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アンジェラ先生のHP

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Runa&Aspa&Sora

2011年10月26日 (水)

リングにかけるルナちゃんと鈴にかけるあずきちゃん。

20111021_dscf2065 ルナちゃんの、首にバケツの持ち手をとおす…が、なかなかうまくいかないとの、ルナママさん。

では、クリッカーでもって、これを犬が追うほどに好きしてみせやしょう。

まずは、完成系から考えて遠い正解から始めます。

( ´艸`)プププルナちゃん、差し出されたリングにオテ!

クリッカーは鳴りません…

20111021_dscf2066 ( ̄◆ ̄;)…なんで?

あんた、知ってるんなら、教えてください…というようなルナちゃんの目(*^m^)

ルナちゃんは、とりあえず初めはオテからスタートします。

オテという行動が強化されているんですね。

20111021_dscf2068お手をしやすい体勢でいるので、ルナちゃんには立ってもらいました。

右手には、ごほうびで左手にリングです。

自発的にリングに近寄り鼻を入れたので、clickでごほうび。

これも遠い正解ですが、これを3~4回繰り返せたら、すぐに新しい正解に移ります。

クリッカーでのシェーピングは、いわば、上書きをしていくようなものです。

20111021_dscf2076_3ルナちゃん、まだ迷いがあります。

しっぽの位置を気にしてみてね。

あと、少し体の重心が後ろへ引き気味でしょう…まだ、リングが少し怖いか、何をしていいのか分からないの…といったところかな~。

20111021_dscf2077_4
まだ体の重心が後ろ気味ですね。

こんな場合、人が犬のこういったメンタルな部分を無視しまわないようにね。

犬のボディランゲージやカーミングシグナルを観察しながら、進めていきます。

このリングに犬が自ら、首を入れられるようにすることで、taskのひつとにするのもいいのですが、フリースラインドハーネスの作りで、犬がどうしても嫌悪するポイントが首をとおす部分なんですね。

よく、うちの子、怖がって首通せません…と、いいつつ、むりくり隅に追い詰めて首に通したり、犬の怖いという部分を無視して、抑えつけてハーネス入れたりする人がいますが、それではよけいにハーネス嫌いな犬にしてしまいます。

105178226_org
実は、この黒い方もお嫌いでした。

でもこのリングに自ら首を入れる、というtaskで…

105178241_org_2少しずつ、自分から(ここ大事です)首を入れる~が、できるように。

このリングを小さくしていって、再び上書き。

リングを布製のものに変えて、再び上書き。

そして、ハーネスに換えるころには…

105178254_org_2えへへへへ~、こんなもん、チェっちゃん、へいきだもん

って、あんたも最初はダメだったでしょ(*^m^)

犬の中には、覆い被られるようなことをとても怖がる子がいるので、そこんところは犬の気持ちに添ってあげるべきところですね。

ハーネスは犬にとって良いものかもしれませんが、犬は、そこんところは理解していないと思います。

いくらいいものでも、つければいいというものでもないと、へちまこは思っとります。

以前ある人から、体に触れることもままならない犬にハーネスをつけて置くようにと、トレーナーに言われた方がいて、獣医さんにまで行ってハーネス入れたのはいいけど、今度は外せなくなって、また獣医さんのお世話になった…みたいな話聞きました。

飼い主でも外せないハーネスを入れっぱなしのままで過ごさせるなんて、それこそストレスですよね。

ハーネスをつけて、ロングリードをつけてお散歩させるのがリハビリにつながるのはわかりますが、その前段階のことも時間をかけて取り組むべし…と、教えていただいたのはアンジェラ先生です。

セミナーの動画で、先生がシェルターの犬にハーネスをつけてもらうのに3ヶ月もかかった子を観ました。

アンジェラ先生は、ハーネスをけっして動かすことなく、犬自身が首を入れるまで待ち続けます。犬がハーネスに触れたり、鼻で確認するたびにクリッカーで正解をマークし続け、3ヶ月後、この犬は自ら喜び勇んでハーネスに首を入れるようになりました。

それが済んでから、その子はリハビリを始めることができたそうです。

いいものでも犬に受け入れてもらえなければ、それは犬にとって何の意味をなさないものだってこと、へちまこは思いました。

スミマセン話がずれましたね。

20111021_dscf2078
だんだんルナちゃん、これが何もしない、怖いものではない、ということをわかってくれたようですね。

しっぽね…しっぽが上がってきてるでしょ。

クリッカーの利点は、犬にこちらの望む行動を教えやすいところと、人の感情が入らないところだ、そうですよ。

20111021_dscf2079 ほら、もう、ルナちゃん、何をするのかがわかってきたようですね。

しっぽも身体のバランスも自信が出てきました。

ここで、ルナママさんにバトンタッチ。

へちまこは飼い主さんにすべてを任せるのではなく、ある程度の道筋をつけてからの方が飼い主さんもタイミングを理解してくれるのではと思い、完成系の3~4割程度は手助けします。

プロとして(一応ね)そこんところはフォローします。

20111021_dscf2087 もうルナママさんでも、クリッカーのタイミングをつかめるようになってきました。

こうなると、早いペースでどんどん上書きをしていきます。

つまり次の正解をマークさせていきます。

20111021_dscf2090 どこにリングがあろうが、すっ飛んできてリングに首in!

ルナママさんを見上げるルナちゃんの顔にも迷いがなくなりました。

脚の動きにも自信がうかがえますね~。

20111021_dscf2111_2 いいですね~

ルナちゃんのしっぽの上がりぶり、最初のころとぜんぜん違うでしょ。

犬語のシグナルに神経質になりすぎて、『これは犬を困らせている…ストレッサーを与えている』と、ヒトがあまりにも過剰反応では犬に何かをわかってもらうことができないかもしれませんよね。

なにもない毎日よりも、少々、刺激的なことがある日もあって当然だと思いますけどね。

犬だって、何もない日ばかりでは退屈かもしれませんもの。

20111021_dscf2127 さてルナちゃんの完成系、バケツの持ち手に首をとおす。

もう何をするかルナちゃんはわかっています。

差し出されたリングに首を入れる、から、おかれたバケツの持ち手に首をとおして運ぶ、というtaskの完成系を目指します。

もうわかっている、といわんばかりのルナちゃんですね。

で、ルナママさんにお願いしたのは、バケツの持ち手を犬が視認しやすいように太めにすることでした。

taskは、ヒトがこまごまとしたことに気を使い、犬の体にとって負担がないように、犬にわかりやすいように、考えます。

それは、高さだったり、軽さだったり、素材だったり、形だったりします。

ヒトなら簡単なtaskでも犬の体の構造上、無理な体勢はいくらでもありますし、くわえるのにゴムの味がして嫌だとか、匂いが変とか、犬も感じます。

だから、もし自分が犬だったら、口にくわえるにはどう?犬に確認しやすいか?とか、考えてみてくださいね。

20111021_dscf2119 できた~

さすがにラブラドールといった、理解力を見せてくれたルナちゃんのtaskでした。

次回、会うの楽しみだわぁ~o(*^▽^*)o

でね、ルナママさん。

ワンコは、般化が苦手でだから、その反対側も(つまり右ね)教えてくださいね。

で、完璧だぁ~ヽ(´▽`)/

105178638_orgあずきちゃんも鈴を鳴らす、というところで迷いがありました。

コーンにかけた鈴のアイディアは、あずきママさん、さすがぁ~でした。

が、鈴を鳴らす時にコーンの安定が悪くて、あずきちゃん、ちょっと『あああ、どうしよう 、たおれてきそうでぇ~』という感じで迷いが出てしまうのかもしれませんね。

105178654_org 初心に帰って、ヒトが手に鈴を持ってあげて、あずきちゃんが安定した気持ちになるまで

しばらく続けて、最初左手ばかり鳴らしていたあずきちゃんでしたが、右手も出てきました。

これを待ち望んでいたのだから、ボーナスポイントで連続でごほうびを出します。

しばらくあずきちゃんは、右左で鈴を鳴らすを繰り返すことで、自信が出てきました。

105178682_org 頃よいところで、コーンにかけた鈴を鳴らすに換えますが、ここでまた不安定なコーンでtaskをしてしまうと、あずきちゃんが萎えてしまうので、ヒトがしっかり持ってあげます。

鈴を鳴らしているときには、クリッカーを鳴らし続けますが、あずきちゃんに迷いがなくなるぐらいになったら、クリッカーを鳴らさないで、指示だけ(鈴どうぞ、鈴鳴らしてとか…)出してみてくださいね。

クリッカーが鳴るまで、鈴を鳴らし続ける、というこでひとつのtaskの完成です。

ふう、今回は長かったな…記事オワタ┗(^o^ )┓三

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2011年10月15日 (土)

クリック♪クリック♪クリックー☆のルナさん、あずきさんへのお返事

以下はルナママさんから、あずきママさんの最新のコメントです。

記事として、載せていただきますね~。

だって長くなりそうなんだもん( ^ω^ )

>へちまこさん、コメントありがとうございます!

うわっと!!これまた考える問題だわっ

>>犬をクリックして振り向かせてしまった…この場合のフィードバック… ですが...

>ううむ...

