハーネスを」セミナー&ハーネスリードワーク体験見学会を、おくだ動物病院様から開講依頼のお声をかけてくださり、この度、協同企画開催の運びとなりましたので、どうぞ、ご聴講&ご見学くださいませ。

日 時:1月24日(金) 10:30~16:00 受付10:00~

場 所:横浜市動物愛護 センター 視聴覚室 (セミナーの問い合わせはできません)
横浜市神奈川区菅田75-4(ナビでは老健けやき荘でご検索ください)
駐車場完備

員:60名(定員になり次第締切)

費 用:無料

セミナーPDF⬇
http://hutsg.com/harness2014124.pdf

*こちらでモデル犬を用意していますので、犬の同伴はできません。

セミナー概要

犬のストレスを軽減するひとつの方法として

1部 10:30~12:30

★犬にはなぜハーネスがいいの?(40分)
★犬の身体によいとされるハーネスの構造と使用の留意点(40分)
★質疑応答

12:30~13:30(お昼休み 昼食をご用意ください)

2部 13:30~15:40

ハーネスのフィティングとハーネスでのリードワーク
モデル犬半分で2回実施

◇ここを観てみよう、首輪からハーネスにかえてみると…
★ハーネスを着けた犬の動きをみてみよう
★ハーネスでも犬とのコミュニケーションがとれるの?
★犬への優しいリードワークとは?

*お申し込み・お問い合わせは、
おくだ動物病院関係の方は
しつけ方教室 shitsukekata@oamc.co.jp

その他の方は
かわさき犬・ねこ愛護ボランティア 廣田知子
hechimaco@gmail.com

お名前とご連絡先明記をお願いします(メールアドレスで十分です)
グループでお申し込みの場合は代表者のお名前と連絡先と参加人数をお願いします。

◇企画 おくだ動物病院
◇主催 Harness User's Technical Support Group
◇共催 かわさき犬・ねこ愛護ボランティア
◇協賛 salalab

タブレット投稿のため、読みにくいとは思いますがお許しくださいませ。

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2013年12月 3日 (火)

エミリー・ラーラム史『犬の首にリードをつけることの危険性』日本語訳pdf付き

へちまこツイッターでも紹介させていただいた、世界的に有名なドッグトレーナー、エミリー・ラーラム史のウェブサイトです。

ラーラム史は犬の首にリードをつける危険性を、ご自身のサイトでも訴え続けています。

Harness User's Technical Support Group (以下HUTSG)は、このサイト及び記事を日本の飼い主さんにぜひ紹介したいと思い、翻訳許可の申し出をお願いしていたところ、快諾をいただきました。

犬の首をコントロールしなければ危険を回避できないということを否定するつもりはありませんが、ぜひ、今までの常識であった、犬には首輪という考えをご再考下さるきっかけになりますよう、HUTSGは願っております。

≪原文:英語です≫
Is it harmful to attach a leash on dog's neck ?
http://dogmantics.com/2013/07/17/is-it-harmful-to-attach-a-leash-to-your-dogs-neck-2/



≪こちらは日本語です≫...

邦題は『犬の首にリードをつけることの危険性』です。
http://hutsg.com/e00.pdf

どうぞ、日本の多くの犬飼い人さんたちの手に、このPDFが渡りますように・・・

お散歩ぐらいは、ハーネスでもいいかも♪って、思ってくださるとありがたいですm(_ _)m


エミリーの略歴:(彼女のウェブサイトより)

Emily Larlham(エミリー・ラーラム)は、ドッグマンティックス(http://dogmantics.com/)を主催する、世界的に有名なドッグ・トレーナー。

すべての人が人道的なドッグトレーニングの情報を無料で入手できるようにと、200以上のトレーニング動画をYoutube上で公開している(Kikopup)。

エミリーは、身体的・心理的に脅しや苦痛を伴わないトレーニング、Progressive Reinforcement Training(プログレッシブ強化トレーニング)を提唱し、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、アジア各地でセミナーを行っている。

エミリーのキャリアは、シェルターでの犬の世話係りから始まり、その後、カイル・レイトンに5年間師事する。その間も数千頭のシェルター犬と関わり、多くのことを犬たちから学ぶ。その後、独立し、現在に至る。

エミリーは、彼女が持つアーティスティックなバックグラウンドとドッグトレーニング技術を融合させ、犬の問題行動の解決や複雑なトリックを教えるために有効な、早くて確実な技術を生み出している。

エミリーのモットーは“ベスト・ティーチャーは犬である”。

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2013年9月 6日 (金)

HUTSGは、フェイス・ブックにファンページを開設しました。

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みなさん こんにちは~

Harnessuser's Technical Support Group からのお知らせです。

この度 めでたく フェイス・ブック(以下FB)に

HUTSGのファンページを開設しました。

こちらでは 
ハーネスユーザー&ドッグへ向けた 有意義で有益な

情報を お伝えしています。

ハーネスによる マネジメント&トレーニングとリードワークや 

ハーネスファンみなさんの  ご質問にも お応えしていきます。

サリー先生直伝の 
スプリンクルズやトリーツ・ボックス


情報も公開していきますよ~~

HUTSGの 願いは 設立当初から 変わりません


「犬には とりあえずは ハーネスから」

これから 犬を迎え 犬に首輪かハーネスかと 迷っている人間さんに

(あ、首輪をつけてはいけないではないです。首輪には迷子札や鑑札着けます)

犬たちの身体を 傷めることや 痛みや 不快の少ないハーネスで

犬たちと人との コミュニケーションのコツを

お伝えしてい来たいと思っております。


FBにご登録のハーネスユーザーのみなさん 犬さん 

どうぞ ドンドコ遊びに 来てくださいませo(*^▽^*)o

HUTSGで検索いただければ 大丈夫

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おう、みんな まってるぜっ!

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