クリック音がしたらごほうびが出ると学習しているのが前提だとしたら、

フィードバックを返す必要はないのではないでしょうか?

そう、返す必要はないんです。

もう一度おさらいです。

クリッカーは正解をマークする道具でしたね。

click音がしなくても振り向くを正解にしたいなら、その行動の発現を待ちます。

click音がしたら振り向くから、なるべく早くclick音がしなくても振り向けるへ持っていきます。

ニンゲンのタイミングが悪くても、フィードバック(ごほうび)は要りません。

犬が混乱するか?

犬は、?になりますが、犬は、多分、前回の行動を起こすはずです。

(今まで出ていたのになぁ~、もう一度やってみようか…消去バーストです)

そして、前回の行動を起こす、という予測がニンゲン側にできているので、次のタイミングは外さなくなります。

次、人への警戒吠えに、クリッカーを使う場合

>>click音でルナちゃんは振りかえるようになるけど、これを繰りかえして、click音に良く反応しだしたら、今度はルナちゃんが対象物を観ても、クリッカーを鳴らさない…さて、今度はどのタイミングで鳴らしてルナちゃんにそれが正解だと教えるか?  ですが...

>ううむ...

ルナが対象物を見た後、いつもならクリッカー音がするはずだけど、鳴らないなあ...と、振り向いてくれたら、即座にクリックしますけど、

これで、対象物を見たら(吠えず)→飼い主を見る(正解) という図式になるかなあ?

その間に、対象物は通り過ぎているだろうか?

もしかしたら、振り向かずに、座るかもしれない。その場合も(自主的に次の行動がとれたので)クリックします。

でも最終的に正解は、飼い主を見ること(結果、吠えなかった)とします。

>間違ってたら恥ずかしいけど、それはそれでいいや。また一生懸命考えてみます。

合っていますよ。すんばらしぃ~~~~ヽ(´▽`)/

重要なのは、吠えの対象物からすぐに視線を外させること。

それも自発的にです。

犬は目の前にものに囚われやすい動物です。

(こういった犬の行動学もわかってると対処しやすくなるよ)

だから、人間が吠えない環境を管理することで、正解をマークしやすくします。

吠えてからではマークしづらいはずだし、犬に、吠えていいのね~、吠えて振り向いていればいいのね~(つまり吠えてから振り向く)が正解なら別ですけど。

犬の視線が吠えの対象物から、大切なニンゲンに移れば、吠えないとう状態を保持できます。

この場合、クリッカーは鳴らし続け、ごほうびを出しつづけます(ルナちゃんがママさんを観ているということね)

クリッカーを押すのが難儀でしたら、そうそういい子ね~という声かけでも構いません(声をかけ続けます)

そして、見続けるカチカチからカッチカッチへ、さらにカチッ~~~で、クリッカーを外す方向か一度だけへ持って行くのもいいけど、吠えの対象物を観てもかまわないけど、チラッと見て、すぐにこちらへ(飼い主へ)視線を向けてごほうびもらって、またチラッと見るというのもありです。

>>いままで、声で指示を出していたから、それをルナちゃんが(ルナちゃんのナビが)だいたいこうだよね~って、読んでくれていたかも。

→なんとも頭の痛いはなしです・・・飼い主、次のステップに進みたいなあ

クリッカー音が鳴ってから、振り向かせていばかりいると、ならないと振り向かない犬になりがちです。

ここの部分を何日もやっていたら、正解に導けなかったら、クリッカー音は単に合図の道具に成り下がります。

また、強化したい行動と強化したくない行動が混在する結果になり、結局「犬は多少吠えてもいい動物」で納得しちゃうんですよね。

それはそれでいいけど…でも、なんか違うでしょ。

吠えていいのは、今まで違った状況や環境でしょ?

同じ状況下でも毎回吠えるということは、犬が違うスイッチを選択できてないことになると思うけど。

それも毎回同じ所で同じ結果なら、それは違うんですよ。

その日のうちに短い時間で正解に導いてあげないと、犬がかわいそうなんだよね…となります。

たぶん次の日も同じようにクリッカー音を待つかもしれないかも、でも、そこから抜け出す速度はどんどん速くなります。

そして、犬の顔が完全にニンゲンを確認しないと正解ではない…と、強化します。

ありがちなのが、犬の首が(顔が)完全にこちらへ向かないうちにクリックしてしまうこと。

良く観てね、焦らないで~

次は、あずきさんですね。

>へちまこさん、こんばんわぁ~

今度の宿題はなやんでます・・・

>>犬をクリックして振り向かせてしまった…この場合のフィードバック…

本来なら、正解のあとにクリック→ごほうびですけど、この場合何もいらないのかなと思いましたが、

間違えて鳴らしてしまった場合、なんで鳴ったのにごほうび出ないの?っとならないかなーっとも思ってます・・・(゜ー゜;

そう、いらないのです。

犬の混乱を招くかもしれないけど、不信感ではありませんよ。

だって、そんな仲じゃないでしょ?

あずきちゃんの世話をずぅ~~と、していてるし、あずきちゃんのことちゃんと考えてるし。

混乱するけど、別の方法があるんだ と、犬が気付いてくれればいいのです。

クリッカーを鳴らすには?ごほうびにつなげるには?

今まで、これで、学習無力症になった子、見たことありません。

一時、混乱して(・_・)エッ....?と、はなるけど。

必ず考えます。

犬は捕食行動にすべてが結びつく動物といっても過言ではないそうです。

食べ物を手にれるには…と、考えるそうです(カルチャー・クラッシュ読んでね)

あとは、どこでクリッカーを鳴らすかの、タイミングはニンゲン側のスキルです。

>>・・・さて、今度はどのタイミングで鳴らしてルナちゃんにそれが正解だと教えるか?

こちらの場合は、まず数秒見てても吠えなかったらクリック、振り向く、ごほうび

それから、吠えてなくても鳴らさない→あら、なんで鳴らないの?と振り向く、クリック、ごほ

うび でしょうか?

ここは、ルナママさんの所を読んでくださいね。

なんで鳴らないのよ~で、振り向くという自発的行動を待ちます。

>あずきママさんって、可憐な感じがする人だけど、けっこうシビアな目持ってるからぁ~、ご意見やコメントにも反映されてますね。

良い意味でですよ(*^m^)

えっ・・・可憐ですか?!!・・・モジ(((*´ε` *)(* ´З`*)))モジ

私、なんで?って思うと、知りたいと思っちゃうんですよね。好きなことに関してのその気持ちはけっこう強いかもしれません。

好きなことを追求するって、楽しいから、大賛成ヽ(´▽`)/

それから、私が質問させていただきたいことなんですが、

先日のタスクの時にやったコーンのトントンなんですが、コーンの先端に鈴を引っ掛けて(子供が持って鳴らす楽器の鈴です)それをリンリンって鳴らしてくる、ということにさせたんです。

離れたところから、鳴らしに行くことはできたんです。

ここで、私がつまづいてまして、鈴を鳴らしてるあいだクリックを鳴らすんですよね?(何回もクリックするんでしたっけ・・・?)

あら、鈴を鳴らすって、あずきちゃんらしくてかわいいわねぇ~

良いアイディアですね。

鳴らしてほしい間は、クリックします。

ひとつひとつが正解だからです(でも減らしていきます)

・・・戻ってくる間も鳴らすんですよね?(このとき無言でごほうびを差し出している)

この場合は戻ったときに1つだけごほうびをあげれば良いのですか?

一歩一歩が、正解だからです(でも減らしていきます)

戻ってきてくれたら、ひとつで十分です。

また、あずきちゃんがママの所へ戻るということがすでに理解できていたら、鳴らし終える→ママを観たらごほうびを持ってる手を差し出す→あずきちゃんが歩きだしたらごほうびの腕を徐々に引っ込める→ママの前に来てすわったらクリックでごほうびでもいいんですよ。

リンリンしている間クリック→無言で差し出しながら待つ、戻ってくる間もクリック、戻ったら差し出しているごほうびをあげる、で良いのでしょうか?

そうそう、そうです

何も差し出さないで待っていると、戻ってこないので、差し出している手が誘導になってないか?とも思ってます。鈴を鳴らした事のごほうびを差し出していてそれを取りに来る、という解釈で良いのでしょうか?

差し出す手は誘導ですが、もともとクリッカーは誘導を組み合わせて使う道具です。

その組み合わせの誘導を早く取り除けるか、だと思います。

だから、何度か繰り返したて(腕を差し出すこと)あずきちゃんがスムーズに動くようになったら、差し出すのをやめてみて、待ちます。

あずきちゃんは、今までのことを期待するけど、何のフィードバックもない…たぶん、ママの行動を何度も確認して、差し出される腕を期待するかもしれませんが、待ってみて。

そして、何かの行動を自発的に起こしてきたら、正解をマークしてみて。

もし、待ってみてもすわって動かないようでしたら、ごほうびを投げます(鳴らしたことへのごほうびにもなります)

これで、あずきちゃんはその場を離れるはずですからclickします。(ごほうび拾いに行く)

ごほうびを食べ終わるとママさんを確認するために観ると思うから、その時に腕を差し出します。

これであずきちゃんはママのもとへ来ると思うよ。

その時には、クリッカー、連打しても構わないからね、ごほうびも奮発してください。

ちなみに、離れた所から鈴を鳴らしに行って戻ってくる、というようにしたいのですが。

できると思うよ。徐々に距離を伸ばせば上手くいくと思います。

私が、1クリック=1ごほうびというふうに考えていて混乱しています

鳴らすことができたらごほうびが出る…で、いいのですが、遠隔に入ると1clickにごほうびひとつは不可能になりますよね(側に行って与えないとならないから)

だから、鳴っている間は、その行動が正解だと、マークします。

そして、遠隔の場合は、それが正解の行動だから続けてほしい、と教えるように使います。

そして、鳴らす間隔を徐々に長くしていき、鳴らす回数を減らし、最終的にはclick一回で良くなるようにしていきます。

ママさんのもとを離れ、鈴を鳴らして帰ってくる・・・が、一連のミッションになります。

指示を与えて、クリッカー音がなくてもどこまでひとりでできていますか?

コーンの前にスワルまでできているなら、そこはクリッカーは要りません。

鈴を鳴らすことにまだ不確実性がみられるなら、ここだけを強化します。

あずきちゃん、けっこう高度なことにチャレンジしてることを意識してね。

・・・このようにつまづいております・・・スミマセンおたすけをぉ・・・(´;ω;`)ウウ・・・

悩むよね。

へちまこも最初は悩んだけど、taskにはクリッカーは欠かせないツールです。

遠隔などの高度なことは、クリッカーの方が教えやすいし、犬も理解しやすいと思います。

それにリードでの誘導が必要でなくなります。

リードを使うと、どうしても犬に力を使ってしまいがちになるし、行動を制限してしまいがちになります。

犬が本当にやりたくないなら、その意思は理解したいし、リードを使ってその行動をとらせることが可能なのは、犬だから可能なだけ、と、気づかせてくれたのもクリッカーでした。

偶然の行動を強化することであっても、クリッカーは、犬以外の動物にも人のしてほしいことを伝えることのできるツールです。

クリッカーで、ニワトリもリスも、馬も、ブタもシェーピングは可能なのですから。

もし、ニワトリにリードをつけて、何かをやらせようとしても失敗に終わると思います。

taskは犬と一緒にミッションを完了させるという、共同作業です。

だから強制なく、楽しくその時間を過ごしたいと思いますよね。

へちまこは、クリッカーが苦手な方でしたが、taskをするようになってからは、クリッカーの扱い方がわかるようになったし、何よりも犬の行動への介入するタイミングがつかめるようになったと思います。

芸を教えるというところばかりに囚われずに、全体的に見る目を持てば、必ず、クリッカーの実用性は見えてくると思いますよ。

少ずつ、おたがいに励めるといいね。

それから、今回でこのクリッカーのこと終わり。

あまり種明かしばかりすると、へちまこにクリッカー教えてくれる人、いなくなるから、

ねヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ タダで公開するなって、言われちゃうからね。

メールおくれね~ヽ(´▽`)/

102786268_org

人の動きに合わせて、体を左右に揺らす、というチェシアのtask。

ドッグダンスの動きにも使われますね。

これも、右に動いたらワンクリックでごほうび、左に動いたらワンクリックでごほうび。

できるようになったら、クリックするけど(左右の動きに合わせて)ごほうびはそのつど出さなくします。

人の動きに合わせて動けるようになったら、click音は外します。

そのころには、人の動きが終わるまで合わせ、終わったらごほうび、と、犬が理解してるはずかな~ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

では、みなの衆、励むがよい!

2011年10月10日 (月)

クリック♪クリック♪クリックー☆

102784898_org

久しぶりにルナちゃんあずきちゃんチームのtaskがありました(アスパさ~~ん、読んでねo(*^▽^*)o)

それぞれに元気に過ごしてくれていたようで、ホッとしました~。

さて、久しぶりに会ったあずきママさんの第一声が「クリッカーの使い方を少し知りたいのですが…」ということで、この日はクリッカーの初歩的な使い方をアドバイスしながら、実際の使い方をお伝えしました。

まず、クリッカーは、正解をねマークするものだということを叩きむということ、いいですかヽ(´▽`)/

そこんところ、大事ですからね。

犬に何をしてほしいのか?

どれを正解にしたいのか?

ニンゲンがよくわかってないとできません。

そして、taskのシェーピングに使うクリッカーと、しつけとか問題行動とかに使うクリッカーの使い方は、同じ正解をマークすることでもしつけ問題行動の方が、その矯正したい行動の反対の行動をクリックするタイミングが難しいので、それは、その筋の卓越したクリッカートレーナーさんに依頼するのが一番だということ。

あずきちゃんちは、静かにしていることを犬にいいことだ、と教えるのはクリッカーでは可能か、ということでしたが、可能です。

可能ですが、へちまこはできません(;´▽`A``

できるようにもなりたいと思っていません。(でもできる方がいいかもね習える機会があれば習っときます)

だって、難しいんだものぉ。(アンジェラ先生はできますが、ごく普通の飼い主さんたちは失敗するから使わせないそうです。スペシャリストが言うんだから間違いないと思うよ)

もし静かなことを正解として教えたいならクリッカーなど使用せず、穏やかに優しい声でほめてあげてください。

では、簡単な問題です。

犬があらぬ方向を観ているので、クリックして犬を振り向かせて自分を確認させた…

では、こちら、

犬があらぬ方向を観ていたけど、犬が振り向いて自分を確認(アイコンタクト)したのでクリックした…

さて、どちらがこの先、クリッカーを使うことの先細りがないでしょうか?

あずきさん、ルナさん、宿題ですよ( ̄ー ̄)ニヤリ

102785162_org

さて、ルナママさんは、ルナちゃんにバケツの持ち手をくわえて保持するということを、ルナちゃんにクリッカーで教えてみたいという、オーダーです。

へちまこは、飼い主さんが意欲的に犬と何かに挑戦したいと思うなら、そのことがあまりにも犬に過酷とか、そぐわないとかということ以外なら、叶えて差し上げたいと思っています。

ルナママさんがカメラマンでしたので、リデルがモデルです。

102785417_org

まず、犬がクリック音がすると、ごほうびが出ると学習していることが前提ね。

リデルは知っています。

そして、人間はクリッカーを犬に見せないように鳴らします(こういうのは動画がいいね)

完成系の一番とぉおおぉぉおい、正解をマークします。

この場合ですと、バケツを観る、でクリックでごほうび。

いきなり犬の口元へ持っていくようなことは、

バケツに興味を持つように少し動かしてみるのは、で、少しでも犬が自発的にバケツの持ち手に口をつけたらクリックしてごほうび・・・これを数回繰り返してみます(動かしてみるのも厳密には誘導になってしまうのですが、まぁご勘弁を)

102785498_org

うん、口つけだしたでしょ。

この口をつける正解をやはり幾度か繰り返して、犬が『こんなの簡単さ( ̄ー+ ̄)』という顔をするようになったら、次の正解に移ります。

102785802_org

口をつけるだけじゃ、今度はクリッカーを鳴らしません。

リデルは、今までの正解を幾度か試しましたよね。

口で触る、NOclick…もう一度試す、NOclick!またまた試す、NOclick!…しばし沈黙。

そして、もう一度試す、NOclick…消去バーストです。

で、今度は強く口で押す、鼻で押す、もう少し強く押す、少し口を開けるでclick!

自分で正解に近づいたんですね。

リデルは、違う答えを見つけなければならないと、幾度も学習していますから、消去バーストから抜け出すことが早くなりました。

イラつく回路にはあまりつながらず、新しい答え(別の方法)の回路につながるのが早くなったということですよ。

これってすごいことなんですよ~o(*^▽^*)o

102785839_org

口をあけて、持ち手に触れるで、click…これを繰り返し、犬が『どや』とした顔をしたら、次の正解に移ります。

ここまできたら、リデルは、『ああ、たぶん、あんた、これをくわえてほしいんじゃね』と、気付き始めた感じがあったでしょ。

ルナママさんが「はやっ!」って、感激してくれたけど、リデルも最初はなかなかだったからね~。

102785769_org

『はい、こういうことをさせたかったんなら、いえばいいのにぃ~』

『ニンゲンって不便だわ~┐(´-`)┌』

はい、ごもっともです。

ルナちゃんも、バケツにお手したり、口でつついたり、持ち手を口吻に掛けたりして、いろいろと試してたわね。

口吻にかけるなんて思いつたのなんて、ホントはすごいことですよ。

ニンゲンの求める正解よりも、犬の新たな別な方法を見つけ出したということで、へちまこはくわえるより、ルナちゃんの鼻にかけて首に通すという完成系もすてきだな~と、思いました。

ルナちゃんなりに、ちゃんと、何かを探り出そうとしているのがわかったと思いますよ。

102785617_org

あずきちゃんのtaskは、コーンの上にお手をする(左右ね)やはりクリッカーで正解をマークするやり方です。

でね、最初、もう少し高さのあるコーンを使ったら、どうもあずきちゃんはよくわからなかったのね。

あずきちゃん目線だと、初めの高さのコーンはあずきちゃんには高すぎてお手がしずらいことが判明。

この高さにして、シェーピング。

ほら、かすかに前脚が上がってきているでしょ。

taskにシェーピングを使うなら、一番遠い正解からマークです。

犬が偶然にも、コーンに足が触れただけでもclick!

犬の行動のすべてを否定することなく、正解に導くことのできるのが便利ツールのクリッカーです。

102785551_org

少しコーンを足であずきちゃんの方に押しやって、人工的な偶然を作って、あずきちゃんへのヒントにしました。

あずきママさんが手を使って押しやろうとしたので、それをしてしまうと『ママが手助けしてくれる~』となって、誘導待ちの犬になりがちだからね。

足でかすかに、犬になるべく気付かれないように少しずつ押しやることをアドバイスしました。

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あずきママさん、けっこう、カンのいい方で、clickのタイミングの呑みこみが早かったです。

ああ、そうそう、コーンをトントン(トントンしている間はクリックしてね)して帰ってくるというところでは、黙ってごほうびを差し出していたほうがいいと、訂正させてくださいね。

ああーーーこの日も\(^o^)/でしたね~。

102786038_org

あと、ルナちゃんの落ち着きにw(゚o゚)wでした。

三歳の女子ラブらしく、穏やかに健やかに成長していました。

もともとナビゲーションのついたルナちゃんでしたが、この功績はルナママさんパパさんによるところが多いのではないでしょうかね~。

102784518_org

チェシアにもお姉さんらしく振る舞っていましたね。

ルナちゃんの優しさに魅かれたのか、チェシアの表情もやさしげ~

初めてお会いしたころは、ドコォオオ~~ンのバヒュ~~ンのドンガラガンでしたが(;´▽`A``いい経験を積んできたようで、これぞラブラドールな、ルナちゃんでした。

102784566_org

クスス( ´艸`)プププ~、リデルにはやや緊張度ですね。

耳も引き加減が違うでしょ。わかりますね。

でもリデルもルナちゃんへの目はやさしいですね。

リデルもルナちゃんが好きなんです。

102785047_org

これはね、チェシアがあずきちゃんにあいさつがしたいのだけど、あずきちゃんは、まだまだ怖がってるのね。

あずきちゃんの体のバランス、少しでもチェシアから離れようとしていますよね。ママの影にも隠れていますし、なるべくチェシアを観ないようにしています(黒くて大きな犬を怖がる小さな子は多いですよね。(威圧感かな、表情が読みとりにくいという説もあります)

このような時には無理に近づけるのは、おたがいにです。

へちまこはチェシアのリードは短くしてますが、緊張度の高いあずきちゃんの方はユルユルですね。

あずきママさんのあずきちゃんへの配慮、花丸で~す。すばらしぃ~。

チェシアにも小さな仲間にはもっとソフトに近づくことを教えなければなりませんね。

102786338_org

ご近所の女の子とチェシアです。

社会化の一番重要なことは、人への社会化だと、へちまこは思っています。その次がその犬の暮らす環境、そして同族。

20kgを超えたチェシア。

よいニンゲンにたくさん遇うこと、良い環境におくこと、よき仲間に(同族)会うことは、犬にもとても大切ですね。

では、みなさん、また次回楽しみましょう(アスパさん、いなくて(´・ω・`)ショボーンですが)

ああ、忘れた、ルナママさん、カメラマンさんくす♪(o ̄∇ ̄)/でしたが、ルナちゃんの写真、少なくてごめんなさいね~。

空ちゃん人( ̄ω ̄;) スマヌ次回、ご参加、お待ちしております~。

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2011年2月21日 (月)

お待たせしました~。

67731941_org   

ジーン・ドナルドソンのザ・カルチャークラッシュ…これは、へちまこがtaskを犬たちに教える際、その壁にぶち当たった時に初心に帰るために読み返す本です。

他の本をいろいろ読んで、知識ばかりで大きくなった頭も、この本を読み返すことで再びtaskへの道が開けてくることがあります。

taskを犬に教えることは、犬に何かを無理やりさせるものでも、難しいことをさせて人間が満足するものでもありません。

そのtaskを教える過程、そのtaskの正解を犬にどう伝えるかは、人が考えていくものだからだと思っています。

犬に何かを伝えるということ、何かをわかってもらえるようにするには人側の努力しかないのですから。

犬は楽しいことがずっーと続いてほしい、と願う動物だそうです。

taskが楽しいことであれば、どんなに複雑なtaskであっても、いつかできるようにはなるものではないのでしょうか。

task=芸もの、としか考えられない人もおられるようですが、人の暮らしに密着した犬のしつけも、食べ物による報酬という手法を考えれば、何いの違いもないように思います。

犬とのコミュニケーションとは、人が犬にどう伝えやすくするか、ではないかと、Funtaskを通じて、日々へちまこは思うのです。

で、今回のルナチームへのメッセージをお伝えしますね(なかなか記事にできなくて(*_ _)人ゴメンナサイ )前回のtaskの補足になります。

人と共に何かをする喜び、楽しみが人側が楽しむだけの一方通行気味になってきたと感じたら、潔く、その日はtaskはしないほうがいいかも。

家のどこかにtaskの痕跡を残しながら、犬が自発的にやりたいと思うまで、待ち続けたほうがよい場合もありますからね。

できなくたって、かまわない。それができなければ生命が危ぶまれるわけでもないし、誰も差し詰め困ることもないもの、それがFuntask。

その延長線上の犬とのコミュニケーションとしてのtaskを望むなら、時には、急がば回れであってほしい、と、へちまこは望んでいます。

67731378_org_2 このゲームが大好きなあずきちゃん。

前回は、ピクニックシートの範囲でしたが今回はレンジを広くしました。

どうかな~、ママの指示が伝わりますかね~。

犬ですから、答えは割と早く見つけます。だって、鼻がいいから~♪

でもね、全ての植木鉢の匂いを嗅いでから、正解のまえにスワル、というtaskですから、ハンドラーは、声と指差し、身振り手振りで犬に指示を与えます。

67731400_org

あずきちゃん、匂い取りに夢中でママの指示が耳に入らないようすですね。

ママは一生懸命、あずきちゃんの名前を呼びますが…気づかないごようす

あまりにも名前を呼びすぎている子は、名前に対する反応が鈍くなる傾向がありますよ。それを予防するためにも、普段から、特別な名前、どうでもよい場合の名前と使い分けるか、名前ではないものを使う、舌打ちやチューチュートーイのような音を出してみるとよいかも。

それから名前を呼ばれてあずきちゃんが戻ってきてごほうびを食べてしまうと、すぐに離れてしまうののね…

ごほうび食べ終わったら『ごちそうさま』で、終わってしまってしまうのが“惜しい~~~”感じ。

しつけの自発的な極意は、ママさんにお伺いを立ててから次の行動に移るです。食べ終わってそのまますぐに傍を離れるようでしたら、すぐにあずきちゃんのテンションをママさんに向けてから、“自由にしていいよ”または、“taskを続けていいよ”という許可を与えてくださいね。67731435_org ルナちゃんは、まだ力任せなところもあるんですが、それもだいぶ自制ができるようになってきてますね。

少し前までね~、植木鉢なぎ倒しでしたけど~~( ´艸`)プププ

67731479_org これだと思うと、すぐに植木鉢を足でひっくり返してた、ルナちゃんがぁ~~~

ルナママさんの呼びかけに反応を見せるとは…。*((艸д・。`*)゜*。成長だねぇ。

67731507_org はい、ご名答

これはね、拾い食い予防にもつながる、taskなんですよ。

ルナちゃんの、なんともお行儀のよい、ルナママさんへの自発的なお伺いですね~。

脚を使いそうになったら、早めに声での介入をしてみてね。

67731610_org ジェイドさんも…。

しっかり、一つずつ、確認します。

67731631_org

さすがに落ちつきのあるジェイドさん。

ジェイドさんは、taskに目覚め、どんどんいろんなtaskを吸収してます。頭を使うことや本能的な刺激を楽しむ、ジェイドさん。

67731663_org はい、これでございます。

わたくしの鼻がそうだと言っております。

きれいなオスワリですね~

67731691_org 空ちゃんのクンクンゲーム。

本能的な刺激は、それだけで周りの雑音を消してくれる場合もあります。

近ごろ、ちょっと音に敏感なところがある空ちゃんですが…

67731713_org 自信ありげな、空ちゃんのご名答

柴犬の空ちゃんは、周りのペースを気にせず、できることをさらっとやって終わりという形で、無理強いにならいないでね~。

空ちゃんがしたくなったら、トライさせてね。

あと、どこでやると空ちゃんが一番ノリノリかかな。そのノリノリな環境で繰り返し繰り返し、成功率をあげてるといいかも。

67731740_org ルナちゃんの新しいtask。

指示された形を持ってくる…ですね(ピックアップといいますよ)

三角と四角。

“ルナ、三角だよ”

形のわかる犬になれるか?

67731777_org と、いうことも期待してますが、一番は飼い主さんの表情や声の感じから、それが正解かそうかを読みとることを学習してもらいます。

犬語のシグナルは、もともとかすかなもの。

でも人が声や手ぶりばかりで指示を与えすぎると、犬本来が持つ、かすかなシグナルへの反応が鈍感になるかも…

大きな声や大きなアクションでなくても、犬がこちらへのアテンションを自発的にできている間は、犬は人の顔のかすかなシグナルから答えを見つけだすことが可能なことだ、とへちまこ思っとります。

67731846_org 『はい、これが三角ですよ』

ルナちゃんのいかにも自信ありありなしっぽの立て方がですね~。

違うものを持ってきちゃったら?

その対処は?わかってますね。

違うとか、ダメとか、いわないで犬語で“正解じゃないよ”を伝えてくださいね。

67732438_org アラウンドを学習するアスパちゃん

小さな子の場合は、ハンドラーさんは特に大変になります。

初めはのころは、こうして人間の方が小さくなって教えるてあげるとアスパママさんも楽だと思いますし、アスパちゃんのアイコンタクトも受け取りやすくなると思います。

まず、起点を設定します。

この場合ですと、起点は左の膝とほぼ並行の位置、ここから人の前を横切って後ろに回り起点に戻るということになります。

ごほうびは最初(起点)アスパちゃんがいる側の手(この場合左手)であげますが、誘導は右手になります。ごほうびをあげた左手は背中にまわしておきます。この場合も、下向きでモチベーションを見せずに必ずアスパちゃんの顔を上に向けさせてくださいね。

67732352_org_2 右手を追わせます(左ひざのパンツの縫い目で一回あげてもいいですが、アスパちゃんはここを省いてもぜんぜん問題なしです)

左の手は、背中側で引き継ぐ用意をしておきます。

67732380_org 次の手を追わせる用意は大切です。

普段から、ストレッチなどして背中に手が回りやすくしておくといいかも

へちまこも近ごろ体固いです~( ̄Д ̄;;

67732400_org ちょうどま後ろに来たところでごほうびですが、ごほうびをあげる右手と左手を重ねるようにして、右手のごほうびをあげます。

この場合、追わすごほうびの入った左手のごほうびを食べられないようにしてくださいね。

左手にアスパちゃんのお口の感触があったら、追わせます。

67732417_org 右側と違いますよね。

手の位置、すでに犬の視線を上にあげるようにしています(これ大事)

67732619_org 起点に戻りましたね。

ドッグダンスは、淀みなく次のトリックに流れるのが理想です。そのためには、視線が常に人へ自発的に向けてもらえるように必ず視線を上に向けてくださいね。

そうすることにより、次の指示を伝えやすくなりますよ

67732324_org_2 唖ァァ~、わたし、あたま、使ったわぁ~。

では。

ご質問、わかりにくいところはくだされぃ(* ̄ー ̄*)

2010年12月16日 (木)

電気ついた?

1_large_2一週間も前になってしまってゴメンナサイ

10日がルナチームの今年最後のtaskの日でした。

へちまこは所謂お師匠さんのようなものから、常々、『あんたは犬にものを教えるのがうまい』と、言われ続けてきました。

(ちょっと自慢げに話してしまうことをお許しくださいねヾ(´ε`*)ゝ)

それはチョークチェーンを使っていた時代から、良くほめられたもんです。

そのコツは、犬を扱う人の様子をよく観察することでその技を盗むことなんです。

それは陽性強化でもオペラント条件付けを使うやり方でも同じです。

だからね、どんどんへちまこの技を盗んでくださいね~。

どこで声をかけるか、どこでごほうび使うか、どこでその行動は違うよ、と、犬に悟らせるか…。

そして一番は、少しでも犬が人の望む行動や体勢に近づく動作の予兆が(たとえ一歩でも半歩でも)あるときに、犬に答えは『もうすぐだ』と教える何かしらのフィードバックを犬に返していきます。

18_large

taskも食べ物を報酬に使うわけですが、正解に近づく間、または、人にアテンションをとり続けてほしい間は、犬にその行動が『正しいんだよ』と、伝え続けないと犬のテンションも気味になります。

上の画像は、へちまこがあずきちゃんにスラロームを教えているところ。

頭上がってますね~。

次はどう?

いまはこれでいい?

と、あずきちゃんの言葉が聞こえてくるようでしょ

19_large_2

こちらは、本物飼い主さん。

できてきてはいるんですが、あずきちゃん、ちおょっと

リードも短く持ちすぎかな~?

あずきちゃんは、ほめられるだけでうれしいし人を喜ばせたいと思っているような。

感情表現も豊かですね~。

そういう子には勤めて明るく弾むように、それでいて穏やかに声を出しながら(そうそうだとか、いい子だとかあるでしょ)導くようにするとノリノリ~

毎回ごほうびの子は、毎回ごほうびをもらえないと『ええっ、なんだか違うのかなぁ』というような表情があったりします。(毎回の子はひとつできてごほうびという形が習慣化しすぎていて人の指示なしでは動けなくなったり、ごほうびが出ないと不安になるのか?自信を持って応えられないような…たとえ間違っても自信がある間違い方、自信を持っての修正が可能のような気がしますよ)

毎回のごほうびから少しずつだけど、確実に減らしていくように計画していきますよ。

成功の回数が上がってきたら、毎回のごほうびより、ランダムに与える方が効率が上がるそうですよ。

あとは、ボーナスポイントを忘れずにかな~。

10_large でね、カイくんはとても真面目な子のような。

笑いをとるという道化モンではなくて、真面目に仕事をこなしたいというタイプでしょうかね?(でもね、その真面目さに(´,_ゝ`)プッってなりますけど)

の点き方も早い!

飼い主さんをカバーできる子のような。

つまりね、飼い主さんが少し間違いを起こしても予測可能な範囲なら自分で修正しちゃうようなところがあるような。

14_large さあ、ぼくに命令したまえ。

君の望みを叶えて進ぜよう。

12_large こんなことお茶の子サイサイ~(いやだぁ死語ですね~

1taskと1taskの間を(この場合、ハードル跳ぶ、リングに入ってスワル)食べ物なしでガンバル!

ガンバルのは人の方ですよ。

もう出来上がっているtaskをこなすたびに食べ物ではなくて、次のtaskもこなしたらごほうび。

犬の方が『いやだぁ~、いまよこせ、それよこせ、やれ出せ』と、目で訴えても、ここは人のこらえどころですからね~。

あげられなくてかわいそう~、食べ物やらないとやらないのでは?だからやろうかな~ではなくて、できることであったら、少し待ってみて犬が自発的に取り組むのを待つか、視線やハンドサインでヒントを与えて見てみくださいね。

16_large 人のとの暮らしの中ででいろいろと人と犬との間に不適切なことが起こるかもしれませんが、、そういう子は一生涯食べ物による脱感作や拮抗条件付けなどが必要になるかも知れません。

taskのような犬との共同作業的なコミュニケーションツールは、良い意味での食べ物の使い方や、与えないで人が好ましいと思う行動に集中させることができるようになるのではと思います。

飼い主さんが気がつかないうちに集中力がついてきているんですよ。

6_large_2 空ちゃんのアップのチャレンジ。

前脚、すこ~し、かすかに上がってきてますね。

歩みが遅くても、空ちゃん進化中。

空ちゃんだって、連続でできることがたくさん増えてきたと思うのですが。

いかがですか?そら母さん。お気づきかな?

8_large 一見無意味なことを教えているんじゃない、人との暮らしの何に役立つの?という見方は隅において、純粋に『人といっしょに何かすることはもしかしたらじゃない』と、犬たちが思ってくれるようになると最高ですよね。

アスパちゃんのスタンドアップ。

初めはぐらつきますが、そこはすこぉ~し手を添えてあげると、自分でバランスをとれるようになっていきます。リードの扱い、引っ張り上げてないでしょう。

犬の動きに合わせて補助します。

7_large 脚の力が強い子はなかなか難しんですが、自分でバランス~、上手ですね。

2_large こちらはルナちゃん。

ルナちゃん、バランスとるのうまいね~。

ほとんど補助なしでアップしてくれました。

3_large_3 ほぼ完璧に出来上がってきました。

こんなこと何になるかって?

まぁ、ルナちゃんはかわいい系だから、これをしなくてもかわいいと言ってくださる人は多いでしょうが、もし、これが強面系のワンコなら、どうかしら?

なんだか微笑ましいでしょう?

えっ。人のエゴだって…そうかぁ、そうとる人はいるよね。

でもね、今年はルナちゃんチームと出会えて実りある日々が多かった。

それはね、やはりね、人は犬に何かを伝えたいと思っているんだなと、ルナちゃんチームを観ていて思ったから。

犬たちの言葉を知るのは、とても大切だけど、犬たちにも人の想いってものをわかってほしいですよね。

そのきっかけが何であれ、今年はルナちゃんチームから多くのことを学ばせていただきました。

自分で忘れかけてたこともあって、再びその引き出しを開けることも多々ありました。

それは、ルナちゃんチームのおかげです。

心から出会えたことに感謝しています。

ありがとうございました。

どうぞ、事故や怪我や病気などに遭いませんように新年をお迎えくださいね。

2010年11月13日 (土)

いんてるいんさいど!Core2Duoなわんこたち。

56621786_org アスパちゃんの快進撃が止まらない~ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー

まぁこの小さな体のどこに?脳みそに?taskを理解する力がInside

56621792_org アスパはぁ~3回やったら覚えるの!できるの!Core2なの!

お見それしやした、ごめんなすって。

56621820_org 何かを脳みそに入れるスイッチが入ると、アスパちゃん、犬が変わります。次から次へと吸収しようとするアスパちゃん。水を得た魚のようなアスパちゃんです。

ええ~っと、taskも食べ物のごほうびがつきものですが、最終的にはひつとのお仕事への報酬となります。

ひとつのtaskの完成が見え始めたら次のtaskの準備をします。最初のtaskが淀みなく流れ完結したら、そこでは報酬を与えないようにしていきますよ。みなさん。

56621823_org ルナもパイロンを回って戻るというtaskは完成してますから、パイロンをもう一つ足してみました。

今まではひとつのパイロンを回れば、ごほうび。

だけど、これからは二つを連続して回って戻る、と、いうtaskになります。ルナは当然のように今までひとつでごほうびを期待してましたが、もうひとつ回らないとごほうびはありません。…更に集中してルナママさんの指示を聞き分けないとならなくなりました。

56621826_org ああ、これってひとつ増えたのね~。

二つ回ってができてから、左とか右とか、一番とか二番目とか、言葉をつけてみてください。一つ目でごほうびを期待してルナの動きが止まってもそこでのごほうびはルナママさんがぐっとこらえてくださいね。

集中力アップね。

56621955_org_2 ジェイドも都度都度のごほうびの卒業中。

ストライキを起こすそうですがそれでもごほうびが出ないとなると、taskをやりだすそうです。食べ物は犬にものを教えるためには抜群のアイテムですが、ごほうびをもらう手段としてtaskをこなすということにならないように気をつけないとなりません。

56621960_org 人の指示を聞き分ける集中力と指示を完成させるという義務感を教えていきます。また、ごほうびにたどり着くまでにはヒントは与えても答えは探させるということをさせていくと、人が答えを教えるよりは集中力がつくのかなと感じています。

56621968_org 空は、今日は調子悪し…だったね~。

でも最後の方でしてきて苦手だったリングに入るもできるように。

少しずつそら母さんの指示を遂行しようとする気持ちの変化があるようですね~。

いやー成長してますね、空ぽン。

56621833_org で、この日は見学者とそのワンコたち。

あげなくていいところでごほうびの出しすぎが気になりましたけど、なるべく指示語を使わずベルを叩くというtaskにチャレンジ中のカイくん。

最初はさわるだけでごほうび。充分さわれるようになったらごほうびはなしにします。犬は当然今までのことを繰りかえしますが、でも、出てこない。

このtaskの答えはベルを鳴らす。

ごほうびが出ないからやらない…で、犬がたどり着く偶然を待つ。なんでなんでなんで??

56621830_org

ちきしょー、こうか、どうだ、これでも?

そのうちにベルを鳴らすことができて、ごほうび。

この偶然の行動が答えだと気づく時間はそうはかからないんですよ~

よくできましたね、カイくん

56621931_org こちらも見学者さんとそのワンコのあずきちゃん。

短時間で自主的に跳んでくれました。あずきちゃん、ハードルがいたく気に入ったみたいでママさんの指示なしでもひとりハードルを楽しむまでに

56621839_org 最初はバーなしでこの間を歩く。十分できるようになったらごほうびは抜いてバーを足します。人は犬が答え(この場合はバーを跳ぶ)を見つけるまで少し待ちます。そのうち…跳ぶんですね自分から。

カイくんは人の視線を読みとって指示されたリングに入るというtaskもできるようになってましたね~

56621920_org ホップの指示で得意げにピヨぉ~~~ん。

充分に高さのある跳躍。

次回は、バー3本でもへいきね、あずきちゃん。

56621766_org この日は久しぶりにワンダー王子も参加です。

王子、とても喜んでました。

そして、きれいなお写真、アスパママさんいつもありがとうございます。

王子の写真は「愛しのワンダーランド」で、使わせていただきますですm(_ _)m。

2010年10月29日 (金)

再開してます。

54513969_org_3 長い夏休みというか、ルナ組とのtask再開が先週ありました。

どの子も元気、それぞれの母も元気そうでしたし、そこかしこに犬と共に暮らすという自信が見え隠れしていて、久しぶりの再会でもみなさん和やかでしたね~。

えっと、みなさんのようすから、これからの課題をちょっと考えてみました。

それは、犬に失敗をさせまいとして、人の方が焦るような気がしました。

もちろん、成功に(正解または人の求める行動)近づけさせるためには、人が与えるヒントは必要ですが、犬に考えさせることはそのまま犬に集中力を養ってあげることができるんですよ。

速く答えをーーーと、焦ると、答えがもう少しで…アアアンっ、どうして?そこ肝心なのに焦るな人間ですからね~、みなさん。

54513991_org で、こちらはジェイドさん。

火曜日のグループにも参加していて、へちまこなどが教えることなんてないのですが参加してくださっています。

ありがとうございますm(_ _)m。

何かひとつでもジェイドとジェイド母のためになるものをお持ち帰りできていればいいのですが…

54513679_org ジェイドは母の指示を聞き取る精度が上達してきていますね~

鋭い表情をするジェイドですが、リデルよりは懐が広いですよ。

54514064_org 早くごほうびをあげたいという人的な気持ちはわかりますが、たとえば、犬が諦めてしまった場合…イラついてきてしまった場合、犬と人の気持ちは?

54513889_org アスパちゃん。なんだかチャンづけしないと、天罰が下りそうかもっ

環境への順応が高いかな?今では、堂々とtaskやダンスのトリックを披露してくれるようになりました。その自信が全体に表れているようですね~

54514497_org イケナイ、イケナイ話がずれました。

ごほうびをもらえずに『残念、悔しい』と、思うのは犬ですよね。人の方はあげれなくて『残念。かわいそう~食べさせてあげたい』と、思ってしまってませんか?

このあげれなくてかわいそうだから、失敗させたくないのは人?

犬の訓練本には、犬に失敗させるな、良い形で最後は終わらせるように(ほめて終わりにしないと犬が良い印象を持たないかららしいです)と書いてあったりしますが、そのためには、何度も何度もできるまでその指示を与えることになります(へちまこは強制訓練も経験してますからここんとこはよくわかってますよ)そう、できるまで…。

でもtaskの場合は、できないなら、犬が諦めてしまったら休憩を与えてからでいいから、再チャレンジを繰り返してみてくださいね。

犬たちが休憩している間に人は犬たちを導くヒントを考えておきます。そして、そのヒントをどこで使うか、どこまで提示するか、すべてを教えてしまうと犬は人からの答えばかりを待つようになってしまいますから、そこんところは気をつけてくださいね。

やらない諦めた…犬の自発的思考ですよね。でも、お目当てのごほうびもありません。

54514142_org 諦めたようでも、犬って、考えていて、次にチャレンジさせたときにその答えに近づいているかもしれませんよ。

犬だって、ものの見方を少し変えてみる…ってことできるんだなって、へちまこはtaskをリデルとしていて思うことしばしばですから。

その変化に気付けるとtaskの醍醐味がもっともっとわかってもらえるかもしれないので、へちまこ、そこんところがんばってみます

(  ̄^ ̄)ゞ

ちょっと、Break、犬語の関係。

54513836_org ルナちゃんのめっぱいのリデルを迎える笑顔ですね。

すこぉ~~し、しっぽに緊張が見られますが、脚にも口にも力は入ってませんね。とても自信があるようです。(、この自信は“自分はあんたより強い”ではなくて、このシグナらならリデルという相手なら大丈夫という自信ですよ)

リデルの方はどうでしょうか?うしろ姿だからぁ~わかんないっではなくてね、耳をよく見て。ルナの方に向いてますね。耳は倒れていません。ルナは?後ろに引き気味がわかりますか?耳を引く方が相手の実力を認めていることになるようですよ。54513736_org_2 接近して、リデルも耳を倒してますね。

ルナもリデルを認め、リデルもルナを認めています。

すべてこの世はこともなし…。

こういう犬語の交換は一瞬で終わってしまうことが多いけど、犬たちってわずかな時間で実に多くの言葉を話していると思いませんか~o(*^▽^*)o

空のAway

「54514836_org.gif」をダウンロード

条件が悪い中、空はそら母さんの指示の聞き取りができるようになりましたね。

空の視線がそら母さんから外れるところはどこかしらね。そこのポイントをつかんだら、チュチュでもいいし、“そうそう”でもいいから自分のほうに注意をひきつけてみて、それからスワレを入れる場合は、スワレができたら早く数を数えないでくださいね。数と数の間に一呼吸おいて、そら母さんがせっかちになりませんように。

足の長さがすてきな。ルナママさんとウィーブの上手なルナ

「54514803_org.gif」をダウンロード

リデルの新しいtask、リングを入れる。

「54514762_org.gif」をダウンロード

来年ように精度をあげていきますよ。

では、また次回に楽しみましょう。

ああああ、忘れてました。アスパさんに一言。

アスパさん、いつもいつもきれいな写真ありがとうございます。

かたじけないです。

2010年7月13日 (火)

暑かったけど、着々とね。

42492604_org だって、いつも、つぎはおてぢゃないの

スワレの次はおて、じゃないの、それでごほうびでしょ と、ちょっと不思議そうな空ですね。

へちまこも犬の要求はよく聞いてあげる方だと自負してます。cueなしですわって見上げてくれたら、ごほうびもけっこうあります。

ワンダー王子とアリスはいるだけでかわいい、何をしていてもカワイイてなことで、ダンナくんの前で小首を傾げただけで、おいしいものをもらえます。

ワンワンなんて吠えられても「ハイハイハイ~どうぞ~~」で、あげてしまいます。

ひどい時は、無意識に手がビスケの缶にのびて、ごほうび…アンタ、操られてますけど と、指摘すると「いいんだよ、おれはわかってやってんだから」 と 一言。

そうなんですよ。わかっていて犬の要求を聞いているのか、無意識になっちゃって犬に操られてるのか…これがコントロールされてるかどうかだと思ってますよ。

42492612_org

パターン化も要注意ではと思ってます。

ああ、このサイン、オテじゃないのね。フセですかね?

そうそう、フセね。

指示される順番がいつも同じだと、犬によっては高速で指示をこなそうとして、余計に焦る子もいるように感じます(これ、うちのワンダーね)

早く早く(´Д`;≡;´Д`)アワアワ

42492632_org て、犬にせかされて早く上げたいから、ついつい…となると、そこが無意識じゃないかと、へちまこ思っとります。

しつけにおいてはパターン化されたものは大切ですが、taskは犬に少し考えていただきたいので、空にも“いつもこれでもらえた”から、人の指示をよく聞かないダメなんだなと学習してほしいと思ってます。

だから、今日はフセから、今日は左からとパターンを変えることでマンネリ化を防いで、犬に“良く聞く”“良く見る”ことを教えてほしいかな~と、期待してます。

マテはばっちりですが、解除は必ず犬を動かしてくださいね。

マテと解除のcueはセットですからね~~\(^o^)/

42492532_org ルナ、よく見るようになりましたね。

大きな声よりも小さな声でのコマンドのほうが、犬はよく聞きます。聞き取ろうとします。また、視線誘導も大切です。犬にアイコンタクトを教えようとしなくても、犬自ら、人の視線を求めてもらわないとね。

“こうかな~”と、指示を確かめるルナですね。

42492539_org オーバーアクションでない指示で、“リングに入ってスワル”ができてきたルナ。ルナママさんもほめるタイミングが良くなってきました。

ルナもわかりやすそうでしたね~

42492583_org taskが犬と人の実生活に何の意味があるの?なんていう方もいますが、それはその方が考えることだと思いますね。このリングに入ってスワルも、考えようによっちゃ、指示した場所でスワレができるということにつながると思いますけど。

“どうどう~♪わたしってやればできる子YO” と、満面な笑みのルナですね。

42492563_org

成長著しいアスパちやん。

お家に帰っても、以前よりママやパパに注目する(犬側から)回数がぐんと増えたとのご報告をいただいてへちまこもうれしく思いました。

全体的な身体の感じも当初より自信がついてきたみたいですね

アスパパパもアスパちゃんがお家で楽しそうに課題をこなすのを見て、目を細めて喜んでいらっしゃるそうです。

42492573_org あたちはね いろんなこと できるように なったのよそのうち きかいがあれば おみせしてもいいかも~NE

と、言ってるかどうかはわかりませんがアスパちゃんのいい笑顔です。(アスパちゃんだけチャンづけなのは、なんだかチャンをつけたくなるんですね~)

アスパちゃんの一歩は小さいんですが、でもね、ちりも積もれば山となるという実例を何度も見てきていますから、アスパちゃんのできることも積もっていくと思います。

バックで歩くは、下がることが分かってきているみたいなので、一度サインを出したらアスパちゃんが下がるかどうかを見てみてください。すぐバックはしないかもしれませんが一呼吸おいて、下がらないようでしたらハンドサインを足してみてください。

手の位置に気をつけるのは、おわかりでしたね~。

42492637_org ジェイドもバックに挑戦。身体が斜めになってしまう場合は、写真のようにパイロンを使う、お家であれば廊下の壁を使うといいですよ。

42492654_org 犬にこうだよ~~っと、言葉で教えることは不可能。

人じゃないので、身体にさわって教えてもそれは犬が自分でできたことにはつながらないので、犬に修正させる環境は人が考えてあげるようにします。

極力、犬の身体には触れない、人の手で形を教えないようにしていきます。

42492657_org まっすぐに下がりだしましたね。

え~~っと、最初のころ一歩一歩のついて歩くを教えたと思うんですが、それを応用といいかもしれません。

ジェイドがついている側の脚だけを下げる、残りの脚を下げた脚にそろえるというやり方です。

下げた脚(画像の場合は左ですね)がジェイドの斜めになりやすい下半身の調整になるかなと思いますよ。この場合、トリーツを持つ手は犬に近い方の手に持ってくださいね。じゃないと身体が下がりませんから。

42492710_org_2                             

ルナがむやみにルナママさんから離れなくなってきましたね。

ほんの少し前まで、『わたし、ちょっと行ってくるわ』と、スタコラ勝手に行ってたのが昨日のようなのに…。

暑かったけど、みなさんの着々ぶり、すばらしかったですよ~。

アイスコーヒーフロートもおいしかったですねヽ(´▽`)/また、みなさんといただきましょう

もっと早くアップして、みなさんのホームワークに役立ててもらおうと、いつもガンバるんですが(´;ω;`)ウウ・・・

やっとアップでm(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン。

それからスパママさんっ!毎度ながら写真、m(_ _)mです。

2010年6月28日 (月)

みんなにハナマル。

41565275_org 犬のしつけの定番。スワレ。空はこれはキチンとできてます。満点です。何かをほしい時、どうしてほしい時にもスワレをしてくれますが…さて、どうなんでしょう?これにコントロールされている人はかなり多いのでは?

自発的にスワレばおいしいものがもらえるのが当たり前になってるような。と、いうことは、あなたがコントロールされているかも。

41565222_org 空の眼は「ほら、すわったわよ。はやくちょうだいっ」なんですね。人をコントロールしているかな~。

だからあえて無視か違う行動を犬に起こさせてみることをお勧めします。

また、完璧にできているように見えても、飼い主が違う体勢になるとできないのなら、それはスワレができているとはいえないんですよ。

同じスワレでも人が寝転んで「スワレ」、うつぶせで「スワレ」、顔を見せずに「スワレ」…こうしたテストを繰り返してみて、飼い主がどんな体勢であってもでスワレという指示を聞き取っているかが重要。

そして、空にはスワレばトリーツがもらえるという構図を崩していってほしいと思っています。

41565231_org_2  なぜなら、空はどこで母をコントロールできるか、自分の望む行動を人にとらせるかを考えているような。賢いんですねその賢さをこちらでコントロールしてみましょう。

今後は、勝手にやったこと(cueなしで)に関しては、軽くほめる程度にして、人からのcueがあってそれにあった行動ができた場合のみほめてみてください(ごほうびつき)

そのcueの意味や行動が理解できてない場合のみ、母が望む行動に誘導は可ですよ。

空には、もう少し人の指示に従うことは大切なこと、この人の指示には例外はないんだということを教えてほしいかな。

でないと、いつまでたっても母の持つやさしさだけをコントロールされてしまいますよ~

41565202_org アスパの目指すものは、ドッグダンスなんですが、ドッグダンスの大切なの要素として人と対面した時には身体をまっすぐにする、すぐにスワラない、人のcueなしで勝手に動かないということがあります。

アスパもスワレは自発的にすわってくれる良い子なんですが(よくしつけられた社会性のある子なんですよ~)ドッグダンスは究極のオビトレともいわれてるように、人の指示を聞き間違いなく遂行しなくてはならないし、人もそれを教えていかなくてはなりません。

上の画像は、バックであるくアスパ。動画でないので本当かどうかはわからんわっと、思う方もいるでしょうけど、左後脚、右前脚引いていますね。下がりはじめています。

41565191_org 上の画像でもそうなんですが、アスパは新しいことにチャレンジする時には、ほぼ鼻の頭を舐める確率大です考えることに心地よいストレスを感じているかしら。または、落ちつけアタチ…。

『ううう~む、なになに これで いいのかしら?』

小さな脳みそをフル稼働ですね~。で、アスパのすごいところは2~3回繰りかえした行動は、できるようになっているということです

学習スピードが速い

41565209_org_2 アスパは最初のころ、体が対面時(ハンドラーと)左に傾く癖がありましたが、ハンドラーの前足を傾く側に伸ばしてあげて、導いてあげるとまっすぐに身体を持ってくるようになりました。

トリックの習得に夢中で、リデルが側に来ても怯えなくなってきてくれました。

バックはアスパにとって、なトリック。初めは、一歩でも下がったら(半歩でも)ほめ言葉(そうそうとかね)と、トリーツをあげてください。5~6回繰り返してみてスムーズに下がるようでしたら、2歩、3歩と伸ばしていきます。下がっている間はそれでいいんだという、言葉をかけてあげてくださいね。

41565247_org ジェイドは一番の年長さんで(この中では)リデルと同じ犬舎です。ジェイドは、リデルと同じような感じがあって、人に出されたコマンドには確実に従おうとします。

リデルもああ見えても、実は人の指示に従いミッションをこなすことに対しては、間違いなく遂行しようとしますが、何しろ散見の犬ですからAWAYの指示で動き出し別の気になるものが目に入ると、ミッション、忘れちゃいます~~ジェイドにはそれがないっすばらし~もしかして、年の功なのかな?

41565258_org パイロンがひとつ増えて、一番パイロン、二番パイロンと回ってくるというtaskにチャレンジ中ですね。

これも確実に人の指示の聞き取りと、ハンドサイン…いずれこれはなくしていきます。

人にとったらなんて簡単な作業なのですが、犬たちは大まじめ。

41565265_org ジェイドは、お散歩コースのラゾーナに置いてある規制用のパイロンや工事現場のパイロンを見つけると自発的にAWAYをするそうです( ´艸`)プププかわいいですね~。

人もそうですが、何もない毎日を送ると退屈でストレスになりますが、心地よいノルマ(お仕事やら趣味、お稽古ごとなど)を自分に課することで退屈なストレスを発散するそうです。

それを考えると、犬たちもお散歩ばかり、同じ日常ばかりよりは少しこれをしなければという、心地よいストレスは必要かもしれませんね。

41565345_org

ルナの人との共同作業は楽しいという“やる気スイッチ”は、調子よくオンに入りやすくなりました。人に何かを教えられてその課題に挑戦して、合っていたらごほうび。

リングの中央に入ってスワルというtask。ただ、誘導ばかりを使っていると犬が考えず、受動的になってしまうこともあるので、完成系はぼんやりしている方がいいかもしれません。

『えっ、リングに入ってると思うんですけど?ちがうの…』ルナママには誘導をしないように手を身体の前で組んでもらってます。

41565333_org 『こうかな~』、ルナ舌なめずりしてますね。

軽いストレスを感じていますね。でも、このタスクがいやでということではなくて、脳みそが解決しようと頑張ってる感じです。

人も考えてるときに舌なめずりする人ってかなりいるそうですよ

41565357_org_2 『できた~~(0゜・∀・)ワクワクテカテカ 』

ママの「良くできました」に誇らしげなルナ。

ルナママさんもすぐに答えを出さずに、犬に考えさせて人が待つということができるようになりました。すぐに言葉に出さないほうがルナは自分で考えるかも。

41565372_org 『AAAAA~考えて疲れたわYO~~』

犬はストレスを感じてもあくびをしますが、新しいことにチャレンジする時にもあくびをするそうです。それは脳に新しい空気を送って、脳を活性化させるためだそうです。

ルナは人が答えを知ってるのをよくわかっている子です。でも、人が指示してやらせてばかりですと、指示待ち犬になり個性的な答えは望めなくなります。リングの中央に入ることも一周回ってから、お尻から、必ず右からと個性豊かなその子なりの答えを期待したいですね~~。

41565142_org ルナペアを見始めてから3ヶ月…。驚くほどの落ち着きを見せ始めたルナペアです。

ヒールで歩くことも右左でできるようにします。山登りが好きなルナ家。山道でのすれ違いの時にどちらでもついて歩けるようにすると、登山マナーのよい飼い主さんの見本になりますよ。

空は、見学してますね犬は模倣しますから空もできるようになるかも。

41565152_org うつむき加減だったルナママさんの体勢も背筋がピンとしてきましたね~。

ルナの集中力が途切れそうになると、それを修正させる対応も早くなりだしました。

この八の時パイロン。犬が外側内側に入れ替わるのでヒールウォークのトレーニングに最適ですよ。

41565290_org これは難度です。この小さいリングに収まるには?リングに入るということはわかってきてますから、あとは犬に考えさせます。偶然に犬が収まるのを待って、それを強化して行く場合と、大きなリングでも中央にスワル、リングのふちに脚をかけない、体が触れないければごほうび、というトレーニングを繰り返して行うのもいい考えです。

41565323_org この日も暑かったですが(当たり前だよね~夏だし梅雨だし~)それぞれのtaskに取り組むみなさんと、楽しくて有意義な時間を共有させていただいてありがとうございます。

みんなに花丸たくさんです

アドバイスの部分では拙い部分もアリアリですが、どうぞ、お許しくださいね~。

で、アスパママさん。いつもいつも、とても映りの良い写真さんくす♪(o ̄∇ ̄)/です。

でも、まだ続きがあります。今日はこれまで。

2010年6月 5日 (土)

わかりやすくしてよ。

39284886_orgわたち、アスパシアよ。ごぞんちな人てをあげてって、無理よね。わたちは女神なのよ。おわかりかしらそこんところ。

今日はね、人間さんがね わたしたち犬族にどうしてほしいかを伝えるのにはどうするといいか、教えちゃうわよん

39284904_org おたがいネ、切磋琢磨しないとね。これはへちまこね。あと山犬さん。アスパにはどうも山犬としか見えないもん。えっアスパ?アスパはれっきとしたペットちゃんですからね、そこんところよろしくね。

山犬さんもこういうときにはできてるからぁ、ふ・し・ぎ

39284911_org ほら、また空ぽン。見に来てる。山犬さんがちゃんとできてるか監視してるのかしら。空ぽンは、こうして山犬さんをお手本にしてるのよ。

えっ、何を教えるかって?

きれいにまっすぐ歩くこと~~だって、わたしは女神なのよんわたしとママはとても上手にこれをマスターできたのよ。ママがアスパとしたいことの基礎になるの。完成系はまだ、ヒ・ミ・ツ

39284937_org ルナちゃんもやってみた。向こうは空ぽン。空母さんのほうがわたしたちにわかりやすいのね。

おわかりかしら、このちがい。

39284945_org 何かクールじゃないでしょ。

39284968_org 空ぽン、空母さん、クールだわぁ。

あと、体のうえはんぶんが(上体ね)まっすぐになると、もっとだと、アスパ思ったわ。

空ぽンは、止まったらオスワリが上手にできてるから、今度はいっしょに歩いてほしいなら歩いているときに声かけしてみるといいかも(そおぉね~~いいこね~~そうだよぉ~といいなが歩きながらごほうびね)ちゃんと空母さんの声が届けば、空ぽンはいっしょに歩いてくれるみたいよん。

これができるようになるとね、狭いところでのすれ違いや人ごみでの歩行が上手にできるようになるの。

ああ、でもね いつもきっちりくっついて歩く必要はないんですよ~。そこんところおわかりかしらん適宜ね。

39284947_org ほら、ルナちやん、ごほうび食べにくそうでしょう。それにね、このままだとコーナーを回りきれなくなるの。最悪はわたしたちをふんずけることになるの

歩く速度を人間さんに合わせてあげるんだけど、向こう側の手でごほうびだとルナちゃんの頭が出ちゃってルナママさんの動きが止まってしまうじゃない?

39284954_org これはね、アドバイス後ネ。カッコよくなってきたわね~。

そうなのね。ごほうびは、わたしたちがいる側の手であげるといいのね。

39284888_org ジェイドちゃんも山犬系なの。でも“リ”のつく山犬さん比べると とぉおおおおお~~~っても おねえさん

39284890_org awayでパイロンの後ろを回ってもどってくるという遠隔よん。ジェイドお姉さんはすぐにマスターできてたワン

39284896_org うううう~~ なんて、ワイルドなのほれるわぁ~~~

アスパのママはね、客観的つーのかしら。いろんなことによく気がついてくれて、みんなの動きを観ていてくれているの。

でね、ここはこうした方がわかりやすくなるとか見ていてくれるので、とってもありがたいってへちまこさんも言ってたワン。

アスパも助かるわ~~。

では また みんなと楽しみましょうネ

追記で~~す。

そら母さんからアスパ王女の写真が届いていたんですがなかなか時間がなくて。やっととこさですぅ~~お待たせしましたぁ。

39331043_org アスパママの上体が前かがみになるとね、アスパはぁ~~ 前に行けないのね

39344484_org これはへちまこ。アスパの上に覆いかぶさらないで、アスパが下を向こうとしたらすぐに声をかけて、それに反応したらフィードバックをすぐに返していくと、犬たちは人の動きに集中しますよ。

39344498_org ほらねっ自分で上向いたでしょアスパは人と何かするってことにとても前向きな子なんですね。ただ小さいので怖がらせないように大きな声より穏やかでごく普通な声でのテンションをとることをお勧めしま~す

39344513_org アスパちゃんもプライドの高い子なのよね。お姫さまというよりも女王さまかな?そのプライドを大切にしてあげたいですね。人だけじゃないんですよ。プライドって。犬たちにもあるんですね。

へちまこんちの一番プライドにこだわるやつは、ワンダーですね。頭ごなしに叱るとプィッとどこかに行ってしまいます。で、彼のプライドを傷つけたことに反省します(*_ _)人ゴメンナサイ 王子。

39344612_org_2 ( ^ω^)おっおっおっ とんでるアスパですね。この場にも少しずつ慣れてきて、真剣にtaskに取り組む姿は小型犬でもできるっていう、自信を観ているみたいでうれしいです。アスパママさんも笑顔を絶やさないでアスパとの時間を楽しんでいただけるので、へちまこもヽ(´▽`)/ですよ。

では。

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